ハンデについて

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  • #843

    青雲
    傍観者

     皆様今年もよろしくお願い致します。さて、皆様の中に指し初め式を行う方はいらっしゃるでしょうか?
     いるかどうかは別として、そんな時に段級差がある場合のことについて何回かお話をします。
     まず、前提を。通常、対戦相手と棋力差がある場合はハンデをつけて対局が行われます。
     大抵は「駒落ち」です。駒落ちも、8枚落ちから香落ちまでありますが、多くは二枚落ちです。
     ただ、アマチュア名人対プロ名人の対局は角落ちで行われます。
     私は、この手合いは若干上手有利だと思うのです。実利を求める指し方を続ければ、必ずと言ってもいいほど上手が勝利する気がします。ただ、香落ちで対局する場合、上手が有利になります。
     奨励会での対局は平手・香落ちです。
     これは本年実施された「将棋文化検定」を受けるにあたり、勉強したものです。
     ただ、私は疑問に思ったのです。
     「真ん中を取る銀落ちはないものか」と。
     1枚銀を落とすハンデ、または桂馬を落とす桂落ちがどうなのか。
     次回は詳しく、理論的に(?)検討していきたいと思います。

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