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香を取った後直ぐに▲２九香を打たれた場合には、touma1さん
も書いている△２五歩が最善のようですが、soh-sohさんが示され
た手順の場合には、△４二金寄が最善で、やはり後手勝勢のままな
ので、逆転するのは、かなり厳しいと思われます。
［Ｑの局面について］
後手玉に対する有力な攻め方は▲１三飛と▲３一飛でしょう。
詳しい説明は省かせていただきますが、それぞれに関して、後手
の応手毎の即詰みの有無を記載します。
▲１三飛の場合△１二歩合なら▲２ニ銀以下詰み
△１二香合なら▲２ニ銀以下詰み
△１二桂合・・・即詰み無し
△１二銀合なら▲２ニ銀以下詰み
△１二金合なら▲２ニ銀以下詰み
△１二角合なら▲２ニ銀以下詰み
△１二飛合なら▲２ニ銀以下詰み（但し長手数）
△２一玉なら ▲２三飛成以下詰み
△２ニ玉なら ▲３三銀以下詰み
▲３一飛の場合△２一歩合なら▲１ニ銀以下詰み
△２一香合・・・即詰み無し
△２一桂合・・・即詰み無し
△２一銀合なら▲２二銀以下詰み
△２一金合なら▲２二銀以下詰み
△２一角合なら▲１二銀以下詰み
△２一飛合・・・即詰み無し
△１ニ玉なら ▲３ニ飛成以下詰み
△２ニ玉なら ▲３三銀以下詰み
結局、▲１三飛の場合には、「桂」で合駒をして、
▲３一飛の場合には、「香」「桂」「飛」のいずれかで合駒をして
（後手が）その後、最善を尽くせば詰まないという事になります。
▲１三飛、▲３一飛以外の攻め方の場合は、
飛車を遠方から打たれた場合には、上記内容を参考に合い駒をして、
それ以外の場合は、玉で取って、
その後（後手が）最善を尽くせば、詰みません。
［Ｐの局面について］
詰手順は次の通りです。
▲３一角不成、△１二玉、▲１三歩、△２一玉、▲４ニ角成、△２ニ玉、▲３一馬
まで
２手目△２一玉なら▲１三角成、△３ニ玉、▲３一飛成 まで
△３ニ玉なら▲４一飛成、△２一玉、▲１三角成 まで
（ △同玉、▲３ニ角成 まで ）
尚、初手に▲３一角成としてしまうと、△１ニ玉で「打ち歩詰
め局面」となり、「６四」にいる馬の「８ニ」への利きもある為、
その後どのように攻めても詰まなくなってしまいます。
アーカイブ（勝つのはどっち？）の正解発表
正解は、２ （Ｐは先手が勝ち、Ｑは後手が勝ち）です。
Ｐ・Ｑいずれも、先手玉が受け無し状態なので、（後手玉の）
即詰みの有無により、どちらが勝つかが決まります。
Ｐは即詰みが有り、Ｑは即詰みが無いので、
Ｐは先手が勝ち、Ｑは後手が勝ち、という事になります。
以下、簡単に説明させていただきます。
「９一」の香を取った後の即詰手順は複数有りますが、▲９一龍
以降の、比較的分かり易そうな手順の例を記載しておきますね。
▲９一龍、△４ニ玉、▲８ニ龍、△４一玉、▲５ニと、△同飛、
▲同龍、△同玉、▲７ニ飛、△５三玉、▲５五香、△５四金、
▲６ニ角成、△６四玉、▲７三飛成、△５五玉、▲５六歩、△同銀、
▲６六銀 まで
女性棋士さん、コメントありがとうございます。
香を拾いにいくのならば、72龍からでも正解です。
soh-sohさん、コメントありがとうございます。
香車を攻め駒に追加して即詰みにするという問題でした。
守りに使うと、だぶん、後手が勝つと思います。
soh-sohさん、回答どうも。
投了
解けていると判断できたので、投了させていただきます。
解答ありがとうございました。
△４一玉
（今度は慎重に）
△４ニ玉
とんでもない失敗（見間違い）をしてしまいました。
touma1さんには、全く申し訳ないの一言です。
私の反則負けですね。
勝手な希望としては、
▲６ニ龍、△４一玉の続きを指したいと思っています。
もし、気が向いたら、いつでも続きの指し手を書いてください。
ごめんなさい。
△４一玉です。△同飛
touma1さん、回答どうも。
【 ACV-09 】
Ｑ
【 ACV-08 】
Ｐ
かなり意外だと思うのですが、#19291の図の方が最初に思い付
いた作品でした。
このトピックで問題として提示した方は、他のトピックで最初に
出題した際に、手数のみを答えてもらう問題として出題したもので、
「作意手順」と「変化手順」の手数差が開くようにと考えて、あえ
て収束部を可能な限り長くしたものでした。
詰将棋としては、こちらの方が良い、等のコメントがありました
ら、お願いします。
（どちらも）mikiayuさんには、簡単過ぎるという事ですね。
了解しました。
普通の「詰将棋」なら、こんな感じかな。
#19267
＞ 6手目同玉に61金を見つけるまで・・・
６手目に関しては、正解手順よりも変化の方が解きにくいかもしれませんね。
訂正（#19265）
正：【ACV-07】の正解発表
誤：【ACX-07】の正解発表
【ACX-07】の正解発表
正解は、「２一龍」です。
［解説］
詰手順は、次の通りです。
▲７一銀、△７二玉、▲８二金、△６一玉、▲６二銀成、△同飛、
▲９一龍、△５二玉、▲５一金、△４二玉、▲４一金、△３二玉、
▲３一金、△２二玉、▲２一金、△１二玉、▲１一金、△２二玉、
▲２一龍 まで の19手詰
（１）変化の考察
２手目：△同玉なら▲９一龍以下、早詰み
△８一玉なら▲８二金で詰み
６手目：△同玉なら▲６一金以下、早詰み
12手目：△５ニ玉なら▲５一龍で詰み
14手目：△４ニ玉なら▲４一龍で詰み
16手目：△３ニ玉なら▲３一龍で詰み
６手目の変化（△同玉）が、一見、11手詰の正解に思えるかもし
れないので、注意が必要です。
（２）紛れの考察
３手目に、▲９二龍と入って合駒の利かない王手をすると詰みそ
うな感じがすると思います（△７一玉と「銀」を取りつつ逃げると
▲８二金以下詰み）が、「銀」を取らずに△６一玉と躱されると、
その後どう追いかけても詰まなくなってしまいます。
mikiayuさん、soh-sohさん、解答どうも。
このトピックに収録する「詰将棋」としては、これが最後になる
予定です。【 ACV-07 】
間違い易い部分があるので、慎重に考えてください。
全ての変化を読み切ってくださいね。
最終手（１手のみ）を記載願います。
#19201
＞・・・、面白いけど
必須問題に関しては、”面白さ”だけを狙って創った作品なので、
”面白い”が最大の誉め言葉で、嬉しく思っております。
配置に関しては、かなり試行錯誤して決めたのですが、もし、良
さそうな変更案があれば、誰でも、自由に書いてください。
選択問題３問は、プロの公式戦で実際に出現した局面や出現する
可能性があった局面をほぼそのまま（又は初期局面や収束部を少し
だけアレンジして）詰将棋化したものです。
かなり難しいと思われる問題も含めたつもりなので、”将検問題”
としては、この程度でどうでしょう。
アーカイブ（詰将棋）の正解発表
正解
Ａ:「９八金打」
Ｂ:「３三銀引不成」
Ｃ:「１一金」又は「３五金」
Ｄ:「５一龍」
解説
Ａ
詰手順
▲１九龍、△２九金合、▲同龍、△同龍、▲９八金打 まで の５手詰
▲１九龍と王手をした場合に有効な合駒が利くのは「２九」のみ
です。（他は全て無駄合）
「２九」に歩・香・桂は打てません（行き場所の無い駒なので打
つと反則）、銀・角・飛は盤上で全部使用しているので、玉側の持
ち駒として存在していません。
従って「２九」に打てる合駒は「金」のみとなる為、上記の手順
で詰みとなります。
Ｂ
詰手順
▲４三角引不成、△５四合駒、▲６六銀打、△同と、▲同歩、△５五玉、
▲５六歩、△４四玉、▲３三銀引不成 まで の９手詰
初手を▲４三角成としてしまうと、「打ち歩詰め」で、詰まなく
なってしまいます。
Ｃ
詰手順
▲１二飛打、△同香、▲同飛成、△同玉、▲１四香、△同金、
▲１三歩、△同玉、▲２二銀打、△１ニ玉、▲１一金 までの11手詰
最終２手は（△２四玉、▲３五金）でも正解です。
Ｄ
詰手順
▲６二銀成、△同玉、▲６一銀成、△５ニ玉、▲６四桂、△同歩、
▲７二飛成、△４一玉、▲５一成銀、△同玉、▲６三桂、△４一玉、
▲６一龍、△４ニ玉、▲５一龍 まで の15手詰
５手目に▲６四桂を打たずに▲７二飛成としてしまうとその後の
桂打ち（▲６三桂）ができない為、詰まなくなってしまいます。
touma1さん、解答どうも。
全員、全問正解なので、ここで終了とさせていただきます。
mikiayuさん、soh-sohさん、解答・コメントどうも。
【 ACV-06 】
Ｄ（選択問題）
【 ACV-05 】
Ｃ（選択問題）
【 ACV-04 】
Ｂ（選択問題）
【 ACV-03 】
Ａ（必須問題）
妥当な結果という感じのようですね。
初回の出題に際して行った事前検討においては、touma1さんの
「追記」の結論に近い内容で、「９五金」以外は何を指しても後手
が勝ち又は大優勢という結論でした。
こんな興味深い局面が実戦で自然に出来る事は、なかなかなない
ので、今回改めて出題した次第でした。
「46金」ですか、なるほど、参考になります。
touma1さんにお聞きしたいのですが、秒読み状態（１分制限）な
らどうですか？
１分以内に「９五金」で詰むという判断ができていたならば、話は
それでおしまいなのですが、もし１分以上かかっていたならば、その
場合には、どう指したかという事です。
３手目からなら解ける人が多そうな気がします。
初手の「９五金」を指すのは、たぶん、かなり棋力が高くても、殆ど
の人は無理だろうと思っています。
（mikiayuさんの２問目も）
６：後手勝勢だね。
１問目よりも良い問題かも。
【ACV-02】「次の一手問題」の解説
２手目以降の流れを考えていただけましたでしょうか。
・ ▲９五金に対して△９三玉と逃げるのは、▲９ニ金で詰みです。
・ ▲９五金に対して△７四玉と逃げる場合については、後程説明し
ます。
・ ▲９五金に対して△同歩と取った場合は、▲９四金と打ちます。
それを △同玉と取ると▲９五歩、△８四玉（又は△９三玉）、
▲９四飛で詰みなので、△７四玉と逃げます。
ここで、▲８四飛と打つのが、詰みが見えてくる気持ちの良い手で
す。
△同飛と取ると▲７三金の１手詰なので、△６三玉と逃げるしか
ありません。
先手は、▲８三飛成と、飛車を取りつつ王手をする事ができます。
（途中図）
ここ迄来れば、実戦でもよく出てきそうな形なので、詰めるのは
然程難しくはない感じです。
”合駒利かず”の状態なので、後手玉は、「５二」か「６二」か
のいずれかに逃げる事になります。
以下、分岐が多く、全ての変化に対する詰みの説明はしずらいの
で、上記２つの場合について、生じやすそうな進み方についての例
を示します。
「５二」へ逃げた場合
▲３二飛、△４二合駒、▲４三金、△６二玉、▲７三龍、△５一玉
、▲４二飛成 まで
「６二」へ逃げた場合
▲３二飛、△５二金合、▲７三馬、△５三玉、▲３三飛成、△４三合駒
、▲６三金、△同金、▲同馬 まで
変化は、全て詰みます。
最初に戻り、▲９五金に対して△７四玉と逃げる場合」に関 してです
が、直ぐに▲８四飛と打てば、（上記と同様に）△６三玉と逃げるしか
ないので、金を２枚持った状態で、「９四」及び「９五」の部分以外は
途中図と同じになる為、途中図よりも更に詰み易くなっているのは明ら
かです。
したがって、（この場合に関しては）深く検討するまでもなく、詰み
となります。
【ACV-02】「次の一手問題」の正解
問題図の局面は、先手玉に”詰めろ”がかかっていて、且つ、ほぼ
受け無しの状態なので、攻めるしかありません。
正解は「９五金」です。（正解図）
（このトピックをご覧の皆さんへ）
明日以降に解説を掲載する予定なので、それ迄に、２手目以降の
流れを考えてみてください。
（mikiayuさんの問題は）
私も、６：後手勝勢です。
出題中に他の問題を出題するのは避けて欲しいと思っているので、
「他のトピックでの出題なら・・・」と書いたのですが、今回は、
正解発表迄終了しているので、ここでも構いませんよ。
（予定文章）
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私が感じるレベルを書いておくと、
昨日の王位戦リーグで藤井聡太七段が指した111手目に近いレベル
の問題ではなかろうかと勝手に思っております。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
と、書こうと思っていたら、もう解答が書かれている。
touma1さん、早過ぎ！
正解です。
【 ACV-02 】次の一手問題
正解を答えてくれた人がいなかった問題です。
今回は、期待しております。
制限時間は有りません。
前問と同様、「一手のみ」答えてください。
コメントは御自由にどうぞ。
【X-01】の正解発表
正解は、１：先手勝 です。
（理由）
▲２七桂、△（何を指しても）、▲３五桂、△（何を指しても）、▲２三桂不成
で後手玉は詰みとなります。
先手の手順を防ぐ方法は有りません。
又、先手玉には、その間に王手もかかりません。
soh-sohさん、どうも。
複数の方から正解が出されたので、ここで終了とさせていただきます。
mikiayuさん、いいですよ。
他のトピックでの出題なら、全く問題ありません。
