リレ~将棋は先手と後手どっちが得だろうか?

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  • #207

    まずは、この意見のわかれる部分について考えたい。
    先手派の主張の根底は作戦の選択権の広さや序盤構築における劣勢にならない安定度である。
    逆に、後手派の根底は段位者に多い引き分け後手勝ちの部分である。
    たしかに、1対1の試合だと後手派の言い分は筋が通っている。
    しかし、4人の意見が一致していなければ初段の将棋の棋譜よりも劣る内容になる。
    つまり、先手派の言い分のほうが現実的ではないだろうか?

    #208

    よく先手派は先手3間飛車美濃を選べば30手以内で不利になる手順は考えられないし、
    危険を冒して飛び込む手順もはっきりと予想がつくという。
    さらに、後手は穴熊を組むと後手の最大の価値である入王の点数制度を生かせないので、
    後手に穴を組ませて十分という考え方もある。
    最終的に120手を超させるも早い試合展開にするも先手のほうが選択肢が多い
    ゆえに点数配分によって先手は選択権があるようなものである。
    ここまで言われると先手のほうがいいと思いたくなるものである。

    #209

    しかし、冷静に考えてみよう。
    中盤に優勢なったら後手は攻めなくても良い場合が結構あるのだ。
    細かい形勢でも、この負担は大きい
    何が大きいかといえば、穴熊を攻めるときに連続王手以外のはがし行為を先手が無秩序に打開という点である。
    確実に受けきれると思っても、銀1枚かかり駒があるだけの攻めが駒損の受けを強要したりするのだ。
    低段位の人でなくてもこんな手を見つけたら笑いが止まらない。
    囲碁で言うなら劫の打開責務が黒番というようなものである。
    こんな局面になったら涙が出る。

    #210

    さらに、後手派の言い分に入王という鬼畜な制度がある。
    24点の持ち点で引き分けだけど勝ちである。
    つまり、王を詰む必要すらないのである。
    ただ、この将棋のル~ルは先手も後手も穴熊の比率を下げるのに十分な抑止力を持つという副効用がある。
    ここが24棋戦の中でリレ~将棋の1手差を争う緊張感のある試合の比率をさらに上げている。
    ただでさえ、4人の医師連絡の狭間でもつれた展開が多いのに6400点の縛りと引き分け。
    この2つが面白いように後手の評価を上げてくれる。
    でも、先手派はこの意見に対してもう1つの意見を足してくるのだ。

    #211

    先手派の切り札である意見は30手ごとの3分の長考にある。
    25手交代なら2/4将は後手からだが、すべて先手から再開するのが大きいというのだ。
    たしかにそうだろう。
    勝負の分かれ目に先手の手番がかかってくる確率は5割といえば神の確率である。
    たしかに後手の手番の時に勝負を決定する岐路が来る場合も多い。
    正確にいえば矢倉24手組のあとの30手目とか言われてもさてどれが最善?と聞かれても、
    それぞれが得意分野があり、最善の選択が盤面の正解とも言えない。
    当然ながら2将や3将が戦いやすい棋風がいいに決まっている。
    そう、とる1手とか、詰む1手のような終わっている局面でもなければ最善などはない。
    また、詰みのある局面でも詰むかはわからないのがリレ~であるのだ。
    しかし、考慮3回までという考え方はおいしい。
    1回くらいは迷う局面がある。

    #12330

    今回3名参加が可能となるわけだが、はたして先手優位後手優位の度合いは?
    3名の参加チ~ムの数とその結果の分散がどうなるのか?
    勝率50%を境にどっちに揺れるのか?
    これは3年は見ないとわからない。

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