フォーラムの返信が作成されました
-
作成者投稿
-
将棋自体は4回同一局面で千日手成立ですが、
ソフト側が手を変えれば勝ちを掴み取れると確信したというのは、
千日手引き分けというルールがなくこのまま戦い続けることが条件で、
実際はルールがあるのに、ないことにする、あるいは守らないで戦うということなのでしょう。千日手ルールを守らないで指そうと思う以上、
相手が千日手勧告をしないとか手を変えないと言っても仕方がないです。
そこは千日手というルールはないものだと思って戦わないと。
(千日手ルールはないものとして決着を着けに行ってるわけですから)ルールに沿って戦っていない以上、この対局は通常の対局とは別物です。
「最善手(最善手順)」実戦
上に書いたのはあくまで最善手(最善手順)の定義ってどういうものなのだろう?ということでしたが、
実戦に置いての最善手とは?となると、単なる定義とはまた違ってくると思います。あくまで私はですが、実戦に置いての最善手はと問われれば、
「勝つ可能性が一番高い手」と答えると思います。勝ちの局面であれば負けるリスクが一番低い指し方、
(言い方が違うだけで中身は同じですが)
不利な局面なら、逆転して勝つ可能性が一番高い指し方、
このような指し方が最善手なのかなと思います。詰ましに行くのは一直戦で勝つ可能性もありますが、
駒を渡したが為に負けるはずのない将棋を負けるということも起こり得ます。
それだけに危険な手という側面も持っています。ゆえに詰ましに行く場合は詰みを読み切るというのが大切になってきますが、
私はこれが中々の曲者だと思っています。
人間ですから当然ミスすることもあります。
ミスするのが人間だと考えると、読み切るといっても、
実際は本人が読み切ったと思っているだけに過ぎません。そうなると読み切ったと思っている局面の難易度が重要になってくるでしょうね。
それが簡単だと思う局面なら大体大丈夫でしょうが、
結構難しかったが詰みを発見し何度も確認したなんていうのには結構読み抜けがあったりします。
ですのでそういう局面は詰みを読み切ったと思ったにしても、
念には念を入れて、より安全勝ちの手を選んだ方が賢明だったりします。何をしても勝ちだと思える局面だとして、勝つことが重要になればなるほど、
より安全な勝ち方を選択するようになると思います。
それは実戦に置いては安全勝ちこそが最善だという証のように思います。「最善手(最善手順)」実戦ではなく言葉の定義として考えた場合
ある局面があったとして、その局面に即詰みが生じている、そして必至もかかるとした時に、
即詰みとなる手順が最善手順となるのか?、必至をかける手順が最善手順となるのか?、
それともケースバイケースで局面によって違ってくるのか?最初に書けば、これに関しては正解が存在と思われ、そういう意味では超難問だと思います。
この問題を解こうとした時に、ここしかないというほどの重要ポイントは、
ここでいう最善とは何を示していているのかです。最善の対象となるであろうものは二つ
ひとつは即詰みに討ち取る手順です。
即詰みが生じている局面では即詰みに討ち取る手順が最善の手順だという考え方です。もうひとつは手数
例えば15手で即詰みとなる局面があったとして、
必至をかけたらどんなに相手が粘っても5手以上は粘れない局面であったとしたら
15手かかるよりも5手の方が最善だろうという考え方です。この二つをポイントとすると、どんな場合でも即詰み手順が最善なのか、
手数がわからない以上それはケースバイケースなのかです。あとは大穴の第3の候補手
「何を最善とするかは既に協議の結果決められているんです」というもの。室田伊緒女流二段詰将棋の気に入った点・・・・
初手に持駒の銀を打ち王手し、2手目にはもう気前良くその銀を捨てる、まずはこれでしょう。
意表を突くと同時に何とも軽快なリズム感を感じます。
そしてこの2手で「この詰将棋はこんな感じの詰め将棋なんですよ」と言ってる。「ああそうなんだ、そういう詰将棋なんだ」と思った時に、
3手目でまた銀で王手し、4手目でこれまた王手した銀を捨てる。
解き手がいだいた想像を全く裏切らない、「やはり自分の勘は正しかったのだ」と思わせてくれる。それから一段目の駒が全く動いていないこと、これも良い。
動かないことで2枚の銀の働きが格段に輝いて見えます。普通はこれらの駒も参加させますが、それだと複雑さも増し難易度も上がりますが、
複雑さが増し難易度が上がっただけの、よく見かける詰将棋になってしまうように思います。そういう詰将棋に持っていきたくなる気持ちをあえて抑えて不動駒にさせた、
そこに発想の豊かさと遊び心を感じます。あとは2枚の銀が消えて清涼感が出たところも、解いた後の爽快感に一役かっていると思います。
昨日は日本将棋連盟サイトの「まいにち詰将棋」に挑戦していました。
ただしプロ棋士の作品は難易度が高めなので、
自力で解いたのは少なく、1分くらい考えて、わからなければ答えを見るスタイルで、
どちらかといえば、詰みまでの手順パターンを把握する取り組みでした。その中で、これまたすぐ答えを見た問題なのですが、
「この問題は良いなあ」と思ったのがありました。
そして作者を見たら室田伊緒女流二段でして、
そういえば詰将棋を作るのが好きだったことを聞いたような気がしてきました。私はすぐ答えを見てしまいましたが、この問題ならもう少し考えて見たかったです。
ですので自力で解ければ申し分なく、仮に答えを見るにしても、
そこそこ考えてから見たら心に沸いて来るものも違うと思います。いままでサムネイルのデザインに将棋盤を使ってましたが、
他の人のと似てしまったので、区別が付き易い様に、
デザインを変えました。「駒の並べ方と扇子」
駒の並べ方には大橋流と伊藤流があり、
大橋流で並べる人と対戦することは稀にあります。
ただ私はバラバラです。
理由は・・・・・・
はずかしくて出来ないというのが一番です。
強いと思われそうなのがはずかしいのですが、
対局前に強いと思われるのは損だと思う気持ちも少しあります。はずかしいといえば扇子も同じです、
十数本持っていますが対局場に持っていくことはありません。
(飾ってさえなくしまったまま)それでも持っていく場所がちょっとだけあるんです、
それは大盤解説をする会場。
当然そこには将棋愛好家が沢山集まります。
そこで扇子を開いて扇いだりしてるのですが、
そこでははずかしくないのです。
何故なのでしょう、自分でもわかりません。それと似ていますが夏のコンサートは持っていくこともあります。
こちらはかさばらず実用的です。「王将か玉将か」
王将は格上だったり年配者だったりが持ち、玉将は逆です。
それを知らない人は別として、いくら何でも知っているだろうという人でも、
中には気にしていないように見受けられる人もいます。
勿体無いですね、その境地に行けるのが将棋の良いところなのに。私の場合・・・・・
相手が格上ですと当然最初に玉将を持ちますし、
既に相手が持たれていたら、失礼して交換させていただきます。逆に相手が格下でしたら相手がどちらかの駒を持つまで待ちます、
そして残りの駒を持って指します。相手が同じくらいだったらどうか?
これには2パターンあり、最初に玉将を取るか残りの駒を取るかです。いずれにしても自ら王将を持つことはありませんが、
例外で格上相手に王将を持つことも稀にあります。
それは高校生くらいで自分より少し強くなった相手の場合。
高校生は大体で最初に玉将を取るので、
その意をくんで、失礼ながら王将を持たせていただいたりします。通常はそんな感じで終わりますが、自分よりかなり弱い小学生が
王将を持った場合は、対局終了後に、格上王将、格下玉将を教えることもあります。「100通りの方法」
順調に上達している時は気にも留めないが、
止まると上達について考え出したりする。
ああやった方が良いのでは、こうやった方が良いのでは、
右に行った方が良いのでは、左に行った方が良いのでは。結果からいえばたぶんどれもが正解で、
どれもが同じ目的地に続いている道なのでしょう。
目的地に行く方法は100通りもあるというだけで。「将棋ゲーム」
テレビである俳優が正月に将棋をやっていた。
相手は将棋ソフトで・・・・・・
それをキャスターが「将棋ゲームをしていた」と紹介した。確かにソフトと戦っていたのだから、将棋ゲームをやってたといえばそうなんだけど。
野球もテニスもゲームですが、野球ゲーム、テニスゲームと言われると、
イメージがかなり違ってきます。将棋を趣味まで行かない人が将棋ソフトと戦うと将棋ゲームをしていることになるのだでしょうが、
将棋を趣味としている人が将棋ソフトと戦っていたら、
それは将棋ゲームをしてるんじゃなくて、やはり将棋をしてるでしょう。将棋は確かにゲームですが、将棋ゲームと言われてしまうと「え~~~!!」という気持ちが沸いてきます。
#16201 「ラッキーな組み合わせ」より
1回戦に負け2回戦で当たったのがこれまた強敵で、
戦型は相手の先手中飛車に対し、私は一直線穴熊を選択しました。
そして相手は穴熊を選択し、こちらは松尾流穴熊で相穴熊の戦いとなり、
そこから相手は袖飛車にし、飛角銀で攻めてきました。それを見ていた対戦相手と仲の良いこれまた強豪が
「この形はどちらが良いんだね、当然研究してあるんでしょ」と言いました。
(対局中は声をかけないのが普通ですが、相手と仲がよく、私ともよく話したりしているので自然と言葉が出てしまったのでしょう)それに対しては両者無言で指していましたが・・・・・
想定できる局面といえど優劣が事前にわかるとは限らず、私は囲い合って互角であり、これからの将棋というイメージでした。本局は先手が袖飛車から積極的に来ましたが、金銀二枚のみの穴熊で、
カウンターで角交換をヒットさせ、4枚で囲っているこちらが有利になりました(結果は負け)確かに事前研究はしますが、そこで優劣がついているような局面は実際にはほとんど出てきません。
よくわからないから登場するわけで、事前研究は必要ではありますが、実際にはわからない局面だらけということが多いです。「3タイプの将棋解説」
プロ棋士が将棋の解説をすることがありますが、
3タイプ浮かびましたので、少し特徴を書いてみます。よく見るのがタイトル戦やNHK杯での大盤解説
同時進行なのが魅力ですが、タイトル戦などですと、
対局者の方が棋力が上なので、予想手が当たらないことも多いです。
聞いている人は解説者の判断に影響されつつ進行を見守るのですが、
後になってみるとその判断は間違っていたということもしばしばです。次に囲碁将棋チャンネルで放送されているタイトル戦やその他の棋譜解説。
こちらは既に対局が終わったもので、解説には両対局者の感想や
解説者が独自に調べた内容が織り込まれています。
対局との同時進行という熱気は得られませんが、解説の内容はかなり信用できます。最後は自戦解説、これは大盤でするのも稀にありますがほとんどが自戦記です。
指し手に関しても載っていますが、どういう意気込みでその対局を迎えたのか、
どんなことを思ってその手を指したのか、対局者自身の心情が綴られているのが魅力です。詰将棋って何?といったら私の場合真っ先にパズルという言葉が浮かびます。
したがって詰将棋を解くというのはそのパズルを解くということなのですが・・・・ただその目的はというと、そのパズルを解くと快感が得られるからというような人は少なく、
その喜びを得るというよりも、あくまで将棋が上達する為の一手段であり練習法ということで接している人の方が多いかと思います。詰将棋を解くことそのものに喜びを感じる人にとっては詰将棋は絶対ですが、
上達の為の一手段と捉えている人にとっては、それが必至問題でも次の一手の問題でもそんなには変わらないように思います。そのような人からすると、より実戦に近いものというのは魅力があるものだと思いますが、
昨年の終盤に入って二つ、詰ます関係の新しいタイプの問題集が立て続けに出てきました。「棋譜並べ上達法の棋書(囲碁だが)」
上達法というと、同じことを繰り返すというのが良く見受けられ、定番でもあり効果的かと思います。
野球でしたらバットの素振りを毎日100回などですが、将棋でしたらどんな練習法がそれにあたるでしょうか?
動作だけでいえば駒の空打ち100回などはぴったりですが、上達には無縁そうです。同じことを繰り返すでも、バッティング練習やノックを受ける練習はボールがそのつど異なりますのでバットの素振りとは少し異なってきます。
これくらいですと将棋にも応用できそうなのが出てきて・・・・
例えば10秒以内で解けそうなレベルの詰将棋をどんどん解いて行く、
答えが間違っていても、10秒内に解けなかったとしても次の問題に進む。こんな練習法が浮かびますが、シンプルな動作をひたすら繰り返すという基本的な練習法は
将棋の世界ではあまり取り入れられていないように思います。さてさて昨日書店で囲碁のですが、棋譜並べ上達法という棋書を見つけました。
中身はといいますと・・・・・
進むのは1ページで5手以内だったかな、そしてその全ての手に対して解説が加えられているのが何といっても特徴です。棋譜並べにしても1回より2回、2回より3回と繰り返し並べた方が理解度が増すのは確実で、
同じことを繰り返す練習法としては使えるメニューだと思います。将棋上達法に関しては沢山の文章を読んできましたが、同じ棋譜を何度も並べ返しなさい、というのは見ませんでした。
それはメインではなく脇役としての練習法だからでしょう。棋譜並べは実戦、詰将棋と並んで三大練習法ですが、
プロの棋譜を1度並べてどれくらいの効果があるのか、どれくらい理解できるのかと考えれば、
繰り返し並べて理解力を増すというのは、大きな成果になりやすい勉強法のように思います。詰将棋の団体というと大日本詰将棋連盟が浮かびますが、
昭和37年結成ということですのでルールの整備ではかなり尽力したのでしょうね。以前詰将棋のことで調べたいことがあってネットサーフィンをした時に、
細かい部分に置いて解釈の違いがあって、それぞれの持論が書かれているのをよく読みました。
大日本詰将棋連盟は詰将棋界では大きな団体ですがそれでもアマチュア団体ですからね、
そこが○○だという解釈をしたとしても、それで団体以外が人の納得して受け入れるかといえば、中々そういうわけにはいかないのでしょう。
もっとも本当に細かい部分での解釈の違いであり、よくここまで整備されたなあとおもいますけど。#16184の棋譜を最初だけ頭の中で動かしたが、ここまでだけで十分驚いた。
▲7六歩 △3四歩 ▲6六歩 △6四歩 ▲6八銀 △6五歩
▲7七銀 △6六歩 ▲同 銀 △6二銀 ▲7七銀 △6三銀・・・・・・・・・・・・6手目に後手が早くも△6五歩と開戦に出て10手目△6二銀で形勢判断をして見ると・・・
お互いの角道が開いており、持駒は両者1歩ずつ、違うのは銀の位置のみで、
先手は4段目、後手は2段目で、わずか10手しか進んでないのに早くも先手の2手得。
これは先手が特別工夫したわけではなく、後手が進んで2手分をプレゼントしたわけで先手としては棚からぼた餅。そしたら何と先手はその銀を1手かけて▲7七銀と引いた。
対して後手は△6三銀と上りこれで双方の銀は共に3段目、この2手の交換で先手の2手得はあっという間に消えた。ここは当然▲6八飛で、こう指していれば、この時点で既に先手有利だったと思います。
ただしこれくらいのRですと、勝敗には影響がないレベルでしょうけど。
「コツコツ・・・・」
将棋連盟のホームページがリニューアルしてから毎日新しい詰め将棋が出題されている「まいにち詰将棋」
7手詰以上のみをコツコツパソコンに取り込んでいたらもう少しで300題くらいにまでなった。ただ・・・・・
作者名のない7手詰は難易度が低目に設定されているが、それ以外のプロ棋士が出題したものは難易度が高め。
ということで取り込んではいるものの解く気になるのは週1度あれば良い方か。追記ですが・・・・
この棋書は特別で、PDFのデータになったものを期間限定で半額くらいで買ったんですよね。
書店でしたら中身をチェックして買うのでこのような失敗はなかったのですが。
(何店か探せば置いてある店があったかも。事前に調べておくんだったかなあ)私が現在勉強している戦法の棋書ですが・・・・
四章に分かれており、3つのテーマ図と実戦解説からなっています。
その第二章・・・・
10手少し進んだ局面がテーマ図(基本図)ですが既にほとんど登場しないような局面、
ここから延々50手先までの進行と解説が書かれ、その間、20手後くらいに二つの進行パターンに分かれるだけ。
テーマ図自体が少ない局面ですから定跡も何もなく1局ずつ全く違う将棋になりそうなのに、
そのひとつを50手先まで解説し続けて、それを結論とするってどういうこと?知りたいのはテーマ図からの進行予想を広く浅くで、これでは実戦譜を解説しているのと何も変わりありません。
棋書は読み手の棋力によって難易度が全く異なって映るかと思いますが、
私にとっては難しすぎて、また2つと分岐が少なく、
その分50手先までも進めた後に結論を出すという方法は、
プロ棋士レベルからするとかなり有効な方法なんですかね。アマチュアは書いてもらわないとわからなかったりしますが、
書かれているのはアマチュアにもわかるようにということで、
プロレベルですと説明の必要がない部分は多いでしょうからね。
必要ない部分はカットしてその分、狭く深くなのですかね。この戦法の本はこれで5冊目かな。
より詳しく知りたいということで買いましたが、ひとつの戦法といえどそのつど局面が違います。
この本は砂浜で石を6個拾った感じかなあ。
無数の石が転がっている中で6個の石を一生懸命調べても・・・・・石の種類を大雑把に分類して、その特徴を紹介するような棋書の方が良かったなあ。
鳥と書いてあっても鳥とは限らず、花と書いてあっても花とは限らず・・・・
その場合はどうすれば良いかといえば、たぶんそういうのは読まないのが一番なのでしょう。
「ラッキーな組み合わせ」
昨日の将棋講座のトーナメント、初戦は強敵ではあるものの良い勝負の相手、
それに勝つと隣で戦っている勝者と負けると敗者と戦うのだが、
こちらはそのまま決勝戦でも不思議でない対局(実際に片方が優勝)
すなわち初戦で勝っても負けても強者と戦えるわけで、初戦も含めてこんな美味しい組み合わせは本当に稀です。結果は終盤までこちらにチャンスがあったと思うのですが負け、
敗者戦もかなり有利に進めながら、悪手を出して混沌となり最後は完全な力負けでした。
特に敗者戦での悪手は、決め手がありそうな3拓の中のひとつで、そこから数手経つとはっきり悪手だと分かる手で自分でもあきれました。
その局面では無理せず3拓以外の手でぼちぼち行けば確実に優性を拡大できていたのですが、
これまではそんな手でも決まることが多かったのが良くなかったです。
同じくらいの棋力の相手なら決まっても、自分より強いと中々そうは行かないものです。その3拓の局面はどれも決まりそうなのですが難しく、しっかりした読みだけが重要でした。
時間もまだふんだんにあったのでかなりの時間をかけて読んだのですが、まだまだ読み力が低いです。2手目に3二飛と振る手が出ておどろいたものだが
4手目に3二飛と振ったのにもおどろいた(角交換四間飛車じゃなくてここで3筋に振るのか!!」そして今度出る棋書は初手7八飛
よほど悪い手を指さなければ序盤から不利になることはないので、今は何でもやり放題の時代。
ただしその長所短所を知って有力となるもので、形だけまねても知識がないのではどうしようもない。
自分の知らないところで名前をだされてああだこうだいわれて、それをまた多くの人が読んでいるわけですから名前を出された人は気分が悪いでしょう。
(それが自分が勝った将棋だろうが不快感はほとんど変わらないと思います)それにここでハンドルネームをさらされると将棋の棋譜や成績もわかってしまいますからね、
自らさらしている人はそれを承知の上として、さらされた人にとっては大いに迷惑なことだと思います。真意はわかりませんがハンドルネームを伏せていたりもしていましたので、うっかりミスの可能性もかなりありますけどね。
私は横歩取りなどで中住まいに囲った時の左右バランスよく固めた形にしかみえない。
違うのは横歩取りではないこと、かなり手損していること、そして局面ではないですけど相手が15級だということ。
手待ちしてるとこういう形になりやすく、手待ちをしている時の自然な組み形ともいえるかと思います。それからこの戦法はコンピューターソフトが対コンピューターソフトを想定したもので、人間が指そうとすると自然と違ってきます。
人間が指す場合は形だけを拝借して、その形が出ると稲庭戦法だというわけです。将棋ってディフェンスだけでしたら色々な指し方があると思うのですよね。
8八金型というのは棒銀には良いのですが、振り飛車相手には壁金ですので、場合によってはない方が良いくらいの駒です。
それを飛車を振ってるのにそれでも8八金型にするというのは、とにかくその形に組んでやってみたいということなのですね。
その形に組むだけであとは普通に戦うのなら、稲庭将棋の醍醐味は全く味わえないと思うのですけどね。
その形でつぶれるのかつぶれないかは、どんどん相手に攻め続けさせないとわからないわけですし。
それがこの戦法の醍醐味でしょう。「囲碁は打つだが将棋は指す」
ワイド番組でも藤井七段のおかげで将棋がよく取り上げられるが、
いまだに将棋を打つと表現する人が多いですね。例えば将棋の駒を動かす動作をどういう言い方にしたら良いかという時に、
多くの人が「当然そういう言い方になるよね」という言い方がよく
「そのような言い方が正解だとするならば、それは誰だって間違うでしょう」というのは一番悪いです。
そしてその中間が「わからない」だと思います。これが書かれている文章ですと
「書き手の伝えたいことがそのまま読み手に伝わる」これが理想です。
逆に「誰だってこういう意味に読みますよね」というのが「それはまったく違う意味です」となっていたらどうしようもありません。
それよりもマシなのが「意味不明」で、勘違いしないだけマシです。音楽用語で二つの音の高さの距離を表すのに「度」という単位を使うのですが・・・
ひとつの音がラという音だとして、もうひとつの音が同じ音の高さのラだとしたら、この二つの音の高さの距離は?
普通に考えれば二つの音は同じ高さなのだから距離はないので0度なのですが、音楽の世界ではこれを1度というのです。
(同じ高さが1度ですから1音高い音との距離は2度)このように差は全くなくゼロなのにそれを1としてしまうと、ほとんどの人が間違えて解釈してしまいます。
(なぜそうなったかはこれが作られた当時まだ0という数字なく1が一番小さな数字だったと学んだ)将棋の「指す」はここまでひどくはありませんが、指すと言われてもそれがどういう動作なのかもわからないし、浮かんではきません。
それに比べ「打つ」は動作がイメージでき、そちらの方に表現が行くというのは当然です。稲庭戦法は歩を全く突かないで、防戦の構えから、自陣を破らせず、
こちらは決まった手を繰り返すことで相手のみに時間を使わせ、
時間切れで勝とうという戦法ですね。ただし歩を突かないというだけでは棒銀であっという間に破られてしまうのでそれを防がねばならず、
8筋を8八金、7八玉型で防御するというのが、とりあえずは特徴のひとつです。
とにかく、どこから攻められても大丈夫なような形で待てないとすぐ崩壊してしまうので、
待つ形が生命線となりますね。アレンジですから稲庭戦法を改良してこういう手順になったのだろうという推測ですか。
「順位戦の昇級降級」
順位戦の最終盤、一局の勝ち負けに目が離せませんが・・・・
藤井七段のいるC級1組は、残り2局で全勝が2名1敗が2名
この中から2名昇級ですが9勝1敗でも上がれない人が出る可能性は、結構あるように思うのですよね。大体に置いて39名いて昇級は2名ですからね、これではシステムとして機能してないと思うのですけどね。
これは落ちたくないというのが一番大きな原因だと思うのですが・・・
落ちる人が少ない以上、少ない人数しか上がれないわけでね。
でも20分の1はないと思うけど。私は10人のリーグで2名昇級、2名の降級くらいの比率が良いと思っています。
これでいうと約40人のリーグだったら8人昇級8人降級
これぐらいは移動させていかないと実力に比例した階段は作れないと思いますけどね。ちなみにC1組の9回戦は2月5日ですが・・・・・・
無敗と1敗の4人が直接対決ですからしびれます。
藤井七段と師匠の杉本七段が勝てば1敗がいなくなりダブル昇級、
しかし相手は1敗の昇級を狙う二人、組み合わせを考えただけで胃が痛くなってきます。ネット時代に突入したのが1998年でして、
その前にNEC8801というパソコンで遊んでいたものの、
本格的にはじめたのがこの年、ウィンドウズ98が出たのがきっかけでした。しかしパソコン購入の目的はエクセルの表計算ソフトを使ってデータベースを作ることで、
ネットの世界は全く対象外でした。
ただし簡単なデータベースを作ったら興味は終わりで、
その後はデジカメで写真を撮るのが面白かったり印刷するのが面白かったり・・・
当時は2週間経つと興味が他のものへと移り変わっていました。
それらを経てネットに参入し、ホームページ作りにも興味を持ち出したのです。
(そんな中で24とも出会い、会員IDは3桁だったりします)ホームページ作りは自身の上達にもつながるように将棋をテーマとするつもりでしたが、
ネットサーフィンをしていると既に素晴らしい将棋サイトが沢山あり、自分で作る必要は全くありませんでした。
そんなわけで音楽系のホームページを作ったわけですが、
のちにほんの少し将棋関係も加え、将棋倶楽部24にリンクを貼っていただいていた時期もありました。
そんなホームページもまだ存在はしているものの、もう10年くらいゴースト状態であり復活も考えていません。将棋の為の表計算ソフトから始まった本格パソコンですが、いまだに将棋と深くかかわり続けています。
詰将棋ですと「詰むや詰まざるや」を200題解けばプロになれるといった棋士もいれば、
詰将棋は役にたたないといった棋士もいました。
ただしどちらも書かれた言葉を直接のみ受け取ると、
本人が言わんとしていた事とは、かなり違って受け取ってしまうような気がします。
とくに後者の言葉は、詰将棋を解いてさえいればという風潮があってのことで、
片方に寄り過ぎると必ず警告を込めた逆が出てくるという自然発生の言葉のように思います。「詰むや詰まざるや」を200題解けばというので大事なのは、取り組むというその精神でしょう。
もちろん解いたからといってプロ棋士になれるかどうかはわかりません。
プロ棋士になろうと思ったらもっと効率的な勉強法がありそうです。
そういう色んな葛藤がある中でひたむきに詰むや詰まざるやと向かい続ける。
プロ棋士になるにはそのような強固な精神が必要で、
そのような強固な精神を身に付けたものはプロ棋士になれるであろう、
というニュアンスが込められているのだと思います。対して詰将棋は役立たないは・・・・・・・
詰ますことに長けているのはピッシャーでいえば剛速球投手
対して詰ます技術にそんなにこだわらないのは緩急をおり混ぜる技巧派投手
剛速球は強力な武器ではありますが一本調子では高いレベルには通用しそうもありません。
詰将棋も重要ですが、終盤に1手違いにさせないで2手あますような戦いをする、そのような技術も必要です。
このように色んな重要なものがあるのに、詰将棋さえ解いていれば的な風潮にたいしての、
詰将棋を解くことも大切でしょうけど、他にもしなければいけない勉強が沢山あるのではないですか、
というような意味合いが込められている言葉のように思います。ちなみにプロ棋士が詰将棋を解くのは、料理人が刃物を研いでいるのに近い感覚だと思います。
3月18日に自分にとっては興味深い棋書が2冊でます。
一冊は矢倉の本(矢倉の新常識)、矢倉は終わったということで激減していますが、
「どっこい矢倉はまだまだ終わっていない」と男気を感じる棋書です。もう一冊はノーマル振り飛車には全て居飛車穴熊で戦う本(対振りなんでも居飛車穴熊)
最近はノーマル振り飛車に色々新しいアイデアが織り込まれ、数が徐々に増えてきています。
その新しい形を居飛車穴熊で迎え撃つ棋書です。もう昔、竜王戦が出来て何年か経った頃だと思う。
私はというと将棋が趣味となってから5年くらいしていたと思うが、2箇所の道場で将棋を指していた。
ひとつはかなり多くの人が集まる道場で、
もうひとつはほとんどの人が囲碁であり、その片隅で4人、ひっそり指していた。
その中に高校3年の人が居たわけだが、強くなりたいなら大きな道場にも来るように進めた。
しかし、弱いからはずかしいという理由でそちらに顔を出すことはなかった。そんな感じでやっていたがある日「高校竜王戦に出たいから一緒について来てほしい」と言われた。
一応教えてはいたが、ただの将棋友達の関係であり、顧問みたいな感じで行くのは気が引けたが、
そんなに遠い場所でもなかったので結局は一緒に行くことになった。高校竜王戦に出ると決まってから一ヶ月ほど特訓のようなものをやったが、彼にはある想いがあった。
それは同じ高校の友達のことだが、そんな友達から将棋がかなり弱いと思われていたらしく、
それを何とか見返したいということで、それが大会出場の動機だった。そして高校竜王戦の地区大会に出たわけだが・・・・・
この大会はたぶん第一回大会で、負ければ即敗退のトーナメント戦でした。
結果に対しての私の実力予想は・・・・あとで書くことにして。結果3回勝ってベスト16まで進出したが、ベスト8をかけた戦いで、
私が大きな道場で何度か戦ったことがある、ベスト8の力は十分ある相手に順当負けした。私の予想は、特別強いのと当たらなければベスト16くらいまでは行ける、
しかしそこは運なのでベスト16に行ける確率は半々かなと思っていた。翌日大会結果が新聞に発表され丁寧にベスト32からのトーナメント表が掲載されていた。
それを友達に見せ、面目を保ったのはいうまでもない。
でしたらそこも踏まえてより慎重に投稿したほうが良いと思います。
「棋譜の感想」
確かに15級で挑んでくる人で実力も同じくらいの人はあまりいない。
そういう意味では悪印象は受けた。同じく後手の序盤の指し方も「中には人を馬鹿にしたようなこんな指し方をする人もいる」と悪印象を受けた。
そのようなスタイルで指すのなら終始そのスタイルで指してほしかった。
途中から本気モードに変わってしまい、「粋ではないな」と思った。番外・・・・・
投稿名が異なる場合、当然ながら違う人物だということで接してるわけだが、
それが同一人物だったりすると、本人がどう思っているかは別として、
だますとかあざむくとかいう目でみられても仕方がないと思う。
ここでも投稿名と対局者名が異なるが、そこはもっと気を使って投稿名はひとつにした方が良いと思う。「詰将棋の世界と西洋音楽の世界に見る共通点」
西洋音楽というのは巷で流れている音楽で、歌謡曲、Jポップス、クラシック音楽も西洋音楽のひとつです。
巷でよく耳にするのは大衆が好んで聴く音楽で大衆音楽といって良いかと思います。
特徴としては大衆は喜びますが、音楽の専門家からすると、平凡に聴こえる曲が多いかと思います。
大衆音楽と対比しているのが芸術音楽。
音楽の専門家たちには高評価でも、大衆にはその良さが中々伝わらず、巷に流れることもあまりありません。詰将棋の世界にも同じような現象がありまして、
実戦形詰将棋などは多くの解き手に好まれますが、指し将棋ではなく詰将棋のみに魅力を感じている人達からすると興味を示しにくい分野かと思います。
それに比べ芸術性の高い詰将棋は、多くの解き手には敬遠されますが、詰将棋を愛する人達からすると珠玉の作品ということになります。詰将棋は詰将棋であるための条件内にあるもので、
その条件から外れた部分が含まれているとそれは詰将棋ではなくなる。問題としては、その条件内にあろうが条件から外れていようが構わなく、
すなわち詰将棋であろうが詰将棋でなかろうが構わないのだが、
詰将棋ではないものを詰将棋だと言って出題するのはまずい。
それは詰将棋であるはずなのに答えが条件から外れてしまい、
条件から外れた答えは不正解を意味し、解答者は存在しない正解をずっと追い求めることになるから。
どんな内容の問題でも良いが、それがどういうタイプの問題なのかは正確に伝えないと。詰将棋なら詰将棋、必至なら必至で問題としては独立していることがほとんどだが、
希少なものとして両方が混在している問題集もある。
詰将棋問題なのか必至問題なのかがわからないだけでもぐっと難易度はあがる。詰将棋は難しい部分もあるが、持駒を全て使うとか王手の連続とかのヒントが色々あり、それが問題をやさしくしている。
正解もひとつと明確で、人気があるのにはそれなりの理由がある。藤井七段の棋王戦は、解説の田村七段が終局の数手前までどちらが勝ってるかわからないと言ってました。
もうひとりの金井六段もわからなそうだったし、対局者の中村六段もわかってない感じでした。わかっていなかったがその進行は中村六段の負けということで、だったらどこまで遡れば良いのか、
それもよくわからない難しい将棋だったのだろうと思いました。中村六段の振り飛車に藤井七段が急戦を仕掛けましたが、
途中軽視した手があり不利にしたとのコメントがありました。私は収束の30手前くらいから見たのですが、どれもがひねった手に見えるほど自然の手が少ない進行でした。
指されてみると「なるほど」で一手指した方がよく見える感じでした。s789456123さん
棋譜のアップありがとうございました。
すみませんが当方で勘違いがありまして、調べていた局面が違いました。
飛車を切らない変化なので当然△4八飛、▲5九玉、△2八飛成だとばかり思っていました。
そうしたらそれは女性棋士さんの手ということで手順を紹介していたのですね。実戦で1手詰を逃したとしてもそれで勝負が決まるとは限りませんが、1手詰を逃したこと自体は大悪手です。
そしてこの成銀を清算する変化も、まだ優勢とはいえ黙って銀を取っておけば、
激指11の評価値通り大差を超える絶対的な局面でしたので大悪手だと思います。当然、最善と思われる進行から、その先人間とソフトが戦ったらどうなるかを試すものだとばかり思っており、そこもまったくの盲点でした。
私には思いもつかない手順、あるいは発想で、全然考えることが違うのだなと勉強になりました。
いずれにしても私の確認ミスで申し訳ありませんでした。
s789456123さん
>76手目「5八成銀」の場合の厳密な判断は、かなり難しいと思っています。
私は、ソフト対戦では先手が勝ったり負けたりしてるので、
厳密にこの局面を判断しようとすると、それはどう判断してよいものなのか、判断するのがが難しいというふうに読んだのですが。これが後手の大優勢の局面なら、厳密に判断するまでもないわけですから。
今のソフトは時間設定が短くてもメチャクチャ強いので、
調べることに置いては1手30秒くらいの設定でも問題ないと思います。この局面での私の興味は、先手が勝ったか負けたかではなく
激指11が一手も指さずに投了した絶体絶命と思われる局面を、
先手ソフトはどんな手を使って凌いだのか、そこですね。
これは同じ時間設定にしたら再現してくれるのかなと思うので、
出来たら最初の10手20手あたりの手順を知りたいところです。また次の設定では後手勝ちとの事ですが、
結果として後手が勝ったが、最初の局面は先手に凌がれたのか、それともあっさり勝ってしまったのか、
これによっても大差の局面だったのか、僅差の局面だったのかがわかると思います。
ですのでこちらも最初の10手20手あたりの手順がわかれば判断出来ると思うのですが。ちなみに局面は評価値でわかるわけで、その評価値が大逆転を示していたならば、
それは後手大優勢の局面だったということになるのですけどね。「将棋の欠陥」
高校1年の時、化学の先生が「平行線というのはどこまで行っても交わらない線のことではない、地球は丸いからそんな線はない、はるか遠い先で交わる線のことなんだ」といった。
真実はどうでも良いが、言われたことだけは今も覚えている。将来将棋というゲームが解明され、双方共に最善手を指した場合、先手勝ち、後手勝ち、千日手等の引き分けになるという結論が出るかもしれない。
現在はコンピューターさえとても無理な状態だが、答えが決まっているゲームというのは欠陥なのだろうか?
(例えば野球とかテニスというゲームには最善手そのものがないからそういう心配はいらない)それは平行線のように遠い将来交わるにしても、人間同士が戦う上ではほとんど支障がないから欠陥ではないよと思う人もいれば、
現在は解明にはほど遠いが、将来3つの結論のどれかになるとするならば、それは欠陥だと思う人もいるのでしょう。プロ棋士5人対コンピューター5組の団体戦、大将の阿久津八段がソフトの欠陥を突いて短手数で勝利したことがあった。
その時はのちに改善して何事も起こらなかったわけだが・・・・・・・もしコンピューターソフト自身が、あの時と同じように短手数の段階で将棋の欠陥を見つけて
それがもしも覆すことが出来ないほどの致命的な欠陥だったとしたら・・・・
人間でも短手数なら網羅出来そうな気がするし、そうなったら現在のルールの将棋は終わってしまう。コンピューターソフトのめまぐるしい上達を考えれば、近い将来そんなことが起こらないとも限らない。
ある日突然のTHE ENDは珍しいことではないから。「終盤の法則(詰めろ)」
自玉に詰みがなく、敵玉に詰めろをかけた局面。
この局面は詰めろさえずっと続けていけば、
①持駒を与えたことにより自玉に詰みが生じてしまう
②詰めろのがれの詰めろをかけられてしまう
というような状態さえ相手に与えなければ、
相手がどんなに強いソフトであってもプロ棋士であっても、
防戦一方の状態から抜け出せず、反撃のターンがまわらないという法則があります。必至は受けさえない状態で、そうなるに越したことはありませんが、
実戦では、詰めろの局面を続けて行きその結果勝ちになることが多いです。「同じアマ初段でも・・・・・」
同じアマ初段という肩書きでも世界で通用する肩書きと
一部でしか通用しない肩書きがあります。
世界で通用する肩書きは将棋連盟に認定していただいた肩書きで、
一部でしか通用しない肩書きは、道場などその中でのみ認められた肩書き。将棋連盟からお墨付きをいただいた認定はどこでも使えるのでこれ以上ないのですが、
次の一手問題などで取得したケースが多く、ペーパー初段などと呼ばれ実力との差が出やすいのが難点。
その点道場のものは実際の対局成績で得るので実力が反映されていやすく、
ペーパー初段が力の差がありすきてわからないのに対し、道場の初段だといえば日本全国大体で棋力が想像つくのが利点です。
ただし繰り返しますが、あくまで特定の道場が認定したというだけの段位です。このように唯一世界に通じる将棋連盟の肩書きというものがあって、
それはとても良いことなのですが、棋力に関しては幅が広すぎてわからないというのが難点なのです。道場のは実力に対して与えるもので、将棋連盟のは「よくこの問題が解けるまで頑張りましたね」という意味合いが強いかな。
>以前11級に早指しで勝率89%だったはず(400局程度の対局数)なので、
>9~10級にも82%程度の勝率を出すと思います。
>名人戦は15分なので、30秒将棋で11級に89%ですので
>勝率9割超えても(30勝3敗程度)おかしくないかと思います。当然それくらいの成績にはなるでしょうねえ。
仮に8級の人に80%勝てるとして、そんな人が8級リーグで戦っていたら不満を持つでしょうねえ。
通常のレーティング戦でもそんなに実力が違うのに、8級ということで同じ掛け率でやらされるのは嫌でしょう。名簿からですと総対局数は1000局ほどで、11級相手に400局程度で、11級相手だけの勝率がわかるわけでしょ。
でも総対局数からも考えられない対局数だし、11級だけを抜き出して勝率を計算するのも大変だろうし。
そう考えると11級相手ならそれ専用のがあれば計算は楽だろうなあと思うし、
そういうのがいくつかあって○○段級相手には勝率○○%というような対局の仕方をしているのではと想像します。
そういう特殊な戦い方をしているから8級に80%の確率で勝てるのにR801という全く実力とかけ離れた数値が出てるのもうなずけます。ちなみに11級をR500点として、勝率約9割だから3±29の時点で均衡が保てます。
それが320点差だとするとR820点くらいで均衡が保てることになります。
もっとも今回のハンドルネームでは勝率6割であり、勝率9割ではないので全く違いますけどね。
あくまで11級のみと戦ったときもR800くらいになるだろうということです。
ちなみに初段をR1600点として、その相手と4勝6敗ペースで戦えばRは全く違う数字になりますけど。kannjuさん
詰将棋を解く側から見ると、指将棋に有益だからとの思いで取り組む人と、
作品自体を解くことに喜びを得る人がいるのでしょうね。そして作る方からすると、自由に自分の思いのままに作るケースと、
指将棋に有益だからとの思いから取り組んでいる人を対象とするケースがあるかと思います。そして出版社、掲載する新聞社の意向なども絡んでくるのだと思います。
指将棋をターゲットにしてですと、以前は3手から15手くらいまで幅広くカバーする本がほとんどだったと思いますが、
現在は同じ手数とか、分かれてても2手違うだけのような、ポイントを絞った本が多いですね。「持ち時間の壁」
25分切れ負けあるいは30分切れ負けで強い人と戦うと、
必ずといって良いほど持ち時間の壁に当てられてしまう。これが逆に自分より弱い相手だと飛ばせて消費時間も少なくて済むのだが、
相手が強いと頑張って指しても均衡は中々崩れない。
そして頑張った分こちらの時間がなくなり、
相手はこちらの持ち時間中に読んでいるので、ほとんど時間を使わない。
見ればこちらが30分使おうとしているのに、相手は5分しか消費していないということもある。このパターンを崩すにはとにかくこちらが有利になるしかない。
相手は不利になってはじめて自分の時間で考えるようになる。これが強者と戦う時の時間の壁だが、中にはあっという間に負ける人もいる。
私が普段行ってる将棋講座に何人かいるが、通常5分、長くても10分で対局が終了している。
実力が低いから中々勝てないのは仕方がないが、
不利でも何も考えずスイスイ指すわけだから、これではどうしようもない。76手目△2八飛成だった場合の形勢判断は・・・・
風さんは、この両者の場合でしたら万にひとつも逆転はないだろうと推測し、
s789456123さんは、人間対強豪ソフトならどうなるかと思った。
ちなみに人間対強豪ソフトですと人間の棋力が大きくかかわってきます。激指11(六段+++)に形勢判断をさせたらこの局面-99969と出ました。
とりあえずそこから指して見ようと思ったのですが、初手でいきなり投了されてしまいました。
仕方がないので、激指11が最善とする候補手に対し自分の候補手を打ち込むという形で進めました。
▲6八金上 △4八歩成 ▲6九玉 △5八と ▲7九玉 △6八と
▲8八玉 △7六金 ▲6八角 △8七金 ▲7九玉 △7八銀(詰み)この局面は3手詰めの詰めろになっているので▲6八金上と逃げ道を開けるのが一番持ちそう。
対して△4八歩成も自然な手で、逃げる玉に対し普通に追いかけ△7六金と待ち駒をして、
以下適当な受けもなく即詰み。
少なくともアマ六段クラスではどうしようもない局面だということでしょう。女性棋士さんが貼った棋譜で数字のみを参考に少し・・・・
相手の方はR1608 女性棋士さんはR801
初段ブロックですが相手の方はR通り、
しかし女性棋士さんの方はR通りで行けば8級ブロック、
それが初段ブロックに回されているわけですが、
名簿の成績数値から推測出来る対戦内容、そして今回の成績結果からみれば、
8級ブロックではなくて初段ブロックに配置された理由が見えてきます。対局は相手の方が72手目で1分将棋に入っています。
対して女性棋士さんはまだ4分しか使っていません。
女性棋士さんはまだ沢山時間が残っているわけですから、相手の方は早く指しても何の得もありません。
相手の方は毎回55秒くらいまで時間を使うべきで、それが秒読みの場合の常套テクニックです。
困った局面が何箇所かあったらしく時間をギリギリまで使ってるところもありますが、
当然の1手でも時間をギリギリまで使うというのは是非身に付けて置きたいところだと思います。対して女性棋士さんの使用時間は相手の方の3分の1
途中で一箇所3分ほど考えてますが、それ以外ですと平均1手7秒ペース、
これで勝ってしまうのですから大したもので、こんな人が8級ブロックに配置されていたら・・・ソフトが出ていたのでソフト絡みでひとつ。
ここでどう指せば良かったかな、ここは詰みがあったのかなとソフトで検証する。
それは実戦でそれなりに時間を使った時に有効であり、
持ち時間が沢山あるのに実戦ではほとんど時間を使わずに指していて、
後になって一生懸命検証してもほとんど効果はないように思います。
またこの場合大切なのは、何が最善手だったのか?ではありません。
大事なことは重要な局面では時間を使って考える、それが最善手です。
そう捉えれば、ソフトを使っての反省をしないというのは理にかなっています。四段
将棋に自分の世界が出来、少々の事ではあわてなくなる。三段
このまま有名な戦法を続けていけばよいのか、B級戦法で相手の知らない戦法を使った方が良いのか悩みだす。
(相手もそれなりに戦法について詳しくなるので、知ってるだけでは中々上手く行かなくなる) -
作成者投稿