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バロック時代の代表曲『四季』(ヴィヴァルディ)より「春」ですね。
クラシック音楽は作られた時代にも興味を持ちつつ聴くと、また違う楽しさを味わえますよ。
音楽は最初メロディがひとつで、それをどうやってゴージャスにしていくかというのが歴史です。
では実際にどうやってゴージャスにしていったかですが、対位法といって違うメロディを同時に流してゴージャスにしていったのです。
その手法はバロック時代までよく使われていて『四季』の「春」も聴くと異なるメロディが同時に流れているのがわかります。
これが次の古典(クラシック)時代に入ると現代と同じメロディ+コード(和音)という作りが主流になっていくわけですが。
コード(和音)を使うと簡単にゴージャスにすることが出来るわけですが、その手法が確立されていなかったバロック時代の音楽は知恵が色々と詰まっていて面白いです。
「G線上のアリア」バッハ
バッハは対位法の曲を沢山残しています。
https://www.youtube.com/watch?v=thQWqRDZj7E