私は1つしか希望がないですが・・・・・
理想でいえば二十歳前後のプロ棋士4~5人の対談で、今の若手が捉えている現在の将棋スタイルというものについてのものが希望です。
例えば10年くらい前では見られなかった傾向として、序盤決まりきっている手順だったり研究範囲の局面はノンストップで進むというのがあります。
これは「同じ局面でも研究時と本番の時では見えてくるものが異なる」という考えから、
「事前に想定済み研究済みの局面は時間を使って考えてもあまりメリットはない、それよりも時間を少しでも多く残して置いた方が得だ」という考えに変わってきたからです。
このように時代と共に捉え方が変化している部分もあり、昔となんら変わっていない部分もあるのでそういうのを聞いてみたいですね。
例えば今はまだ居飛車、振り飛車というものがあり、居飛車党振り飛車党がいますが、
将来は、居飛車、振り飛車という分け方そのものをしなくなる可能性もあります。
こういう居飛車、振り飛車というものも、今の若い人はどういう見方をしているのか、大体で数種類の戦法を選択していると思うのですが、何を基準に戦法構成を組み立てているのかなんてのも、今の若い棋士達の、対談という形で意見交換してるのが希望です。