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2016/04/09 03:47 #10293
N002勝つのはどっち?先手番▲3一角不成ではないでしょうか?
▲3一角不成△1二玉には、▲1三歩△2一玉▲3二角成△2二玉▲3一馬まで
▲3一角不成△3二玉には、▲4一飛成△2一玉▲1三角成まで
▲3一角不成△3二玉▲4一飛成△同玉には、▲4二角成まで
▲3一角不成△2一玉には、▲1三角成△3二玉▲3一馬まで2016/04/09 10:01 #10295yunsamaさん、解答ありがとうございます。
2016/04/09 12:16 #10298
yunsamaさんの解答は、正解です。
簡単に解かれてしまったので、急遽、もう1問アップする事にし
ました。
2016/04/09 12:17 #10299
【N003】勝つのはどっち?
先手番です。
どちらが勝つのでしょうか?
先手持ちならば、初手、相手の2手目の予想、それに対する3手目
の指し手を答えてください。後手持ちならば、相手の初手の予想とそれに対する2手目の指し手
を答えてくだい。
解答以外のコメントも、あればお願いします。
2016/04/10 05:51 #10303持ち駒が飛金金銀なら詰むと思いますが・・
飛金銀銀では無理っぽい、後手勝ちと考えます。
具体的には13飛に12飛で受かってそうだと思います。2016/04/10 07:33 #10305prozacさん、解答ありがとうございます。
引き続き、他の方の解答やコメントもお持ちしております。
コメントのみでもかまいません。
また、一度した解答の訂正も可能です。
2016/04/10 21:07 #10312持駒が飛金金銀ならば看寿の有名な裸玉の詰将棋ですけど・・・・
ただし飛金銀銀ですから、詰むかどうかは知りません。
(詰まない場合は色んな王手があるだけに、すべてを調べて詰まないことを確認しないといけないので大変そう)ちなみに上に書かれている1三飛に1二飛と合駒するのは詰むはずです。
なぜなら看寿のものは1三飛1二飛合2二金から始まり、
それは同玉と取る一手ですが、これが仮に2二銀でも同玉と取る一手です。
するとどちらも残りの持駒は金銀で同一局面となりますから。2016/04/10 21:53 #10313そうですね 持駒飛金金銀なら図攻98番ですね
若いころ 夢中で 無双と図攻をといていたことがあり
図攻98番も解きましたが すつかり忘れていました
持ち駒飛金銀銀だと13飛に12桂合で詰まないと思いますが
玉が11で持駒飛金銀銀で詰んだらすごい発見ですけど2016/04/10 23:18 #10314
六夢Ⅱさん、kannjuさん、
コメントありがとうございます。
2016/04/11 00:08 #10315えっ、桂合いではあまりにも簡単かと。錯覚なんですかね。
2016/04/11 01:01 #10316
風さん、コメントありがとうございます。
錯覚等で間違ってもらうのも、問題作成者としての楽しみの一つです。
2016/04/11 06:16 #1031713飛12桂合の局面で 持ち駒金金銀なら22銀同玉23金31玉32金打で簡単に詰みです
しかし 持駒金銀銀だと22金同玉33銀なら13玉で不詰
22銀同玉23金なら31玉で不詰 22銀同玉23銀なら33玉で不詰
詰まないと思います
図攻98番正解は13飛12飛合22金同玉33銀31玉32金以下31手詰ですが
2手め22銀同玉23金31玉32金打でも詰むキズがあります
持駒飛金銀銀で詰むならぞのキズがなくなり図攻98番よりいい作品になります
しかし12桂合で詰まないと思います2016/04/11 07:30 #10318すみません 訂正します
2行目 22銀同玉33銀なら13玉で不詰
6行め 3手め2016/04/11 18:39 #10323
コメントで触れられている将棋図巧ですが、千葉県野田市立図書
館の電子資料室で画像が公開されていますね。
http://www.library-noda.jp/homepage/digilib/shogi/18.html
98番の問題はこれ(右のページ)
http://www.library-noda.jp/homepage/digilib/shogi/img/0018/053.jpg
98番の解答はこれ(左のページ)です。
http://www.library-noda.jp/homepage/digilib/shogi/img/0018/084.jpg
20手目に玉が「6二」ではなく「8二」へ逃げた場合の事が書か
れているのが、興味深いところです。
先後の符号も付けて、この古文書における98番の解答の内容を、
現在の一般的な書き方で表せば、次のようになります。
▲1三飛、△1二飛合、▲2二金、△同玉、▲3三銀、△3一玉
▲3二金、△同飛、▲同銀成、△同玉、
▲3四飛、△4二玉、▲4四飛、△5二玉、▲5四飛、△6二玉
▲6四飛、△7二玉、▲7四飛、△8二玉、▲8四飛、△7二玉
▲8三飛成直、△6二玉、▲7三龍、△5二玉、▲6三龍、△4一玉
▲4三飛成、△3一玉、▲6一龍、△2二玉、▲5二龍引、△1一玉
▲1三龍、△2一玉、▲2二龍
11手目の「▲3四飛」からの手順部分が、作者がこの問題で表現
したかった部分なのだろうと思っています。
もし並べた事が無い人がいれば、是非、並べてみる事をお勧めし
ます。
(将棋図巧98番の持ち駒は「飛金銀銀」ではなく、「飛金金銀」
なので、念の為。)2016/04/12 06:40 #10324持駒が飛金金銀の時は詰むというのはこの詰将棋を知ってる場合の話で、
仮にその持駒だとしても自力で解くのはかなり大変でしょう。
その上詰将棋は必ず詰みますが、今回は詰まないという答えが正解の可能性もあるわけですから。で、詰将棋は基本的には答えはひとつしかないわけですから、図巧98番の場合は、
初手1三飛以外では詰まないというのは、答えを知ってる人なら考えなくてもわかります。
しかし持駒は異なりますからそれは通用しません。
したがって読むしかないわけですが、一目は初手3一飛あたりでしょうかね。2016/04/12 09:12 #10326こういう問題を考えると、もしあそこであの受けさえなければ詰むのにということに出くわします。
そんな時は上手く修正して詰将棋にならないかなあなんてことも頭をよぎるわけで・・・・例えば上の問題で1二桂合で詰まないなら、2九に先手の桂馬を置いて、
後手のと金をすべて成桂にしたらなんてことも。
まあこれはあくまでもわかりやすい例えであり、この場合は余りにもみえみえで洒落にもなりませんが。2016/04/12 09:20 #10327私も若い頃より棋力も気力もなくなつているので
いろいろ調べてみました
31飛は21香合くらいで逃れているように思います
内藤九段が持ち駒飛金銀銀では詰まないと書いているので 詰まないことは確かだとおもいます
それとsさんの図攻98番の解答は看寿の作意とはちがうように思います
無双も図攻も原書のしょざいさえはつきりせず200年以上も棋界のなぞといわれたそうです
だから古い文献だと作者でない人が考えた解だと思います
昭和41年に原本が発見され 解もついていたので謎はほとんど解明したそうです
20手め82玉なら84飛72玉83飛行成以下の33手詰
12飛成93玉7373飛成以下の29手詰があり 従来書では33手詰が本手順とされていたそうです
原書が発見され 20手め62玉以下以の31手詰が作意であるとわかり 現代ではそれが正解とされています2016/04/12 09:50 #10329「詰むや詰まざるや」の解説に献上本発見の下りはありましたが昭和41年でしたか、
それは書かれておらずもう少し前かと思っていましたので意外でした。
棋書には参考として19個の裸玉の詰め将棋が紹介されていますが、
その中に2一玉で持駒が飛金4枚というのがありちょっと面白そうだなと思っているところです。
(岸本・三枝・三木作とありますから3人の共作なのでしょうね)2016/04/12 18:28 #10330
野田市立図書館の電子資料室で公開されている「将棊図巧」は、
詰将棋の問題が載っている上巻の「將棊圖巧」と、解答が記載され
ている下巻の「將棊圖巧詰手」の2冊の書籍で、1821年に刊行され
たもののようです。
「將棊圖巧詰手」の方は、”伊藤看壽作”と記載されているページも
あり、
http://www.library-noda.jp/homepage/digilib/shogi/img/0018/057.jpg
本人が作成した解答を基にして刊行されたものだろうと思ったので
すが、そうではないという事ですか、なるほど。
問題作成者以外が解答を作るのも、大変な作業だと思うのですが、
誰がどういう経緯で作ったのか、気になりますね。
200年程も前の事なので、調べようもないでしょうが・・・
(将棋図巧98番において)
20手目に玉が「6二」へ逃げるが「8二」に逃げるかは、受け側の
”変化”なので、「その詰将棋が解けた」という為には、攻める側は、
両方に関して、その後の有効な指し手を知っている必要がありますね。
そういう意味では、よく知られている31手詰の解答と、上記「將棊
圖巧詰手」に記載されている解答(#10323参照)の両方を知っている
のがよいだろうと思われます。
2016/04/12 20:00 #10331
【N003】勝つのはどっち? についてですが、
「詰将棋である」とは書いていないので、御注意願います。
タイトル及び出題時の説明の通り、先手が勝つのか、後手が勝つ
のかという事を問うた問題です。
トピックのタイトルは「詰将棋、次の一手、他」ですが、この問
題は、「詰将棋」でも「次の一手」でもないので、「他」に分類さ
れるものです。
これまでに、prozacさんからは「後手勝ち」という解答を受け、
kannjuさんからは「後手勝ち」と考えていると思われるコメントを
受けています。(違う場合には書き込んでください)
コメントをいただいた他の方は、”保留”という事にさせていた
だきます。
いろいろと参考になる関連コメントも多いので、解答等の受付を
もう少し続けようかなと思っているところです。
誰々さんの考察に同意するので「○○が勝ち」とか、誰々さんの
解答とはこの部分が異なるが「○○が勝ち」とかの解答でもかまい
ません。
特に無ければ、(解答受付を)適当な時期で打ち切らせていただ
きます。
出題者からの解答等の発表は、もう少しお待ちください。
2016/04/13 00:50 #10333後手玉が詰まず、先手玉が受けなしなので、後手勝ち。(あくまでアマ八級の読み。)
2016/04/13 05:11 #10334読みが入らないのでコメントだけですが、13飛車の筋って有名なんですか^^;
それを聞くまでは31飛車からの手を読んでいました。あー、はずかしい。以前詰むや詰まざるやの本を読んだこともあったんですが、面倒なのですぐ解答を読むという邪道をしていたせいか詰将棋の実力が伸びたとはいえず、何をやってんだ、と。
2016/04/13 07:45 #10335私は解けないと 解答をみないので いつまでも解答がわからないのがたくさんあります
短編では若島氏の入玉形の15手詰は詰みそうな手さえ浮かばないですね
図攻98番の話がでたので横道にそれましたが
どちらが勝かとゆう問題の解答は
後手が詰まないのであれば先手は必至がかかつているので後手勝ちいいんですかね
必至はかかりそうな気がしますが詰みはないと思います2016/04/13 10:34 #10336番外ですが掲示板に出てきたものを参考に詰将棋らしきものを作ってみました。
(詰み将棋レベルですが)【詰め手順】
▲3一飛 △2一香 ▲1二銀 △同 玉 ▲3二飛成 △1三玉
▲3三龍 △1四玉 ▲3四龍 △2四桂 ▲2五銀 △1三玉
▲2四銀 △1二玉 ▲1三金 △1一玉 ▲2三桂 △同 香
▲3一龍 △2一歩 ▲2二金 まで21手詰王様が上部に逃げ出しますが、上部がふさがっており仕方がなくまた戻って行くわけですが、
最後は「お疲れ様」で元の位置に戻って詰みます。2016/04/13 11:42 #10337詰め手順を読んでみたわけではないので、評価にはならないと思いますが、六夢Ⅱさん、よくインスピレーションみたいなのが浮かびますね。凄い、と感心してしまいます。
ところで詰将棋の詰め手順のあら探し、というか本人の予想する詰め手順がないかを確認するものってコンピュータソフトでありますか?
そういうのがあれば、便利だなあ、とふと思いました。
2016/04/13 12:00 #103382016/04/13 17:39 #10339六夢さん言われたものかどうかわかりませんが
私の友人が子供のおもちゃのゲーム機のようなもの持つていて
詰将棋をつますことができると言うので
二上つめ将棋10番を解いてもらつたことがあります
正解は13歩を同玉と取る手で 21手詰
私も正解手順の同玉と同銀の変化は詰ませましたが 取らずに22または23に逃げられると
どうやつて詰ませるのかわからなくて
たいていの詰将棋はすぐ詰ませるそうですが これは時間がかかりましたが 詰ませました
それで詰むことは詰むんだと思いました 私の頭で読み切つたわけではないので
正確ではないですが 2手め22玉と逃げて25手で詰ませたと思います
私の記憶が正しいとすると 二上九段が勘違いされたのかもわかりません2016/04/13 19:37 #10340
ペンギンさん、コメントありがとうございます。
風さん、kannjuさん、
「後手勝ち」という判断ですね。
承知しました。
2016/04/13 19:37 #10341
当方からの解答等の説明の準備をさせてください。
【参考図A】
先手番で、この状態となった場合には、後手玉に即詰みが生じています。
攻め方が複数有る部分もありますが、例えば、
▲3四飛、△4二玉、▲4四飛、△5二玉、▲5四飛、△6二玉、
▲6四飛、△7二玉、▲7四飛、△6二玉、▲7三飛行成、△5一玉、
▲5三飛成、△4一玉、▲7一龍、△3二玉、▲6二龍引、△2一玉、
▲2三龍、△1一玉、▲1二龍寄までで詰みです。
受け側も多数の変化がありますが、例えば、
上記の2手目で△4二玉ではなく△4一玉ならば、以下、
▲4三飛成、△5一玉、▲3一飛成、△6二玉、▲4二龍引、△7一玉、
▲7三龍、△8一玉、▲8二龍までで詰み、
上記の10手目で△6二玉ではなく、△8二玉ならば、以下、
▲8四飛、△7二玉、▲8三飛行成、△6二玉、▲7三龍、△5二玉、
▲6三龍、△4一玉▲4三飛成、△3一玉、▲6一龍、△2二玉、
▲5二龍引、△1一玉▲1三龍、△2一玉、▲2二龍寄までで詰みです。
分岐が多く全てを説明する事は困難なので、他の変化については、
省略させていただきますが、もし、具体的な変化手順について疑問点が
あれば、お答えしようど思っていますので、書き込んでください。
2016/04/13 21:02 #10342この詰め将棋に取り組んでいたとき、参考図Aの局面は読んでいてたどりついたものの、そこから詰みがあるとは思っていませんでした。解答に驚いたです(;^_^A
2016/04/13 22:59 #10343参考図Aは 図攻98番の作意手順13飛12飛合22金同玉33銀31玉32金同飛同銀成同玉の局面なので
34飛以下図攻98番の解どうりに詰みます
しかし問題図は持駒飛金銀銀なので13飛12桂合22銀同玉33銀13玉で不詰 参考図Aにはならないと思います
念のため内藤九段著図式集中を調べました
作意は13飛12飛合22金同玉33銀31玉32金だが3手め22銀同玉23金31玉32金打ちでも詰むキズがある
それなら持ち駒飛金銀銀にすればよさそうだが すると13飛に12桂合で詰まなくなるとと書かれています
持ち駒飛金金銀で13飛に12桂合だと22銀同玉23金31玉32金打ちで簡単に詰みます2016/04/13 23:26 #10344
kannjuさん、まだ説明の為の”準備”段階です。、
出題者としての解答及び説明は、もう少し後になりますので、
宜しくお願いします。
2016/04/13 23:42 #10345
ペンギンさん、【N003】勝つのはどっち?の「解答」を書いた訳
ではないので、その点、誤解なきようお願いします。
どちらが勝ちかは、まだ受け付けております。
2016/04/14 01:53 #10346完全に誤解していました。
わたしはこのまま結論を待ちたいと思います(;^_^A2016/04/14 07:43 #10347▲1三飛も▲3一飛も▲4一飛も存外際どいものなのですね。(8級の読み。)
2016/04/14 07:55 #10349>上記の10手目で△6二玉ではなく、△8二玉ならば、以下
ちなみに下の手順で追えばかなり早く詰みますけどね。
▲1二飛成 △9三玉 ▲7三飛成 △9四玉 ▲1四竜 △8五玉
▲8四竜寄 △9六玉 ▲9三竜寄2016/04/14 08:29 #10350図攻98番20手目82玉なら
84飛72玉83飛行成以下の33手詰と六夢さん指摘の29手詰があります
昔は現代とちがつて妙手説 手数でなく妙手がある方が本手順とされていました
そのため作者の作意がわからなかつたので 従来書では33手詰が本手順とされたのだと思います
献上本が発見され62玉が正解手順と確認され
62玉以下の31手詰が正解とされています2016/04/14 10:37 #103512016/04/14 12:10 #10352裸玉の大きい印字には、抵抗感大ですね。せめて小さい字なら有りかな。
2016/04/14 18:19 #10355
六夢Ⅱさん、
「参考図A」は、提示時の説明の通り、複数の攻め方がある部分
があります。
(1手目も「3四飛」ではなく「3五飛」でも詰みますね)
「参考図A」は、【N003】詰むのはどっち? の解答を説明する
際に引用する為に作ったもので、
”「参考図A」の状態となった場合には後手玉に即詰みがある”
という事実が重要なので、上記のような他の詰め方があっても、又、
何手で詰んでも、全く問題ありません。
(以下、読んでいる皆さんへ)
「参考図A」の状態で、後手玉が詰まないのではないかという疑
問が出てきた場合には、その疑問を解消しておきたいので、疑問部
分に関する受け側の別の指し手(変化)を記載する形で、指摘願い
ます。
2016/04/14 18:20 #10356
【N003】勝つのはどっち?の出題者からの解答等です。
結論から書くと、”後手の勝ち”となります。
先手玉は、と金3枚に押さえられていて「受け無し」なので、後
手玉が詰みか否かとういう問題となります。
(即詰みがなければ、後手の勝ち)
先手の初手はいくつか有り得ますが、最も有力なのは、「1三飛」
でしょう。
・「1三飛」に対して玉が逃げるのは、
▲1三飛、△2一玉なら▲2三飛成以下詰み
▲1三飛、△2二玉なら▲3三銀以下詰み
・「1三飛」に対して合駒をするのは、
▲1三飛、△1二歩合なら▲2二銀、△同玉、▲3三銀、以下
△3一玉なら▲3二金で詰み
△2一玉又は△1一玉なら▲2二金で詰み
△1三玉なら▲2四金で詰み「1二香合」「1二銀合」「1二角合」は、「1二歩合」と同じ
▲1三飛、△1二金合なら
▲2二銀、△同玉、▲3三銀以下、
△3一玉なら▲3二金で詰み
△2一玉なら▲3二金、△1一玉、▲2二金で詰み
△1一玉なら▲2二金で詰み
△1三玉なら▲2四金で詰み
結局「1二」への合駒が 歩・香・銀・金・角 の場合には
比較的簡単に詰んでしまう事が分かります。
後で関係しますが、ここで大事なのは、「2四」への利きの有無です。
次に、合駒が飛車の場合ですが、
▲1三飛、△1二飛合なら
▲2二銀、△同玉、▲3三銀以下、
△1三玉なら▲2四金で詰み
△1一玉なら▲2二金で詰み
△2一玉なら▲1二飛成、△同玉、▲2二飛以下詰み、
△3一玉なら▲3二金、△同玉、▲2二銀成で参考図Aの状態となるので、
以下、手数は長いけれど即詰みとなります。
次に合駒が桂馬の場合ですが、この合駒により「2四」への利きが生
じている為、歩・香・銀・金・角の場合と同様にはなりません。
(続く)
* 続きは、後日とさせていただきます。
* ここまでの記載について疑問な点があれば、指摘願います。
2016/04/14 21:46 #10357詰め手順が色々書かれていますが、仮に初手▲1三飛に△1二桂合で詰まない場合は、
それらの手順が詰もうが詰まなかろうが、答えに影響を及ぼすことはないでしょうね。
詰もうが詰まなかろうが、初手▲1三飛では詰まないという結論は変わらないわけですから。2016/04/15 09:47 #10362私以外の回答者はみなさん、後手勝ち予想していたような(;’∀’)
みなさん局面を正確によく読めるな~と感心していますが反面自分が読みの力も弱いのにはほとほと弱り果てます。ところで裸玉のTシャツ、ネーミングが怖いので注文しづらいです。
裸王って間違えられたりするとなんかこわくないですか?ということでもちろん注文はしません(/・ω・)/
2016/04/16 22:28 #10368
【N003】勝つのはどっち?の解答及び説明(その2)
前回は、先手が「1三」へ飛車を打った場合、△1二桂合以外で
は、後手玉が詰んでしまう事を説明しました。
今回は、△1二桂合の場合の説明ですが、”後手の勝ち”である
と、問題全体の結論を言っているので、既にお分かりだと思います
が、△1二桂合の場合は、詰みません。
以下、その説明をしたいと思います。
あらかじめ、お断りしておきますが、「詰まない」という事の説
明は、「詰む」場合に詰手順を示すのとはかなり異なったものにな
ります。
完全さを求めると、極めて煩雑なものになるため、「詰むかもし
れない」と感じる人が多そうな部分を中心として、受け方を示すと
いう形となります。
”おおまかな説明”と、理解してください。
【参考図B】
参考図Bから先手が後手玉に王手をかける方法は、
「2二」へ銀を打つ、「2一」へ金を打つ、「2二」へ金を打つ、
飛車を切る、の4通りです。
先ず、「2二」へ銀を打った場合ですが、
▲2二銀、△同玉に▲2三金ならば、この時点で先手の持ち駒が
銀1枚になるので、△3一玉と逃げ、▲3二銀には、△4二玉と逃
げて、以下逃げ切る事ができます。
▲2二銀、△同玉に▲2三銀ならば、持ち駒に金が残っていて、
かなり危ない感じですが、△3三玉と逃げると、以下、▲3四金な
ら、△4二玉と逃げて以下逃げ切り、
銀を移動して開き王手や両王手をしてくる場合は、▲3四銀成以外
ならば△4四玉と逃げて以下逃げ切り、▲3四銀成なら△同玉で以
下逃げ切りです。
▲2二銀、△同玉に▲3三銀ならば、「2四」の地点に桂の利き
があるので、△1三玉と飛車を取る事ができ、以下逃げ切りです。
次に、「2一」へ金を打った場合ですが、
▲2一金、△同玉に▲2三飛成が少し気になる攻め方です。
受け方はいくつかありますが、△2二歩合で、逃げ切れます。
以下、▲3二銀ならば、△1一玉とすると、先手は龍を切らざる
を得なくなり、2枚の銀の隙間から逃げ切る事ができます。
次に、「2二」へ金を打った場合ですが、
▲2二金、△同玉の時点で先手の持ち駒が銀2枚になってしまう
ので、以下▲2三銀でも▲3三銀でも▲3一銀でも△1三玉と飛車
を取って、以下逃げ切る事ができます。
次に、飛車を切った場合ですが、
玉の位置が「1一」から「1二」へ移動して、持ち駒が「飛金銀銀」
から「金銀銀桂」に変わった事になります。
玉から離れて打てるのは桂のみなので、▲2四桂としてみますが、
△1三玉と逃げると、以下、▲2二銀や▲1二金なら、△2四玉で、
▲2三金や▲1四金なら△同玉で、以下逃げ切りです。
これで、▲1三飛に対して△1二桂合とした場合に、後手玉が詰み
から逃がれている事の説明は終了です。
(続く)
* 次回は、「1三飛」以外の初手について説明をする予定です。
2016/04/18 19:04 #10376
【N003】勝つのはどっち?の解答及び説明(その3)
先手の攻め方で、「1三飛」の次に有力なのは、「3一飛」でしょ
う。
この場合の結論を書いてしまうと、合い駒の種類によって、詰んだ
り詰まなかったりします。
(歩・銀・金ならば詰み、香・桂・飛ならば逃げ切り可能)
ここでは、「3一飛」と打たれた場合でも、後手玉が逃げ切れると
いう説明が必要なので、逃げ切れる合駒の一つである香の場合につい
て説明する事にします。
【参考図C】
参考図Cは、先手の「3一飛」に対して、後手が「2一」に香を
合駒した局面です。
参考図C以下、▲2二銀なら、△同玉と取り、以下、▲3三銀や
▲3三金なら、△1三玉と逃げると、2筋に香の利きがあるので、
以下逃げ切りです。
▲2二銀、△同玉の後、▲2三金や▲2三銀なら、△同玉と取り、
以下逃げ切り、又、▲2二銀、△同玉の後、▲1二金や▲1三金や
や▲1三銀なら、△3一玉と飛車を取って以下逃げ切りです。
参考図C以下、▲1二銀、△同玉、▲3二飛成と進むのが、後手
玉にとってかなり危うい順となります。
▲3二飛成の時点で合い駒をすると▲2三金以下、簡単に詰んで
しまうので、△1三玉と逃げ、先手は▲3三龍と追いかけます。
▲3三龍の時点で合い駒をしてもやはり詰んでしまうので、
△1四玉と逃げ、先手は▲3四龍と追いかけます。
▲3四龍の時点では、△2四歩合として、以下逃げ切る事も可能
ですが、更に△1五玉と逃げおく方が分かり易い逃げ切り方です。
▲3五龍と追いかけられた時点で、△2五歩合とすると、「2四」
の地点には香の、「2六」の地点にはと金の利きがあるので、以下
逃げ切りです。
* 玉が更に「1六」まで行ってしまうと、▲1五金で詰んでしま
うので、行き過ぎないように注意が必要です。
結局、先手に「3一飛」とされた場合でも、後手は「2一」に香を
合駒して、後手玉は逃げ切れるという結論となりました。
(続く)
2016/04/18 19:06 #10377
【N003】勝つのはどっち?の解答及び説明(その4)
前回迄に、先手が「1三飛」と打ってきた場合でも「3一飛」と
打ってきた場合でも、後手が適切に受けると、後手玉が逃げ切れる
事を説明しました。「1三飛」「3一飛」以外では、「4一飛」が、危ない場合があ
りそうな感じなので、ここで触れておく事にします。
▲4一飛には、▲3一飛の場合と同様に、△2一香合としておく
のが、後手が逃げ切る為の、お勧めです。
例えば、▲4一飛、△2一香合、▲2二銀、△同玉、▲4二飛成
とされた場合には、△1三玉として、その後、香の利きを生かして
逃げ切りる事ができます。
【N003】の問題図で、先手が後手玉に王手をかける方法は、これ
迄に取りあげた「1三飛」「3一飛」「4一飛」以外にも、ありま
す。
他の指し方を全て挙げてみると、
「2一飛」「5一飛」「6一飛」「7一飛」「8一飛」「9一飛」
「1二飛」「1四飛」「1五飛」「1六飛」「1二金」「2一金」
「2二金」「1二銀」「2二銀」となります。
厳密には、上記の場合においても、後手玉に即詰みが無い事の説
明をする必要があるのですが、これらは、これ迄に説明した内容を
理解していただければ、容易に判断できると考えられるので、説明
は省略させていただきます。
以上で、後手玉に即詰みが無い事の”おおまかな説明”を、終わ
らせていただきます。
後手玉に即詰みが無く、先手玉が「受け無し」である為、
”後手の勝ち”という結論になります。
2016/04/30 20:15 #10446
【N004】詰将棋
このサイトでの実戦譜を基にして作った「普通の詰将棋」です。
なるべく多くの人に解いてもらいたいので、詰手順(指し手)は、
(初手や最終手も含めて)一切書かないでください。
解けた方は、何手詰だったのか、手数の記載をお願いします。
(それで、正解かどうかがほぼ判断できる問題です)
問題がどの程度の難易度かを知りたいので、解くまでにかかった
時間(「10秒だった」とか「3分位かかった」とか)を教えていた
だけると、嬉しいです。(この部分は任意です)
「簡単すぎる」とか「少し難しかった」とかのコメントも付けて
いただける、更に参考になります。
何手詰かを数える際には、一般的な詰将棋と同様に、
「玉方は最も長く手数がかかるように逃げなければならない」とい
う事と、「無駄な合駒はしない」という事に、特に気を付けてくだ
さい。
詰将棋の基本ルールを分かりやすく説明しているページがあった
ので、リンクを張っておきます。詰将棋の基本ルール(「詰将棋パラダイス」のサイト内)
http://www005.upp.so-net.ne.jp/tsumepara/contents/2rule/rules.htm
2016/05/01 11:42 #10451
【N004】詰将棋 のタイトルに「何手詰でしょう?」と書こうと
思っていたのですが、入れ忘れてしまいました。
説明文にはその旨書いたので、分かっていただけたと思いますが、
宜しくお願いします。
尚、実戦型なので、”妙手”と言えるものは、殆ど無いかもしれ
ません。
2016/05/02 01:32 #10456出題図は、先手が▲7四銀と飛車を取り、後手に手番が渡った局面です。
よろしければ、後手の次の一手をお考えいただきたい。易しい問題のつもりです。2016/05/02 02:26 #10457風さん
将棋倶楽部24の8級ですと、何秒あるいは何分くらい考えれば解けそうな問題ですか?
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