mekuriya

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  • 以下への返信: 振り飛車について #7098

    mekuriya
    参加者

    >相居飛車と相振り飛車は

    飛車角と玉の位置関係が違います。相居飛車ですと、玉を左に囲えば角と近くなるし、右に囲えば飛車に近くなります。中住まいはちょっと例外だけど。
    ところが相振り飛車は、玉を右に囲うので角とも飛車とも遠くなります。
    何気ない違いのようで、この違いが戦い方の違いになります。


    mekuriya
    参加者

    気にしないことです。おそらく、挑戦を受けたことか中断したことが、どちらかあるいは両方とも操作ミスだったのでしょう。パソコンの操作ですから、どうしてもそういうことはあります。
    なお、0手または1手しか進まなかった中段局は、未成立扱いとみなされて、保存されませんし、当然判定もなし、勝敗もなしです。残念ですが、その相手とは縁が無かったと諦めて、気を取り直してください。
    そういうことってネットでもリアルでも、ままあることなので仕方ないです。

    以下への返信: ペンギンの答えがありそうで見つからず #5967

    mekuriya
    参加者

    私の第一感の読み筋は、▲5六歩△同歩▲6二銀成△同玉▲7三桂成△5三玉▲5四角△同玉▲5六飛△5五歩▲同飛△同玉▲6五金△4六玉▲5七金まで詰みというものですが、さすがにこれは話が旨すぎる。
    2手目の△5六同歩では△4二桂か△6四桂と変化されるでしょう。銀を取られたら飛車にも当たるし、角を取られたら王手になるのでどちらも嫌味。
    でも△4二桂は、▲5五歩△3四桂▲5四歩△2六桂▲5三歩成が詰めろなので、先手いけるかな。
    となると△6四桂が本線で、これが変化膨大で読みきれない。
    ▲5六歩△6四桂▲5五歩△7六桂▲6九玉△5五金▲5三歩△6一銀▲2二歩成△同歩▲3三銀成△同金▲2二飛成が詰めろなので、こうなれば先手いけてると思う。でも、どれも必然手でもないので、こうなるかどうかは分からない。
    ペンギンさんの出題はいつも難解なので困ります(笑)。


    mekuriya
    参加者

    棋譜番号10428776ですね。
    作戦負けの原因は、△9四歩(24)△5四歩(26)△1四歩(28)△5三金(30)△6二飛(32)△4二角(34)のあたり。これ全部無駄手。
    相振り飛車は縦の将棋で、攻め合いの将棋ですから、相手が攻めてくれるのを待っていても意味が無いのです。相振り飛車は、居飛車vs振り飛車の対抗形と全く違う将棋で、どちらが先に攻めるか、どちらが先に主導権を握るかで形勢が大きく変わってきます。
    6手もあれば、△2四歩△2五歩△2二飛△2六歩△2七歩成△2八歩のように攻めを考えなければならない。もちろん相手はそんな順を許してはくれないでしょうけど、相振り飛車は対抗形と違う将棋なのだと強調したまでです。本局は、▲4六歩と突いてくれているので、△3五歩△3四銀△4五歩と4筋を狙うのも有力でしょう。
    なんにせよ相振り飛車は攻めの構想を組み立てなければならない将棋です。

    以下への返信: ペンギンの答えがありそうで見つからず #5855

    mekuriya
    参加者

    柿木将棋盤 32327 堀口弘治 vs 佐藤大五郎 1994-01-11 順位戦
    http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=display&kid=32327

    こういう棋譜もあります。

    以下への返信: 道場に入れないのです。 #5821

    mekuriya
    参加者

    -brog-さん、とりあえずjavaのセキュリティ設定の問題ではないようです。

    となると可能性として考えられるのは、以下ぐらいかな。トラブル対応は、あらゆる可能性を考えて、仮説を立て、できるだけのことをして仮説を潰していくしかありません。その根気があるかどうか。

    1.システムが増設メモリを認識していない。
    2.セキュリティ・ソフトがjavaを妨害している。
    3.ネットワーク環境に残っているキャッシュが悪さをしている。
    4.将棋倶楽部24の道場の立ち上げ方が間違っていて、24ホストとクライアントのバージョンが合っていない。
    5.常駐ソフトがメモリを使いすぎていてjavaの使う分が残っていない。
    6.道場が立ち上がろうとしているのに、待ちきれずに立ち上がらないと思い込んでいる。

    以下への返信: 道場に入れないのです。 #5818

    mekuriya
    参加者

    brog-さん、私はブラウザの設定の話はしていません。javaの設定の話をしたのです。

    以下への返信: 道場に入れないのです。 #5811

    mekuriya
    参加者

    -brog-さん、javaのセキュリティ設定はどうなっていますか?

    java~Configure Java~セキュリティ


    mekuriya
    参加者

    >▲5六飛△3七歩成▲同銀で後手ボロ負けペースですというところは、先手の駒だけが中央に向いて良く働いているということでしょうか?

    そうです。その局面は後手は6手しか指していません。ところが先手は11手も指しています。お互い一手づつ指していた筈がいつの間にか、5手も差がついています。一見奇妙で摩訶不思議な話ですが、数えてみれば、それが事実であることが分かる筈。さらに先手には▲2六飛の狙いが生じています。▲2六飛△3三飛▲3四歩となったら投了でしょう。しかし局面は後手番です。先受けを考えてみましょう。△3三銀▲2六飛△3四銀でどうか。残念!▲3五歩で痺れます。それじゃどうやって先受けしましょうか。▲3四歩も▲3五歩も後手が△3四歩・△3五歩・△3六歩・△3七歩成と4手もかけて一手も動かしていない▲3七歩を取ったから生じた手なんです。先手は▲3七同銀と歩を取り返しただけです。3筋でお互い歩を持ったが、後手からは何も手が無い。先手だけが一方的に得をしたのです。酷い話。

    >84手目からの詰みが見えません
    △6九竜▲同玉△4七馬▲5八金打△7八銀▲5九玉△5八成桂▲同金△6九金▲4九玉△3八歩成まで11手詰めです。「見える」にこしたことは無いけど、「見えない」なら「見えない」で仕方がない。「見えない」なら「見えない」なりに最善手を見つける努力をすれば良いだけの話。それは将棋も人生も何でも同じです。本譜の△4七馬は「見えない」なりの最善手でしたよと指摘したのです。


    mekuriya
    参加者

    棋譜番号9993975ですね。
    苦戦に陥った原因は、△9四歩(8),△3六歩(18),△4二同角(28)です。
    △9四歩(8)は、この段階では一手の価値が無い。▲9六歩は▲9七角を作る意味があるけど、△9四歩にはそれに見合う意味がありません。無駄にお付き合いしてしまったがゆえに先手の急戦を誘発してしまった訳です。△9四歩よりは△6二玉か△3四歩の方がはるかに価値が高い手です。後手はただでさえ一手遅れていますから、不要不急の手を指すとあっという間に置いて行かれます。
    △3六歩(18)は、3手も掛けてわざわざ相手に歩を渡す手です。あり得ないお手伝い。△同歩と取ってくれたから助かったけど、▲5六飛△3七歩成▲同銀で後手ボロ負けペースです。こうなったら先手ばかりが一人で指している将棋と同じ。△3六歩では△8二玉か△3四飛とするぐらいです。△8二玉は△9四歩を活かす手。△3四飛は△3五歩を活かす手です。本譜の△3六歩は▲3八銀を活かす手です。
    △4二同角(28)は、△4二同金の一手です。それなら先手からさしたる手は有りませんでした。△4二同角は▲2二銀の隙を作って先手の攻めを助ける手です。香車を取られると▲3七香で飛車が死ぬから大ピンチ。
    しかし△3三桂(28)~△4五桂(30)が取られそうな桂を捌いて、殺されそうな飛車を助ける絶妙な手順で、形勢は難解。
    △4七馬(84)が勝着となった手。成桂取りを手抜きして迫る素晴らしい終盤感覚です。
    △3八歩成(88)も馬を逃げずに厳しく迫る好手。厳密に言えば、どちらも詰みがある局面で最善手じゃありませんが、終盤は「逃げずに迫る」感覚が重要です。
    △4九金(90)は敗着級の大悪手。△5七香以下の3手詰めでした。
    ▲6六同香(93)が敗着。▲5七玉なら先手玉は詰まず、勝負はどうなっていたか分からない。将棋は最後に悪手を指した方が負けます。

    以下への返信: 右玉好きの独り言 #5360

    mekuriya
    参加者

    これなら私でも一瞬で、いや二瞬ぐらいかも、詰ませられますよ。清野静男八段の詰将棋で鍛えましたから。koukouheiheiさんも詰将棋を取り組んだ方が良さそうだ。詰将棋は戦法の流行り廃りの影響が無いので、古本でも図書館でも何でも良いのです。江戸時代の古書だって良い。この程度の実戦詰将棋で感心しているようでは有段に定着するのは大変だよ。

    以下への返信: 居飛車党の疑問 #5327

    mekuriya
    参加者

    第1回 mekuriya流 筋違い角撃退講座 – 一年でR+200を目指す会 – Yahoo!ブログ
    http://blogs.yahoo.co.jp/saikyoshogi/31046842.html

    参考にされたい。


    mekuriya
    参加者

    棋譜番号9672060ですね。
    こんな風に居飛車に専守防衛でこられると四間飛車は攻めることができません。四間飛車はカウンター戦法だから、それはkm2001だって無理。無理なものはプロでも無理。
    だから▲6六歩(15)では四間飛車に拘らず▲7五歩△8四歩▲7八飛△8五歩▲7六飛の要領で石田流に組み替えるのが有力だったと思います。でも▲6六歩は悪手というわけでもなくてちょっとつまらなかったかなって感じ。
    ▲5六銀(25)は悪手。▲6五歩が邪魔で▲6五銀とはできない。4四の地点を二枚で守られているから▲4六歩~▲4五歩と攻めても手抜かれて何でもない。つまり▲5六銀はあてのない職場放棄みたいな手です。ここでも▲7五歩か▲5六歩が形。▲7五歩~▲7六銀となれば先手の飛車角の利きが通り、△7三桂または△7三銀とできないので、後手からの攻めはほとんどなくなる。▲5六歩は▲5五歩~▲5六銀の理想形を目指した手。▲5五歩の位を取れれば、後手の角は活用できなくなるので▲5六歩にも△5四歩の筈です。そこで▲6六銀が形。これはこれで好形です。
    で先手が銀冠に組み替えている間に専守防衛の後手陣も、引き角棒銀の攻撃形を作ってきた。
    で、▲6四歩(47)が敗着。代償の無い一歩損で将棋はここで終わりです。
    ▲6六角△7五歩▲7八飛で受かっていたのです。△7二飛と飛車が7筋で睨み合えば、先手からは▲7五歩とできず後手からも△7六歩とはできず、このまま睨み合う将棋になります。先に暴発した方が負ける。それが将棋です。

    以下への返信: 中飛車左穴熊について #5190

    mekuriya
    参加者

    これは▲5五歩(5)が敗着。ここは▲7六歩が先でなければならない。そうして▲2二角成△同銀(△同飛)▲6五角の筋を見せないと、後手のやりたい放題になってしまいます。△4四歩を突かせてから▲5五歩が正しい手順。△4四歩を突かせられるかどうかが、この戦法の成否を握る最重要ポイントといって過言ではないのです。どうしてか?本譜を並べてみればわかると思いますよ。でも、つい手拍子で▲5五歩突きたくなるところでもあるんですよね。それだけに、ここは次のテストに出しますから、しっかり理解しておいてくださいね。

    以下への返信: 中飛車左穴熊について #5185

    mekuriya
    参加者

    開始日時:2014/06/09 17:52:22
    棋戦:レーティング対局室(早指し2)
    先手:高段
    後手:高段

    ▲56歩 △34歩 ▲58飛 △32飛 ▲55歩 △62玉 ▲76歩 △35歩
    ▲77角 △36歩 ▲38銀 △42銀 ▲68玉 △72玉 ▲78玉 △82玉
    ▲88玉 △34飛 ▲98香 △37歩成▲同銀 △24飛 ▲26銀 △74飛
    ▲56飛 △54歩 ▲同歩 △77角成▲同桂 △45角 ▲59飛 △54飛
    ▲37銀 △59飛成▲同金右△39飛 ▲46銀 △67角成▲64歩 △59飛成
    まで40手で後手の勝ち

    以下への返信: 中飛車左穴熊について #5177

    mekuriya
    参加者

    といわれましてもねえ。評判の高い棋書が最近出版されているのに、私ごときがしゃしゃりでる必要はないでしょう。とりあえず2冊紹介させてもらいますが。

    対振り革命 中飛車左穴熊 (マイナビ将棋BOOKS) 単行本(ソフトカバー) – 2014/6/24
    杉本 昌隆 (著)
    最強アマ直伝! 勝てる将棋、勝てる戦法 (マイナビ将棋BOOKS) 単行本(ソフトカバー) – 2014/4/23
    今泉 健司 (著)

    以下への返信: 9級のどうでもいいつぶやき #5164

    mekuriya
    参加者

    ふうむ、もがいた挙句、△2四歩の自爆テロで一気に後手不利。ところが△7四香の対応を先手が間違えて逆転してしまった将棋。この棋譜を見た限りでは確かに「久保利明のさばきの極意」の痕跡を読み取るのは難しい。しかし実戦は生き物、将棋は所詮そんなものです。

    私は棋書を通算で200冊以上買ったけど、棋書の通りに進んで勝ったことなど一局もありません。24だけでも3,500局指していますがね。

    とはいえ、200冊の棋書が無駄だったとも思いません。うまく言えないけど、間接的にはmekuriya流の将棋を形成するうえで立派に役に立ったと考えている。棋書の意義は、棋書に書いてあることを読むことではなく、棋書に書いてないことを読むことだとも考えている。それは棋書に限ったことではなく、ありとあらゆる本に当てはまること。教科書や聖書にも当てはまる。私の言っていることがわかるかな。読書家mekuriyaの必殺奥義がわかるかな?

    以下への返信: 右玉好きの独り言 #5152

    mekuriya
    参加者

    >26歩、25歩、からの飛車浮きからの角の頭の歩を取る戦法

    それは「浮き浮き飛車戦法」または「浮き飛車目くらまし戦法」と呼ばれる有名な奇襲戦法です。パワーアップ戦法塾の1章 奇想天外おもしろ戦法に(6)浮き浮き飛車戦法と紹介されています。ちなみに右玉戦法は、3章 大まじめ本格戦法。アヒルは案外、棋書には取り上げられていないのかも。

    パワーアップ戦法塾 @将棋 棋書ミシュラン!
    http://snow.freespace.jp/rocky-and-hopper/Kisho-Michelin/14/4-14-016122-1.htm

    以下への返信: 右玉好きの独り言 #5136

    mekuriya
    参加者

    ありゃ13手で詰むのか!▲8二金△9三玉▲8三金△同玉▲8四銀上△9二玉▲9三歩以下17手詰めと読んでいて、「なんだよ、俗手ばっかの追い詰めじゃんか」と思ってました。この詰ませ方をしたのは私だけなの?いや、でも確かに詰んでるし。

    以下への返信: 右玉好きの独り言 #5095

    mekuriya
    参加者

    >mekuさんは右玉党なのですか?

    どちらかというと対抗形党です。相居飛車も相振り飛車も勝率が悪くて、相手が居飛車なら自分は振り飛車、相手が振り飛車なら自分は居飛車にします。だから相手次第で自分の指し方も変わるのです。右玉は飽くまでオプションの一つであって、相手の戦法によって右玉にする場合もあるといった感じ。どういう場合に右玉にするのかという問いには、企業秘密なので、ここでは答えられません。というのは冗談で、実は私もまだよく分からない。

    #5050 では、無理やりmekuriya流右玉と言い張りましたが、あの時は右四間飛車にしようとしたところ先回りされて▲5七銀型四間飛車にされたので、方針変更で右玉にしたのです。というのは▲5七銀型(または△5三銀型四間飛車)には右四間は通用しないというのが定説で、その場の思いつきで、右玉にしたのが真相なのです。私は中終盤が弱いので序盤で作戦負けにしてしまうと、逆転の可能性無く勝ち目が無いのです。といって序盤を研究しているって程でも無いので、どれほどupした棋譜が参考になるものなのかは分かりません。私は、こんな指し方を試みてますよと例示したまでと受け取っていただきたい。

    以下への返信: 居飛車党の疑問 #5088

    mekuriya
    参加者

    ▲9四歩?この形ではピンと来ない。▲2九飛△9八香成▲4八玉としないと、ここまで▲3七桂▲5八金と右玉含みに指し進めた意味が無いように思う。そうして▲4五桂を見せないと、反撃の味が無いので、後手のやりたい放題になるんではないでしょうか。
    ▲2九飛△9八香成▲4八玉か▲4八玉△9八香成▲2九飛か、どちらが正しい手順か分からないけど、▲4八玉とすれば▲4五桂が可能になる理屈です。△6九角には▲6八金右でしのげているので、後者が正しい手順なのかな。この変化は▲5八金の一手が働いているので▲2九飛より▲4八玉が先で良さそうな気もする。

    そもそも▲9四歩の意味は▲9三歩成△同桂▲7一角△9二飛▲8三銀といった順を見せて△9二歩と謝らせようというもの。しかし△6一金型だと▲7一角が無いので平然と手抜かれる。だから△6一金型の弱点を突くには、▲4五桂~▲5三桂成といった含みで5三の地点を狙いたい。仮に▲4八玉に△5二金右なら、今度は▲9四歩も成立するでしょう。

    以下への返信: 右玉好きの独り言 #5050

    mekuriya
    参加者

    >ゴキゲン中飛車意外の振り飛車に糸谷流右玉って使えるの?

    どうなんでしょうね。ちなみにmekuriya流右玉は対四間飛車に使えます。手順はこんな感じ。序盤は右四間風に進めて、相手が右四間を警戒して5七銀型四間飛車にしたら、一転して右玉を目指すといった指し方。ただ、いかにもインチキくさい指し方で、研究されたら序盤で潰されるかも知れません。mekuriya流は、プロの真似などせずに独自の指し方を目指しています。なんでもいいじゃないすか。所詮趣味なんだから、面白ければ。
    棋戦:レーティング対局室(早指2)
    先手:四間飛車
    後手:mekuriya

    ▲76歩 △34歩 ▲66歩 △62銀 ▲68銀 △64歩 ▲56歩 △63銀
    ▲57銀 △42銀 ▲68飛 △54歩 ▲48玉 △53銀 ▲77角 △32金
    ▲38銀 △74歩 ▲58金左△73桂 ▲39玉 △44歩 ▲46歩 △84歩
    ▲28玉 △72金 ▲96歩 △81飛 ▲78飛 △62玉 ▲16歩 △14歩
    ▲88角 △85歩 ▲97角 △83金 ▲75歩 △同歩 ▲同飛 △74歩
    ▲76飛 △41飛 ▲77桂 △45歩 ▲同歩 △同飛 ▲46歩 △41飛
    ▲86歩 △84金 ▲85歩 △同桂 ▲86飛 △81飛 ▲85桂 △同金
    ▲同飛 △同飛 ▲65歩 △86歩 ▲64歩 △同銀左▲65歩 △75銀
    ▲76歩 △同銀 ▲64金 △99角成▲66桂 △72銀 ▲54桂 △52玉
    まで72手で後手の勝ち

    以下への返信: 24対局日誌 #5035

    mekuriya
    参加者

    megane-zaruさんでしたか。△8五歩(6)を突いてしまうと向かい飛車に調子をつけてしまうので、△3三角(18)から穴熊を目指すのはちょっと無理な構想だと思う。△7四歩で△7三桂か△7四銀の応戦を見せないと逆に8筋が危うい。

    ▲8五桂(39)は▲9三桂成で後手不利です。本譜は後手が銀得になって、ここから後手有利。
    ▲5八金(27)は、▲6八角として▲7七桂を見られたら△9三桂が負担になって後手苦しかったでしょう。だからこの組替を許さない為に、後手はもっと早く△6四歩とついて▲6八角なら△6五歩を見せる必要がありました。本譜は完全に▲5八金が裏目になって頓死してしまったんですね。

    本局は中盤は後手がうまく戦っていると思います。でも序盤はもう少し検討していただきたい。

    以下への返信: 対局の棋譜・感想 #5028

    mekuriya
    参加者

    IDは9561558ですね、
    ▲6六銀(45)では▲4八銀で後手は完全に切れてる。後手の歩が4四に残っていて△4七歩が利かないから、△3七歩なら▲2一飛、△3八歩なら▲4九飛ぐらいで楽勝。本譜は△4七銀生△4六角と捌かれて煩い。▲3二飛成と成りこんでも美濃囲いは堅く、あまり利いてない。
    ▲2一飛(59)は角を苛める構想だけど、▲4九飛の自陣飛で成銀を苛めたい。△3九歩成▲4七飛△2九と▲1四金、△4六成銀▲1四金でもどちらでも温泉気分。
    ▲5八金(71)は▲5六金が当りを避ける受け方。
    ▲5六竜(79)は▲7五角が受ける青春。
    ▲7九銀(85)はわざわざ取られる為に打ったようなお手伝い。ここは▲8六桂として▲7四桂打のつなぎ桂の筋で反撃を見るところ。▲7九銀のような反発力の無い手は反って相手を調子づかせてしまう。竜を一枚取られても自玉は詰まない形だから、そろそろ反撃のチャンスです。
    ▲4六竜(91)は、▲4七竜△4六歩▲3八竜が竜の粘着力で金を狙う受け方。△6九となら▲5八竜で楽勝。
    ▲7九銀(97)は、▲6八玉△8九と▲5五角が△4三香の筋を消しっつ、▲7四桂からの詰めろ。
    切りが無いんで、ここまでで勘弁してください。余りにも大差になると安全に勝とうとして震えて、ヘボ受けで反って食いつかれてしまう。それでも最後まで心が折れず、致命的な見落としが無かったのは良かったと思います。

    以下への返信: 24対局日誌 #5002

    mekuriya
    参加者

    棋譜番号だけでは検索できない。

    以下への返信: たかがアニメ動画 #4935

    mekuriya
    参加者

    トピックの趣旨も、kettlesysさんの投稿内容も、ちょっと分かりにくいです。

    以下への返信: 野球 #4934

    mekuriya
    参加者

    野球のルールは、至って簡単。だからプレイ経験の無い女性でも、観戦を楽しめる。ちょっと面倒で、出現頻度が低いのはインフィールドフライぐらいで、極めてまれに審判も選手も混乱して、結果的に珍プレイになってしまうことがあるぐらい。まあ、結局のところはアウト?セーフ?ヨヨイノヨイで単純なんです。だから興行が成立するわけ。


    mekuriya
    参加者

    >細かなところですが、△8四歩▲同銀△7六飛の捌きですが、その後の変化の一例を示してくださると有難いです。

    えーと、△7五飛▲7六歩△7二飛▲8二角△8四歩▲同銀△7六飛の変化ですよね。
    ▲7八歩とでも受けますか。ここで△1五歩が嫌な手。歩切れで▲1八歩とは謝れないから▲同歩と応じるよりない。で、△1七歩と垂らされて困る。▲同香・▲同桂は△1六歩、▲同玉は△1五香。手抜きで▲9一角成は△1五香で煩い。9筋と1筋では価値が違いすぎるので、この攻め合いは先手拙い。

    1筋に手をつけられると△1四歩がプラスになり、▲1六歩がマイナスになる。△7六飛が活き、▲8二角がボケる。だから、この変化は私は実戦では読む気がしないし、実際読みません。「△7六飛とされたら嫌だな。じゃ、どうやってそれを消そうか。」そう考える。

    それが私のイメージと読みの将棋観なので、△7五飛▲7六歩△7二飛の局面で、▲8二角とは指せません。

    出題図の局面では△7五飛を本線として読みますが、この局面でも△8四歩や△1五歩は嫌な筋です。ただ、後手の持ち歩が一歩だけなので、△8四歩は▲同銀で、△1五歩は▲同歩でなんでもない。だから、後手としては△7五飛と走って持ち歩を2枚にして、次の攻めを狙うのが本手だろうなと読んだのです。
    で、手番を握っても、△8四歩と△1五歩を消す手は無い。だから△7六飛だけは消したい。となると▲8六飛がぴったりした手なのです。▲8六飛とすれば▲9六歩が活きるし、2筋から6筋まで先手の歩が三段めに並んでいるのがプラスになる可能性がある。

    すぐには無い筋ですが、美濃囲いは△5五角~△3六桂、または△3六桂~△5五角の筋も警戒しなければなりません。将来、ひょっとしたら▲8六飛の横利きがその筋を消すことになるかも知れません。具体的な手順は分かりませんが、可能性としてはある。

    km2001さんに説明する為に、こうして文章にするとそれなりに時間がかかるけど、以上のことは私は頭の中なら、10秒ぐらいで考えます。km2001さんは、まだ実戦経験が乏しいから、なかなか勘、イメージ、大局観が働かないのは仕方有りません。

    棋書は分からないなら分からないでさっさと先に進んでもいいんですよ。誰しも自分の棋力に応じた読み方・理解しかできませんが、いちいち止まって考えていては1年経っても一冊も読めません。ある程度、割りきってとにかく消化する。分からないところは付箋でも貼って、1年後に読み返してみる。そういう読み方も面白いでしょう。


    mekuriya
    参加者

    図面貼ってもらえると助かります。結論から言えば▲8三歩の拠点が大きいので先手指しやすい形勢だと思う。でも微差は微差なんで、ちょっと間違えると逆転するでしょうね。

    △7五飛なら▲7六歩△7二飛までは必然手として、私なら▲8六飛ですね。▲9六歩型で△9五角が無いので。△8四歩▲同銀△7六飛の捌きを消しておいて▲8二角は楽しみにとっておく。こうやって自陣の傷を消して相手に手を渡すのが私の好みです。▲8六飛は△4四角の筋に対して間接的に飛車を角の利きから逃す意味もあります。

    ▲8六飛にも△7三桂ぐらいでしょうか。▲8四銀△8五歩▲8九飛△4四角▲6八金が進行の一例。
    それから△6五桂▲同桂△同歩なら▲7五桂として、△7六飛を消しつつ反撃する。△7四銀なら、いよいよ▲8二角ですかね。

    なんにせよ、後手からはたいした手段も無いので、こういう局面は手を渡して、好きに暴れてもらうのが私の将棋の作り方なんで。


    mekuriya
    参加者

    km2001さん、そのような質問には答えられません。その棋書を私は持っていないので、局面が分からないからです。


    mekuriya
    参加者

    中断のお詫び系の投稿が相次ぐ時はWindowsUPDATEが原因である法則

    以下への返信: 右玉好きの独り言 #4852

    mekuriya
    参加者

    ほえ!?1500!?い、いつの間に・・・。という訳で並べてみました、9365576。
    この棋譜で感心したのは81手目の▲6七銀。最善手かどうかはわかりません。
    ▲5六香△同歩▲5五香と攻め合って勝てそうな気もするし、▲6七銀の後、△3七桂成だとどうなるんだろう?という疑問もあるけど、▲6七銀はしぶといというかねちっこいというか、絶対負けないぞという読みと気迫がこもった実戦的な好手という気がします。こういう手が出てくるなら、将棋の質が有段者になってるという感じです。この調子なら、抜かされる日もそう遠くない。楽しみにしてますぞ!

    以下への返信: 第54回府中市商工まつりに中倉姉妹が #4789

    mekuriya
    参加者

    8月10日(日)11:00 本部より集中豪雨の為、第54回府中市商工まつりを中止に決定する旨アナウンスがありました。当然ながら中倉姉妹による指導対局も中止となりました。
    (大國魂神社の敷地ってこんなに水はけが悪かったなんてorz)


    mekuriya
    参加者

    >km2001さん

    前回、少し言葉足らずだったので補足します。本局は、km2001さんが▲4八玉の弱点を的確に突いたのが勝因なんです。△8八飛・△6七銀・△6九角の三位一体攻撃で、▲5八金を集中攻撃したのが強烈で先手は為す術もなく土俵を割ってしまった訳です。場合によっては、△6六桂とさらに数を足す手もあります。こうなると▲5八金は逃げられない。

    じゃ▲3八玉の形だったらどうだったのか。それならさくっと▲4八金寄と交わして、後手の集中攻撃は空振りになります。このように狙われたら、さくっと交わす。その為の空間があるかないかが勝負を決する。だから振り飛車は▲4八玉の位置では戦いを起こしてはいけない。▲4八玉と▲3八玉はたった一路の違いだけど全然違うのです。


    mekuriya
    参加者

    棋譜番号9270875ですね。先手の戦法を石田流といいます。以下のサイトに【石田流撃退講座(初級編)】を十数回に渡って連載してありますので、お時間があれば参考にされたい。

    一年でR+200を目指す会 – Yahoo!ブログ
    http://blogs.yahoo.co.jp/saikyoshogi/MYBLOG/guest.html?p=4

    さて、本譜に戻って、△4二玉(14)が悪手。ここは△5四銀▲4六歩△4四歩▲4八飛△4二飛という具合に、銀には銀、歩には歩、飛車には飛車と対抗していれば互角だったと思います。△5二銀(24)は弱気。序盤から無条件に一歩損で4段目に拠点を作られては将棋になりません。何があろうと眼をつぶって△同銀しかありません。こういうところは例え負けても怯んではなりません。来るなら来い!ギロっと睨んでむんずと歩を取り返さないと将棋じゃない。
    ▲6五飛(26)は急ぎすぎの疑問手。ここは▲5八金左~▲3八玉~▲2八玉~▲3八銀と美濃囲いを完成させて先手盤石の体制。△5二銀は反発力0の屈服形で後手から何も手がない。本譜の進行は、手が無い後手に手を与えたのが大失敗の始まりです。先手が悠々美濃囲いに組み替えても、後手にはやることがない。
    ▲5八金左には以下の意味があります。
    1.△6二飛に間接的に狙われている金を逃がす。
    2.4七・5七・6七の地点を補強して▲3八玉の準備。
    3.玉の横を締めて飛車による王手を無くす。

    本局は先手が攻め急いだのが敗因。▲4八玉の位置は非常に中途半端で不安定。いつ雷が鳴って激しい夕立に見舞われるかも知れない危険な位置なのです。

    さて府中市商工まつりだ。というわけで、今回はこれにて失礼つかまつる。

    以下への返信: 序盤研究会 #4746

    mekuriya
    参加者

    △7四同歩が悪手です。△7二飛として▲7三歩成△同銀で後手十分。△8三歩△6三歩型が活きて、角交換になっても▲8三角▲6三角の隙がありません。△7四同歩が悪い理由は先手の飛車を捌かせてしまうこと。それだけは後手として避けねばなりません。そうして流れを落ち着かせて、△2四歩が活きる展開に持ち込まないと、後手有利の線はなかなか出てこない。そうしたところで今後の構想は難しいのですが、今回は△7四同歩だけはないと指摘させてもらう。

    以下への返信: 24対局日誌 #4630

    mekuriya
    参加者

    megane-zaruさん、2014/08/04 at 18:29の棋譜ですけど、50手目は△7三竜とじっとと金を外しておいて優勢だったと思います。
    本譜は△5四竜と先手玉に照準を定めましたが、▲7九角と角に逃げられ、この角が5七を守って一石二鳥の手になってしまった。しかも▲7六馬がと金と5四の竜と3二の金も睨む絶好の手。ここらへんの数手で形勢が大きく動いたように見えます。

    全般的に思うのは、[厳しい手を指そう]という意識が強すぎるのではないかということ。
    将棋は一見厳しい手が実は悪手で、一見ぼんやりした手が実は好手だったりすることが多いもの。

    △7三竜には以下の複数の意味があります。
    1.竜を▲8五金から逃がす。
    2.自玉に迫っている”と金”を取る。
    3.竜の縦利きを敵陣に利かせて、▲7六馬を牽制する。

    △7三竜を冴えない手だと思われたかも知れないが、そうじゃない。複数の意味を持つ手はたいていの場合好手になります。この瞬間は後手桂損なので必ずしも優勢ではない。しかし先手のと金を取ってしまえば、後手のと金だけが盤面に残り、その分優勢になります。△7三竜にも▲7九角ぐらいでしょうが、△4二玉で良い。
    △4二玉も複数の意味がある。
    1.▲9五角が間接王手竜取りにならないようにする。
    2.△5三歩と△3二金に連絡し浮き駒を無くす。
    3.△3一玉~△2二玉の遁走経路に近づき、金銀に近づき玉を安全にする。

    megane-zaruさんは、そんな風に複数の意味を持つ着手という意識を持たれたらいかがでしょうか。将棋は詰まされたら負けですから、少しでも効率よく自玉を安全にしたい。そういうことも意識されたら良いと思います。

    以下への返信: 教えて頂けませんか? #4519

    mekuriya
    参加者

    柿木将棋盤 80061 佐々木慎 vs 青野照市 2014-07-16 第73期順位戦B級2組02回戦
    http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=display&kid=80061

    はあ、青野九段でもパワー中飛車には惨敗するくらいですから、アマならなおさらのこと。気にする必要はありません。
    ま、それは冗談で、パワー中飛車は初手▲5六歩を指定するだけで検索できますから、研究しやすい筈です。将棋の棋譜でーたべーすのフリー手検索v2で居飛車の勝ちパターンの棋譜を調べて研究していただきたい。といったものの確かに居飛車負けまくってますな。たまに後手が勝っているのは相振りの場合だけみたいな。
    柿木将棋盤 80045 中田功 vs 森けい二 2014-07-10 第73期順位戦C級2組02回戦
    http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=display&kid=80045
    柿木将棋盤 79930 室田伊緒 vs 鈴木環那 2014-06-25 第4期リコー杯女流王座戦二次予選
    http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=display&kid=79930
    柿木将棋盤 79861 近藤正和 vs 片上大輔 2014-06-10 第73期順位戦C級1組01回戦
    http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=display&kid=79861
    柿木将棋盤 79846 久保利明 vs 佐藤康光 2014-06-10 第73期A級順位戦1回戦
    http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=display&kid=79846
    柿木将棋盤 79078 田村康介 vs 稲葉陽 2014-03-17 第64回NHK杯テレビ将棋トーナメント1回戦第2局
    http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=display&kid=79078


    mekuriya
    参加者

    棋譜番号8840731ですね。
    ▲7八飛(15)はちょっと早い。ここは▲4八玉(13)を継承して、▲3八玉が先決。4八は物凄く不安定な位置で中途半端です。それに対して3八は安定していて▲4八銀の早囲いも可能になります。△7四歩~△7五歩の後でも▲7八飛は間に合う。▲7八飛は早過ぎると「一手」が無駄になる場合がある。
    ▲3八玉(17)悪手。ここは▲9六歩と受けるのが形です。
    ▲9六歩(19)悪手。ここは▲8八飛が絶対手。数の攻めには数の受け。ただし、ここで▲8八飛としてしまうと▲7八飛(15)の一手が完全な一手パスになる。だから、あの局面では時期尚早だったのです。で、▲7八飛の一手を一手パスにしない為には▲3八玉(17)では▲9六歩と突くしかありません。
    △8六歩▲同歩△同銀の進行は必然ですが、こう進んでしまうと▲9六歩(19)が全くの無駄手、無意味な手だったことに気づく筈です。
    将棋は、同じ手でも形やタイミングを間違うと無駄手になってしまう。わずか20手ほどの手数の内で、先手は▲7八飛(15)▲9六歩(19)の2手も無駄手を指している。
    難無く8筋を破って後手必勝かと思いきや、後手の攻め急ぎで▲5三歩成(37)となっては逆に先手必勝。「5三のと金に負けは無し」
    最後△6二玉とでも逃げ出せば詰みはありませんが、▲5二歩成△7二玉▲6九銀で勝勢です。
    (15)~(19)の辺りは、支離滅裂・手順前後・意味不明な手が続きましたが、焦土戦術で8筋を放棄し、5筋に転戦したのが死中に活を求める、織田信長の桶狭間の戦いのような好判断でした。大勢において劣勢となっても敵の本陣目指して押し寄せれば、奇跡の勝利を得られるということです。
    「運は天にあり、敵が懸からば引け、退けば押せ、個々の巧名争いを避け、常に組織的に行動せよ」


    mekuriya
    参加者

    現代日本人は汗をかきたくない横着病に取り憑かれている。汗をかかなくても誰でも簡単に説明できる魔法の言葉が好調・不調です。なんでもかんでも全部、好調・不調で済まされる。外交が好調、経済が不調、業績が好調、視聴率が不調、バッティングが好調、ピッチングが不調、製造が好調、販売が不調、こんなに便利な言葉がこの世に他にあるでしょうか。


    mekuriya
    参加者

    >高美濃、銀冠に指したところは、形式的に指しただけで、意味が無かったということですよね?
    その通りです。要は高美濃、銀冠に組み替えることしか知らないから、そうしたってだけですよね。後手がわざわざ手数をかけて8筋をお留守にしているのに、どうして8筋を攻めようとしないの?と言いたいのです。相手の駒組を見ないで指しているのでしょうか?

    >「それでも△5三歩と犠打で「大駒は近づけて受けよ」の手筋で受ける」の意味が分かりませんでした。

    えーと97手目の局面ですね。▲6四馬は、△5五桂を消して4六の地点も守っている攻防の手です。「大駒は近づけて受けよ」の一つの意味は、攻防はたまらんから攻か防かどちらか一つに決めてくれという事。△5三歩に放置なら防だけになる。▲5三同馬なら攻だけになる。たった一歩を使うだけで、馬の働きを減殺できることになる。
    2つ目の意味は、6七に後手の歩が残っているから▲6四馬なら△6三歩とはできない。しかし5筋に歩は残っていないから、▲5三馬なら△5二歩とできる。
    3つ目の意味は、将来後手に金が入れば、ガツンと△4三金打で馬を叱りつけることができる。▲5三馬に△4三金打は馬取りになる。しかし▲6四馬ならなんでもない。大駒は接近戦に弱く、金銀は接近戦に強い。だから金銀の方は接近戦に持ち込みたい訳です。
    これが「大駒は近づけて受けよ」の教えであり、その意味です。鉄砲隊と刀隊が戦うなら、鉄砲隊は距離を置いた戦いにしたいし、刀隊は密着した接近戦にしたい。武器の射程距離の特性に応じて戦いたいという意味。
    >端歩も突かないほうが良かったですか?
    ▲1六歩は玉側なので、価値が高い手ですが、▲9六歩(19)はほぼ無価値。最後まで▲9六歩は何かの役に立ちましたか?そういうことは自分で考え、自分で気づくように努力していただきたい。


    mekuriya
    参加者

    棋譜番号8572853ですね。
    ちょっと無駄に歩を突きすぎてます。
    ▲7五歩(25)が無駄。7四の地点を△6三銀が待ち構えているところなので、この歩を突く意味が無いんです。手数は掛かるけど、▲7七角~▲8八飛~▲8六歩と向かい飛車にするところ。
    振り飛車は最初に振った筋に拘ってはいけない。相手の陣形を見て、適宜振り直すのがコツです。向かい飛車にすれば△6三銀の裏をかくことになります。
    ▲7七角△5五歩▲8八飛△5四銀▲8六歩△4五銀▲8五歩△5六歩▲同歩△同銀▲同銀△同飛▲8四歩△5七歩▲6七金△5二飛▲5六歩△4五銀▲5五銀で先手有利です。
    ▲5六歩(27)も無駄。この歩を突くと後手は△5五歩で難無く一歩持てる。また△2四角と覗けば、角の利きが7九まで通ってしまう。つまり、この手は後手の飛車角の価値を高めている。
    (25)から(45)までは何の方針も展望も無く、無駄な手ばかり指しているからいちいちコメントする意味も無いのかも知れない。
    91手目は金が只です。
    ▲5七馬(97)無駄に敵陣に近すぎる。ここは、▲6四馬として痛打の△5五桂を消しながら▲4二成桂を狙うところでしょう。それでも△5三歩と犠打で「大駒は近づけて受けよ」の手筋で受けるかも知れません。つまり▲5三馬は自分で「大駒は近づけて受けよ」をやってしまったのです。
    ▲3一角(99)。また無駄な王手を掛けてしまいましたね。将棋は適当に王手を掛けて詰むなんてことは万に一つもない。ここからは運を天に任せた博打一人相撲になってしまった。
    105手目は、じっと▲6五馬が▲2二角成△同玉▲2一飛成△1三玉▲2三竜△同玉▲3二馬△1三玉▲2三金までの詰めろと▲5五馬を見て必殺の一手でした。将棋は、こういう風に地味だけど、詰めろになる手が真に厳しい手です。逆に王手をかける手は、せっかくの勝ち将棋を負けにしてしまう自殺手になる。
    「王手は追う手」「王手をかけずに詰めろをかけろ」「詰まない王手はかけるな」

    以下への返信: 棋譜研究 #4407

    mekuriya
    参加者

    柿木将棋盤 17901 小林健二 vs 三浦弘行 1994-11-14 NHK杯
    http://wiki.optus.nu/shogi/index.php?cmd=kif&cmds=display&kid=17901

    これですね。▲7八金型は、△6五歩と引き角には強いけど、棒銀にはそうでもない。だから▲7八金(27)を見て、待ってましたとばかり△7三銀(28)とされた訳です。▲7七金(41)は△7五銀なら▲7六歩で銀を追い返して局面を落ち着かせることができる。しかし△6五歩(42)で▲5七角(43)を誘って△8六歩(44)が巧い順で、先手はどうやっても局面を収めることができない。先手は飛角金銀桂と5枚で守備しているのに飛角銀歩の後手の攻めに振り回されてしまうのです。▲4二金(109)で先手やれそうにも見えるけど、わずかに足りない形です。
    △9四歩(22)が△9三角(104)を作って働いたのに対して▲9六歩は働かなかった。一歩あれば▲5四歩の叩きが厳しかったのに、その歩が無い。
    ▲7八金型は対棒銀にはだいたいこんなことになってしまうものなのです。

    以下への返信: 将棋日記 #4316

    mekuriya
    参加者

    左4六銀戦法の場合は、▲3七銀引(35)ではなくて▲3七銀上だと思う。右4六銀戦法なら▲3七銀引とするしかないが、本譜は右銀が使いにくいので、どうなのかな。
    △4二角(44)は、こういう手があるのかと感心しました。定跡は△2二角じゃ無かったかな。
    ▲3七桂(45)疑問。△1一香型を咎めて▲2二角の方が良かったと思う。
    ▲4五桂(49)目を疑う手。△3五飛を見落としたか?
    ▲3四歩(61)次に▲3五桂の予定かも知れないが、▲6九桂(63)と打たされて完全な一手パス。ここでも▲6三香または▲6三桂なら相当受けにくいです。だから△7四香(60)のところは、△6四馬とすべきではなかったか。
    △9五歩(64)これで一手勝ちかも知れないが、ここでも△6四馬としたい気がします。
    ▲7九銀(69)受ける必要があったのですかね。▲6一香成△8八飛▲7九玉△8七飛成▲7八金で先手玉に寄りがあるのでしょうか。


    mekuriya
    参加者

    棋譜番号8180093ですね。
    ▲3六同歩(9)悪手です。△3四飛(12)が△6六飛だったら将棋は終わりです。投了しかなかった。一手かけて突いた歩を只取られしては将棋にならない。つまり後手の飛車を3六に進ませてはいけなかったのです。(9)は▲2八銀△5五角▲3八金△3七歩成▲同銀△3六歩▲4六銀△同角▲同歩△3七銀▲同桂△同歩成▲1五角△6二玉▲3七角の徹底防戦しかありません。それで後手の攻めは続きませんし、△3六歩(8)はそもそも無理なんだけど、正直言ってkm2001さんの棋力では無理攻めを咎めるのは難しいかも知れません。
    ▲3七歩(13)悪手です。ここで歩を打つ意味がない。ここは▲6八銀の一手です。
    △4二銀(14)悪手。△7四飛なら先手には▲7六歩を守る手が無いので、将棋は終わってました。何度でも繰り返します。一手かけて突いた歩を只取られしては将棋にならない。
    以下お互い△7四飛が見えてない様子。
    35手目からは▲6六角△5四銀▲5六銀△1四歩▲5八金左△1三角▲9六歩なら、まだこれからの将棋です。▲6六角と▲5八金左の2枚で5七の地点を守れば、そう簡単に攻め潰されることはないでしょう。一方、後手陣も6三、7三、8三、9三のどの地点も2枚以上で守っているので、そう簡単に攻めつぶすことはできません。

    以下への返信: 思ったことを気軽につぶやく(将棋編) #4231

    mekuriya
    参加者

    ん?▲6二銀で簡単じゃん。まだ角が生きているので両王手の筋で。

    以下への返信: 24対局日誌 #4216

    mekuriya
    参加者

    棋譜IDは7999559ですね。
    △4三銀(40)は悪手です。調子よく▲3五銀(41)と五段目に進出して先手断然優勢。
    ▲4四歩(45)が超悪手で、▲2四歩△同歩▲3三歩成△同経▲2四銀△4五桂▲4六銀で先手優勢。△4五桂が一瞬調子良いけど、飛車角が全然捌けないので後手不利は歴然でした。
    戻って△7四歩(36)では、△1二香▲4五歩△5五歩▲同角△6三金▲8八角△5四金ぐらいではなかったでしょうか。
    △6五桂(52)は待望の反撃だけど、▲2二角(53)が厳しすぎて、まだ後手不利かも知れません。
    △2七銀(54)。こういう手は将棋に無い手です。こんなそっぽに貴重な手駒を打つのは言語道断。▲2七飛(61)が▲3九飛だったら昭和枯れすすきでした。
    ▲9三香(71)では、▲9四歩で投了です。
    四間飛車党にとっては棒銀対策は必修科目。勉強されてはいるようだけど、もっと頑張りましょう。

    以下への返信: 24対局日誌 #4215

    mekuriya
    参加者

    周回遅れになってしまいましたが、棋譜IDは7734492から。
    75手目の辺りは、先手角損なので先手負けだと思います。
    △7八飛成(74)が悪手で、△4七と▲7二歩△4六角が詰めろで後手勝ち筋。3四に歩が残っているのが致命傷。
    ▲5二飛(79)は詰めろになってないので、平凡に△3九とで後手勝ちでしょう。
    ▲同銀と応じる他ありませんが、△3七角▲2八金△同角成▲同銀△3八金で部分的必至です。
    ▲6四角△7三歩▲5八歩で一回は凌げますが、△7九竜で完全必至となります。
    △3七角に▲同桂は△2八銀▲同銀△2九金▲同玉△3八金以下詰みです。
    つまり△8二金(80)は受けたようで、反って先手の攻めを早めた大悪手だったのです。
    戻って▲6六歩(47)は悪手。しかし指す手が難しいか。香車と角が桂の活用を邪魔して、▲8六歩は▲8六角を邪魔して、▲5九飛は▲5九角を邪魔している。▲8九桂は▲8九飛を邪魔している。こんなに邪魔駒ばかりではどうにも成りません。
    ▲8六歩(45)に△6五歩(46)が機敏でしたね。▲8七歩のままだったら△6五歩には、▲8六角△5一飛▲7七桂△8四歩▲9六香くらいで調子良かったのですが。
    だから▲6六歩のところでは▲8六歩(45)の顔を立てて▲8五歩とするしかありません。▲8六歩のままでは中途半端で最悪。
    ▲8五歩△6四金▲8六角△7五歩▲8七金なら、まずまずでしょう。
    いろいろ言いましたが、自分の駒が邪魔駒にならないように駒組を進めることを意識された方が良いと思います。

    以下への返信: 棋譜批評 #4201

    mekuriya
    参加者

    既存の「皆さんの棋譜を見て情報交換をするスレ」と同じ主旨に思えるけど。


    mekuriya
    参加者

    棋譜番号7968712ですね。
    ▲6五歩(15)勝てば勝着、負ければ敗着になる手です。▲6五歩は四間飛車の切り札。事の成否は一局の勝敗を左右します。歩は後戻りできない。一度突いたからには、前進あるのみ。
    △6三歩△5三歩に▲6五歩=○:成功する事が多い。
    △6三歩△5四歩に▲6五歩=☓:うまく行かない。
    △6四歩△5三歩に▲6五歩=△:形によっては成功する。
    本局は☓パターンです。△5三銀で6筋がピッタリ受かります。ただ直前の△3三角を咎める意味はあります。△4二金上(22)疑問。△4二銀上▲6七銀△4三銀▲6六銀△7四歩▲5六歩△6二飛▲5八金左△7九角で後手有利。
    △3二銀(28)悪手。ここは△6二飛と6筋を補強するところ。
    ▲5八金左(29)悪手。次の▲5五歩△同歩▲同銀の時△5七角を消した手ですが、△7九角が生じてしまいました。馬と生角の対抗になれば先手不利です。美濃囲いは5七が薄いのが弱点。▲4八銀▲3八玉型だったら成功していたかも知れません。
    △2二玉(30)悪手。ここは△7九角▲6九飛△3五角成▲5五歩△同歩▲同銀△5四歩▲6四歩△同歩▲同銀△同銀▲同飛△6三歩▲7四飛△7三銀▲7五飛△7九馬で後手有利。
    ▲5五同角(55)悪手。▲6六銀なら角銀交換で先手有利。
    ▲4五歩(59)疑問。▲7一角△8六飛▲4四角成で先手有利。
    △4二金引(64)悪手。△4五桂▲4三銀成△3七桂成▲同金△4三金で後手有利。

    本局は後手に助けられながら、無理やり▲6五歩の意志を押し通してしまった一局。無理は無理でも▲6五歩の顔を立てようという一貫した方針が功を奏したともいえそうです。

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