「煙詰め」と「清涼詰め」では定義が全く違います。
「煙詰め」は”初期状態で全ての駒を盤上に配置し・・・”ですが、もっと広い解釈で使われたり、作られたりします。
「煙詰め」
「煙詰め」も単にその要素だけではなく、他の要素も複合させている作品が色々あります。
私が強いインパクトを受けたのが初形配置が1~4筋のみにビッシリ、
4九の地点に駒がないだけで、他の駒が次々と消えていく様は圧巻でした(伊藤 正さん作)
「清涼詰め」は比較的簡単ですので、詰将棋を作るプロ棋士の多くはたぶん作っていると推測します。
(意図して作らなくてもそうなってる場合も多々ある)
ただし本当に作っているのかは実際に調べないとわかりません。
でも、たぶん調べれば出てくるので出ればその時点で確認作業は終わりです。
それより困るのは、青野プロとか高橋プロみたいに作ってはいるのですが、詰将棋に特化したプロ棋士でない場合で・・・・
その中に清涼詰めがあるのか。
詰将棋を発表したことのあるプロ棋士で、このプロ棋士は作ってないと判断するにはその裏付けが必要ですので、
それは大変な労力が必要だったりします。