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昭和詰将棋新集(塚田正夫四段著)第40番
攻め方 52飛 53馬 55桂 62と 77桂 86歩
玉方 42歩 66馬 71銀 73歩 76と 81桂 82玉 83歩 85成桂
91香 94歩
持駒 金 金
答71と93玉82飛成同玉81と92玉91と同玉81金92玉84桂93玉82銀84玉85歩
95玉99香96桂合87桂同と96香同玉88桂同と97金95玉86馬まで27手詰
原図は攻め方85成桂になっていてあまりに簡単に詰みすぎ 単純な誤植ですが図面だけで解を
持ってなかつたのでどこが誤植かわかりませんでした 42歩の意味もわかりませんでしたが
7てめ82金93玉83金同玉72銀同玉82金以下の詰みを防いだもののようですが72銀に74玉と
逃げれば詰まないようで42歩はいらないように思います
実戦応用詰将棋五十番の第33番に改良図があり71と93玉の図面で42歩がなく55桂が65香に
変わっています答えは同じで25手詰ですが 65桂を55香に変えたために82飛成同玉81と92玉
82金93玉83金同玉72銀以下の余詰があるようです詰将棋五十番(塚田正夫六段著) 第30番 7手詰
攻め方 34銀 36馬
玉方 11香 16玉 28飛 38銀
持駒 飛 金 金
難しい問題で正解は26金同飛成17金同竜15飛同香25銀まで7手詰ですが
26金に17玉と逃げると 16金打ち同香同金同玉25銀同飛成17香車同玉18飛迄
11手詰の変化超手数になります
当時は変化超手数は問題視されていなかったようです
詰将棋五十番は 序に この自作五十番は初心詰将棋を中心に致しました とかかれていますが
アマチアにはかなり難しい問題が多いと思います 最長35手詰で長編の大作はないですけど王将誌詰将棋集 108番 平数雄作 17手詰
攻め方 31飛 43歩
玉方 11香 13歩 21桂 22玉 35歩
持駒 金 金 金 金
答23金同玉14金同歩34金22玉33金打同桂同金13玉11飛成24玉22竜15玉17香
16合駒27桂まで17手詰
14金に同玉なら34飛成以下詰 10手め31玉なら42歩成以下詰
11手目め11飛成と香を取る手がなかなか浮かばなかったです 詰将棋ばかりしていると 駒を
取る手が浮かびにくかったりします 実戦派ならすぐとるんでしょうけど詰将棋五十番 第23番
答 25桂同歩24銀同金34角成32玉41銀不成同金33馬同玉34飛22玉24飛同銀
23金31玉32金打まで17手詰
25桂同歩24銀同金34角成が一連の妙手で同金は23金同玉は44金で詰 それで32玉と
逃げますが41銀不成同金33馬同玉34飛がまた一連の妙手で前半と同じように同金なら23金
同玉なら44金までの詰 それで22玉と逃げますが24飛以下手順の詰みです
私は新集と詰将棋五十番あわせると4~5回は解いていると思いますが 今回も時間がかかりました風さん この問題以前誰か投稿していましたよね
見覚えがあります 3手詰で看受賞の作品ですね 詰パラ購読のマニアでも相当誤答
だつたそうだし 易しくないでしよう 普通73香成ですよね
一度正解みているのに 73香成54玉56竜かと思いました しかしそれが正解では
看受賞とれないです
正解またみましたけど 72香成 なぜか考え73香成に86歩合があることは分かりました
初見ではこれは解けないでしょう 73香成を考えるのが普通です
私が出題した7手詰は詰め手筋に少し手をくわえた 私が作ったものなので本当に易しいですけど実戦応用詰将棋五十番 第23番 17手詰
攻め方 15歩 23角 32香 35桂 36歩 45歩 52銀 53香
玉方 12歩 13銀 24歩 33玉 34金 41飛 42歩 51金
持駒 金 銀 桂
この問題は新集の7番です 17手詰ですが難問です 若い頃の塚田名誉十段の詰将棋は
詰将棋的な妙手をテ―マにしていて難解なものも多いです
昭和12年10月 将棋世界が創刊されてから塚田流 実戦型短編が多くなつたそうです
塚田名誉十段の代表的な作品集 私見ですが紹介します
昭和詰将棋新集(50題)四段
実戦応用詰将棋五十番 六段
塚田詰将棋(50題)塚田詰将棋第2集(50題)前名人
塚田流エッセンス上下〈各50題)名誉十段
重複と修正できない不完全作をのぞくと250題くらい
詰将棋五十番 第23番の答は後日私が紹介している作品は難解なものが多いので 今回は7手詰の易しい作品を紹介します
攻め方 24歩 31角
玉方 14歩 21玉 32歩 33銀
持ち駒 飛 金 金
答は省略します実戦型詰将棋
塚田正夫名誉十段は塚田流と呼ばれる 実戦型短編で有名です 実戦からの取材が多く
詰将棋的なトリックはあまりなく 比較的易しい作品が多いです
六段くらいまでは中長編の力作も作っていて 初手から奇抜な難解な詰将棋的な妙手の
ある作品が多いです もともと実戦型が好きなのかもしれませんが アマへの啓蒙と
言う気持ちが強く 易しい実戦型をつくるようになったのではないかと思います
塚田流の影響か プロもアマも実戦型を作る人が多くなりましたが 木村名人は実戦からの
取材が多いですが 他の詰将棋作家の実戦型は実戦からの取材はほとんどないそうです
塚田流詰将棋の代表作は 塚田詰将棋200題 だと私は思います 200題中5手詰~
13手詰が188題あります塚田正夫六段著 詰将棋五十番 第17番 25手詰
攻め方 16歩 19馬 25歩 31と 35銀 65馬
玉方 12香 15歩 22銀 26と 27玉 29と 36金 46歩
持駒 飛 金 桂 桂
答 17金同と37馬同玉38飛27玉19桂同と39桂16玉36飛25玉26銀24玉
34飛同玉35金23玉32馬13玉14馬同玉25銀23玉24金迄25手詰
難問で変化を読み切るのも大変です なおどちらでも同じようですが39桂同と19桂では
詰みません詰将棋五十番 第13番
答92飛同玉84桂82玉74桂同歩92金71玉81金同玉92桂成同玉93銀81玉82銀打
72玉73桂成同角同銀同玉91角72玉82角成迄23手詰
若い頃の塚田名誉十段の詰将棋は初手に飛車や角を捨てる豪快な妙手もよくあります
このころまでの詰将棋は古図式の頃の名残ですか変化超手数や解より長い別詰めのある作品もあります
現代のように細かい事を言う大家の先生方もいなかったようです残り時間 駒台の上のところに表示されていると思いますが
六段塚田正夫著 実戦応用詰将棋五十番 第13番 23手詰
攻め方 52と 76歩 85桂
玉方 51角 61金 63歩 73歩 81銀 82玉 83歩 94歩
持駒 飛 金 銀 桂 桂
塚田名誉十段は 六段くらいまでは中長編の力作も作っていて この作品集は 最長
35手詰で長編はないので その意味ですか この自作五十番には初心詰将棋を主に
致しましたと書かれていますが けっこう難しいです
私は何回か解いていて50番の35手詰以外は解いていますが この問題は時間がかかりました
答は後日北原氏著の独楽の郷3と塚田正夫名誉十段著 実戦応用詰将棋五十番と塚田詰将棋
と塚田詰将棋第2集の合本を同時に解いている
実戦応用詰将棋五十番は六段の時の作品集で 新集の作品15題新集の改良図8題
詰と必至3題 新撰詰将棋6題 新集の長編はふくまれていないが
六段までの短編中編の代表作だと思います(詰将棋五十番は3回他は1回解いている)
それ以後前名人までの代表作が塚田詰将棋と塚田詰将棋第2集だと思います
塚田詰将棋の第五十番は49手詰の難解作で塚田詰将棋代表作の第二百番にも収録
されています この問題は私はまだ解けていないです (ほかにも何題か解けない作品あり)
多分近代将棋の巻頭詰将棋だろうと思います独楽の郷Ⅲ 23番 27手詰
攻め方 43馬 64桂
玉方 41飛 51玉 63歩 72飛 73桂 82金 91香 93歩
持駒 銀桂
21番で中断 22番から初めて26番まで解く いずれもいい作品ですが 23番を紹介します
答 52銀62玉61銀成同飛52馬71玉61馬81玉72桂成金83飛同金71飛92玉72飛成
82金合同竜同玉74桂92玉82金同金同桂成同玉83金81玉72馬まで27手詰
4手めまではこれよりないですが5手め同角成と飛車を取ると53玉で不詰52馬71玉としてから61馬
と飛車をとり同玉なら53桂以下詰 12手目め82に間合いされるとややこしいですが同金が正解
手数がながくなると将棋盤が頭のなかにあり途中図が映像としてのこるわけではないので
間違えると なんども最初からグルグル考えることになるので時間がかかります北原義春著 独楽の郷Ⅲ(21手~57手詰50題)中断していたので22番から再開する
独楽の郷シリーズは実戦型 Ⅲは北原氏の得意とする中編です
中編になると読む量も増えて解くのも大変ですが 作るほうもたいへんだと思います
私もたまに作りますが3~7手くらいの手筋もので 将棋の強い人も 詰将棋の名作
を作る人も天才だと思います
そういえば今日から名人戦ですね 私は四段の頃から番勝負で藤井先生に勝てる人いないような
気がしていましたが 現実になつてきています
しかしプロ同士が戦ってしかもタイトル戦を多く戦って勝率が8割を超すなんて考えられないです清野流詰将棋 第78番(17手詰)
答え 22銀23玉13歩成同歩14銀同歩13銀成33玉55馬同香23成銀同玉22金13玉
32金23玉22馬まで17手詰
17手詰ですが読み切るのはかなり難しいと思います
清野八段の詰将棋はほとんど短編ですがこの作品集はかなり難問があります
本来の難解な作風がよくでています
ほかにも紹介したい作品が何題かありますが清野八段の詰将棋はこのへんで清野流詰将棋 78番 17手詰 これを詰めたら有段者?
攻め方 14歩 27歩 31馬 37馬 45歩
玉方 11香 12歩 21桂 24歩 33玉 34竜 35金 52香
持駒 金 銀 銀
清野八段は短編の名手 13~17手には難問が多い
78番は最後の問題 難易度は人にもよりますが 難問の一つと思います
答えは後日清野流詰将棋 69番
答え 42角同金41銀成同玉52金32玉42竜23玉22竜同玉13金32玉22金打
43玉53歩成迄15手詰
普通に考えると42金同金22金同玉42竜ですが23玉で詰みません
詰みそうな手で かつて読みをすると 42角同金31銀成同玉52金同金31金以下詰将棋らしい手でつみます
52金に32玉なら正解手順で詰みですが 42角に31玉と逃げる手 41銀成に21玉と逃げる手もあり
すべての手を読み切るのはむつかしいです
2回目に解いたときも変化手順をよみきるのに苦労しました 一度よんでいるんですけど なんか迷路にはまり
ぬけだせなくそうになりました 詰将棋の本大量にもつていますが いい本を何度も解いて 詰手筋を完全に
覚える方がいいような気もします清野流詰将棋 52番
答え35桂22玉34桂31玉23桂41玉43飛同金42桂成同飛31金まで11手詰
11手詰で妙手は7手目の43飛と9手めの42桂成だけなので難しくはないと思いますが
7手め43飛だけを見るとなんのためにすてるのかわかりませんが 43飛捨てと
42桂成の2つの捨て駒がセットで妙手です複合の妙手です
最後は4とうりの変化がありますがどれでも正解です
今2回め解いています 残り2問 2回めですが記憶が鮮明でなく読み切るのに時間のかかる
こともわりとあります 私の読みでは70番は不詰73番と74番は余詰があるようです清野流詰将棋 69番 15手詰
攻め方 14歩 35歩 52銀 53竜 54歩
玉方 31玉 32金 33金 34歩 44歩 51桂 64歩
持駒 角 金 金
13手~17手詰は難問が多い
初手詰みそうな手が浮かびにくい
変化が多く読み切るのが大変
答えは後日今は対局が終わると コンピューターの分析がみれます
コンピューターの読みと同じ手はでているので 見れば使つているかどうか
大体わかるのでは?清野流詰将棋 52番 11手詰
攻め方 26桂 62と
玉方 11香 13歩 21桂 23玉 24歩 32飛 33角 44歩 53金
持駒 飛 金 桂
11手詰なので 考えてみてください
最後は4とうりの変化があり どれでも正解です 最後になんとうりか変化があるのを
余詰だと言い張る人がいましたが なにがなんでも余詰だと言はれたら 説明しようが
ないですけどWBC 準決勝 と決勝 ともに絵にかいたような結末でした
準決勝の時の大谷のシフトの逆をつくバントは何度か見ていたので驚きませんでした
1塁の走者を足の速い選手に変えたのは監督のファインプレイでしたね余談
勝浦九段が小学生のころ最初の師匠福井先生に これで勉強するように
渡されたのが清野八段の詰将棋作品集で 素晴らしい作品集でボロボロになるまで
繰り返し読んだものだと 勝浦詰将棋選集にかかれています
本の名前はないですが たぶん 詰と必至 だと思います この本には 詰棋精通の改良図
もなんだいかあります そのままのものもありますが 改良図をいろんな本に載せています
たとえば 詰棋精通10番の改良図が 詰と必至の98番に さらに改良図が清野流詰将棋の
70番に 段々シンプルになつていますが なおしすぎて 清野流詰将棋70番は詰まないようです清野流詰将棋 11番 5手詰
攻め方 15飛 25銀 52竜 64角
玉方 22玉 23歩 32金 33角 34歩 43金
持駒 香
この作品集は清野八段の詰将棋作品集のなかでも出色だと思います
特に60番(13手詰)~68番(17手詰)は佳作ぞろいです
答え 13飛成同玉31角成同金14香まで5手詰
13飛成に21玉なら32竜同玉31金まで
12飛成同玉同玉32竜は22桂合で不詰
32竜同玉12飛成は22角で不詰清野流詰将棋
昭和48年9月号将棋世界の付録(78題)
清野八段の詰将棋の原点は 最初の作品集 詰棋精通(50番)
手数は19手詰まで 実戦型が多いですが 駒数も多く図面も広く古図式のような
難解な作品集です それ以後の作品集にも 詰棋精通の改良作などが多く収録されています
塚田流の影響か 段々スマートな易しい実戦型が多くなります
この清野流詰将棋は5手詰から17手詰が78題 詰棋精通ほどではないですが図面も広がり
清野八段本来の難解作が多いです
昭和40年ころに 清野八段の詰将棋作品集の贋作(にせもの)が2種類4冊でていて
本人も心を痛めていたそうです
私のそのうちの1さつを古本屋で買い これが詰将棋の名手の作品かとがつかりしましたが
贋作と知りなっとくしました
この詰棋流詰将棋はこれが本物だと気合をいれたものだと思います谷川名人解説の無双が届きました 74番を見ると攻め方15とのある図が収録されており
不詰作は6題とのことです そのほかに不完全作が8題とのことです
不詰作や不完全作に修正図の提案のあるものもあります
二上九段の将棋魔法陣にも不完全作があり何度か改訂版がでました 他の人の修正図ですが
将棋魔法陣二上達也作品集が 最終版になります どうしても修正できない作品もあったようですが清野流詰将棋 64番
答え22不成銀同金23飛成同金24銀同金31飛22玉32飛成13玉14歩同玉12竜まで13手詰
22銀不成に同玉なら21飛同玉23飛成以下詰 34玉なら33飛以下詰
なので同金 同金に23飛成同金から24銀がまた妙手 最後も両王手できまり
まずは名作だと思います清野流詰将棋 64番 13手詰
攻め方 25飛 26歩 31銀 41馬
玉方 11香 23歩 32金 33玉 43歩 44馬 53銀
持駒 飛 銀
静の野静雄八段は短編の名手です この作品も13手詰ですが 詰め手筋満載です
答えは後日昨日夜中に オクションで 将棋無双をみつけ 即決で落札しました
古図式全集がでたとき 無双と図巧は買うかどうか迷いましたが 詰むや詰まざるやと古図式総覧を
持っているので買わなかったんですが あとでほしくなり図巧はオクションで落札
無双はなかなか出品されなかったんですが 昨夜オクションに出品しているのを見つけ即決で落札
これでほしい詰め将棋の本はほぼ買いました 何度もオクション卒業宣言をしながら買いつずけています
これで本当にやめれるかどうか
なお 無双には7題不詰があります 10年不詰の作品を考えていたプロがいたそうです
無双の不詰作品 6番37番40番73番74番88番89番
なお74番は正図には攻め方15とがないそうでなけれ不詰 詰むや詰まざるやには攻め方15とが
ある図が収録されています詰将棋天狗道場 100番
答え 12角成 同飛 22角 同飛 13香 21玉 22飛成 同玉 12飛 31玉 23桂不成
21玉 11桂成 31玉 21桂成同玉 23香 31玉 22飛成 まで19手詰
12角成同飛に22角が考えにくい手で どうしても同飛成を考えてしまいますが それでは詰みません
13香に12桂と合駒され 同香成を考え なかなか詰まなかったですが 13香に12合駒だと23
桂不成以下詰
プロの啓蒙用の詰将棋作品集は 特に一桁問題は手筋ものが多く すぐ解けるものがおおいですが
詰将棋天狗道場は 一桁問題にも難しいものも あります
中原名人の完全版自然流詰将棋も 詰上がりが独特で 単なる手筋物と違って難しい問題もあります
単なる手筋の詰将棋も初心者の啓蒙には必用です あんまり難しすぎると初心者にはとけないでしょうし九段桐山清澄九段著 詰将棋天狗道場 100番19手詰(研究問題)
攻め方 15桂 21角 42飛
玉方 11玉 13飛 14歩 33歩 41歩 43銀
持駒 角 香 香
シンプルな形で持ち駒も3枚 簡単なうにみえますが 研究問題(98番99番100番)の最後
ホネのある問題です
答えは後日私は好みの詰将棋作品集は5~6回くらいは解いていて かなり傷んだ本もあり
オクションで買い替えたものもあります 40~50年くらい前の物もありますが
いずれも きれいでいた オクションで落札 買い替えた詰将棋作品集
二上詰将棋代表作 二上詰将棋 二上詰将棋金剛篇 内藤詰将棋代表作 新まりも集
妙技図式 の6作品 実戦型難解作がこのみです
桑原辰雄氏と柏川悦夫氏の詰将棋作品集は全部持つています
前回出題の答え 九段桐山清澄作 詰将棋天狗道場
54番 32角成34玉25銀同玉14馬35玉36金34玉26桂まで9手詰
詰将棋に慣れてくると 32角成のような駒を取る手が盲点になったりします
55番 33飛同桂22銀同玉23飛32玉33飛成21玉13桂まで9手詰
33飛が絶妙手 実戦では気前よく大駒を捨てていては勝てませんが
56番 23飛同玉25香33玉32角成44玉54金34玉43馬まで9手詰
23飛と捨ててから25香と打っのが複合の妙手桐山清棲九段著 詰将棋天狗道場
啓蒙用の詰将棋作品集ですが一桁問題にも難問があります 9手詰を3題紹介します
第54番
攻め方 21角 22歩 35角 46香
玉方 15歩 23玉 32銀 33桂
持駒 金 桂
第55番
攻め方 32歩 34馬
玉方 11銀 13玉 16と 21桂 24歩 35銀 41香
持駒 飛 飛 銀
第56番
攻め方 31と 33銀 36歩 54角
玉方 12桂 13玉 15飛 45歩 53桂
持駒 飛 金 香
答えは後日
前回出題 柏川悦夫著 新まりも集 第68番
答え34角23銀合13歩22玉11角13玉12金同銀14歩同玉26桂15玉16金24玉
25金13玉14金まで17手詰柏川悦夫著 新まりも集 58年くらい前の近代将棋の付録ですが痛みが激しいんで
オクションで落札 何日か前に届きましたが 感動するくらいきれいでした
私はコレクターのように詰将棋の本を集めていますが 基本解くのが好きなので
保存状態はよくないです 新まりも集 一番長いのが第100番31手詰 柏川氏は
50手を超える長編力作も何題かありますが 短編~中編が多いです
新まりも集 5回解きましたが 3回は若い頃かなり前のことです 長くはないですが
かなり難しくて 68番の裸玉は3回目に1度解いていますが 全然記憶にないです
問題図を書いておきます 興味のある方は研究してみてください
新まりも集 第68番 17手詰
攻め方 なし
玉方 12玉
持駒 角 角 金 金 桂 歩 歩九段桐山清澄著詰将棋天狗道場 28番 7手詰
攻め方 15香 21飛 52馬 54飛
玉方 23銀 25歩 32銀 33玉 35歩 42金 55歩
持駒 なし
簡素な形で詰め手筋を表現 啓蒙用のお手本のような作品集です
27問まではすらすらとけましたが この問題で時間がかかりました 一目42馬と金を
取る一手と思いその手を考え続けましたが詰みません 本を逆さまにして逆から考えて
やっと正解にたどりつきました
安易な気持ちですぐ解答をみたりせず 納得のいくまで考えてください それが終盤力の養成
のみならず 読む力読む習慣をそだててくれるからです と書かれています これが基本だと
思います ただし初心者は分からなければ答えを見て次に進むほうがいいように思います
7手詰 20分以内で6~7級になつています 私はそれ以上かかったので10級くらいですかね
答え 34飛同銀24飛成同玉42馬33合駒14金まで7手詰新まりも集持っているんですけど ガムテープやテープで補修していますが痛みすぎているので
59年ぐらい前の近代将棋のふろくですが 綺麗そうだつたのでオクションで落札しました
あと二上詰将棋代表作 二上詰将棋 二上詰将棋金剛篇 内藤詰将棋代表作 近代将棋図式精選も5回くらいは
解いて痛みがはげしいので オクションで落札しました いずれも保存状態がよくきれいでした
よく使いそうなものは本棚に あまり使わないようなものは ケースやダンボールなどにしまっていますが
ちょっと見てみましたが 貴重な詰将棋の本がたくさんあって こんなに集めてどうするんかいと思います
オクションで落札するのは当分ストツプしょうと思います王将誌詰将棋集 86番 金田昭一作 13手詰
攻め方 43銀
玉方 11香 13歩 21桂 23歩 31玉 33竜 62歩
持駒 飛 角 金 桂
私は 自分で解いてみて いい作品だと思う詰将棋を紹介していますが この作品は 最初の数手
まつたくきずきませんでした 詰将棋の本購入しすぎて 早く解きたい気持ちが強く 読みが雑になり
間違える(読み切らない)ことが多くなりました すぐに解けない問題も時間をあけるなりして
あせらず解くことが必要だと思うこのがろです
土曜日に流王 月曜日に新まりも集を落札 このへんで オクションは当分休んで詰将棋を解くことに
専念したいと思います
答え 41金同玉32角同竜53桂31玉41飛22玉32銀同玉31飛打22玉42飛成迄13手詰
初手22金とか22角や 43角とか考えて 41金同玉32角の筋はきずきませんでした実戦の終盤力をつけるには 詰将棋と必至の研究が重要でしょう いろいろありますが
この一冊を上げると 六段塚田正夫著 将棋大講座四 必死と詰(名人塚田正夫著必至と詰と同じ内容)
でしょう 必至は渡瀬宗次郎著将棋必勝法の必至を解説したものですが 最後の2作は塚田六段作
で難解な作品 41手と13手必至
詰将棋のほうは 江戸時代の作品や自作 かなり超手数の難問もあり これ1冊研究しただけでも
かなり力がつくと思います
これはかなり難解なので もう少し易しいものだと 前名人塚田正夫著 詰み、寄せ、必至 が良書
だと思います清野静雄八段の詰将棋作品集
清野八段の最初の詰将棋作品集は 詰棋精通(50番)で清野流のエキスが詰まった一冊です
最長は19手で 清野八段は短編の名手です
詰将棋に盗作はありますが 作品集の贋作はあまり聞きませんが 清野八段には2種類4冊の
贋作があります 清野八段も知らないうちに贋作が数冊発売されていて 心を痛めていた
そうです いまだに売られています 贋作の一冊を名手清野八段作と思い買い 余詰も多く
おおよそ詰将棋の名手と思えない作品ばかりでがっかりしたことがあります詰棋通信第18号 19 土居名人 13手詰
攻め方 61角
玉方 72金 73桂 74歩 82玉 91香 92歩
持駒 飛 角 金 桂
シンプルな実戦型 好作だと思いますが 本の図面では 玉方の74歩が攻め方74歩
になっています
詰将棋の手としては71角同玉63桂82玉81飛同玉71金以下詰みだと思いましたが 74歩が
攻め方の歩になっているため 63桂62玉52飛63玉54金74玉と逃げられてしまいます
どうしても詰まないので 74の歩を玉方の歩に変えてみたら詰みました
詰棋通信は誤植が多く 攻め方の駒が玉方の駒になつているために詰まないことが多いですが
この詰将棋は玉方の駒が攻め方の駒になっているために詰まないというめずらしいケースでした
答え71角同玉63桂82玉81飛同玉71金同金同桂成82玉72角成93玉94金まで13手詰王将誌詰将棋集 81 北村研一作 17手詰
攻め方 16桂 24歩 31銀 42銀
玉方 12金 15飛 32玉 34角 35歩 44歩 52銀
持駒 角 金 桂
北村研一氏は第一回看寿賞 槍襖で有名です 看寿賞作品集に 結核の病床にて
詰将棋を作り続け 看寿賞の報を受けたわずか5日後に この世を去った 享年30歳
悲運の天才作家である と 書かれています
この作品は短編ですが名作だと思います
答え23歩成同玉24金32玉33金21良く32金同玉24桂打23玉32角13玉
12桂成同玉21角成同玉22金まで17手詰詰棋通信 18号 7 藤内七段作 神戸新聞 15手詰
攻め方 31銀 45歩 52角
玉方 11香 13歩 21桂 32玉 34銀 36と 54竜
持駒 飛 角 銀
藤内七段は内藤九段の師匠で 当時は藤内七段が詰将棋を担当していたようで 藤内七段の
詰将棋は多いですが 残念ながら内藤九段の詰将棋はありません
新聞や雑誌に載せる詰将棋なので 易しいものが求められていると思うのですが プロが
腕力にまかせ詰めるようなむつかしいものもあります この作品実戦型ですがやや大模様
15手ですがかなり難しいと思います 詰棋通信は誤植で詰まない問題もよくあり
メインの詰将棋だけでも2600題あまりあり 早く詰めたいですが あまりさくさくとは
進みません
33銀同桂14角の筋は発見しずらいですし 合駒のあやもあり考えずらい作品です
答え33銀同桂14角23金42飛21玉22銀成同金同飛成同玉32金12玉34角成同竜
21銀迄15手詰近代将棋図式精選
近代将棋図式精選は発売されたころに買ったと思うのですが痛みがひどいのでオクションで落札しました
保存がよかったようで新品のようにきれいです 短編はほとんど解きました 中編はある程度解きましたが
長編は全然解いていません あらためて見てみると これ1冊でアマチアから奨励会プロまで十分たのしめる
内容だと思いました 詰将棋愛好家にとって 近代将棋の廃刊 そして塚田賞がなくなったことは残念で
なりません柏川悦夫著 詰将棋鞠藻集 第4番 初級(13手詰)
攻め方 54歩 61と 62銀 65桂 93歩 94金
玉方 72玉 81桂 83金 91香
持駒 金 桂 歩
昨年 詰 今年 詰将棋鞠藻集 と2冊柏川悦夫氏の作品集をオクションで落札して 全作品集
5冊がそろいました 柏川氏の詰将棋は実戦型が多く難解なので 好きな詰将棋作家の一人です
この問題は初級となっていますが 心理的な妙手があります
答え73銀成同金62と同玉53桂成71玉62金82玉74桂同金83歩73玉63金
迄13手詰
初手は73銀成しかありません 5手め普通に考えると53歩成です 私も最初53歩成を考え
どうしても打歩詰になるので さんざん考えたのちに53桂成を発見しました
初級となっていますが 5手目53歩成しかないと思うと詰みませんオクションで落札した 野口益雄著 詰棋評論上下が昨日届きました 最初は実戦型詰将棋1.2を
落札する予定でしたが 高くなり これ以上張り合うと 高額になりそうなのであきらめて詰棋評論上下
にしました 実戦型詰将棋は好きなので 大量にあるので これ以上購入してもしょうがないんですけど
詰棋評論上の方は 他の人の詰将棋80局の解説と感想 下の方は 第一部が詰将棋の話 第二部が
近代将棋などの将棋の雑誌に発表した雑文などを集めたもの
誤植や不詰の話 詰将棋の作り方そのた 詰将棋にかんする 話が満載でおもしろそうです
詰将棋の本 あと1冊 谷川名人解説の無双はほしいです(これ以上必要ないんですけどね)塚田正夫名人作 13手詰 (王将誌詰将棋集)
攻め方 26銀 52と 53角
玉方 11香 14歩 21桂 23歩 33玉 34歩 43歩
持駒 角 金
いかにも塚田流 美しい実戦型です
塚田正夫名誉十段は塚田流と呼ばれる 易しい実戦型短編を量産し 詰将棋を解く人や作る人が
飛躍的に増えたといいます この作品は塚田名人の好きな作品とのことですが 私はかなり
塚田名誉十段の詰将棋作品集持っていますが 今まで見た記憶はないです
答え 42角打 22玉 31角不成 33玉 44金 24玉 34金 同玉 35角成 33玉
34歩 32玉 42と まで13手詰
3手目角を成ると打歩詰になります 42角打に32玉の場合も31角成では詰みません
32玉の時は33金同桂31角成まで塚田正夫名誉十段は易しい実戦型短編で有名です 詰将棋の普及のめんだけでも
昭和を代表する詰将棋作家と言われています
しかし十代のころは中長編の力作も作っていて 18歳四段の時に出版された 昭和詰将棋新集
(50局)は中長編の力作が多いです
六段の時に出版した新撰詰将棋に自作20局あります 9局は新集の作品ですがほかにも
12番 への字 23手詰ですが非常に難解な名作や20番73手詰の大作もあります
戦後大作は作るのをやめ 塚田流とよばれる実戦型短編が主流になったようです
六段くらいまでは中長編の力作も作っていたようです最近落札した将棋日本にも塚田五段の
中長編の力作があります週刊朝日 升田八段作 15手詰
攻め方 25桂 33角 43と
玉方 11香 12玉 14歩 21桂 23歩 31銀
持駒 飛 角
シンプルな実戦型で 私はいい作品だと思いました
コメントは 味うすし 詰将棋を解いてみて感じ方も人それぞれと言うことですか
一見して飛車を横につかうのかと思いましたが 52飛に42(または32)歩合なら詰みますが
桂合で詰みません それで13飛を考えてみました 13飛同桂同桂成同玉に22角打
同銀と取らせてから25桂打がうまい手です
答え13飛同桂同桂成同玉22角打同銀25桂12玉22角成同玉33と12玉13銀
21玉22銀成まで15手詰朝日新聞 174回 升田八段作 7手詰
攻め方 14香 34歩 41飛 42と
玉方 12飛 22玉 25銀 33歩 44金
持駒 角 金
升田九段の詰将棋は 寄せ方詰め方に50題あるだけでめずらしいですが
詰棋通信には升田九段が朝日新聞の嘱託だつたからでしょうが 朝日新聞や週刊朝日
に出題した詰将棋が載っています大模様な作品がおおいようですが この作品は手数っも
短く 比較的スマートな作品です 7手詰なんで難しくはないですが 上ににがすとダメ
なんで初手21飛成の一手のようですがそれでは詰みません 12香成の手は普通ない手です
23玉で詰みそうにないです ただし12香成を同玉と取ると11飛成以下あぶないようです
答え11角同飛21飛成同飛13金11玉12金まで7手詰 -
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