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青雲 12/15(日)13:41 によって最後に更新されました。
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１１．２４ 第３局
●倉敷藤花 里見香奈（１－２） vs ○女流王位 甲斐智美（２－１）
後手甲斐さんのゴキゲン中飛車に対し、先手里見さんは”超速”。
中盤途中まで、形勢は不明だったが、里見さんが２筋・甲斐さんが４筋を攻め合う形になって、ハッキリした。
里見さんが他の女流棋士より勝っているのは、圧倒的な終盤力なんだろうけど、今日は王手を掛けることもできなかった。
奨励会の段位も上がり、そろそろ女流棋士との二足の草鞋も厳しくなってきたのだろうか？
なお、以下に記録面を３つほど。
① 甲斐さんのタイトルは、女流王位３・マイナビ（女王）１・倉敷藤花１の通算５期。山下さん・斎田さんを抜き、単独７位。すぐ上は矢内さんの６期
②甲斐さんのタイトル戦登場回数は通算８回（獲得５回、タイトル獲得率.625）。千葉さんの９回に次いで第１０位。里見さんはタイトル戦に１７回登場（１４回獲得、タイトル獲得率.824）。矢内さんの１８回に次いで第５位。
③里見ｖｓ甲斐のタイトル戦は３回目。甲斐さんが２－１と勝ち越した。里見さんと２回以上タイトル戦を戦って、勝ち越しているのは甲斐さんだけ。
それにしても、甲斐さん強い。充実してるって感じ。
”恋”でもしてるのかな？（微笑）←単なる邪推。失礼しました。m(__)m
第三局並べてみました。ゴキゲン中飛車は甲斐さん後手番のエース戦法なだけに研究が行き届いている印象。里見さんは、あえて相手の得意戦法を受けて立った訳ですが、こういう風に一本道で筋に入ってしまうと、もう居飛車はねばれない形。里見さんの終盤力は、もっとドロドロした複雑怪奇な局面で発揮されるのですが、甲斐さんも終盤は強い。しっかり緩みなく寄せ切ってしまった。こうなると最優秀女流棋士賞の行方も気になる。取れるかどうかは分からないけど甲斐さん支持の声も挙がる筈です。
mekuriyaさんの言う通り、甲斐さんは終盤が強い。王位戦予選で深浦九段にも勝ちましたが、中・終盤の力は男性棋士並みと思います。
里見さんといえば「イナズマの寄せ」ですが、甲斐さんはどの様なニックネームが似合うか。
妙案があれば教えて下さい。
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