「体格を生かして受けに回る」
相撲も今日で9日目だが貴乃花の取り口で強く印象に残っていることがある(解説の人が言ったのだが)
貴乃花は序盤は強い当たりをせず、中盤以降にならないと強い当たりにならないと苦言を呈していた。
これに関して貴乃花はのちに、相手の力量に合わせた立ち合いをしている、というようなことをいっていた。
例えば小兵力士と戦う時に大型力士はどうするか?
体格差を活かして立ち合いで圧倒するなんてことはしない。
相手は小兵なのだから一遍に持っていかれる心配はない、
なので相手をじっくり見て捕まえてしまえば勝ちのような相撲を目指す人が多い。
これと同じことが将棋でもいえる。
相手が弱いと一方的に攻め込んでも勝てそうだが、それが負ける可能性が一番高かったりもする。
それよりも相手をじっくり見て料理するのが一番でこれが一番勝率が高い。
有利な方は急がない、これが勝率を高める極意のような気がする。