対局の棋譜・感想

このトピックは 83件の返信 を含み、 6投稿者 が参加し、  青雲 8/21(木)18:01 によって最後に更新されました。

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  • #2693
    koukouheihei
    koukouheihei
    参加者

    お二人方、返信ありがとうございます。 
    >mekuriyaさん   
       浮き飛車目くらまし戦法」という奇襲の一種なんですか。正しい受けかたを教えて下さりありがとうございます。
       右玉にこだわらずに冷静に対応する事が大切だと思いました。
       △3九角という手が思い浮かびませんでした。なんでだろうなあー。うーん。
       △3三銀(82)は悪い手でしたね。△3三金とすることも考えていましたが▲2二角を意識して変えてしまいました
       。良く考えたら△1二飛が有りましたか。今回もご指摘くださってありがとうございました。
    >六夢Ⅱさん
       相手がどんな戦型であろうと右玉に組もうとするのは低級右玉党の考え方ですね。真の右玉党は柔軟性が優れた方々ばかりです。自分の中でしっかりと反省しておきます。右玉を指しこなすうえでの注意を頂きました。ありがとうございました。

    #2698
    koukouheihei
    koukouheihei
    参加者

    右玉に詳しい方々、右玉に関する私の以下の質問を気が向いたらでよろしいのでお答えいただけたら幸いです。
     (1)角換わり右玉っていうのがあるじゃないですか。あれは先手で使うのは好ましくないんですか?先手という利点を活かして腰掛け銀のような(右玉以外の)戦型にするのが右玉党っていうものなんですか?
     (2)相手の方が居飛車だったら右玉、振り飛車だったら左玉のように使い分ける事の出来る組み方ってありますか?私の場合対振り飛車右玉での勝率が良くないので一回左玉を使いましたがとても使い勝手が良かったです。とくに先手の場合、一手早く相手より形を決める事になってしまい、迷います。
     以上です。 

    #2699
    六夢Ⅱ
    六夢Ⅱ
    参加者

    (1)は先手番の利点について、(2)は先手番の欠点についてですが、
    将棋には先手番ならではの利点欠点があり、後手番ならではの利点欠点があります。

    相手の戦形を見てからこちらの戦形を決めるというのは、相手の後から着いて行くという考え方です。
    一番シンプルな例ですと、初手に端歩をついて、先手の利点を放棄する代わりに、後手番の利点をいただくというのがありますが、
    相手に先に行かせて置いて、後だしジャンケンの利点をいただいて置いて、先手番の利点までを求めるのは無理でしょうねぇ。
    相手に先に行かせたら、先に行った利点は常に相手にあるでしょうねぇ。

    先手番の利点は何かというと、やはり先に攻めることが出来ることだと思います。
    先手番だから一手早く受けているということもあるけど、それですと相手も攻められない、
    ゆえにお互いが固めあいになり、持久戦になりますが、持久戦になればなるほど先手の得は消えてゆきますから。
    右玉は攻める戦法ではないですから、先手の利点は活かしにくい戦法だと思います。
    でも最初から先手の利点など望んでいないのなら、先手でも好きに使えば良いのではないですかね、
    それが、先手の利点が生かされていないから、先手では好ましくないということはないと思いますよ。

    右玉の本は数は少ないですけど何冊か出ています、それは右玉を好んで使うプロ棋士かいるからです。
    しかし右玉破りの本は出ていません。
    右玉が脅威の戦法ならば、もっと多くの人が使い、攻略法も考えられ、攻略本も出ているはずです。
    人気戦法は人気を得るだけの利点があり、人気のない戦法は人気がないだけの欠点があると考えて良いと思います。

    #2702
    koukouheihei
    koukouheihei
    参加者

    >六夢Ⅱさん
     やはり先手の利点と後手の利点をどちらも取る駒組みの仕方はなさそうですね。私は最近先手という利点を活かさずに角換わり右玉にするということに疑問を持ち始めています。角換わり腰掛け銀などの定跡を覚えて(先手では右玉を使わない)後手では右玉にするといったことにしたいと思います。自分の将棋の世界を広げたいという気持ちも有りますんで。

    #2707

    青雲
    傍観者

    「先手と後手について」
    先手番は1手先に指すことが出来ます。将棋連盟のデータでも先手番の勝率は殆どの年が高い事が解っています。これを聞いただけでも若干の利があると解ります。と言っても50~52くらいを推移する先手番(単位は%)の利を生かす事はプロレベルでも相当難しい。ただ/だからこそ「理にかなった作戦」を選ばなければいけない。でも、先手から角を交換する角換わり右玉は理にかなっていないんです。それどころか後手にその利を渡してしまう事にもなり兼ねません。その為に序盤は通常通り指した方が良いかと。あと、右玉にコダワルなら非角交換型を採用したりとか、陽動振り飛車含みで指すとか考えないといけませんね。後手には「作戦を決める」或は「相手の手を見ることが出来る」という利点があります。作戦を決める事。それは初手から▲7六歩△3四歩▲2六歩△8四歩▲2五歩△3二金▲7八金ろ進んだ時の後手の作戦権です。横歩or一手損角換わりの選択肢は後手にあります。単純に考えると先手は2つの戦法を研究していないといけないという事になるんです。このメリットも十分に生かせます。右玉だって相手の出方を見る事はとても大切。▲7六歩に対して△6二玉と指している将棋は少ないですからね。
    ただ漠然と右玉を指すにはそれなりの覚悟が要ります。それは「千日手でもしょうがない」「相手の手を見ないで右玉にして堅さで劣ってもしょうがない」という覚悟です。後手なら千日手歓迎ですが、(これも先手勝率が高いことに関連している)先手でそれは辛すぎるでしょう。最も風車戦法愛用者の伊藤先生(果七段)は風車の美しい形を指せれば良いという考えを持っていますから先手千日手も大歓迎なのですが。
    右玉がプロでも少数派なのは、千日手や玉の薄さなどが挙げられます。相手の陣形を見て指さなくても良い。これはある意味では利点ですが、堅さで劣るのは現代将棋ではやはり拙い。
    私自身、右玉という戦法は相当受けが強い方でないと指せないと思っています。
    mekuriyaさんなんかは、受けが強い右玉と相性の合う将棋ですから、使っているのだと推測します。
    koukouheiheiさんも自分の棋風と照らし合わせてみて考えると良いと思います。

    「右玉以外で勉強する定跡の話」
    角換わり腰掛け銀の定跡は私も1通り勉強しました。この戦形は棋譜並べが良いですね。私も戦前・戦後直後の将棋から今まで並べましたが、定跡以外にもマスターしたい手筋や指し方がたくさんあるので、勉強する価値はありますね。私は矢倉と角換わりは攻めの宝庫だと思っています。ただ、角換わりが7級の実戦に登場する機会は中々ありませんね。そういう意味では矢倉系の将棋の感覚を磨くのが良いのかもしれません。それと、歩の手筋をもう1度思い出して実戦で使えるようにしておけば磐石だと私は思います。

    #3172
    koukouheihei
    koukouheihei
    参加者

    >「未熟」さん
      解説ありがとうございました。

    #3173
    koukouheihei
    koukouheihei
    参加者

    必勝の将棋を落としてしまいました。6686209です。今回は左玉に挑戦しました。序盤は比較的うまくいった気がしましたが、終盤がボロボロで、大逆転負けしました。これで4連敗です。検討いただけたら幸いです。

    #3175
    ペンギン
    ペンギン
    ブロック済み

    あんまり読めないのですが122手目36銀ぐらいでどうでしょうか?正確なところはわかりませんが(^^;
    あと136手目が王手されてるのに気づいていなかったようです。
    122手目の局面は時間の限り読んでみたい。

    #3178
    koukouheihei
    koukouheihei
    参加者

    136手目王手されてましたねw 気付きませんでした。

    #3179

    mekuriya
    参加者

    6686209ですね。△4八成香(110)は悪手です。4八の銀より、5八の成香の方が価値が高いから、この取引は損です。さらに手順に▲4八同金(111)と応じられて先手玉が広くなり、3九の飛車が一挙に蘇った。ここは△5六歩と伸ばしたかった。
    1.遊んでいる9九の馬の利きを5五、4四、3三に利かして▲5四歩、▲4四銀(馬)を消しつつ、3三の銀を質駒にする。
    2.4五の馬の利きを止める。
    3.△5七歩成の含みを作る。
    仮に△5六歩▲1二馬△3五金▲2一馬△3三馬と進んだなら、後手楽勝でしょう。先手には9九の馬の利きを止める手が無いので、この利きを通すだけで随分景色が変わってくるのです。

    #3181
    koukouheihei
    koukouheihei
    参加者

    一石三鳥の手がありましたか。なるほど・・・。この対局の後は内容が全く駄目な将棋が続いております。お二人方、ご返信ありがとうございました。

    #3328
    koukouheihei
    koukouheihei
    参加者

    王手放置(故意ではありません。tansokusan、すみませんでした)で負けて指し手もひどい将棋が出来上がってしまいました。id6942605です。感想としては、対中飛車の戦法が決まっていないことです。糸谷流でいいか。

    #3806
    koukouheihei
    koukouheihei
    参加者

    棋譜並べをして、右玉っぽく指せた棋譜です。内容としてはいままでで一番濃いような気がします。7483287です。
     普段はあまりしない角不交換型右玉。しかし、相手が交換してくれました。有りがたい。
     47手目に角を打ちつけて玉のコビンを狙う。相手の方は危険とみて玉を角筋からそらす。筋的には2筋を突き捨てますがどうだったでしょう。
     65手目は素抜きを防いだ手。25秒ぐらいでギリギリ気付いた(汗)。67手目はどうすればよかったものか。 打つのは手厚いような気もするし、筋が悪いような気もする。
     79手目33歩打でポイントを稼げたと思ったが。。。 86手目まで進んで見ると急に自信が無くなった。66の傷も見えている。
     91手目に86角と引きましたがこれは一直線の攻め合いになるとたぶん先手が負けていた。
     97手目に「寄せきれる!」と思って桂を入手した。現実はそう甘くもないのに。
     109手目最後の最後まで考えた末、着手。さてさて、この局面は詰んでいたのでしょうか。                     ヨミキレマセン
     115手目に詰めろは掛かってないと読んで突撃。しかし、今読み直すと掛かっていました。48銀成、同玉、58桂成、同玉、67飛成以下詰みですね。 
     その後は入玉の見込みが高まり相手の方は投了。検討お願いします。
     

    #3812

    mekuriya
    参加者

    7483287ですね。
    ▲6六角(47)はどうだったのかな。右玉は、こういう自陣角が成功するイメージは無いです。
    例えば、▲6六角△7四歩▲4五歩△7三銀▲4四歩△同銀右▲4五歩△5五銀と進んだら、後手に手に乗られてしまった感じです。本譜は△3一玉(48)が有り難い手。でも▲2四歩(49)は指し過ぎだったかも。▲4六銀(57)で4筋の位が盤石になったので先手優勢です。これが△3一玉の罪で△7三角(58)が証文の出し遅れになってしまった訳。でも▲4七銀(59)は疑問。▲4七金で良かったのでは?でも角が狭いから仕方なかったのかな。▲5七角(69)は▲8四角の方が得だと思う。▲3四歩(75)△同銀▲3五銀△5三銀▲3三歩の進行は先手の得になっているとも思えない。(75)では▲6七金左と働きの悪い左金を中央に寄せて、手を渡すぐらいで先手十分だったと思う。縦の攻め合いだと後手玉が一段玉な分だけ遠く、ここで逆転してしまった感じです。
    △8三歩(88)は△8六歩、△4二銀打(92)は△7五歩で後手優勢だった。△3九銀(110)では、△6五桂が絶好の一手。でも本譜でも僅かに先手が足りないのか。まあ指運勝負かな。難しいけど、後手の角が遊び駒になったのが敗因てことで。

    #3815
    六夢Ⅱ
    六夢Ⅱ
    参加者

    角不交換型だけど、相手が交換に来てくれて有りがたいということですが、
    角交換型にしたければ11手目に手損することなく角交換が出来たと思います。
    それは後手が4二銀型だからで、これが3一銀型だと先手が7七角と上がったのと、
    2二銀と手順に上がられてしまうので2手損ですが、
    4二銀型ですと、2二金と取ることになり、手順に上がって得することは出来ません。
    また金は壁金なので、どこかで1手かけて3二に金を戻すことになります。
    結果手損なく角交換が出来、プロの将棋でも良く出てきます。

    mekuriyaさんが冒頭に書かれた▲6六角からの手順は、途中△7三銀ではなくて△7三桂だと思いますが、
    最終手△5五銀と来れば当然▲同銀△同歩▲同角と進むと思います。
    これが7三の桂取りになっており、飛車では防げないので角か銀を打って守ることになるかと思います。
    そこで▲2四歩△同歩▲2五歩と継ぎ歩までは行くと思いますが、
    角のラインが利いてる、4五歩が拠点になってる、継ぎ歩攻めも厳しい感じがします。
    かといって5五銀以下は手順中変化も難しいので、後手がこれで自信が持てるかどうかですが。

    #3817

    mekuriya
    参加者

    >mekuriyaさんが冒頭に書かれた▲6六角からの手順は、途中△7三銀ではなくて△7三桂だと思いますが、

    申し訳ない。△7三銀は△7三角の間違いでした。▲4五歩を待って△7三角と打たれると
    ▲4六銀とはできないし、▲4四歩と取り込むと△4六歩は生じるし△5五銀と逆用されてしまい、先手難局ではなかったかという主旨です。同じ自陣角でも後手の角の方が自由度が高く、利きを止めにくいので大変だったかなと。本譜は△3一玉が緩手で△7三角が一手遅れた為にえらい違いです。

    #3818
    六夢Ⅱ
    六夢Ⅱ
    参加者

    桂馬をはねるのではなく角を打つのですか、それなら納得です。

    #3821
    koukouheihei
    koukouheihei
    参加者

    お二人方ご返信ありがとうございました。
     自陣角は確かに欲張りすぎたかもしれません。「73角」が脅威だということが良く分かりました。
     42銀型は棒銀に来させないという手ですね。私は右玉にする予定だったので普通に角交換した方が良かったですね。
     ありがとうございました。

    #4087
    koukouheihei
    koukouheihei
    参加者

    最近対振り右玉の勝率が思わしくなく、居飛車穴熊を久しぶりに採用しました。私の終盤力の弱さが明らかとなった一局です。7817254です。ご検討お願いします。
     相手の方がミスをしてほぼ勝勢で迎えた終盤戦。なかなか寄せることができませんでした。寄せの手筋200がしっかりまだ身についていないのかもしれません。

    #4093
    六夢Ⅱ
    六夢Ⅱ
    参加者

    >最近対振り右玉の勝率が思わしくなく

    棋譜で見る限り、相手は四間飛車で美濃囲いですが、koukouheiheiさんのジャンル分けですと、これは右玉ですか?
    右玉なのかそうでないのかで、koukouheiheiさんのいってる右玉がどんなものかが違ってきますので。

    #4094
    六夢Ⅱ
    六夢Ⅱ
    参加者

    ちょっと振り右玉を検索してみました。

    振り右玉というのは、振り飛車にして右側に玉を囲ったものをいうのではなく、
    相手が振り飛車にした時に、右玉を採用する(糸谷流右玉)のを振り右玉というようです(わかりにくい名前)
    「対振り右玉の勝率が思わしくなく」ですから、相手が振り右玉を採用しているわけですよ。
    でも振り右玉はどこにも出てきていませんから、対ではなくて、
    自分が振り飛車を相手にして右玉を使った時の勝率が思わしくないから、居飛車穴熊を採用したということなんですかね。

    #4095
    六夢Ⅱ
    六夢Ⅱ
    参加者

    わかりました、これまでの解釈も間違っていました。

    糸谷流対振り右玉・・・・
    糸谷流の振り飛車戦法に対しての右玉戦法。

    だから、対振り右玉というのは、対矢倉とか対四間飛車とかいうのみたいに、
    相手が振り右玉を使ってると思っては駄目なんですね、
    右玉を使っているのはあくまで自分で、相手が振り飛車だったというだけのことだったんですね。
    なので、右玉の勝率が思わしくなかったので、居飛車穴熊にしたというだけのことだったんですね。

    #4099
    koukouheihei
    koukouheihei
    参加者

    あ・・・はい。そういうことです。

    #4101

    mekuriya
    参加者

    7817254ですね。△4五同馬(70)のところでは一本△4九飛打を利かすところでしょう。ここなら3七が塞がっていますから▲2八玉とはできません。ただし▲1七玉が銀冠の小部屋でしぶとい凌ぎになります。そこで△4五馬▲同桂△4七飛成が3手一組の寄せ。▲同金は△1九竜からの詰みとなります。先手は泣く泣く▲1八金打か▲2八金打と頑張るぐらいでしょう。▲1八金打には△3七金が強烈なぶちこみ。▲4七金は、△3九角▲2八角△同角成▲同金△1九竜▲1八飛△3九角で必至です。▲2八角で▲2八飛なら、△同角成▲同金△1九竜▲1八金△2九飛打で必至です。したがって△3七金のぶちこみには▲同金△同竜▲3八金打ぐらいですが、△2九金▲3七金△3九角で寄り筋です。

    戻って△4七飛成に▲2八金打の変化ですが、△1九竜▲1八金△3七金で寄ります。
    細かい変化は省略しましたが、検討されたし。

    #4104
    koukouheihei
    koukouheihei
    参加者

    >mekuriyaさん
     いやー。47飛成の寄せがありましたかー。なるほどです。実戦でしっかり寄せを見つけられるように頑張りたいと思います。

    #5007
    koukouheihei
    koukouheihei
    参加者

     棒金で抑え込もうとしたところ相手が無理攻めをしてほぼ全ゴマ状態になりました。しかし、私のミスで銀損すると以下きわどい終盤戦となってしまいました。そこで、実力者の皆様にこの棋譜のどこの受けが悪かったなど教えて頂けたらありがたいです。IDは9561558です。

    #5028

    mekuriya
    参加者

    IDは9561558ですね、
    ▲6六銀(45)では▲4八銀で後手は完全に切れてる。後手の歩が4四に残っていて△4七歩が利かないから、△3七歩なら▲2一飛、△3八歩なら▲4九飛ぐらいで楽勝。本譜は△4七銀生△4六角と捌かれて煩い。▲3二飛成と成りこんでも美濃囲いは堅く、あまり利いてない。
    ▲2一飛(59)は角を苛める構想だけど、▲4九飛の自陣飛で成銀を苛めたい。△3九歩成▲4七飛△2九と▲1四金、△4六成銀▲1四金でもどちらでも温泉気分。
    ▲5八金(71)は▲5六金が当りを避ける受け方。
    ▲5六竜(79)は▲7五角が受ける青春。
    ▲7九銀(85)はわざわざ取られる為に打ったようなお手伝い。ここは▲8六桂として▲7四桂打のつなぎ桂の筋で反撃を見るところ。▲7九銀のような反発力の無い手は反って相手を調子づかせてしまう。竜を一枚取られても自玉は詰まない形だから、そろそろ反撃のチャンスです。
    ▲4六竜(91)は、▲4七竜△4六歩▲3八竜が竜の粘着力で金を狙う受け方。△6九となら▲5八竜で楽勝。
    ▲7九銀(97)は、▲6八玉△8九と▲5五角が△4三香の筋を消しっつ、▲7四桂からの詰めろ。
    切りが無いんで、ここまでで勘弁してください。余りにも大差になると安全に勝とうとして震えて、ヘボ受けで反って食いつかれてしまう。それでも最後まで心が折れず、致命的な見落としが無かったのは良かったと思います。

    #5032
    koukouheihei
    koukouheihei
    参加者

    >mekuriyaさん
     講評ありがとうございました。▲4八銀考えていましたが歩打たれてだめか・・なんてバカなこと考えていました。
     ▲4九飛はなるほどです。
     ▲5八金は基本がなっていない指し方ですね。
     「反発力の無い手は反って相手を調子づかせてしまう。竜を一枚取られても自玉は詰まない形だから、そろそろ反撃のチャンスです。」
     反撃を怖くてできなくなってしまうのが今回の反省どころではないかと思います。
     97手目金が取れることを見落としていました。24上級のレベルは所詮そんなものですね。これからも努力して行きたいと思います。
     

    #5033
    koukouheihei
    koukouheihei
    参加者

    一手を争う将棋よりもこういう将棋のほうが精神的に辛いのは自分だけですかね。。

    #5042
    六夢Ⅱ
    六夢Ⅱ
    参加者

    大差の将棋なので、後はどうやって勝つかだけで、攻めを切らして勝つ、反撃して勝つのどちらを選択しても構わないと思います。

    反省点で起こりやすいのは、切らしにいって失敗すると、ここで反撃すれば明快な勝ち、
    反撃して失敗すると、危険をおかして反撃する必要は全くない、ここは切らしに行って安全勝ちと結論付いたりすること。

    完全に攻めが切れている局面なので、そのまま切らして勝とうとするのは自然だと思います。
    85手目の▲7九銀と打ったところでは、私なら▲5九歩ですかね、
    △同とに▲6八玉、これにはと金を見捨てるか、58、もしくは69に金を打つしかないです。
    (△同とではなく△6八金なら▲7七玉から入玉)
    見捨てればいただいて、もしくは金を打たせてから、14歩23歩を取り除くルートより入玉を目指します。

    本譜は危険な位置に逃げていって、それでもまた右に下がればいいのを馬を切って強引に入玉をめざし、
    入玉も阻止されて、こんなはずではなかったのにという将棋になりました。

    #5043
    koukouheihei
    koukouheihei
    参加者

    >六夢Ⅱさん
     講評ありがとうございました。▲5九歩見えていなかったです。

    #5055

    青雲
    傍観者

    優勢な将棋を勝つ心得は、「攻守の方針を一貫させる」事です。劣勢の場合はその逆になります。
    具体的に言うと「何もしない」のです。この将棋では受けに徹するべき。
    ▲2五金(57)の発想はとても良い。受けは根本を絶つのが良いからです。
    ただ、▲2一飛(59)で一貫性が無くなってしまった。
    私も色々一貫性の無い発言をしていますので、人の事は言えませんが・・・
    私なら、▲5七歩(53)は▲2八飛です。後手は攻め駒が少ないので攻めを重くしなければならない。
    その間にゆっくりと後手の攻めを切らしてからゆったり攻めれば圧勝だったでしょう。

    方針を一貫して指すのを行った棋譜があります。棋譜no 9344881です。この将棋は「攻め」ですが、自玉が堅かったので自陣の受けはしませんでした。
    方針を一貫して指せなかった棋譜も紹介しておきます。棋譜no 9343804

    #5093
    koukouheihei
    koukouheihei
    参加者

    >mimata_doujyoさん
     「私も色々一貫性の無い発言をしていますので、人の事は言えませんが・・・」

               
                        

                            ワロタ

    #5115

    青雲
    傍観者

    終始受けに徹した一局 棋譜no 9606217
    先手四間飛車穴熊に後手右玉で対抗した将棋は、攻め込まれ、紙一重の受けを続ける展開になりました。
    受け損ないがあったようで、最後は私が負かされました。
    ただ、気持ちの入った手が多かったのは収穫です。
    稚拙な将棋では在りますが見て頂き、”受け”の参考にして頂ければ嬉しく思います。

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