日本文化たる、日本将棋

[システムと３九玉（H.yano)参加者]

やはり日本将棋は、日本が世界に誇れる文化だと思います。「よろしくお願いします」、「ありがとうございました」、「投了」を告げて対局終了、などなど世界の他のボードゲームに見られない、『武士道』の精神のようなものがそこには宿っていると思います。自分はチェスの世界のことは詳しくないですが、現在海外の澳門(マカオ)に定住ということもあり、中国象棋などと接する機会が比較的多いのですが、先ず負けて「ありがとうございました」はありませんね。そして負けた方は最後、将軍(王様)を取られます。中国象棋のアプリには「投了」ボタンのようなものは、元々ありません。”どちらか一方の将軍が死ぬまで戦うデス・マッチ”のような感じがします。また、右手で初手を指した後は、駒を取るのも、そこに自分の駒を進めるのも、打つのもすべて右手とか、日本将棋ならではと思います。また、こちら当地で”縁台将棋”ならぬ”縁台象棋”を見ていると、最後将軍を取る時も、自分の駒を相手の将軍の上に強く叩きつけて、”将軍死！”という感じですが、なるほど中国象棋の駒が、日本将棋のそれよりも数段頑丈にできている訳が分かりました。

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