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「例外」
将棋のルールで例外の代表は二歩の禁止でしょう。
詰将棋は手数が伸ばせるのにやってはいけない無駄合、最終手余詰めも最終手だけ例外で余詰めOKで、この辺りは創作側の都合で例外扱いにしたりしなかってるがある気がする。
例えば無駄合が出現する作品は駄目とするばそのような作品が生まれなくなるだけのことなのですが、創作側からするとそのような決まりは避けたいのでしょう。↑
私も解ければそれでOKでそれ以外のことは考えません。
(解けたと思えば答えを見ずに次に進むので、正解かどうなのかもわからない)ただ、創作する側からすると、しっかり作っていないと詰将棋として認めてもらえないのが痛いところ。
↑
若島さんの詰将棋で印象に残っているのはたしか表紙に図面が描かれたもので・・・
答えが「この局面で先手が手番となることは絶対にないので後手番」というものでした。
しっかり覚えてないけど双玉で後手の手番で1手詰が正解だったかもしれない。藤井七冠の師匠である杉本八段の話だとプロになるまで詰将棋創作は控えるようにアドバイスしていたようです。
それに対して伊藤果八段はプロになったらそこで何とかいって引き続き控えることを薦めたように記憶しています。
プロ棋士になっても上を目指そうと思ったら勉強にきりがない。
詰将棋の創作も上を目指そうと思ったらきりがない。
きりがないものを両方同時にやったら当然ながら片方のみに力を注いだものより落ちる。
となると公式戦をとるのか詰将棋を取るのかとなり、結果公式戦を取るプロがほとんどというのが現状かと思います。
(作ってはいるけど創作にあまり時間をかけない軽いものにとどめている)
一方アマチュアに置いても詰将棋で上を目指せばきりがないのは同じで、それなりに犠牲を伴う。
こちらも仕事を取るのか詰将棋創作を取るのかで悩みはするだろうが、アマチュアはプロ棋士よりも相対的に人数が多い。
なので仕事をそっちのけで詰将棋にのめりこんでいる人が多くいても不思議ではない。
煙詰め創作に没頭し完成した時は家族も消えていたという話もあったりする。>途中で9手詰だとおもったのですが、歩を余らせるなんて、ニクイですね。
攻め方 5三と
玉方 5一玉
持ち駒 金 金このような時に5二金と打つと金が余ってしまうから不正解
6二金 4一玉 4二金 だと駒が余らないからこちらが正解。
というのはどう考えても変でしょう。
この場合なにがまずいかといえば、持ち駒に金が2枚あるのがまずいということになるかと思います。>詰め将棋成れしていても 難しさに手数は、あまり関係無いようですね。
詰将棋の難易度において手数は大いに関係あります、
なのでその人に適した難易度のものを薦められた場合「〇手詰くらいものもが良いですよ」と手数でいわれるわけです。
ただし手数判断と同じくらい難易度がみえるものがあり、それが盤面の広さです。
盤面は9×9ありますが、通常右上の4分の1くらいの盤面上に駒が配置され、その限られたスペースで駒が動きます。
それに対し盤面全体に駒が配置されているとしたら、それは格段に難易度が上がります。
書き込まれたすぐ上の問題が良い例なのでちょっとみてみましょう。90番 岡本眞一郎 13手詰
盤面を左右でみると15金があり85竜がありますので1筋から8筋の間に駒が散らばっていることがわかります
上下ですと43とがあり68歩があるので3筋から8筋まで、よってほぼ盤面全体に駒配置されたもので、それだけでも難しさが見えてきます。「わからなかったら答えを見ても良い」とよくいわれます。
それはかなり重要なアドバイスで数学の問題を解く時のことを思い浮かべれば明瞭です。
わからなかったものはそのまま放置して次にまたトライした方が良いとアドバイスする人はいません。
わからなかったら答えをみて次に活かすというのが常套手段です。
ということで答えをサッとみていきましょう。49香に対し48歩と中合をするわけですが、それに対し6七角としています。
では何故ただの歩をすぐに同香と取ってはいけないのか?その謎を解かなくてはいけません。
次に飛車の不成ですが何故飛車が成ってはいけないのかの謎も解かなくてはいけません。
書かれている答えからすると13手詰なのに11手で詰んでしまうから最長手数で逃げていることにならず飛車が成るのは不正解というのがわかりますが、何故飛車が成ると手数が11手になってしまうのかの謎も解かなくてはいけません。
しかしその謎を解くのが難しい。
となると「答えを見てさえ意味がわからない」ということも往々にして起こるわけで、それではとても詰ませられないということになります。というように、色んなところにこの作品の難易度を示すヒントがちりばめられています。
そういうようなところを見て難易度を判断するべきで、手数だけでの判断には無理が生じます。
(通常の右上配置のものと、盤面全体のものでは難易度が変わってくるので同じように比較しない方が良い、また同じスペースの範囲だったら手数の長い方が難易度が高くなっているというのが一般的)>もしかしたら六夢IIさんも出来るかも?
私もログイン出来るようになっていました。
また普通に指してこれまで通り分析画面に行ったら、今まで「ログイン」表示だった部分が「ログアウト」に変わっていました。
そしてその左にある「プラン確認」ボタンを押したら「プラン確認」画面が出て、その中の「料金プランについて」をクリックしたら「ログインユーザー」の方が青く染まっていました。機能も試したら分析画面で自由に駒が動かせ、そして新たに出来た局面の分析も出来ました(分岐分析)
もうひとつの追加機能である「AI詳細分析」も「詳細」を押したら出来ました。ログインに関しては一部不具合な部分があり、それがZeN_24さんの問い合わせで分かり、修正してくれたんじゃないかなあ。
(または席主さんがこの掲示板の書き込みを見て修正してくれた)逆転といってる時点でデリケートな問題。
最終結論は出さなければいけないのでいつか出るわけだが、無理して出すことに変わりはない。もし今回の配信が合法となったら引き続き観れるようになるのか?
私は観れないと思う。
私がスポンサーだったら棋譜そのものの配信をやめシークレットにする。>これは必至をかけないといけないという局面ではないなので、攻め急がなくても囲いを破壊できれば良しという考えでしょうか。
趣旨はその通りですけど、7四歩から7三金はうっかりしていたのではと推測します。
単純に、数的優位で8三の地点が受からないから先手の攻めが決まっているということで載せたのではないかと。↑
7一銀に9二玉と逃げると?私はログイン出来ないので一般ユーザーとなるわけだが、分岐のAI解析が出来ないにしても、分岐自体が棋譜に反映されるのかを感想戦機能で駒を色々動かしてみてからAI棋譜分析画面で見たが何も変化なし、
予想通りだが感想戦での手順は棋譜に反映されていなかった。ちなみに、ログインユーザーはどの場所で駒を動かして分岐させるのかをもう少し調べたら出てきた。
「分岐局面AI分析?」の?マークをクリックしたら「棋譜分析で駒を動かした先の局面をAI分析できます」と出てきた。
手順としては一番シンプル、戦い終えた手順を分析できるだけでなく、その場で色々駒を動かしながらその場合のAI分析が出来るようだ。もしかしたらブラウザかと思ってchromeからEdgeに変えてみたけど駄目だった。
対局はもちろん棋譜検索も普通に出来るけど、ここに関しては
「ユーザー名かパスワードが間違えています。」と出てしまいます。
ログイン出来る人がいるということなので何かがちがうということなのでしょう、
いったい何が原因でログイン出来ないのだろう?私も出来ないけど誰も出来ないんじゃないかな。
(のちの有料会員を見据えての仕様じゃないかと推測するけど)席主に尋ねればその辺りの事が多分わかるんじゃないかな。
https://www.shogidojo.net/info/rule/complaint/>持ち時間が四時間にならないものか? 受験者の納得感が違うと思う。
アマチュアが編入試験を受けるにはプロ棋士との対局に置いて既定の成績を収めなくてはいけないが
アマチュアにとっては既定の成績以前にプロ棋士と戦う権利を得るのが大変なのが実情。
そんな中でまとめて対局数や勝ち星を挙げやすいのが銀河戦でここで勝ち星を稼ぐのがこれまでのケース。
では何故アマチュアが勝ち星を挙げやすいのか?
一番大きいのは銀河戦特有のシステム
通常のトーナメントは1勝すれば次は1勝した相手、2連勝すれば次は2連勝した相手と戦うわけで、勝つためのハードルがどんどん高くなっていく、結果良くて2連勝くらいであり、これではとてもまとめて勝ち星は稼げない。
それが銀河戦はどこまで勝っても相手は初戦であり、勝ち上がってきた相手ではない。
まずはこれが大きい。そしてもうひとつ大きいのは持ち時間、
15分切れたら30秒、考慮時間が1分単位で10回。
持ち時間が短いのはアマチュアが慣れている一方でプロ棋士にとっては経験が少ない。
これはアマチュアにとってはかなり有利な材料。一方3時間以上の持ち時間の対局は・・・・
プロ棋士にとっては一般的だが、アマチュアがそのような持ち時間で対局することは全くないといってよい。
ここの部分に置いてアマチュアはかなり不利、おまけに練習でその持ち時間に慣れようと思っても中々付き合ってくれる相手がいないので、事前に経験を積んでのぞむというのも難しい。「あなたの形勢判断は?」
本日の対局、
こちらの中飛車に対し相手も中飛車でよくある出だしのひとつ。
そして私が美濃に囲うと何と相手は穴熊でこれはメチャクチャ珍しい。
して、こちらはどうするか?、不利になるだろうと思ったが怒りのビッグ4を選択。局面は5五歩と初めて駒がぶつかったところで、その手に対し私が5八と回ったところ。
私の方が不利なことはわかるが、AIの評価値は駒の損得がなければそんな変わらないというのが普通。
しかしこの局面AIの判断は80対20で私の方が不利。
人間的には、いくらなんでもそんなに差はないだろうと思えるけど。>将棋俱楽部24に何かあるのかも?
将棋俱楽部24に何かあるとしたら、何故taiki kikuchiさんの不利な時だけ接続トラブルが起きない?
将棋俱楽部24に何かあるとしたら、taiki kikuchiさんにも同じことが起こるでしょう。私はフリー対局しかやっていないが自称15級から挑戦されることも時々ある。
が、実際に15級の実力だと思ったことはほとんどない。
以前は「こんな強い15級は見たことがない」と対局中に嫌味なコメントをしていたが、現在は馬鹿馬鹿しくて特に何もしていない。
相手の人に対しては「挑戦してくる時点でその棋力ではない人」という意識で挑戦を受けている。
なのでレーティング戦でも、挑戦してくる時点で点数は信じない方が良い、また「二枚落ち」「六枚落ち」で申し込まれる時もある。
私はあくまで指導将棋として指すので本に書いてある手順に沿って指すが、中には明らかに手合い違いもある。そういう場合は馬鹿馬鹿しいから仕掛けあたりでさっさと投了する。現在は無料でサービスが受けられています。
規約は有料化を視野に入れてのもので(とはいっても現状が長いので今後どうなるかわからないけど)
考えられるのは・・・・
①有料となるサービスが新たに追加され、それを利用するには有料会員登録をする必要がある。
②現在のサービスのある部分、または全てが有料サービスに移行され、利用するには有料会員登録をする必要がある。対局そのものの金額に関しては、パソコン使用はここまでずっと無料、スマホで対局数を制限することなく指したい場合は有料。
対局終了後自動的にAI棋譜分析を開くのか開かないかは、対局終了時の挨拶ボタンの下に選択部分があるので、そこにチェックを入れるか入れないかで選択することが出来ます。
「初心者とは・・・・」・・・③
初心者という言葉を辞書で引くと・・・
”その道に入ったばかりで、まだ未熟な者。 習い始め、あるいは覚えたての人”と出て来ます。その道に入ったばかり、習い始め、覚えたてがが初心者、なのに・・・
youtubeで自称ギターの講師が初心者に向けての曲目演奏動画を解説しているのをよく見かけます。
それが詰将棋でいうと・・・
「初心者の皆さんに7手詰の簡単な解き方を教えます」みたいなやつ。そんなの初心者には無理、やはり5手詰がある程度解けるレベルでないと。
そのような動画を見て喜ぶのはその辺りを弾いてみたい解いてみたいという人だけ。
ただしそれは初心者レベルの人ではない。「初心者とは・・・・」・・・②
「将棋の対局において初心者が間違いやすいことは何?」
これに関しては一人ひとり浮かぶことが違うでしょう。
ただ、これで、思い浮かべた人が、どのくらいのレベルの人を初心者を思っているかがわかります。
私の場合は・・・・・
金と銀の動きの違いがまだはっきり分かっていない人、というのが浮かびます。
厳密にいえば、駒の動きをしっかり覚えたというだけで初心者卒業レベルだと思っているかといえばそうではありませんが、
大体でこのレベルです。詰将棋なら1手詰めが半分くらいわかる程度、3手詰めをやっている人は、私からするともう初心者ではありません。
「初心者とは・・・・」・・・①
初心者とはいったいどれくらいのレベルをさしているのか?これは言ってる人によって異なる
一番下のレベルを言ってる人もいれば、超初心者や入門者というレベルをもっと下に想定した上で言ってる場合もある。ではここで問題
「将棋の対局において初心者が間違いやすいことは何?」「詰将棋 実戦と異なる5つのヒント」
①必ず詰むこと
②正解手順は1つしかないこと
③持ち駒が余らないこと
④王手の手以外は不正解なこと
⑤駒を動かしながら考えても構わないこと①③④は絶対、②は部分的に認められている例外がある
⑤私は駒を動かすスタイルで詰将棋を解くのが基本だったのではないかと考えている
何故なら・・・・
作り手は駒を動かしながら作っていただろうし、検討も頭の中だけでやっていたとは思えない。
それに昔は沢山の駒に超手数、それを解き手にだけ頭の中で解くことを求めていたとは到底思えない。
それがいつしか実戦の上達に役立つとなり、それには頭の中だけで解くのが理想となり、
それには頭の中だけで解けるものが良い、となっていったように思う。久しぶりに〇〇〇な将棋
先ほど終わった対局だが相手は長考派、こちらがいつものペースで指したが3分使った時点で相手の持ち時間が切れ秒読みに入った。
手数は約50手で持ち時間のリードが大きいと思ったが・・・・・
1手1分はすべて使おうと思えばそれなりに余裕がある。
時間攻めという局面にはならないので普通のペースで進めると、いつしかこちらも持ち時間が切れた。
1手1分になるとこちらも有効利用しその結果。
165手 相手は1時間使い、こちらは30分 計1時間30分の長時間な対局だった。「推薦上達法と負けず嫌い」
凄く強くなった人をプロレベルとした時に、そのような人の大きな特徴としては「負けず嫌い」があるかと思う。
負けず嫌いの人はとにかく勝つ、印象だと8割は勝つ、そして勝ちながら強くなっていく。その一方で「自分より少し強い相手と戦いなさい」と教える上達法がある。
自分よりも知識が豊富なのが魅力で、それが身に付きやすいのが勧める理由だ。
しかし自分より強いわけだから8割負けても不思議ではない。
自分がどんなに強くなってもそれよりもワンランク、ツーランク上と戦い続けたらずっと8割負け続けることになる。
となると、負けず嫌いの人にとってはとても耐えられない上達法ということになる。負けず嫌いには、負けることを怖がらないタイプと怖がるタイプがいるかと思う。
親父が子共に将棋を教え、勝っているいるうちは良いが負けるとそこからもう指さなくなるという話をよく聞く。
これは負けず嫌いで負けるのを怖がるタイプ。
将棋は勝ち負けがはっきりするゲームなので負けず嫌いで負けるのを怖がるタイプは手を出さない。これに似ているのがレーティング戦でもたまに見られる。
点数が順調に伸びているうちは指し続けるが、これ以上は伸びそうもないところまでいくと点数が逆に下がるのが怖くなり、その結果対局数が極端に減る、あるいは指さなくなるということが起こる。1対局につき一人の勝者と一人の敗者が生まれる。
よって半分は負けるわけで負けず嫌いにとっては厳しい世界かと思う。
ということは、対局している多くは負けず嫌いではないということが推測される。
そんな中で、負けず嫌いな上に負けることを苦にせず戦い続けることが出来る人間が上に行くのだろうと思う。これが一般的だと思うが、将棋倶楽部24に限っては例外もある。
伸びないとわかると負けるのが嫌で対局が少なくなると書いたが、勝てる相手だけを選んで指すというのがその例。そういえば以前通っていた将棋道場の四~五段のおじさん、いつも駒落ちの上手を持って指しているのだが実力からして上手がかなり有利な手合い。
それでいつも勝ってばかり。
負けるのは嫌、だけど対局はしたいから勝つ対局だけをする。こう書くといかがなものか?と思うが、それだけ負けず嫌いだからこそそこまで強くなったのだろうなあと思うわけで・・・
何でもそうだけど上達には負けず嫌いの要素が大きく絡んでくるのですよね。
「詰将棋についてのあれこれ」・・・・⑧
一見すると詰将棋風だが詰将棋とは異なるものがある。
・詰ます手順が1つとは限らない
・駒が余ることもある
・受け手の持ち駒に制限がある詰将棋には色々な制限がつくので、表現出来ない手筋も多い
(例えば送りの手筋は駒があまりやすく使いにくい)
受け手側が盤上以外の駒をすべて持っているなどということは実戦ではなく、受け手が受けに適した駒を持っていないから詰み成立こともよくあることだが、そういう訓練は詰将棋では出来ない。
少し前に書いたが、詰むのか詰まないのかを見極める訓練も詰将棋では出来ない。
では何故それらは出来ないのか?
それは簡単で、詰将棋は実戦を前提に作られたものではないから。詰将棋を実戦をリンクさせくっ付けて見ようとするから、あれが出来ない、これが出来ないとなる。
あくまで別物と捉えれば、実戦に適した連続王手の問題が、実戦を意識する中ではより効果的と思えるかと思う。ではそんな中にあって何故詰将棋が好まれるのか?
それはパズル的な要素が強い分、解けた後のスッキリ感があるからだろう。「詰将棋についてのあれこれ」・・・・⑦
詰将棋を解くに当たっては自分のレベルにあったものが良いように思う。
では自分に合っているレベルかどうかを見る指針はというと、それは解くまでの時間で判断するのが良いように思う。
ただし1分くらいがベスト、3分くらいがベスト、5分くらいがベストと色んな時間を思い描く人がいる。
なので万人に対し、このくらいの時間で解けるものがベスト、ということはいえない。詰将棋を解く効果には「読む力がつく」というのがある。
そこを重要視するならば、仮に詰まなくても問題はない。
もっと極端にいえば詰まない問題を考えたとしても「読む力がつく」に関しては変わらない。
実戦では詰むか詰まないかがわからないものを必死に詰まそうと思って考えることがある。
その結果、後で検討したら詰まないものだったということもよくあることで、詰まないものを一生懸命考えて無駄だったかといえばそんなことはない。
ただし、作品自体は詰むことが前提で作られているわけだから、「読む力がつくことに変わりがないわけだから詰まないものでも問題ない」ということにはならない。少ないが、同じような局面が2つあり、片方が詰むもの、もう片方が詰まないものというものもある。
詰まないことを読み切るのも実戦には役立つので良い着眼点だが、2つの答えが正反対なので片方が解けるともう片方の答えもわかってしまうのが難点。
「中に少し詰まない問題も入れておくと実戦により役立つ」という人もいる。
しかしこれは解き手からすると結構きつい、
私は詰むもの詰まないものを半々にしてランダムに置くのが良いように思う。
もっともここまでくると詰将棋にこだわる必要はない、駒が余ろうが構わない、詰むか詰まないかを見極める訓練ということになる。「詰将棋についてのあれこれ」・・・・⑥
いつ頃からか同一手数もの+200題ものが増え、解き手からすると自分の実力に合ったレベルのものが数多く解けるようになりありがたくなった。
対して以前のものは3~17手詰というように手数に幅があるものが多かった。
短手数も超手数も多くはなく7~11手くらいのものが中心だが、多くの人は半分も行かないうちに挫折したのではないだろうか。
いくら素晴らしくても、自力で解くという観点からすると、解けない手数のものは図面すら見る気になれない。
その点手数が同じなのは良い。「詰将棋についてのあれこれ」・・・・⑤
若島正さんが詰将棋の世界を描いた棋書に4タイプの人が登場します。
これは4つの喜びと言い換えても良いでしょう。
詰将棋作家・・・・作って喜ぶ
解答者・・・・・・解いて喜ぶ
検討者・・・・・・作品に不具合がないかを調べて喜ぶ
読者・・・・・・・詰将棋の本を読んで喜ぶ。読者に関しては1つの作品がどうのこうのではなくて、詰将棋が沢山載っていることに喜びを感じるということでしょうか。
検討者は喜びという点では違っていそうです(ちなみに喜びと言い換えたのはあくまで私であって棋書は関係ない)
不完全作を紙面に出すわけにはいかない、なので仕方がなくやってるだけで、それが楽しいという人は少なそうです)この中で一番厳しいのはやはり検討者でしょう。
作る方も回答する方も間違っていないに越したことはないが、作品が不完全だったら不完全だといわれるだけだし、解答が間違っていたら間違っているといわれるだけ。
でも検討に関しては不備があることは許されない。
そんな厳格な検討であっても時にはすり抜けてしまうことがある。
その結果として発表後に不完全作を言い渡されることがあったが、AIの発展によりここが解消されたのは大きい。
不完全作はすぐにAIが指摘してくれる、
そのおかげで発表されるのは完全策ばかりとなり、作り手が安心するばかりでなく、解答する側も安心出来るようになった。
ただし・・・・発表されるまでには人間がかかわる部分もあるわけで、その点におけるミスも考えられるわけで、絶対に大丈夫とまでは言い切れないが。「詰将棋についてのあれこれ」・・・・④
芸術性の高さを表そうとするとそれなりに手数が長くなる、
そして駒数も増え、結果としてほとんどの人は詰ますことが出来ないということになる。
そして答えが分からない以上、魅力も感じることが出来ないとなり、それが中々世の中に浸透出来ない一因になっている。
そうなると芸術性も何もないわけだが、中には初形を見ただけでわかるものもある。
例えば盤上に玉1枚だけの「裸玉」だが、それを見ただけで答えはわからなくても凄い作品なんだろうなあというのは想像できる。もう少し有名なものだと「煙詰め」
これは初形が自分の玉を除いた39枚の駒が盤上に配置されており、詰め上りが3枚になるというもの。
これは事前にそのような作品であることを知らないと自力では詰ますことは出来ないだろうから魅力はわからないわけだが、
実際に答えの手順に沿って駒を動かせばその凄さが判ってくる。
たったこの1作品に触れただけでも、詰将棋の世界というのはとんでもない世界だということが想像できたりする。
実際に「煙詰め」はその姿の1つの形でしかない。
「ミクロコスモス」の超手数など色んなタイプのとんでもない作品がゴロゴロある。ちなみに詰将棋の発展に大いに貢献したものに詰将棋の専門誌がある。
作家の人たちにとっては発表の場となったわけだが、答えがわからないという特徴があった。
わからないといってもたぶん翌月号には答えが発表されていたわけで、回答者はその一か月の間に必死に考えて答えを書き投稿する。ここでだが回答者たちはどうやって答えを導いていたか?
超手数の難解な詰将棋など何問かを1か月内で解くとなれば頭の中だけでは無理だろう。
詰将棋を解く時によく「図面を見ただけで頭の中で解きましょう」と言われることがある。
それは何故かというと実戦は一度指してしまうともう戻すことは出来ないから。
だから実戦を想定して頭の中でといわれるのです。
でもこの場合は違います。
実戦に役立とうが役立たなかろうがそんなことはどうでも良いのです、実戦なんか関係ないのだから。
大事なのは一か月以内に答えを導き出すこと、
駒を動かしてはああでもない、こうでもないとやっていたことでしょう。「詰将棋についてのあれこれ」・・・・③
詰将棋の魅力、将棋の魅力
当然魅力はある、
ただし世の中の多くは詰将棋にも将棋にも興味がなく、当然ながらその人達にとっては魅力なんてどうでもよいこと。
当たり前だが人それぞれに異なるということで、物事をとらえる時にそれがとても重要になってくる。①のところで「ビジネス詰将棋より自分が主張する作品を作りたいのだろうなあとは思う」と書いたがこれとて人それぞれ。
魅力は喜びとも言い換えられる部分があると思うが何を喜びと感ずるかも人それぞれ、
誰もが芸術性の高い作品に喜びを感じるということではない。
短手数のシンプルな詰将棋で多くの人が解いている姿を想像し、それを喜びとしてせっせと作っている作家もいるだろう。
多くの人が解くということは多く出回るということでビジネス詰将棋といって良い。
お金をもらい好きな作品を作る、このタイプの作家は幸せな気がする。「詰将棋についてのあれこれ」・・・・②
詰将棋そのものを楽しむならそのまま楽しめばよい、
しかし上達を視野に入れているのなら、勉強方法の一部として全体を見た方が良いだろう。詰将棋効果・・・・・・
ポイントは簡単、詰将棋に取り組んでいる効果が出ていると思う人は実際に効果が出ているのだろう。
しかしほとんど変化がないと思う人は効果がほとんど出てないのだろうから考えた方が良い。「詰将棋についてのあれこれ」・・・・①
詰将棋について色々思うことがあるが、バラバラでまとまっていないので、バラバラのままでいく。
詰将棋と巷で流れている音楽とは、ある部分で共通しているなと思う。
それは作者とそれを受ける者の間に、それをビニネスとする者がいるということ。作者が作りたいものを作り、受け手がそれを受け取っているわけではない。
ビニネスとするものは売れるものを、すなわち、より多くの者に受け入れられる大衆音楽の制作を作者に依頼する。
作者はお金を頂きその要望にあった音楽を作る。
詰将棋に置いても全く同じ、依頼者の趣旨に沿ったものをお金をいただいて作る。こうしてお金が絡んだ中で作られてるのが世に出回っている多くの音楽であり、多くの詰将棋であるが、中にはお金が絡んでいないものもある。
分かりやすいのはプロ棋士ではない詰将棋作家の作品集で、その人達の作品は純粋に作者が伝えたいもので出来ている。
このような作品集は実戦を想定した訓練には向かないものが多く、それを口にする人もいる。
確かにその通りではあるが・・・・・・
ある詰将棋作家がその言葉に対して「実戦だって詰将棋制作に役立たない」といってた。詰将棋の世界と実戦の世界は全く違うもの、
しかしその一部に実戦に役立つ部分があった。
そうしたら詰将棋自体の質はいらないから、トレーニングに適した部分だけのものがあると嬉しいという風潮が出てきたのだろう。
それが世に受けてビジネスとしての詰将棋が多く作られて来たのだろう。詰将棋の魅力・・・・
ある人はその芸術性だといい、ある人は実戦に役立つことだという。
ただ私が思うには、昔のものを見ればわかるが、どうみても実戦に役立たせるために作られたものではない。
なので実戦に役立たないのは当たり前。
それがある時から実戦に役立つという分野が確立されただけで、多くの人が好めばそれがビニネスになる。詰将棋に接する側は自分の好みの作品に接すれば良いわけだが、作り手側は・・・・・
ビジネス詰将棋より自分が主張する作品を作りたいのだろうなあとは思う。>心理戦で考えると、その展開に持ち込めた経緯が片方だけ満足なら「作戦勝ち」でいいかなと思います。
そのケースなら「作戦勝ち」で良いですけどね。
でも攻め重視の作戦だったのが相手に速攻をかけられ受け一方の展開になっても、結果有利になれば「作戦勝ち」っていうからね。
それは作戦でも何でもないのに。>逆に負けてなお、その定跡を選択すると言うなら貴方の主張通り、作戦勝ちではない
私の主張は・・・・・
作戦と全く違う展開になっても、結果的に有利になれば「作戦勝ち」というのは変だということ。kannjuさん
一応参考までにということですので。
ちなみにこちらも参考までにですが・・・・
何を使ってネット対局やこの掲示板に書き込んでいるのかは知りませんが・・・・
その知識さえあればほとんどの人には問題ないレベルのことだとは思います。「作戦勝ち」
観戦記では時々出てくる言葉だけど、実際にはあまり使われないように思う。
戦いが起こり一段落したところで形勢判断をし、先手が良ければ「先手の作戦勝ち」というように使うわけだが・・・「作戦勝ち」を直に訳せば、両者が作戦を立て、その作戦自体、片方が勝っていたとなる。
しかし実際は作戦なんか関係ない、一段落した局面に置いて片方が良ければ「作戦勝ち」という。
正しくいえば、「先手の形勢が良い」「後手形勢が良い」なんだけどね。
作戦に置いて勝(まさ)っていたわけでも何でもないのに「作戦勝ち」という。
変な言葉。横からで恐縮ですが・・・・・
「ウェブ将棋盤」を試してみてはどうでしょうか?
https://kachikachi.net/web-ban/盤面を作成し「現在の盤面を共有する」をクリック
するとアドレスが表示されるので、それをコピーしてこの掲示板に貼り付けるだけです。ちなみに作ってみました。
http://www.kachikachi.net/web-ban/?p=B43,k51,o41,k31,KS0,KS0テスト
↑
だったら対策云々の将棋を選ぶより、手将棋の道を選んだらどうかなあ。
わからない部分が書かれている棋書を探し出すのは大変だし、何が分からないかを伝えて他人に教えてもらうのも大変。
AIに教えてもらうのが一番効率的だと思うけど、それが面倒となると、対策とかを考えないで済む将棋の方が良い気がする。聖日(堀内 護)
https://www.youtube.com/watch?v=nteV8TuOaHo
日曜日はクリスマスコンサートで、ギター、ベース、キーボードの三人編成でこの曲を演奏しました。
(たぶん作曲者本人を含め、この曲を人前で演奏したという人はほとんどいないと思う)
聖日はキリスト教徒の間で使われている日曜日のことです。
それまで土曜礼拝が一般的だったが日曜日にキリストが復活したのを記念して、そこから日曜日に礼拝するようになったとのこと。↑
一般的だが想定局面を入力してAIに聞くのが良いかと思う。↑
なるほど
前回、今回と椅子対局とのことだったようだけど、それでもだから相当厳しかったのでしょう。↑
タブ上位で全部受けてというのがそもそもないでしょう(タブ上位の人自体も全体数からみたら知れてる)
当然だけど、400点差以上から対局を申し込まれる比率はかなり少ない(全部受けたとしても全体比率からしたら知れてる)
また、上のタブに行きたいと思っているだろうから、ワンチャンスで上のタブに行く対局は受けても、勝っても上がれないばかりが点数が1点しか上がらないのはほとんど受けない。
それからタブ上位というのは上のタブの下位とを行きかうことが多く、上のタブに行ったら目に付きにくくなる。多くのアマチュアの場合は先手番での勝率と後手番での勝率はほとんど変わらない。
仮に10局戦って5勝5敗の力関係だとして、10局とも先手番、あるいは後手番で戦ったとしても対戦成績は変わらないと思って良い。ちなみにプロ棋界では先手番の方が少し勝率が高いが、そうはいっても強い人の方が大体は勝つ、
先手番後手番の損得差は棋力差に比べるとそれくらい小さいといえる。
まあどんぐりの背比べのようなもので、いくら先手番がもらえても相手が強いと先手番というだけでは中々勝てない。人間よりはるかに強いのがAIで、AIは振り飛車への評価が低く、飛車を振るとすぐに評価値が下がる。
とはいえ人間レベルでの戦いでは関係して来ないと考えている人も多い。
それと同じで振り駒での手番は少なくともアマチュアでの対局勝率にはほぼ関係して来ない↑
最近後手番が多いからそう感じているだけなのか、いやいや棋譜検索で自身の棋譜を確認しているが後手番を引いている割合の方がかなり高いよということなのか。後手番を引く確率は5割なので、対局数が多ければ多いほど5割に近づくのが一般的。
大人数を調べれば中にか偏っている人も少しは出てくるだろうが、そういうのは自身の運くらいに考えた方が良いかと思う。>長時間、長期間の正座が 棋士の脚の関節等に大ダメージ!!!???
プロ棋士の職業病だね、
昔王御所の升田幸三さんが引退の際、椅子の使用を願い出たが却下され引退に至ったと思った。
負担に関しては、昔より棋戦数が増えている、強い人ほど対局数が多い、年齢を重ねた方がきつい。
常に水面下にあるものでいずれは椅子を使っての対局になるのだろうが、いくら大物のつぶやきとはいえ、新しい会館は和室だろうから、その辺りはまだ先なのだろう。「詰将棋と棋力向上」
詰将棋を解くことは棋力向上に役に立つ、ただし棋力向上という点から見ると、向いている部分と向いていない部分がある。
以下は「でる順詰め手筋」上野裕和著に書かれている詰将棋の事を参考に書いていく。詰将棋には上達のためのツールという顔と「作品」という顔がある。
解くだけでなく作る側がその質を争うという面がある
(普通は思いつかない素晴らしい手順、簡素で美しい初形、ある条件を満たす作品)棋力向上を考えた時の詰将棋の長所
詰ます力、先を読む力がつく棋力向上を考えた時の詰将棋の限界
詰むかどうかを考える力を付けることは出来ない
知る→実践する、の段階をふみにくい
実戦に出てくる手筋を学びにくい
広い盤面で詰ます経験を積みにくいまあこんなことが書かれているわけだが・・・・
詰将棋の評価・・・・
詰将棋そのものの評価は上の3つが大きそう。
では棋力向上を考えた時の評価は・・・
1位は何といっても自分の棋力向上に適した難易度かだろう。>羽生善治九段が衝撃告白、電車で隣に座った男性に突然泣かれた「何か悲しい事が…?」
確かにそうだが、その後すぐに謎解きが書かれているからこそ成立するし解決する。
それがもしそれだけで終わっていたら色んな憶測を呼び、それが伝言拡散される過程でいくつもの真実に変わるであろう。「モバイル王位戦、成績からみる勝ち抜くヒントの旅」・・・③
では第三次予選、
まずは対局数だが24局指しているにもかかわらず落ちた人が2人、
そして上位もこれまでとは違い、点数の分布がばらけているのがわかる。
そして6位の人にも着目、
9点、7点と高得点を得たにもかかわらずR点ポイントが最下位なのが響いた。
最後は決勝、41組あるので20組を見ていく。例によってまずは対局数だが51局指したにもかかわらず落ちた人がいることに目が行く。
そしてこれが対局数の3番めの多さ、それより上となると75と69
反面そのようなのにはついていけないという人もいるわけで4位が17局と極端に下がっているのも見逃せない。
上位の点数分布はまたもやバラバラ、そんな中で4位と5位の点数分布が面白い
4位の人は9点、7点と取っているもののやはりRポイントが下から2番目の2点、それでも4位になれたのが三次予選で落ちた人との違い(いったいどこが違っていたのが)
一方5位の人は「6」「6」「5」で、平均的なポイント分布でありながらギリギリではあるが通過しタイトルを獲得している。以上ザッと見てきたが攻略となるヒントは潜んでいたかどうか。
ちなみに中央の組を選んで来たが、そこに意味はほとんどない(わかりやすく中央にしただけ)
皆さんが見るのなら自分のRの近くが良いかと思います。「モバイル王位戦、成績からみる勝ち抜くヒントの旅」・・・②
第65回モバイル王位戦
https://www.shogidojo.net/event/moh/65/
ここから一番上にある検索をクリックし、さらに「一次」予選をクリック
335組まであるので3350人ほどが参加したと思われる。
ではその内のどの組を見るかだが、真ん中の組を見ていくのが良いだろうということで、167組を見ていく。結果は5位までが対局しており6位以下は対局していない(といっても実際は4局以下だが)
一次は5局さえこなせば上位5人には楽に入れるだろうと思ったが、5局指した人が5位でギリギリ通過、
ギリギリということは当然落ちることもある、一次の半数以上は4局未満だろうと想像していたが、そうだとしてもクラスによって異なるので、そんなに安心出来るものではないことがわかった。
続いて二次だが、167組あるので83組を見ることにする。まず5局以上指したのに落ちた人が2人いる点に注目。
そして上位5人の対局数。
「49」「27」「39」「6」「32」
やはり対局数は多い方が有利か、しかしながらこのケースだと上位に行くなら30局くらいは指さないといけない。
ということは1日10局ペース、これは結構厳しいか。
そんな中で注目は4位の6対局
それと1位の30点も気になるところ、49局指して勝率7割台、ということはその辺りのRの人を選んでいたということだろう。
そしてもう一つ3位の人のR点ポイントが最下位というのも気になる。続いては三次予選を見ていく。
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