思った事を気軽につぶやく③ (将棋編)

はじめに 将棋倶楽部24掲示板 フリートーク 思った事を気軽につぶやく③ (将棋編)

このトピックは 754件の返信 を含み、 18投稿者 が参加し、 六夢Ⅱ 六夢Ⅱ 7/23(水)10:18 によって最後に更新されました。

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  • #30615
    六夢Ⅱ
    六夢Ⅱ
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    ↓は先手中飛車の序盤で10手目後手の手番

    https://shogi-club-analysis.userlocal.jp/statistic/9fc9555fe75a727e1704614988e8defc

    定跡を知らない人からすると後手の角道が開いていないのが如何にも不自然、
    しかしながら後手番で超速を仕掛けようと思ったらこの1手を省くのは大きい。
    ということを踏まえてこの局面を見る。

    ここで一番多く指されたのは超速を狙う7四歩、2番目がまた態度を保留する5二金右だがほぼ同数なので順位は考えなくて良い。
    この角道を開けていないのは超速を狙ったものなのか?それとも深い意味はなくただこの段階で開いていないというだけのものなのか?
    もちろんそれは当人にしかわからないことではあるが、傾向を見ることで戦法(定跡)にどれだけ精通しているかがわかる。

    7四歩は超速を狙う手だが、この戦法を知らずに指すことはあり得ないというくらい知らないとしたら有り得ない手、ゆえに7四歩を突いたら「勉強しているな」と思って良い(この場合角道を開けていないから尚更勉強度が強い)
    全体が1447件、有段者が735件、級位者が236件
    ここでいう級位者は5級以下なので残りが1級~4級ということだと思う。
    この時に考えなくてはいけないのは将棋倶楽部24のレベル、有段者レベルとなれば戦法もあれやこれや考えているだろうし、5級以下のくくりでも他の場所なら立派な有段者とみて良い。
    そういう目で見た時に有段者と級位者が3対1くらいになっている。
    ここから棋力による序盤の勉強度の違いがはっきりと伺い知ることが出来る。

    次に5二金右、この手はまだ態度を見せていない手なので、勉強してのものなのか、してないものゆえなのか判断はつかない。
    全体が1414件、有段者が340件、級位者が542件
    こちらは2倍とまでは行かないが級位者の方が多く、ここからも有段者と級位者の序盤知識の差をうかがい知ることが出来る。

    後手番だから角道を開けずに1手早く超速を仕掛けるのか?
    それとも何となく形だけで超速を用いており先手も後手も同じように指し方をしているのかも調べれば多分わかるが、個人的に知りたいのはそこではない。
    多分だがわかったのは・・・・・・
    有段者レベルは序盤もそれなりに勉強している。
    ゆえに先手中飛車を選択するのならばその辺りもしっかり勉強しておかないと通用はしない。

    #30620
    六夢Ⅱ
    六夢Ⅱ
    参加者

    続いて↓は7四歩とした局面で先手がどうするか?
    https://shogi-club-analysis.userlocal.jp/statistic/740c73ff6959493e2edb740001f70ee0?game_filter%5Bmax_rating%5D=99999&game_filter%5Bmin_rating%5D=0

    この辺り、具体的な手ということもあるが、どちらかというと「この戦法を取り巻く状況」ということで調べている。
    全体が1447件 有段者735件 級位者236件
    有段者と級位者の差から、先手中飛車はそれなりに勉強していないと選びにくい戦法だということがわかる。

    この局面は6八銀が1282件と2番手4八玉を5倍くらい引き離している。
    6八銀は銀対抗で一旦は無難に収めようという手、対して4八玉は後手の銀進出に関心を持たず「好きにかかってらっしゃい」という手。

    有段者735件の内677件が6八銀を選んでいるので如何に人気があるのかがわかる。
    逆にそれは「好きにかかられると対応が大変」ということでもあるのだが。
    ただしこの数字意味不明なのが一か所ある。
    この局面での有段者は上にも書いたが735件、そして6八銀を選んだのが677件、
    だとしたら残りの手は58件なはず、なのに4八玉を選んだのが125件ある。
    これってどういうことなのかな?
    そもそも数字自体の見方を間違えているということなのか、それともどこかの数字が間違っているということなのか。

    いずれにしてもここは6八銀が無難で、4八玉を意図的に選びそちらで勝負しようというのは大変そう。
    ゆえにここは6八銀の銀対抗で収めておいて、その先を工夫することで勝負をかけるのが良さそう。

    #30623
    六夢Ⅱ
    六夢Ⅱ
    参加者

    続いて↓は銀対抗の形だが・・・・
    https://shogi-club-analysis.userlocal.jp/statistic/2fb48022f2578a55bb8ac15d7bbc63d8?game_filter%5Bmax_rating%5D=99999&game_filter%5Bmin_rating%5D=0

    全体で988件
    ↑で取り上げた6八銀の局面が1282件なので余り減っていない、
    ゆえに6八銀を選択したらほぼほぼ銀対抗になると思って良いことがわかる。

    銀対抗からは後手が玉を囲うのか、それとももう一枚の銀も繰り出して2枚銀で来るのかはわかれるところで大きいが、二枚銀に関しては急戦なので中飛車側も十分な準備が必要なところ。

    #30624
    六夢Ⅱ
    六夢Ⅱ
    参加者

    「後手超速で何となくわかったこと」(↑からその先をのぞいてみた)

    超速には先手超速と後手超速がある。
    超速も2タイプあり、右銀はすばやく繰り出すが銀対抗から一旦囲いに入るタイプ。
    そしてもう一枚の銀も繰り出してあくまでも攻め主体で進めるタイプ。

    ただ・・・・・
    後手番ながら超速を選んだことが大きいのか、アマチュアだということが大きいのか、ここからは中々囲う展開にはならない。
    ゆえにここからは7~8割くらいでもう一枚の銀が繰り出され、中飛車側は2枚銀を受ける展開を主に勉強しておいた方が良さそう。

    #30625
    六夢Ⅱ
    六夢Ⅱ
    参加者

    アマチュアの書く戦法書が増えている、
    これはひとえにAIのバックアップ力があってこそだが・・・・

    対抗系も昔は居飛車は舟囲い急戦、左美濃、穴熊、振り飛車は美濃囲い、穴熊だったが、現在は双方に色んな囲いが出来て、複雑ゆえに囲いによってどう結果が変わるのかがわからない時代。
    それだけでも難しいのに居飛車側からは次から次へとシンプルな急戦が出てきてどうしようもない。
    それもこれもAIで調べて「これもいけるんじゃねぇ」「あれもいけるんじゃんぇ」でどんどん出てくる。
    そんな中でまた新しいのが8月末に出る。
    そのタイトルも「とりあえず急戦」
    こんな簡単にパンパン出てこられたのではどうしようもない。

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