はじめに › 将棋倶楽部24掲示板 › フリートーク › それぞれ各人の実行した上達法
このトピックは 22件の返信 を含み、 4投稿者 が参加し、 ペンギン 11/17(日)11:16 によって最後に更新されました。
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2013/10/21 17:39 #230
わたしの場合ですが、図書館で将棋世界の段級問題2年間分を数日かけて一気にトライして、わからなかったらすぐ答えをみました。頭が疲れたらNHK講座の将棋の本を読みました。そしたら最高Rを更新しました。
ただし努力を継続できずこんにちでは大体元の点数にもどりましたw2013/10/21 19:55 #231一般的に上達するとされてるものは、ひと通りトライしているかと思います。
その感想は・・・・・・
一生懸命やればどの方法も上達の手助けになる、かな。それよりも私にとって大きかったのは将棋大会に出場したことでした。
将棋は高校位でしっかりしたルールがわかるようになり、社会人で矢倉や美濃囲いというものを知りました。
そしてたまに会社の昼休みに将棋を指すという感じでしたが・・・・・・30歳頃に、近くの公民館で将棋大会があるというので行くと、始まる前の肩慣らしで指してる人がいまして、
あまりの違いに驚いて逃げて返りました(いや~、昼間に指してる将棋とは別物でした)それにショックを受けて、もうちょっと本格的に勉強したかな。
そんな一年後、友達が出るというので一緒についていきました。
クラスはABCとあって一番下のCクラス。
1局目に指したら、本に出ているような形になってビックリ、
本当に本で書いてあるようになるんだと、新鮮な驚きを覚えました。
良い勝負に思えたのですがそれに負け、次は升田式石田流に瞬時に吹っ飛ばされ、
結果は5連敗でしたが、良い勝負のも結構あったりして、それで自信がつきました。
(後で知ったのですが、負ければ負けた同士で戦うから実際はその日に参加した100人以上の中で、私が一番弱かったりして)
そこからですね、将棋が本当に私の趣味になったのは。上達の元はやる気です。
目標はそのやる気を起こすのに適しています。
私はABCというしっかりクラスわけされたものを登るという目標を得て、棋力をあげて行ったように思います。
ですので将棋大会、超お勧めです。同じ意味でレーティング戦、○○までにR△△まで上る、
これが上達への近道だと覆います。2013/10/21 22:10 #232>六夢Ⅱさん
ヤル気が上達の源かあ。それは確かに言えます。将棋大会出るのは上達の手助けになりましたが同時に私の場合ヤル気が続かなくなった原因かも~とおもっています。分不相応の大会に出てしまって負けまくったのです。
ヤル気が上がらなくなったのはコイツには勝てない、という人があまりにも多くいるということを思い知らされたときに凹んじゃったんです。そこで闘志を燃やせれば上達できたかもしれませんね。
自分向きのまずヤル気をあげる方法を考えて見ます^^とても参考になりました。
2013/10/23 07:53 #244自分あての返信になって申し訳ないですが、ちょっと思うことがありまして。
私は最近、3間飛車と先手横歩取りと後手85飛戦法は指してないですが他の戦型は大体気分で戦法を選んで指している(と思ってる)のですがこのごろ負けが込むようになってます。
やっぱりせめて、居飛車党とか振り飛車党とかといわれるぐらいに戦法を絞ってチョイスしたほうが上達しやすいと思われますか?どなたか答えていただけると助かります^^
2013/10/23 23:00 #245>やっぱりせめて、居飛車党とか振り飛車党とかといわれるぐらいに戦法を絞ってチョイスしたほうが上達しやすいと思われますか?
僕は「級の方でも得意戦法は最低2つは必要」だと思っています。
そうすると、それぞれの「得意戦法で頻出する局面」が大きく2~4くらいに分かれるでしょう。
更に得意戦法を外された時にも良く出現する局面というのが出てくるはずです。
それが自分自身の「研究課題の局面」と言うことになっていきます。そこだけに絞って、その戦法について詳しく解説してくれている本も今は凄くたくさんありますから、
そこから研究してレベルアップ(上達)がしやすいと思います。
ある程度行き詰ったり、面白みを感じなくなったら、また新しく得意戦法を増やすことで将棋の幅も
出てくるのではないでしょうか。でも、一番手っ取り速い上達法は「毎日、少しでも良いからコツコツ詰め将棋を解く」ですね。
2013/10/24 06:57 #249>オーストラリアコアラさん
そう思うのなら絞ってみたらどうですかね。
居飛車、振り飛車の他に、居飛車対振り飛車の対抗形を目指すというのもあるかと思います。
ただし・・・・・・
絞ると同じ戦法になりやすいく、その戦法の実戦経験をより多く積めて、その分強くなれると思われがちですが
私の経験上だと、それだけではほとんど変わりません。
例えば継ぎ歩と垂れ歩という手筋などは、数多く将棋を指していても、一生知らないで過ごすという人もいます。
攻めと守りの形は大体で知ってる、後はその状況に応じて戦いをする、これだけでは中々強くなれないように思います。
戦法には研究書、定跡書があるので、それを読んで知識を深めていくというのが、重要のように思います。ところで話は変わりますが・・・・・
先手番だったら初手にどんな手を指しますか? 何でも指せる人は7六歩ですかね。
すると相手は・・・・・・・3四歩が一番多いでしょうね、 これが2手の中では一番出現しやすい局面だと思います。
さて、ここで問題ですが3手目はどんな手を指しますか?三間飛車は指さないので7五歩はないとして6六歩はどうですか?
たぶん相振り飛車は指さないでしょうし、相手が振った時も居飛車の形が、
本に書いてあるのとは違ってしまうので、ちょっと指し難いでしょうね。
かといって1六歩のような様子は居飛車も指す人にとっては1手パスのようで指しにくいですよね。
すると自然なのは2六歩ですか。
これは有効な手ですか、相手に指されて嫌な手がひとつだけありますよね、8四歩。
これですと横歩取りになってしまいそうですよね。
それは嫌だと6六歩としても、8五歩とされ7七角に引き角から角交換をちらつかれつつ矢倉に組まれ、こちらは矢倉には組めずちょっと嫌ですよね。7六歩、3四歩に3手目・・・・・・・難しいですよね。
2013/10/24 07:58 #250おはようございます^^
レスがついててうれしかったです。しかもとても役にたちそうな話題で。
>得意戦形を2~4もて
どれも下手なんですが戦法を絞りきれてない気がしていたのでアドバイスを求めました。
>定跡よりも詰め将棋を解いて頭のトレーニング。
駒落村助役さんありがとうございます。やっぱり読みをいれるのは基本ですよねー。
わたしは詰め将棋最近全くやってないので不調のときは半端じゃなく手がみえなくなります。
それが原因だったのかな。目からウロコです。>そう思うなら試したらどうですか?
それもありなんですがアドバイス、きいてみたかったんです・
>先手番のとき76歩34歩で悩ましい。
六夢Ⅱさんコメントありがとうございます。実はそこまで慎重かつ丁寧でもないんです。
76歩34歩に75歩はありです。早石田はやります。最近はそう指しても相振り選択する人が
少ないので。ちなみに3間しない、と書いたのはノーマル3間しない、という意味でした。
それと16歩も嫌いではありません。ゴキゲン中飛車を含みにできる手なので。ただあんまり
指しませんけどね。
後は王道の26歩。相がかりと角換わりは多少苦手ながらも昔本を読んだことがあるので
結構指します。
それと68飛車も採用します。
ということで相振りなどの苦手な戦法はあるんですが結構悩んでなかったりしますよ。アドバイス、感想、ありがとうございました。
2013/10/24 17:41 #253『戦法を絞る』のは、お金と時間の限定されたアマチュアには良いアイデアといえる。
それはプロも同様であって、振り飛車党の棋士は横歩取りの定跡などは研究していない。
さて『戦法を絞る』とは、どういう意味だろうか。一般には得意戦法を持つことと理解する人が多いだろう。しかし実際はそうでもない。『将棋は相手のいるゲーム』だという原則を忘れてはならぬ。戦法を絞りたいと考えているのは相手も同様だし、相手だって自分の得意戦法を指したいと考えているのだ。
まず考えることは、相手の得意戦法にどう対処すべきかということなのだ。
ここで相反する2つの方針がある。
1.あえて相手の得意戦法に乗り、相手に力を発揮させて、迎え撃つ。(迎撃方針)
2.相手の得意戦法を外して、自分の得意戦法に誘導し、自分の力を発揮する。(主導方針)どちらが正解ともいえぬ。短期的な勝敗に限れば2.が有利かもしれないが、長期的には1.が有利かも知れない。ここでは、どちらの方針を選ぶかによって『戦法を絞る』の意味も変わってくると指摘しておきたいのだ。
ここで初手▲7六歩と初手▲2六歩の大きな違いを考察しておこう。
初手▲7六歩は、居飛車とも振り飛車とも方針を決めず、手広く後手の出方を伺った手だ。後手の出方を見てから、方針を決めようというのだ。ただし、この手は後手の奇襲戦法を覚悟しなければならない。2手目△7四歩戦法、2手目△3二飛戦法、 2手目△2四歩戦法のどれも有力だ。つまり初手▲7六歩は2手目を限定させることができないのだ。
対して初手▲2六歩は2手目を△8四歩か△3四歩に限定できるのが大きな違いだ。それ以外の△7四歩、△3二飛、△2四歩などでは▲2五歩で簡単に先手が有利になってしまう。
つまり初手▲2六歩には「自分は居飛車と形を決めるが相手にも形を決めさせる」意味があるのだ。
後手が居飛車党なら△8四歩と応じるだろうし振り飛車党なら△3四歩と応じるしかない。どちらかというと初手▲7六歩は 迎撃方針的で、初手▲2六歩は 主導方針的な手なのだ。
初手▲2六歩に2手目△8四歩なら、先手は3手目▲2五歩で相掛かりに誘導することができる。また3手目▲7六歩で角換わりか横歩取りに誘導することもできる。4手目が△3四歩なら後手は横歩取りに誘導できるし、△8五歩か△3二金なら角換わりに誘導できる。
いずれにせよ、『戦法を絞る』には、こうしたオープニングの知識が不可欠だといえる。自分が 迎撃方針か 主導方針を決めるなら、相手もどちらかと決めるだろう。『棋は対話なり』 という。
初手▲7六歩だからといって最後まで迎撃方針とは限らない。2手目△3四歩という後手の迎撃方針を見てから、3手目▲7五歩と俄然「石田流」の方針を明示し、主導方針に転じることも可能だ。
このようにオープニングを研究する所から『戦法を絞る』ことになるのだ。2013/10/24 18:22 #255>mekuriyaさん
サッと見ただけですが、2箇所ほど私の認識とは違う部分がありましたので、書かせていただきます。
>初手▲7六歩は、居飛車とも振り飛車とも方針を決めず、手広く後手の出方を伺った手だ。
矢倉にしたい時は初手▲7六歩と突きますし、振り飛車と決めてる時も突きます。
(矢倉が実現するかは相手次第ですが)
7六歩と突いた時点で、居飛車にしようか振り飛車にしようかまだ方針を決めてないということは少ないように思います。
(多くはある程度の方針を決めてから初手を指す)>つまり初手▲2六歩には「自分は居飛車と形を決めるが相手にも形を決めさせる」意味があるのだ。
>後手が居飛車党なら△8四歩と応じるだろうし振り飛車党なら△3四歩と応じるしかない。居飛車党も△3四歩と突いて、横歩取りや一手損角換りを目指すのも王道としてあります。
2013/10/24 19:11 #256こんばんは^^
>mekuriyaさん
理路整然とお答えいただきありがとうございます。私の拙い問いに完璧に答えて頂いた格好で脱帽しました。
特に言葉の選び方がとてもしっくりきました^^>六夢Ⅱさん
今回はmekuriyaさんへの返答でしたが一つ書き忘れていました。
私は76歩34歩で3手目に66歩採用ほとんどしません。この手を選択すると相振り発生率がかなり高いように
思っているので。ありがとうございました。
2013/10/24 19:18 #257>矢倉に決めている時は初手▲7六歩と突きますし、振り飛車と決めてる時も突きます。
そういう認識でも間違いとまでは言いませんが、自分が矢倉と決めても、実際は相手が追従してくれないと矢倉にはできません。
2013/10/24 at 17:41の投稿では、文量の都合で『将棋は相手のいるゲーム』だと強調しました。
『戦法を絞る』といっても、相手に容易に拒否されてしまう戦法がほとんどです。矢倉はその代表といえるでしょう。
相矢倉は相手も矢倉党の場合だけ成立する戦法で、相手にどうにでも拒否されてしまう。それだけに『戦法を絞る』のは難しいのだということなのです。>7六歩と突いた時点で、居飛車にしようか振り飛車にしようかまだ方針を決めてないということは少ないように思います。
これはそうとはいえない。居飛車党でも振り飛車党でもない、第三の対抗形党がいます。
大山名人がそうでした。▲7六歩△3四歩▲6六歩とした後でも、後手が振り飛車指向と見るや居飛車で戦っていました。
「相手が居飛車なら自分は振り飛車にするし、相手が振り飛車なら自分は居飛車にする。」
これが対抗形党の基本的理念です。>居飛車党も△3四歩と突いて、横歩取りや一手損角換りを目指すのは王道としてあります。
そうかも知れませんが、▲2六歩には△8四歩と応じる居飛車党が多いと認識していました。
前回言葉足らずで誤解されたかも知れませんが、居飛車党なら△8四歩の一手とまでは書いていないので、ご理解ください。
詳しい変化は知りませんが、▲2六歩△3四歩▲2五歩△3三角▲7六歩と進む変化で、居飛車党は後手を持ってどうなんだろうと思っています。少なくとも横歩取りや一手損角換りにはなりません。
名人戦第4局で羽生さんが指した手ですから、もちろん「あり」なんでしょうけどね。こうした変化を検討しても『戦法を絞る』のは実際は大変難しいことだと訴えたかったのです。
ここでオープニング講座を開く訳にもいきませんが。2013/10/24 22:14 #258>オーストラリアコアラさん
6六歩は私も指したことがありませんでしたが、今度ちょっと試してみようかと思っていたところでした(笑)
というのも居飛車党でして、以前は振り飛車に対して急戦とかも視野に入れてましたが今は持久戦のみですし、角交換○○の対処も大変なんでね。
それに居飛車戦でしたら5大戦法の4つまでふせげますし(後手が飛車先不突の矢倉になるのが不満ではあるのですが)1六歩でゴキゲン中飛車ありますね、今年だったか去年だったか、A級順位戦の最終局、誰だったか羽生先生相手に戦ったのが印象に残ってます。
自信がないので大会では振りませんが、24の対局では時々振ります。
角交換四間飛車もしますが3手目は出来ないですね、本を見ると先手番でやると凄く良いみたいなんだけど、相振り飛車が怖くて振れません。
後手番で3手目2六歩とつけば4二飛車と振れるのですけどね。2013/10/25 04:06 #259>オーストラリアコアラさん
思い出しました、羽生先生の相手は橋本八段でした。
最終局の時点で降級の可能性のあるのが、谷川会長、高橋九段、橋本八段で、
それで強烈に覚えていたのでした。2013/10/25 04:38 #260>mekuriyaさん
居飛車党が▲2六歩に対して用いるのは、△3四歩の方が若干多いのではないかと私は思っています。
▲2六歩△3四歩▲2五歩△3三角▲7六歩ですと、後手が居飛車なら銀が上がってノーマルの角換りに進むでしょうね。
それで先手が行けると思えば▲2五歩と突くのでしょうが、ほとんどは突かないですね。
ここを突くと桂馬を跳ねる余地が消えますから、現代の角換りでは指し難いのだと思います。
ですので後手は別に▲2五歩と指されても構わないと思っているのではないですかね。2013/10/26 13:21 #275『戦法を絞る』について、なおも考察してみる。
『戦法を絞る』は、相手の戦法を絞ることでもある。先日『将棋は相手のいるゲーム』と書いた。
例えば、後手を持って▲7六歩には△8四歩と決めるとする。
これだけで▲7五歩(石田流)、▲7七桂(鬼殺し)、▲8六歩(角頭歩戦法)、▲2二角成(筋違い角戦法他)をシャットアウトできるのだ。
逆に言えば、2手目△3四歩とするなら、後手を持って、前述の変化を覚悟しなければならない。
「鬼殺しや角頭歩戦法なんぞ怖くない」というなら、それはそれで良い。
ここでは『戦法を絞る』は自分の戦法を絞るだけでなく相手の戦法を絞ることでもあるのだと強調したいだけだ。
2手目△8四歩には、対振り飛車用に飯島流引き角戦法という強力な武器も備えられている。
3手目▲2六歩には、△3四歩(横歩取り)か△3二金or△8五歩(角換わり)かどちらかを用意すれば良い。
3手目▲6八銀には相矢倉に応じても良いし、陽動振り飛車作戦でも良い。
陽動振り飛車実戦例
迎撃方針なら相矢倉に応じれば良いし、主導方針なら陽動振り飛車作戦が有力だ。
こうした序盤研究には、将棋の棋譜でーたべーすのフリー手検索v2が大変有用なのだ。2013/10/28 12:09 #292>僕は「級の方でも得意戦法は最低2つは必要」だと思っています。
>そうすると、それぞれの「得意戦法で頻出する局面」が大きく2~4くらいに分かれるでしょう。
>更に得意戦法を外された時にも良く出現する局面というのが出てくるはずです。他の方の書いていることにも関連するので補足をします。
例えば得意戦法を「ゴキゲン」&「石田流」にすると相手がそれを外して「相振り」とかですよね。
すると「ゴキゲン」には「vs超速37銀」「vs穴熊」、石田流なら「vs左美濃」「vs棒金」、
それを相手が避けて「vs角交換」や「vs相振り」などで「頻出する局面」が8~20くらいですか。仮に得意戦法を「矢倉」にするなら、それを外された時に対応できる「横歩取り」か「相掛かり」の
どちらかを得意戦法をセットにしないときついわけです。それは「得意戦法は最低2つは必要」と
いう部分にも関わってきます。(相居飛車に絞っても、まだ「角代わり」と言う戦法が存在する)また「相手が飛車を振ってきたら?」と言う部分で居飛車党は大変です。「相手が振ったら穴熊」と
自分で決めていても、状況(相手)次第でいつでも穴熊に組めるわけではありません。
以上の理由で「居飛車党なら得意戦法は4つ以上欲しい」と思います。得意じゃなくても、頻出する局面には「この場合はこう言う風に指す」と知っておかないといけません。
でも、どうせなら「知っていると思って指す」よりは「得意だと思って指す」ほうが楽しいですよね。
逆に幾ら得意戦法だといっても1つではライバルに研究されて通用しなくなったり、自分が飽きて
しまったりするかもしれません。だから得意戦法は最低2つ必要だと僕は考えます。2013/10/29 01:22 #297>どうせなら「知っていると思って指す」よりは「得意だと思って指す」ほうが楽しいですよね。
駒落村助役さんこんばんは~。おっしゃるとおりです。
思い入れがあるとやっぱり研究するにしても楽しいですよね^^
>逆に幾ら得意戦法だといっても1つではライバルに研究されて通用しなくなったり、自分が飽きてしまったりするかもしれません。だから得意戦法は最低2つ必要だと僕は考えます。
それも言えますね。私は戦法飽きっぽかったりします。だからいくつか戦法を用意してます。その中から得意戦法を発掘したいと思いました。2013/10/29 07:56 #298得意戦法というと私の場合は時代ごとにはっきりしていました(大会ではそれしか使わなかったので)
最初の頃は、矢倉、角換り棒銀、陽動振り飛車、対振り飛車
矢倉は1六歩と突き受ければ棒銀、受けなければ突き越して雀刺しでした、
角換り棒銀は△5四角には▲2六飛車、△1四歩は▲1八歩と受けるところで▲1九香と打ったりしてました。
陽動振り飛車はそうしなくてはいけない理由があったはずなのですが、忘れました。
四間、三間には5七銀左、中飛車には3八飛車と寄ってたはずですが、中飛車はほとんど指された記憶がありません。
5七銀左は3五歩と打つところで3六歩と控えて打ち、次の3五銀を見せたりしてました、ちょっと違う手を指すところに喜びを感じていた時代でした。それから5年後くらいにははっきりかわっていました。
▲7六歩△3四歩▲4八銀が基本でしたね。
相居飛車戦はとにかく矢倉、これは今でもそうですが、目指せば8割強9割くらい矢倉系の将棋に持ち込めます。
対振り飛車は4枚美濃それが現在は無理やり矢倉は変わらず、対振り飛車は居飛車穴熊を目指していますが・・・・・・
相居飛車は無理やり矢倉で通して来たので他の知識がほとんどなく、
対振り飛車は角のにらみをきかされ、さてどうしたものかと悩んでいるところです。
将棋の戦法には歴史があって、その過程で有利不利の結論が出て現在に至っていることが多いので
現在良く出る形を知っておけば大丈夫というわけにもいかず、そこがこれから習おうとするには大変だったりします。2013/10/30 06:58 #307おはようございます^^
>相居飛車は無理やり矢倉で通して来たので他の知識がほとんどなく、対振り飛車は角のにらみをきかされ、さてどうしたものかと悩んでいるところです。
六夢Ⅱさん、戦法を固定すると覚えなおすのが大変なんですねー。これからの参考にしようと思います。さて、ようやくですが自分なりにヤル気を上げる方法を見つけました。
「実力に見合った自信をもつこと」です。
おもえば最高Rが○○だからもっとやれるはずだ、という考えで24のRに接していたため大体の対局で満足感が十分に得られてなかったです。
でも実力に見合った自信をもつと、その時点で自分より点数が低い人に勝ったときでも相手も強かったけど自分の実力を上手く発揮できた、と満足できました。負けても次、がんばろうとおもえました。
以上です。2013/11/16 02:26 #442独り言のような書き込みですが久しぶりに定跡書を買いました。「久保の中飛車」です。
自分から中飛車はあまり指さないのですが本を読んだら対抗策が学べたので面白かったです。で、いざ実戦。中飛車対策をしたつもりですが変化覚えきれず撃沈することも多々あります。
ただ本で反省できたりするのでやっぱり定跡書って便利だな、と思いました。今度は石田流と横歩取りの本を買いたくなりました。できるだけ複雑でなく、最新理論をまとめた本を紹介していただけるとうれしいな^^
2013/11/16 20:41 #447>オーストラリアコアラ さんへ
石田流の棋書を紹介したいところだけど、少々ためらう気持ちがあります。
というのは後手の対策は四手目から8通りに分かれて、定跡化されているのはほんの一部に過ぎないからです。
▲7六歩△3四歩▲7五歩まではいい。ここから4手目は、△4二王、△8四歩、△6二銀、△5四歩、△3五歩、△4四歩、△1四歩、△8八角成が良く指されている手で採用数が偏っていない。柿木将棋盤 77404 久保利明 vs 渡辺明竜王 2013-04-18 第84期棋聖戦決勝トーナメント準決勝
柿木将棋盤 75013 久保利明 vs 郷田真隆 2012-03-17 棋王戦
柿木将棋盤 76550 久保利明 vs 谷川浩司 2013-01-07 棋聖戦
柿木将棋盤 68081 久保利明 vs 羽生善治 2010-02-10 王将戦
柿木将棋盤 74688 久保利明 vs 佐藤康光 2012-01-26 王将戦
柿木将棋盤 43351 久保利明 vs 羽生善治 2007-09-06 王座戦
柿木将棋盤 75965 久保利明 vs 丸山忠久 2012-09-20 順位戦
柿木将棋盤 74304 久保利明 vs 船江恒平 2011-10-14 王位戦石田流の第一人者である久保九段の棋譜を、8つ紹介しましょう。先手はどれも久保九段ですが、後手は羽生さんが2回出てきていることを除けば全部ばらばらです。
つまり石田流を採用するには、8通りの4手目をすべて研究する必要があるが、後手の方はどれかひとつだけで良いという非対称性があるのです。冒頭に述べた通り、石田流が定跡化されているのはほんの一部で、ほとんどが未開の荒野です。
石田流の棋書は久保九段の他に鈴木八段、戸辺六段も編まれていますが、私の知る限り8通りの4手目に全て触れた棋書は存在しない。結局、石田流は石田党の実戦譜を研究するしかないのかなあという感じです。ただ、表に出なかった水面下の変化は実戦譜研究だけでは分からない。後手にこう指されたら、先手を持ってどう指していたのだろうか。途中までは石田流が気持よく攻めていたようだが、最後は負けてしまった。じゃ敗因はなんだろう。残念ながら私の棋力では分からないことが多い。
柿木将棋盤 75905 久保利明 vs 佐藤康光 2012-07-13 銀河戦
例えば、この棋譜はどう思われますか?37手目の▲6四角で攻めが決まったかのように見えるのですが。私なら後手を持つ気がしない。ところが勝ったのは後手の佐藤九段。
今回は残念ながら棋書を紹介は見合わせますが、石田流はそういう世界でもあると知って欲しかったのです。
2013/11/16 23:56 #450>今度は石田流と横歩取りの本を買いたくなりました。できるだけ複雑でなく、最新理論をまとめた本を紹介していただけるとうれしいな^^
「これ一冊でこの戦法の基本形をすべて網羅」し、なおかつ「最新形もばっちり」という本は難しいのですが、
逆に「できるだけ複雑でなく」と言う言葉に甘えて中座七段著「横歩取り△8五飛車戦法」お勧めします。
古い本かもしれませんが、新しい定跡も古い定跡の基に成り立っていますし、無駄にはならないはずです。それと「石田流」は久保九段のを買っておけば、「現時点のベスト」じゃないかと思います。
自分が勉強したいと思って、その時間もあるうちが「買い時」だと考えます。2013/11/17 11:16 #454>mekuriyaさん
それだけ一杯対抗策があっても対抗策が固定されてないとは・・・。石田流は優秀な戦法なんですね。
最後の棋譜、目を通したのですが確かに石田の攻めが炸裂しているようにみえたです。
有力な対抗策を知らないので手なりで勝負しています。そのため受けに回るときついです。
ある程度形で指さないと勝てないのでやっぱり本を読もうと思います。
頭には序盤で色々な変化がまだまだあるということを入れておきます。>駒落村助役さん
石田流はやっぱり久保さんの本がいいのかなあ、と思っていました。中飛車の本が思いのほか面白かったので。
それで横歩どりですが後手85飛戦法はおっしゃるとおりわかりやすい本でないとキツイかもしれません。
最近全く後手85飛採用したことが無いので基礎知識がありません。
中座7段の棋書、早速探してみます~。お二方、返答ありがとうございました。とてもタメになりました^^
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