本題は「早指し」と「早指し2」の比較ですが、タイトルの『持ち時間』ということからみると・・・・・
普段1分将棋で指していても、時間に迫られ仕方がなく指さなければならないことが良くあります。
その時に「時間がないのだから仕方がない」と思うわけですが、その時点で勝つにしろ負けるにしろ将棋は終わります。
少なくとも納得のいく将棋にはなりません。
将棋が勝ち負けを争うゲームで、真に勝ちを求めるなら、1手30秒というのはあまりにもきついでしょう。
これだけ短いと、究極までに集中力を高めないといけないですから。
これを持ち時間30分も選択出来る中で、究極の集中力を要するきつい持ち時間をあえて選択している人が多いわけだが・・・・
お手軽に、短時間で、勝ち負けを気にせずゲームが楽しめるからという理由で選択している人がほとんどのように思います。
将棋は相手の手番でも考えられるゲームですが、単純に1手30秒しか局面を考えることが許されない自分と、持ち時間30分で戦える自分がいたら、8~9割、持ち時間30分の自分の方が勝つように思います。
それくらい1手30秒は自分の力に制限を加えるもので、飛車1枚は確実に落ちてると思います。
他人がどんな設定で将棋を指そうがそんなことはどうでもよいですが、
早指しは直感で指してるだけで、自分の実力を全てだそうと思って、持ち時間を選んでいるとは思えないです、
考えるということにおいては、時間があればあるほど良いわけですから。
やはり短時間で、お気軽にという印象が強いです。
(苦しい局面でも30秒経てば開放されるから楽でもありますし)