はじめに › 将棋倶楽部24掲示板 › フリートーク › 詰将棋、次の一手、他
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2016/03/12 12:15 #10085
【N001】次の一手(制限時間1分)
先手の次の指し手を考えてみてください。
もし即詰みになっている場合でも、最初の1手のみの返答でお願
いします。
実戦形式問題なので、複数の正解があるかもしれません。
様々な棋力の方が1分間でどのように考えるのかという点にも関
心があるので、解答以外のコメントも期待しています。
2016/03/12 12:51 #10086「次の一手」を解く時はまず、駒の損得、玉の固さ等から必ず形勢判断をしています。
(実戦で自然に形勢判断が出来るようにする訓練の意味合いも強いですが)
その後に自玉が詰めろか詰めろでないかを確認します。
その後ですね具体的に手を考え始めるのは。
私の場合はこのように局面を確認するだけで1分くらいは使ってしまいます。次の一手でも直感を磨くのは有効ですが、そちらを望むと形勢判断をしない癖がついてしまうのと、
初めてその局面を目にした時は、やはり形勢判断から入った方が良いだろうと思っているので。ですので最初の1分ですと、私がやってるのは局面の確認作業ですね。
ちなみに相手玉に詰みがあれば詰ませば良いだけだから、まず相手玉に詰みがあるかないかから考えれば早そうですが、
詰まない玉を詰まそうとしたりして無駄に時間を使いやすく、自玉から判断した方が結果的に効率よく解けているので、
今までの経験からまず自玉から見るようにしています。
(ここは実戦の中で考えているのと順序が違う)2016/03/12 13:07 #10087制限時間決められるととてもきついね。。。
じゃ71銀
2016/03/12 13:22 #10089六夢Ⅱさん、ペンギンさん、
コメント及び解答、ありがとうございます。
2016/03/12 13:25 #10090これが仮に実戦だと仮定すると、この局面を目の前にしている段階で状況把握は既に済んでいる。
ということで、そこから1分の猶予があったとして・・・・・受けるのは危なそう。
さりとて見切り発車で詰ましにいくのも、成り行きで詰むという局面でもなさそう。
(詰まなかったら即負けだし、初手からしてどこから王手するのかが難しい)ということで、1分将棋でしたら負ける確率90%くらい
2016/03/12 18:54 #10091>>様々な棋力の方が1分間でどのように考えるのかという点にも関心があるので、解答以外のコメントも期待しています。
このコンセプトに賛同できないので回答できません。
24で級の人は回答したくないと思うと思います。人を試すような出題は控えて頂くとありがたいです。尚、今回のコンセプトは様々なレートの対局感想戦を見学すれば簡単に成せると思います。
理化学研究所が、該当の研究発表をしている可能性がありますのでそれも参考にしてください。2016/03/12 22:26 #10093
佐村河内さんのような明解に考えを表明する方に回答してもらえ
ないのは残念ですね。
私としては、ペンギンさんのような「解答」の他に、六夢Ⅱさん
のような「コメント」も、なるべく多くの方から欲しかったので、
「様々な棋力の方が・・・」と書いた訳です。
このサイトの利用者は、元々、ある程度の将棋の力がある人が殆
どなので、現在のレートに関わらず、「詰将棋」や「次の一手」等
を解く力に関しては、それぼど差が無いのではないかという推測を
してはいます。
2016/03/12 23:01 #10095▲3六歩
アマ八級です。
2016/03/13 08:19 #10098
風さん、解答ありがとうございます。
2016/03/13 12:58 #10101
出題者としての解答等は、もう少しお待ちください。
普段掲示板をよく眺めている人の多くに問題を眺めてもらった上
で、具体的な解答もあった後に、説明する予定だったので、予定通
り、あと1日か2日程度でよいかなと考えています。
別な解答の他に、既にされた解答と同じであるとか、解答無しの
コメント等も、まだ受け付けておりますので、宜しくお願いします。
2016/03/13 13:23 #10104時間をかけてよく読んでみたい局面でした。あの解答をしたとき対局前であわてて書いたやつなのでとても自信がないです。
レーティングの棋力、現在四段です(^^;
2016/03/13 15:20 #10105一目 36歩で先手勝にみえますが
1分とゆことなので あまり考えてはいないですが
現在R三段です2016/03/13 16:41 #1010671銀です.36歩でも勝てるような気がしますが.
2016/03/13 16:57 #10108
kannjuさん、unagi7さん、
解答ありがとうございます。
2016/03/14 18:11 #10117【N001】次の一手問題の解答の評価は、満点を100点として、合格を
60点としてみます。
解答があった「7一銀」と「3六歩」についてですが、結論から言
うと、「7一銀」は100点、「3六歩」はとりあえず70点とさせてい
ただきます。(後述の内容を読み、「高すぎる」「低すぎる」等の異
論があれば、書き込み願います)
この問題は、先月に対局した私の実戦譜(私が先手)からの出題で、
1分将棋になっていた状況で、私の実際の指し手は「3六歩」であり、
その数手後に相手が投了したのですが、その後詳しく検討してみると、
問題の局面で即詰みが存在していたという事が判明したものです。
私としては思いもよらない即詰みだったので、自玉に1手詰の「詰
めろ」がかかっている局面でもあるので、「次の一手」としては良い
問題ではないかと思い、出題した次第でした。
「7一銀」以下の順は、分岐が多く、全ての場合を示すのは困難で
すが、一例として即詰手順の一つを示すと、次のようになります。
▲7一銀、△同金、▲同馬、△同玉、▲7二金、△同玉、
▲5二飛成、△7三玉、▲6二角、△6四玉、▲6五金 まで
「3六歩」は、「5八飛成」でも「5八金」でも「3七玉」と逃げ
て、なんとか逃げ切ろうという手ですが、後手がどの様に迫ってきて
も、ぎりぎりセーフでしょう。
尚、問題の局面では、「7一銀」の他に「7一角」からでも、即詰
みとなる順があるので、それも100点となります。
「7一銀」の場合よりも更に難しい感じなので、詰将棋が得意な方
は、解いてみると面白いかもしれません。
2016/03/14 20:05 #10118私が簡単な状況判断が出来ていたと仮定した上での1分で考えたのは・・・・
自玉は詰めろ、相手玉は一目では詰みかどうか判断出来ない、ならば1手稼いでから詰めろをかけるのが安全かと思いました。
そこで4九銀を考えましたが、それは8九飛成が5六桂からのまた詰めろ。
これは駄目だと受けではなく攻めを考えました。
7一に駒を捨ててから7三に駒を捨てる、これが筋だと思って考えましたがそこでタイムアウト、1分になってしまいました。3六歩は5八に飛車を成らせる手なので1秒も考えませんでした。実戦だと同銀同飛成7二金かな、1分では考える気がしない手順です。
しかし実戦でしたら3六歩同銀を入れてもう1分稼ごうということは、もしかしたらしていたかも知れません。一応あとでゆっくり考えてみた。
▲71銀△同金▲同馬△7三玉、この時8二馬が上手い手で詰みかなと。
しかし答えを見て考えたら△7三玉には▲6二角でも簡単な詰みということがわかりました、筋が悪すぎて浮かばないけど実戦ならではの手ですね。詰ましに行く場合、しっかり読みきれていて詰ましに行くのは勝ち、そうでない場合は運の要素もかなり入り込んできて、
詰ませばもちろん勝ちだけど、詰ましそこなえば負ける確率がかなり高そう。
逃げ道を開けるのは即詰みではないので確実な勝ちではないけど、負ける危険性は少ないのかも知れない。
1分将棋で詰みを読み切れない時、たぶん詰むだろうで勝負をかける方が良いのか、逃げ道を開ける方が良いのか。読み切れないといってもケースバイケースですが、この局面ならどちらがお薦めということになるのかな。
2016/03/14 20:50 #1011962角の筋は気ずきませんでした 71銀同金73角同桂71角なり同玉72金を考え
きわどく詰まないのかと思いました
いずれにしても 1分では詰ませる自信ないので 36歩を選ぶとおもいます
自玉が受けなしなら 詰めにいくしかないですけど
36歩で勝てそうなので 1分しかないのでは私は 詰めにはいかないですね2016/03/14 21:41 #10120お薦めでは全くありませんが私の場合は・・・・・
ネット将棋でしたら、30秒将棋でも1分将棋でも詰ましに行きます。
理由は、それで負けたとしても痛みを感じないし、その方が勉強になる気がするから。では痛みを感じる時はというとリアルの将棋大会で勝ち上がっている時ですが、
いつも切れ負けなので、1分だけ考えられるというようなケースはほとんどないかな。
それでもそれくらい時間が切迫してるとしたら、逃げ道を開けても手数が伸びると自分の時間が切れるから、詰ましに行くしかないかも。2016/03/14 22:10 #10121自分みたいに猪突猛進型のタイプにはありがたい判定ですが、36歩でも勝ちなら両方とも100点でいいのかなあ、と。
36歩という手は1分という制限時間の中で一顧だにしなかったので。逆に思いつく人の方が凄いと私は感じました。みんな”視野”が広いですね(^^;
で正答者という意味において一番優れていた人をあえて挙げるとするとunagiさんになる気がしました^^
2016/03/15 01:53 #10123▲36歩で勝ちなら、▲36歩も正解では?
ギリギリセーフと言われますが、ハッキリ余していると思いますし、
実戦でもその手で幾ばくもなく勝ち切ったのでしょう?勝ちに繋がってるなら、詰まさなくともなんら問題はないと思います。
詰ませば譜は綺麗でしょうし、この場合、意外な程に詰ましやすい形でもありましたがね。2016/03/15 07:10 #10127実戦ではいきなり局面を見るということはないわけで、次の手を指すまでに1分の考慮時間だったとしても色んな情報が既に入っている。
もちろん逃げ道を開けた時の安全度も、後手玉の詰みの有無もそこまでに色々と考えているわけで、
いきなり1分とは状況が全く違う。
感触でいうと10秒将棋を指していて、この局面を向かえた時に10秒でどうするかくらいの難易度に私には思えました。後手玉は一目見ただけでは詰みかどうか判断はつかないけど、形だけでいえばどう見ても詰み形。
リアルの大会で10分時間を残していると仮定して5分使えばたぶん詰みにトライして詰ませられる。
しかし実際はkannjuさんと同じ手順で時間が切れた。
詰みに関してはその間の考慮時間が20~30秒というところで、イメージとしてはその間に詰将棋を解けなかったという感じかな。2016/03/17 22:42 #10146>風さん
ご存知だと思いますが、将棋は手番を握った時に詰みがあり、正確に指せば100%勝ちます。
次の一手問題においては、継続手も正解手を指すという前提で、詰みへの着手が基本的に100点、それ以外の手は100点未満になろうかと思います。本問題の場合の▲36歩は、100点ではありませんが、勝ちが揺るぎない為相当な高得点が得られるとは思います。次の一手問題ではない場合、捨て駒をして詰まなかった場合の悲劇を考慮すれば、▲36歩は▲7一銀よりも高得点という考え方もあり得るとは思います。追記;棋力表示においては、段の人は漢数字を用い、級の人は英数字を用いるのが一般的だと思います。アマ三段、アマ3級といった具合です。
2016/03/21 02:31 #101732016/03/21 05:36 #1017433角成同玉45桂22玉33角13玉24銀同歩同角成22玉23銀同金同馬同玉21竜22合駒24金まで17手詰
6手め同金なら同桂成同玉45桂22玉33金12玉23金同玉21竜22合駒24銀まで17手詰2016/03/21 10:03 #10175実戦型の良い問題ですね。
解けるまでkannjuさんの答えを見ないようにして解いてみました。
4手目迄はkannjuさんと同じでしたが、
その後は、3三銀、1二玉、1三銀、同玉、1一龍、1二合駒、
2四角、同歩、同銀成、までの13手詰でどうですかね。
6手目同金ならば、3一角、1二玉、1三銀、2一玉、4二角成
までの11手詰ですかね。
2016/03/21 12:34 #101765手目33銀の方が 短手数で詰みですね
実戦だと 詰まし方はいくつかある場合もありますね2016/03/21 14:50 #10177
> 実戦だと 詰まし方はいくつかある場合もありますね
そうですね。
(最終手以外でも)攻め方の指し手が限定されないというのが、
普通の「詰将棋」と、実戦の「詰みが有る局面」に関する問題の違
う部分ですね。
実戦の「詰みが有る局面」の場合は、手数や駒余りの有無も考慮
する必要がないので、論理的に正しい詰みならば、同価値でしょう。
2016/03/22 02:16 #10178あえて前の詰め将棋の解答は略します。
投稿しましたが、うっかりがあり削除しました。2016/03/22 08:10 #101822016/03/22 09:24 #10183ぱっと目に映るのは▲5一竜△3三角▲4四歩△5一角▲4三歩成で
角を使わせ金を得してと金まで作る一石三鳥の手だけど、
2八飛があり5三の香も利いてるのでそれでどうなのか。ということでこの手順だと5手で読みを打ち切るわけにはいかない。
ゆえに実際はこうは進まなかったのでしょう。2016/03/24 12:31 #10197実戦は、良しとみて角を捨てての攻めだったのですが、王手飛車をうっかりしていて(弱いから仕方ないとも言える)、気付いて、秒読みで慌てたものの、その手筋の五手に気付いて、なんとか優勢かと思った。後にコマ柱も生じた熱戦でした。
ただ言いたいのは、王手飛車にまつわる昔の話が違うと言いたかったが時間切れ。
2016/03/24 19:30 #10198あくまで第一感の手ですが・・・。
51竜ー33角ー55桂馬ー51角ー63桂不成としておきます。この通りならば派手な手の応酬ですがどっちがいいのかわからないのでとても自信がない。2016/03/27 21:20 #10209手違いで全く関係ないことを書いてしまいました。削除できないため放置します。すいません。
2016/04/04 08:07 #10249次の数手 分からないので 教えて下さい。よろしくお願いします。
2016/04/04 08:49 #10250これは何の戦法でどういう風に進むのが定跡で、後手はどの部分から変化してきたのですかね。
2016/04/04 09:28 #10251おはようございます。
>六夢Ⅱさん
相横歩取りだと想像します^^;とりあえず34飛車が浮かびますが。後手の対応が23銀とするか82銀と手を戻すかだと自分的には予想します。
あんまり先が読めません(><2016/04/04 10:03 #10252>ペンギンさん
でも先手は横歩を取ってないですよね。
後手に横歩を取らせる形ですが、私には無理やり進めないとこの局面は作れないです。
これが予想進行▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩
▲7八金 △3二金 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △2三歩
▲2八飛 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲8二歩 △7六飛
▲2二角成 △同 銀 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △3三角しかし▲8二歩はありえないだろうし、それを同飛と取らずに△7六飛と取るのも考えられない。
そこでもう少し工夫したが
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩
▲7八金 △3二金 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △2三歩
▲2八飛 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛 ▲2四歩 △同 歩
▲同 飛 △7六飛 ▲2二角成 △同 銀 ▲8二歩 △3三角しかしこのように先手が歩を再度合わせて完全に1手パスするというのも考えにくい。
これらはいずれも変化してるのは先手なわけで、ではどういう定跡がベースになっていて、
後手がどう変化したらこうなるのかがわからない。
たぶん、なるほどそうだったのか、という手順が存在するのだろうけど。2016/04/04 10:40 #10253もしかしたら図自体が先後逆なのかも。
それでもまだ意味がわからない部分がありますが1手パスがなくなり少し見えてきます。(先後逆だと)
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩
▲7八金 △3二金 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △8六歩
▲同 歩 △同 飛 ▲3四飛 △8八角成 ▲同 銀 △2八歩 ▲7七角これだと△2八歩で△7六飛と取れば綺麗な相横歩取りの定跡進行です。
ただそれでも意味がわからないのが△2八歩で
これは風さんの図ですと▲8二歩ですから、変化したのは風さんの図でいうところの▲、すなわち先手となってしまいます。
ですから先後逆という推理も全くの見当違いなのかもしれません。2016/04/04 10:47 #10254>六夢Ⅱさん
確かにおっしゃる通りです。対局中に出てきた局面と、単に問題として出してみようとする局面とでは微妙に違いますね。
でも横歩取りで先行して攻めを求めていく局面でありそうな局面図だったので手順に関する疑問などおもいつきもしませんでした。
風さんは手順もふくめて承知していると思うので風さんが答えてくれるでしょう。そういえば急戦横歩取り、どっちを持っても勝ちにくいので最近ではずっと避けています。知らない局面に対して踏み込めない体質が棋力の向上を大きく妨げていそうです。
2016/04/04 19:46 #10255大変、失礼しました。図が誤っておりました。正しくは▲1六歩型で、横歩取らせ△4五角戦法に先手の分、▲1六歩が入っている形です。
定跡ては、△7六飛に対し、▲2二角成、△同銀、▲8二歩、△同銀と進むのですが、▲8二歩を放置で、強く、△3三に角を打ってきた局面です。
大変、お手数をお掛けして、申し訳ありませんでしたが、あらためて、よろしくお願いします。
2016/04/04 23:11 #10256意味がわかりました。
▲1六歩が入っているとどのように違ってくるのかわからないので、この局面でどこまであてはまるのかはわかりませんが、
通常の4五角戦法に載っている変化を記します。4五角戦法でしたら、△8二同銀が本線で△3三角が有力な変化のようですが、
実際には若干△3三角の方が少ないだけで、ほぼ2拓の関係にあるようです。
(ただし△8二同銀と取らないと4五角(今回の場合は6五角)と打つことにならないので、棋書の内容ではその多くを△8二同銀と取った変化に費やされるわけですが)△3三角以下最善?とされてるのは・・・・
▲2二飛成 △同角 ▲7七銀 △同角成 ▲同金 △同飛成 ▲同桂 △8九飛
▲8一歩成 △7九飛成 ▲4八玉 △6二銀
以下▲2四桂などで難解とのことです。 「激指定跡道場2」
他にも色々書かれており、▲2二飛成の変化の他にも▲3四飛からの変化も載っていました。私は横歩取りは指さないですが棋書だけはもっていて見たところ、「東大将棋横歩取り道場・4五角戦法」の第7章に
第1節「7七角に8八飛成」第2節「7七角に7六飛」で詳しく載っていました。
(今回の図では先後逆)2016/04/05 07:13 #10257調べたのに見間違いがありました。
△8二同銀が本線で△3三角が有力な変化は同じですが、採用に関しては△8二同銀の方が圧倒的に多いようです。
ほぼ2拓はその前の▲8二歩のところで、▲3四飛と相横歩取りを選択するのとほぼ2拓ということでした。ちなみにアマ四段以上(約3万局)を対象としたオンライン対局のデータですが・・・・・
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩
▲7八金 △3二金 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △8六歩 ▲同 歩 △同 飛
手順前後も含めるとこの局面が約2000局で▲3四歩と横歩を取るのが約1700局
この局面で▲1六歩と突くのは11局ですが、手順前後も含めると44局。
そして▲1六歩を入れてない通常の4五角戦法に進んだのは約3万局の中の250局(0.83%)でした。プロ棋士が対象ですと約58000局で上の手順以下
▲3四飛 △8八角成 ▲同 銀 △2八歩▲同銀△4五角と4五角戦法に進んだのは24局(0.04%)でした。勝率はオンライン対局が4五角戦法側から見て0.43 プロ棋士対象では0.375
2016/04/05 08:54 #10258上の図に戻って▲2二飛成ではなく▲3四飛とした変化は・・・・
△8二銀 ▲8三歩 △7一銀 ▲8四飛 △7二金 ▲7七歩 △2六飛
▲8二角 △2九飛成 ▲9九角成 △3六歩 ▲8二歩成 △3七歩成 ▲6八金
多くの枝葉の中最善と思われる進行のみ進めたが以下 △1五角 ▲7二と △3八と・・・・と進み「難解ながらわずかに後手指せる」となっている。
しかしながら上図では▲1六歩が入っているので△1五角は指せず他の手順を選択しなくてはならない。一応▲2二飛成と▲3四飛の進行を書いたけど、枝葉が沢山あるなか私の書いた手順だけを丸暗記したところで、どうなるというものでもありません。
将棋は相手も定跡を知っているから定跡通りに進むわけで、「どこまで知ってるのか?」とか「どういう抜け道や裏対策を用意してるのか?」などがポイントとなります。
プロ間では通用しなくてもアマチュア同士なら知ってる方が有利と考えやすいですが、4五角戦法の場合は
誘導されている側もそれを承知で誘導されていると思った方がよく、片方だけが知っているとはなりにくい戦法のように思います。(横歩取りは全体的に片方だけとはなりにくい傾向にありますが)
手順を書いてるだけで40手台で終わってしまっても全く不思議ではなく思えたので、きっと自信のある人達同士がぶつかり合う戦形なのでしょう。ちなみに矢倉は最初に覚える囲いだったりもしますから、囲うことは知っていても戦い方を知らない人は数多くいます。
ですので矢倉戦法などはある程度知っていて使う人と、あまり知らないで使ってる人との差が大きく、
知ってる人が勝ちやすい戦法です。
もっとも横歩取りは進行手順すら知らない人が多いですから、誘い込みたくても知っていてもらわなと誘えないわけですが。2016/04/05 10:26 #10259上の▲9九角成は△9一角成の間違いでした。
書かれている手順を先後入れ替えたり、また元に戻りたりして書いたので、もしかしたら他にも符号の間違いがあるかもしれません。2016/04/06 06:54 #10267不手際がありましたが、丁寧な返信ありがとうございました。六夢Ⅱ氏の書かれたように、周到な用意には、驚かされるほどです。
2016/04/06 09:17 #10268通常とは先後逆ですが 82歩を取らずに33角もあるんですね
羽生の頭脳の45角戦法ではふれられていません
普通に先手が横歩を取つたばい24の高段者が45角戦法で勝つのを何度か見ましたが 先手が間違えているようでした
先手だと28歩を取つて45角を討たすほうが わかりやすいと思います
しか一手間違えるとまけるので正確に覚えておく必要があります
いずれにしても 先手で横歩を取つて すべての変化に対応するのは大変なので 私は
先手のばあい 横歩はとらないで 26飛と引いて 相掛かりかひねり飛車を選択しています2016/04/08 18:03 #10286> 羽生の頭脳
間違いの指摘のようで恐縮なのですが、「羽生の頭脳10」により
横歩取りの一部を検討した記録によると、その件も出ていますよ。
12ページ辺りに書かれているはずです。
相手が桂の前に打たれた歩を放置して角を打った場合、飛車を切っ
て銀を取り、相手の飛車の前に銀を打つと、相手は飛車を切ってきて
・・・
という感じですね。
2016/04/08 19:27 #10289
【N002】勝つのはどっち?
先手番です。
どちらが勝つのでしょうか?
先手持ちならば、初手のみ答えてください。
後手持ちならば、相手の初手の予想とそれに対する2手目の指し手
を答えてください。
明日から電王戦が始まるので、人間対ソフトの2番勝負を意識して
問題を作ってみました。
2016/04/08 20:05 #10290すみません 指摘のとうり簡潔にのつていました
六夢さんの解説の手順とはちがいますが 28歩をとらずに77角は
ごて有利 先手は同銀と取る一手と書かれていました
ざつと見ただけで書いて失礼しました
ただ 角を切る変化は書かれていないので 角を切ると 六夢さんの解説のように
なるんでしょうね いずれにしても 28歩を取つて 45角をうたせば
先手有利がはつきりしているとおもいます2016/04/09 00:04 #10291私は通常の45角戦法について書きましたが
元の問題図は 先手が横歩をとらず16歩とし後手が横歩を取り
先手が 普通にゆう45角戦法問題図のばあいは65角をうとうとしたが
後手が82歩をとらず33角をうつた局面なので
16歩がはいつているぶん普通の45角戦法とちがうので
微妙な違いはよくわからないです -
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