ひとりごと・・・なんですケド・・・
だれかに聞いてほしい、読んでほしい、ってココロの中でそっとつぶやいていたりします・・・
「母ちゃん・・・ありがとう・・・」
2025年7月25日 金曜日
朝9時半過ぎ、病院から連絡が来て、
血圧 上が50くらい 下が30くらい
血液中の酸素濃度 80前後
危篤です・・・ 本日、病院へお越しください・・・
仕事も中止にして、車で向かった 渋滞してた・・・
お昼過ぎに病院について担当医から・・・
今日、明日が峠だと思います・・・本日は一緒にいてあげたほうがよろしいでしょう、と・・・
病室では酸素マスクでめいっぱい供給していた・・・
点滴や鼻チューブ(膿をだしてる)血圧測定パッドとかいろいろ身体中についていた
口はあいたまま、上半身全体で一生懸命に呼吸していた
両目はずっとひらいたままで、瞬きをしていない・・・
目が痛くなりそう・・・でも本人はもう意識がない状態・・・
耳だけは聞こえるはず・・・声をかけると、たまに呼吸にまじって返事をしてくれているかのよう・・・
身体が冷たい・・・ 自分の手で温めながら軽くマッサージしてあげると、血中酸素濃度が95くらいまで上がるときがある
血圧も上が80くらいまで回復してくれるときもある
脈拍は90前後でずっと一定・・・
なんとかこのまま回復方向へむかってくれれば・・・
でも心のどこかで万が一・・・って思いがあって
写真と動画を撮った・・・ 最後になるかもしれないから・・・
夜間の付き添い申請、病室宿泊の申請をして、日が暮れた
両目はもうずっと何時間も瞬きすることがないので、眼球の白かったところが少しずつ黒く変色しはじめていた・・・
お願いだから瞬きして・・・ 目をずっとあけたままでつらいでしょ・・・
瞼をそっとさわってみても、視神経も麻痺してるみたいで動かなかった・・・
病室のエアコンが利きすぎてちょっと寒い
設定温度23度になっている・・・
日も暮れたし、これじゃ寒いよね・・・ とりあえず25度まで設定温度を上げた・・・
20時25分頃・・・
看護師さんから、脈拍がかなり下がってます、と・・・
さっきまで90くらいあったのが、40・・・半分くらいしかない・・・
そこからほんとに急だった・・・
30・・・50・・・20・・・40・・・ 脈拍が安定しない
0・・・ え?
20・・・ 30・・・ 15・・・ 0・・・
さっきまで90くらいでずっと安定してたのに・・・なんでいきなりこんなに・・・
一瞬だった・・・
ずっと見開いていた両目の瞼が動いた!
意識が戻った!
でもそれは・・・
一瞬、苦痛にゆがむ両目・・・
ずっと同じ姿勢で横になっているときに、身体が痛くなって、寝返りをうちたいからっていうときに見せるのと同じ目だった・・・
母ちゃん・・・
次の瞬間、もう・・・
動かなくなった・・・
20時36分・・・
脈拍 0のまま・・・
さっきまで上半身全体で一生懸命呼吸していたのに・・・とまった・・・
時がとまってしまったみたいに・・・
親族が集合して、当直の医師が最後の診断をして・・・
22時23分 死亡確認・・・
2025年7月25日 母はわたしの目の前で息を引き取りました ・・・享年80
母ちゃん・・・ ありがとう・・・
苦しかったね・・・ つらかったね・・・
さいごまで がんばったね・・・ もう ゆっくり やすんでね・・・
一足おさきに天へ旅立ったけど・・・
まぁ、そのうち、あとからいきます・・・寿命をまっとうしてからね