当道場のレートについて教えてほしいこと

はじめに 将棋倶楽部24掲示板 フリートーク 当道場のレートについて教えてほしいこと

このトピックは 4件の返信 を含み、 3投稿者 が参加し、  wakadoshiyori 12/2(土)05:33 によって最後に更新されました。

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  • #24787

    wakadoshiyori
    参加者

    まだ会員になって日が浅い者です。
    対戦者について名簿で調べてみると、現状レート1300台、最高レート2000台というような、著しく乖離している方がたくさんおられるようです。以前にレートの見直し等があって、こういう現象が起こっているのでしょうか。常識的に考えると、2級が強くなって3段にあがるということはある話ですが、3段が2級に低下するといのは考えにくいので。

    #24788
    六夢Ⅱ
    六夢Ⅱ
    参加者

    簡単に云えば「過去にデフレ現象が起こった」ということで良いと思うけど・・・

    将棋倶楽部24が出来てから24年くらい経つと思いますが、その間に置いてレートの見直しはありません。
    その中で今回のことに関しては色んな要素があり、それらを紐解いていくのが解決のカギとなるかと思います。

    まずは最高レーティングと現状レーティング
    棋力はそんなに変わることはありません、しかしある程度幅で変化します。
    以前レーティングが1000だったか1200だったか1500だったか忘れましたがAIが常駐されていたと記憶しています。
    そのAIは棋力設定をそのレベルにしてその辺りの棋力の人達と戦っていたのですが、棋譜を見るとレーティングに300点以上の幅がありました。
    そこからわかったことは棋力が同じでも300点くらいの幅が出る、それがレーティング戦の特徴だということです。
    ですから最高レーティングから300点くらい低いレーティングだったとしても、その幅だったら棋力が同じでも起こるもの、と思っておいた方が良いです。

    では最高レーティングと現状レーティングの差というのはどれくらい違うのか?
    (300点くらいまでが幅だとしても、500点や700点も違う人もいる)
    これはどれくらいの幅の人が多いのかというのがまずは重要です。
    そして出来るなら入会して10年内くらいの人を調べた方が良いです(IDの数字が大きいほど新しく入った人)

    では何故入ったのが早い人は対象から外した方が良いのかですが、ここからが最高レーティングと現状レーティングの差が大きい人がいる、の確信の入ってきます。

    私は将棋倶楽部24が出来て4ヶ月くらいで入会しましたが、その時は今より平均して300点くらいは高かったように思います。
    例えば初期の登録が平均で1500点だとして会員数が1000人ならば、市場には150万点あり、それを1000人で奪い合うわけです。
    それが半年、1年となるにつれ会員数は増え、市場の点数が多くなる分少しずつ安定感も増したわけですが、人間の心情ゆえに困ったことも起こり始めました。

    誰しもレーティングは上がって行きたいもので、その為にはどうすれば良いか?
    それは初期登録を低い点にしておけば良いわけで、そうすれば自然に点数が上がって行きます。
    そんなわけで新しく入って来る人の初期レーティングの平均値が1400点、1300点と徐々に低くなっていきました。
    そうなると市場全体の点数も一人当たりに換算するとどんどん少なくなっていくわけで、棋力は同じなのにレーティングが下がっていくというデフレ現象が起きました。
    その渦の中にあった人達は当然ながら最高レーティングと現状レーティングの差も大きくなるわけです。

    そんなわけでデフレ現象が起こりましたが、何年してからかそれに対しての対処法として初期式というレーティング計算方法が取り入れられました。
    https://www.shogidojo.net/dojo/about/rating/
    これは通常のレーティング計算方法とは違い、早く実力に見合ったレーティングに届くようにしたものです。
    これにより実力1500点として、2200点で初期登録しても、500点で初期登録しても少ない対局数で1500点付近に行くようになり、その分市場への影響が軽減されたのです。

    そんなわけで最高レーティングと現状レーティングのが大きい人もいますが、まずはIDの数字でデフレを経験しての数字なのか、していなくての数字なのかで判断するのが良いでしょう。
    最高レーティングも5年以内しか表示しない仕様になれば、差が大きい人にはかなり変わってくると思いますよ。

    市場の点数が現在よりも豊かだった時代、その時代に取った人の最高レーティングは今では化石だと思って良いです。
    市場の豊かさが違うのだからそこを参考にしても仕方がないです、そこは気にしないであくまでも現状のレーティングで判断するのが良いでしょう。

    #24790

    基本的には、人間は年を取れば点数が下がります。
    これは脳の経年劣化みたいなものです。
    過少申告者含めある程度点数を吸い上げていく人も居ますが、
    本来の点数程度で申告した人の棋力低下と相殺されてそれなりに安定してると思います。
    世の中には手術後に大幅に棋力低下する人も居ます。
    性善説で見たほうがよろしいかと思います。

    #24791

    >現状レート1300台、最高レート2000台
    勝率1割で2000を取ってから挑戦を受けるほうにしたら600点下がったというのはあり得ます。
    24では、勝率9割だと400点加点程度は付きます。最大800点差が誤差です。
    この800点の誤差は稀ですがモバイル王位戦と名人戦を両方選ぶとあり得るんですよ。
    そういう戦い方できる人がね・・・( ^ω^)・・・

    #24792

    wakadoshiyori
    参加者

    返信頂いた方、詳しい説明ありがとうございます。
    レーティング形式のいいところ、よくないところがあるのですね。そういう歴史に鑑みるのであれば、最高Rは、過去最高Rではなくて、直近3~5年の最高R表示になる方が本当の実力をより表しているといえそうですね。

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