はじめに › 将棋倶楽部24掲示板 › 24知恵袋 › 相中飛車で上手く打開するにはどうすればいいでしょうか?
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2014/03/27 08:09 #2649
レーテイング1500前後の者です。中飛車を指すようになってから最近相振りも指すようになりました。本を読んでいるのですが、扱われている内容は対三間飛車、対向かい飛車が多く、相中飛車はほとんど載ってないです。恐らく同形になりやすく後手番に工夫がないからだと思われます。
ところが実際にやっていると、相中飛車になる機会がとても多いです。同形になりやすいため、中央での勢力圏争いになりますが、先手番にも関わらず発想力が乏しいため上手く局面を打開することができません。
僕は鈴木大介の「相手振り飛車で攻めつぶす本」で勉強しているので相振りの時は相手がどんな戦型であっても初手から5六歩、5八飛車、6八銀、5七銀、7六歩と指すようにしています。相手から角交換してくれれば向かい飛車に転換して玉頭から攻めるといった感じです。定跡書では2枚銀を互いに中央に繰り出す将棋が扱われています。この場合は囲いは金無双になります。ただ5筋で戦いをおこした場合、角交換になりやすく5五に飛車が動くと相手の目標になりやすいので、全力で中央を固めても中々こちらから攻めることができず、中央を軽く受け流されて途中で向かい飛車にするのですが最後は囲いの差で負けます。(こちらは銀のいない金無双ですが、相手の方は美濃囲いです)
負けているうちに同形になることを承知でこちらも美濃で組んでいますが、特に左銀の使い方で悩んでいます。早い段階で向かい飛車にして飛車も銀も8筋に使おうとすると薄くなった中央を狙われるし、左銀を4六に置いて桂馬でさばこうとすると攻めが遅れます。
強い人の将棋を見ていると、最初は互いに中央で飛車がにらみ合っているけれど、途中で飛車を振りなおす機会をみます。振った瞬間に角交換されてすぐに馬が作られてしまいそうなのに、どうして成立するのか分かりません。
棋力は問いません。相振り中飛車を指す上でどのような方針を立てていくべきか、具体的に教えてもらえると助かります。(現段階では飛車の位置と囲いのバランスで悩んでいます。)今まで戦った内容で参考になりそうなのがあればよろしくお願いします。2014/03/27 08:41 #2650相中飛車で二枚銀が中央に集結し、角が端からにらんで、両方の桂馬も中央に活用となったら凄いですね、
そこまでは行かなくても、そのような将棋には時々遭遇します。
こういう将棋はどこがポイントなんですかね、私も知りたいです。ところで、二枚銀を互いに中央に繰り出す将棋で、相手が美濃囲いに囲うというのはどういうことなのですか?
銀が二枚中央に行ってしまったら囲えないと思うのですが。2014/03/27 08:59 #26516夢Ⅱさん、説明が悪くてすいません。互いに2枚銀を中央に繰り出す将棋は定跡書によるものです。(この場合、互いに銀のいない金無双になります)このケースの場合、先手側は向かい飛車に転換して、飛車先を交換した後、8五に飛車を引いて端に手をつければ打開は可能だと思っています。
しかし実際の対局はなかなかそうはならないです。指し始めた当初の将棋(先手番は私ですが、2枚銀を中央に繰り出して囲いは銀のいない金無双)で相手の方(後手番ですが、美濃囲いで銀一枚を4四に配置している)は向かい飛車で攻めてきます。角は間接的ににらみ合っているので、中々攻められないのが難点です。
互いに美濃囲いにすれば無難ですが、そこからどのように先手から打開するのかが、今後の私の課題です。
2014/03/27 09:17 #2652角は両方とも5五の地点をにらみ合ってるとして、そこに利いているのは相手の銀一枚だけですよね。
(相手は向飛車に振り直し、美濃囲いですから)
対して、こちらは相手より銀が1枚多くて飛車も効いている、それですと中央は数の攻めで勝てそうに思うのですが駄目なんですかね。
(シンプルな戦いなら、5五歩、同歩、同銀、同銀、同銀で中央を制圧できる)仮に、銀と飛車の2枚の利きが多くても中央が突破出来ないのなら、銀を2枚中央に持っていく意味がないんじゃないですかね。
相手の銀が1枚なら、こちらの銀も1枚で均衡は保てるわけですから。
数の攻めで中央が突破出来ないのなら、囲いが薄くなる分、2枚とも銀を中央に持っていくのは損だと思います。2014/03/27 10:31 #2653上記の説明だと分かりにくいと思うので、棋譜を載せておきます。ちなみに定跡書にあった同形型はこんな感じです。この場合は飛車先を交換して、8五に飛車を引いて端に手をかければ先手番の方が1手攻め足が早く打開は可能だと思いました。(先に先手に飛車先を交換されてしまうと後手が飛車を2五に引けないから先手が有利だと判断しました)
▲5六歩 △5四歩 ▲5八飛 △5二飛 ▲6八銀 △4二銀
▲5七銀 △5三銀 ▲6六銀 △6四銀 ▲4八銀 △6二銀
▲5七銀上 △5三銀上 ▲4六銀 △4四銀 ▲7六歩 △3四歩
▲7七角 △3三角 ▲4八玉 △6二玉 ▲3八玉 △7二玉
▲2八玉 △8二玉 ▲3八金 △7二金 ▲5九金 △5一金
▲4八金上 △6二金上
次に失敗例(大雑把ですが)です。▲5六歩 △3四歩 ▲5八飛 △5四歩 ▲6八銀 △5二飛
▲5七銀 △4二銀 ▲7六歩 △5三銀 ▲6六銀 △4四銀
▲4八銀 △6二玉 ▲5七銀上 △7二玉 ▲4六銀 △8二玉
▲4八玉 △7二銀 ▲3八玉 △3三角 ▲2八玉 △2四歩
▲3八金 △2五歩 ▲5九金 △2二飛 ▲4八金上一応2枚銀で繰り出せば、理論上中央突破は可能です。ただ金無双を完成させた時点では、後手の方が攻め足が早く、また銀交換した瞬間は甘く、(本当はすぐに飛車を前線に出したいが、それには角も捌く必要があり、飛車が成るには時間がかかる上、美濃に対して5筋からの攻めの響きは薄い。仮に角を捌いても金が2枚とも一段目にいるから、非常に攻めづらい)逆に後手からの玉頭攻めの反撃が厳しいと見ています。もちろん玉を囲わないなら先手を取って攻めることは可能だと思いますが、それはちょっと考えにくいですね。
仕方がないので、今はお互い美濃でやっていますが、どんな構想でいけばいいか悩んでいます。
2014/03/27 11:30 #2654同型に関してはこうなれば互角で別段説明はいらないように思います。
失敗例ですが、私には互角に見えます、これで既に先手不利なんですかね。
これで後手番ですが、飛車先を切るか、5二金左とするか、9四歩と美濃囲いの懐を広げるかくらいですかね、
私だったら・・・・端に角が覗いて7七桂馬もやってみたいし、7五歩、7四歩と突き捨てて将来的に5五に角が出る手、左桂を跳ねて7三の地点を狙う手、それらとコンビで飛車を7筋に回る手、左銀を7筋の攻めに使う手などを考えると思います。
これですと7筋がかなり弱そうに見えますし、3一や5三の地点もポイントにみえますので。向飛車の方は具体的にはどういう攻めを狙っているんですかね。
2014/03/27 11:48 #2655研究会での結論ですが、相中飛車は端に目を向けて突破するのが得策のようです。
2014/03/27 12:23 #2656実際はほぼ互角だと思います。ただ持ち時間が少ない将棋24では一方的に攻められると負けやすくなります。(私だけ?秒読みが弱いので)
先手はこの後、飛車を7筋に転換して飛車先を交換して6六に角を、7五に銀を、7七に桂馬を、7六に飛車を配置して端をからめて7四から歩を合わせれば、後手がまともに受けなければ美濃はもたないと思います。ただ手数がかかりますからね。後手から攻める手段は限られていて現状では歩は一枚しかありませんが、2歩以上あれば○2六歩、●同歩、〇2五歩、●同歩、〇2六歩からのつぎ歩を狙っています。また3筋で銀交換する手もあり、場合によっては4四角からの応援もあります。自分から攻めるというより、先手側から先に動いてもらって入った駒で反撃ですかね?受ける力がない私はこれで何度も負けました。
変化の余地があるのは先手側ですが、うまく攻めを繋げる必要があると個人的に思いました。
余談ですがここから先手側から3六歩~3七銀~4六歩から矢倉に組むことはできると思いますか?もし組めればやれるような気がします。
2014/03/27 21:33 #2664相振りの中飛車は指さないのでよくわかりませんが、参考になれば。
http://ameblo.jp/shogi-strategy/entry-11017252587.html2014/03/27 23:19 #2665kurukuruさん、有難う御座います。相中飛車において端は重要であると認識していましたが、こんな攻め方があったんですね。参考にさせていただきます。
2014/03/28 17:33 #2672序盤に関して判らない事があって今すぐ知りたい。
そんなときには将棋・序盤のstrategyを見ると良いと思います。
端攻めの件の詳述をします。
先手の▲9六歩に対して後手が端を受けなかった場合…端を突きこし雀刺しから飛車を成り込む
受けた場合…棒銀の要領で攻める
これが私のマニュアルです。2014/03/29 08:03 #2675少し考えてみましたが・・・・・・
二枚銀に関しては、こちらがする気がなければしなくて良いし、相手にされても一枚の銀で対抗出来ると思えば一枚で良いので、
とりあえずは考える必要がないですかね。お互いが美濃囲いに囲う将棋に関しては、まず手待ちして相手に攻めさせるのが良いのではないですかね。
それを受けてみて、良い攻めだったら今度は自分が使えば良いし、
自分が使ってみて、上手い対抗策があって不利になったのなら、今度はその対抗策をいただけば良いし。
その対抗策を打ち破る手があれば、またそれをいただけば良いし。
その繰り返しでどうですかね。
(もちろん相手にそれなりの手がないのなら、そのまま有利にさせてもらえば良いし)同型の将棋ってそういうところがあるから、それを上手く利用すれば良いんじゃないですかね。
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