「ミスをする練習」
ギターで10回練習して1回ミスなく弾けると弾けた気になる。
「しかしそれは9回ミスをする練習だ」というのは色々なギターの先生が口にする言葉です。
だから「正確に弾けるようにゆっくり練習しましょう」というのが練習時の基本スタイル。
これを将棋に当てはめると・・・・・・・
将棋の場合9割以上の手が悪手であり、好手を指して勝つよりもウッカリミスが響いて負ける方が圧倒的に多かったりします。
ですので、「一番最後に悪手を指した方が負ける」なんてことをいう人もいます。
ではミスを避けるにはどうしたら良いでしょうか?
それは「確認力」を上げることでしょう。
ではその確認力を上げるには?
これはしっかり確認する癖をつけるしかないでしょう、地道な作業ですが。
「ミスする練習」と照らし合わせると当然「確認力」を落とす練習というのもあるわけで、これは練習としては逆効果です。
練習はただやればよいというのではなくプラスになるための練習をするのであって、気付かないだけで実はマイナスになるための練習をしているということがあります。
上達に置いては「ゆっくり確実に正確に」が基本なのでしょうね。
大谷なんかもゆっくりとした動作でフォームの確認をしてますからね。
私なんかだと・・・・
①指す前に盤の4隅をみる
②3手の読みを必ず行い手拍子では指さない
こんな感じでしょうか。
これをしないで指すのがいわゆる「ミスをするための練習」であり「確認力を落とすための練習」なのでしょうね。