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鳥と書いてあっても鳥とは限らず、花と書いてあっても花とは限らず・・・・
その場合はどうすれば良いかといえば、たぶんそういうのは読まないのが一番なのでしょう。
「ラッキーな組み合わせ」
昨日の将棋講座のトーナメント、初戦は強敵ではあるものの良い勝負の相手、
それに勝つと隣で戦っている勝者と負けると敗者と戦うのだが、
こちらはそのまま決勝戦でも不思議でない対局(実際に片方が優勝)
すなわち初戦で勝っても負けても強者と戦えるわけで、初戦も含めてこんな美味しい組み合わせは本当に稀です。結果は終盤までこちらにチャンスがあったと思うのですが負け、
敗者戦もかなり有利に進めながら、悪手を出して混沌となり最後は完全な力負けでした。
特に敗者戦での悪手は、決め手がありそうな3拓の中のひとつで、そこから数手経つとはっきり悪手だと分かる手で自分でもあきれました。
その局面では無理せず3拓以外の手でぼちぼち行けば確実に優性を拡大できていたのですが、
これまではそんな手でも決まることが多かったのが良くなかったです。
同じくらいの棋力の相手なら決まっても、自分より強いと中々そうは行かないものです。その3拓の局面はどれも決まりそうなのですが難しく、しっかりした読みだけが重要でした。
時間もまだふんだんにあったのでかなりの時間をかけて読んだのですが、まだまだ読み力が低いです。2手目に3二飛と振る手が出ておどろいたものだが
4手目に3二飛と振ったのにもおどろいた(角交換四間飛車じゃなくてここで3筋に振るのか!!」そして今度出る棋書は初手7八飛
よほど悪い手を指さなければ序盤から不利になることはないので、今は何でもやり放題の時代。
ただしその長所短所を知って有力となるもので、形だけまねても知識がないのではどうしようもない。
自分の知らないところで名前をだされてああだこうだいわれて、それをまた多くの人が読んでいるわけですから名前を出された人は気分が悪いでしょう。
(それが自分が勝った将棋だろうが不快感はほとんど変わらないと思います)それにここでハンドルネームをさらされると将棋の棋譜や成績もわかってしまいますからね、
自らさらしている人はそれを承知の上として、さらされた人にとっては大いに迷惑なことだと思います。真意はわかりませんがハンドルネームを伏せていたりもしていましたので、うっかりミスの可能性もかなりありますけどね。
私は横歩取りなどで中住まいに囲った時の左右バランスよく固めた形にしかみえない。
違うのは横歩取りではないこと、かなり手損していること、そして局面ではないですけど相手が15級だということ。
手待ちしてるとこういう形になりやすく、手待ちをしている時の自然な組み形ともいえるかと思います。それからこの戦法はコンピューターソフトが対コンピューターソフトを想定したもので、人間が指そうとすると自然と違ってきます。
人間が指す場合は形だけを拝借して、その形が出ると稲庭戦法だというわけです。将棋ってディフェンスだけでしたら色々な指し方があると思うのですよね。
8八金型というのは棒銀には良いのですが、振り飛車相手には壁金ですので、場合によってはない方が良いくらいの駒です。
それを飛車を振ってるのにそれでも8八金型にするというのは、とにかくその形に組んでやってみたいということなのですね。
その形に組むだけであとは普通に戦うのなら、稲庭将棋の醍醐味は全く味わえないと思うのですけどね。
その形でつぶれるのかつぶれないかは、どんどん相手に攻め続けさせないとわからないわけですし。
それがこの戦法の醍醐味でしょう。「囲碁は打つだが将棋は指す」
ワイド番組でも藤井七段のおかげで将棋がよく取り上げられるが、
いまだに将棋を打つと表現する人が多いですね。例えば将棋の駒を動かす動作をどういう言い方にしたら良いかという時に、
多くの人が「当然そういう言い方になるよね」という言い方がよく
「そのような言い方が正解だとするならば、それは誰だって間違うでしょう」というのは一番悪いです。
そしてその中間が「わからない」だと思います。これが書かれている文章ですと
「書き手の伝えたいことがそのまま読み手に伝わる」これが理想です。
逆に「誰だってこういう意味に読みますよね」というのが「それはまったく違う意味です」となっていたらどうしようもありません。
それよりもマシなのが「意味不明」で、勘違いしないだけマシです。音楽用語で二つの音の高さの距離を表すのに「度」という単位を使うのですが・・・
ひとつの音がラという音だとして、もうひとつの音が同じ音の高さのラだとしたら、この二つの音の高さの距離は?
普通に考えれば二つの音は同じ高さなのだから距離はないので0度なのですが、音楽の世界ではこれを1度というのです。
(同じ高さが1度ですから1音高い音との距離は2度)このように差は全くなくゼロなのにそれを1としてしまうと、ほとんどの人が間違えて解釈してしまいます。
(なぜそうなったかはこれが作られた当時まだ0という数字なく1が一番小さな数字だったと学んだ)将棋の「指す」はここまでひどくはありませんが、指すと言われてもそれがどういう動作なのかもわからないし、浮かんではきません。
それに比べ「打つ」は動作がイメージでき、そちらの方に表現が行くというのは当然です。稲庭戦法は歩を全く突かないで、防戦の構えから、自陣を破らせず、
こちらは決まった手を繰り返すことで相手のみに時間を使わせ、
時間切れで勝とうという戦法ですね。ただし歩を突かないというだけでは棒銀であっという間に破られてしまうのでそれを防がねばならず、
8筋を8八金、7八玉型で防御するというのが、とりあえずは特徴のひとつです。
とにかく、どこから攻められても大丈夫なような形で待てないとすぐ崩壊してしまうので、
待つ形が生命線となりますね。アレンジですから稲庭戦法を改良してこういう手順になったのだろうという推測ですか。
「順位戦の昇級降級」
順位戦の最終盤、一局の勝ち負けに目が離せませんが・・・・
藤井七段のいるC級1組は、残り2局で全勝が2名1敗が2名
この中から2名昇級ですが9勝1敗でも上がれない人が出る可能性は、結構あるように思うのですよね。大体に置いて39名いて昇級は2名ですからね、これではシステムとして機能してないと思うのですけどね。
これは落ちたくないというのが一番大きな原因だと思うのですが・・・
落ちる人が少ない以上、少ない人数しか上がれないわけでね。
でも20分の1はないと思うけど。私は10人のリーグで2名昇級、2名の降級くらいの比率が良いと思っています。
これでいうと約40人のリーグだったら8人昇級8人降級
これぐらいは移動させていかないと実力に比例した階段は作れないと思いますけどね。ちなみにC1組の9回戦は2月5日ですが・・・・・・
無敗と1敗の4人が直接対決ですからしびれます。
藤井七段と師匠の杉本七段が勝てば1敗がいなくなりダブル昇級、
しかし相手は1敗の昇級を狙う二人、組み合わせを考えただけで胃が痛くなってきます。ネット時代に突入したのが1998年でして、
その前にNEC8801というパソコンで遊んでいたものの、
本格的にはじめたのがこの年、ウィンドウズ98が出たのがきっかけでした。しかしパソコン購入の目的はエクセルの表計算ソフトを使ってデータベースを作ることで、
ネットの世界は全く対象外でした。
ただし簡単なデータベースを作ったら興味は終わりで、
その後はデジカメで写真を撮るのが面白かったり印刷するのが面白かったり・・・
当時は2週間経つと興味が他のものへと移り変わっていました。
それらを経てネットに参入し、ホームページ作りにも興味を持ち出したのです。
(そんな中で24とも出会い、会員IDは3桁だったりします)ホームページ作りは自身の上達にもつながるように将棋をテーマとするつもりでしたが、
ネットサーフィンをしていると既に素晴らしい将棋サイトが沢山あり、自分で作る必要は全くありませんでした。
そんなわけで音楽系のホームページを作ったわけですが、
のちにほんの少し将棋関係も加え、将棋倶楽部24にリンクを貼っていただいていた時期もありました。
そんなホームページもまだ存在はしているものの、もう10年くらいゴースト状態であり復活も考えていません。将棋の為の表計算ソフトから始まった本格パソコンですが、いまだに将棋と深くかかわり続けています。
詰将棋ですと「詰むや詰まざるや」を200題解けばプロになれるといった棋士もいれば、
詰将棋は役にたたないといった棋士もいました。
ただしどちらも書かれた言葉を直接のみ受け取ると、
本人が言わんとしていた事とは、かなり違って受け取ってしまうような気がします。
とくに後者の言葉は、詰将棋を解いてさえいればという風潮があってのことで、
片方に寄り過ぎると必ず警告を込めた逆が出てくるという自然発生の言葉のように思います。「詰むや詰まざるや」を200題解けばというので大事なのは、取り組むというその精神でしょう。
もちろん解いたからといってプロ棋士になれるかどうかはわかりません。
プロ棋士になろうと思ったらもっと効率的な勉強法がありそうです。
そういう色んな葛藤がある中でひたむきに詰むや詰まざるやと向かい続ける。
プロ棋士になるにはそのような強固な精神が必要で、
そのような強固な精神を身に付けたものはプロ棋士になれるであろう、
というニュアンスが込められているのだと思います。対して詰将棋は役立たないは・・・・・・・
詰ますことに長けているのはピッシャーでいえば剛速球投手
対して詰ます技術にそんなにこだわらないのは緩急をおり混ぜる技巧派投手
剛速球は強力な武器ではありますが一本調子では高いレベルには通用しそうもありません。
詰将棋も重要ですが、終盤に1手違いにさせないで2手あますような戦いをする、そのような技術も必要です。
このように色んな重要なものがあるのに、詰将棋さえ解いていれば的な風潮にたいしての、
詰将棋を解くことも大切でしょうけど、他にもしなければいけない勉強が沢山あるのではないですか、
というような意味合いが込められている言葉のように思います。ちなみにプロ棋士が詰将棋を解くのは、料理人が刃物を研いでいるのに近い感覚だと思います。
3月18日に自分にとっては興味深い棋書が2冊でます。
一冊は矢倉の本(矢倉の新常識)、矢倉は終わったということで激減していますが、
「どっこい矢倉はまだまだ終わっていない」と男気を感じる棋書です。もう一冊はノーマル振り飛車には全て居飛車穴熊で戦う本(対振りなんでも居飛車穴熊)
最近はノーマル振り飛車に色々新しいアイデアが織り込まれ、数が徐々に増えてきています。
その新しい形を居飛車穴熊で迎え撃つ棋書です。もう昔、竜王戦が出来て何年か経った頃だと思う。
私はというと将棋が趣味となってから5年くらいしていたと思うが、2箇所の道場で将棋を指していた。
ひとつはかなり多くの人が集まる道場で、
もうひとつはほとんどの人が囲碁であり、その片隅で4人、ひっそり指していた。
その中に高校3年の人が居たわけだが、強くなりたいなら大きな道場にも来るように進めた。
しかし、弱いからはずかしいという理由でそちらに顔を出すことはなかった。そんな感じでやっていたがある日「高校竜王戦に出たいから一緒について来てほしい」と言われた。
一応教えてはいたが、ただの将棋友達の関係であり、顧問みたいな感じで行くのは気が引けたが、
そんなに遠い場所でもなかったので結局は一緒に行くことになった。高校竜王戦に出ると決まってから一ヶ月ほど特訓のようなものをやったが、彼にはある想いがあった。
それは同じ高校の友達のことだが、そんな友達から将棋がかなり弱いと思われていたらしく、
それを何とか見返したいということで、それが大会出場の動機だった。そして高校竜王戦の地区大会に出たわけだが・・・・・
この大会はたぶん第一回大会で、負ければ即敗退のトーナメント戦でした。
結果に対しての私の実力予想は・・・・あとで書くことにして。結果3回勝ってベスト16まで進出したが、ベスト8をかけた戦いで、
私が大きな道場で何度か戦ったことがある、ベスト8の力は十分ある相手に順当負けした。私の予想は、特別強いのと当たらなければベスト16くらいまでは行ける、
しかしそこは運なのでベスト16に行ける確率は半々かなと思っていた。翌日大会結果が新聞に発表され丁寧にベスト32からのトーナメント表が掲載されていた。
それを友達に見せ、面目を保ったのはいうまでもない。
でしたらそこも踏まえてより慎重に投稿したほうが良いと思います。
「棋譜の感想」
確かに15級で挑んでくる人で実力も同じくらいの人はあまりいない。
そういう意味では悪印象は受けた。同じく後手の序盤の指し方も「中には人を馬鹿にしたようなこんな指し方をする人もいる」と悪印象を受けた。
そのようなスタイルで指すのなら終始そのスタイルで指してほしかった。
途中から本気モードに変わってしまい、「粋ではないな」と思った。番外・・・・・
投稿名が異なる場合、当然ながら違う人物だということで接してるわけだが、
それが同一人物だったりすると、本人がどう思っているかは別として、
だますとかあざむくとかいう目でみられても仕方がないと思う。
ここでも投稿名と対局者名が異なるが、そこはもっと気を使って投稿名はひとつにした方が良いと思う。「詰将棋の世界と西洋音楽の世界に見る共通点」
西洋音楽というのは巷で流れている音楽で、歌謡曲、Jポップス、クラシック音楽も西洋音楽のひとつです。
巷でよく耳にするのは大衆が好んで聴く音楽で大衆音楽といって良いかと思います。
特徴としては大衆は喜びますが、音楽の専門家からすると、平凡に聴こえる曲が多いかと思います。
大衆音楽と対比しているのが芸術音楽。
音楽の専門家たちには高評価でも、大衆にはその良さが中々伝わらず、巷に流れることもあまりありません。詰将棋の世界にも同じような現象がありまして、
実戦形詰将棋などは多くの解き手に好まれますが、指し将棋ではなく詰将棋のみに魅力を感じている人達からすると興味を示しにくい分野かと思います。
それに比べ芸術性の高い詰将棋は、多くの解き手には敬遠されますが、詰将棋を愛する人達からすると珠玉の作品ということになります。詰将棋は詰将棋であるための条件内にあるもので、
その条件から外れた部分が含まれているとそれは詰将棋ではなくなる。問題としては、その条件内にあろうが条件から外れていようが構わなく、
すなわち詰将棋であろうが詰将棋でなかろうが構わないのだが、
詰将棋ではないものを詰将棋だと言って出題するのはまずい。
それは詰将棋であるはずなのに答えが条件から外れてしまい、
条件から外れた答えは不正解を意味し、解答者は存在しない正解をずっと追い求めることになるから。
どんな内容の問題でも良いが、それがどういうタイプの問題なのかは正確に伝えないと。詰将棋なら詰将棋、必至なら必至で問題としては独立していることがほとんどだが、
希少なものとして両方が混在している問題集もある。
詰将棋問題なのか必至問題なのかがわからないだけでもぐっと難易度はあがる。詰将棋は難しい部分もあるが、持駒を全て使うとか王手の連続とかのヒントが色々あり、それが問題をやさしくしている。
正解もひとつと明確で、人気があるのにはそれなりの理由がある。藤井七段の棋王戦は、解説の田村七段が終局の数手前までどちらが勝ってるかわからないと言ってました。
もうひとりの金井六段もわからなそうだったし、対局者の中村六段もわかってない感じでした。わかっていなかったがその進行は中村六段の負けということで、だったらどこまで遡れば良いのか、
それもよくわからない難しい将棋だったのだろうと思いました。中村六段の振り飛車に藤井七段が急戦を仕掛けましたが、
途中軽視した手があり不利にしたとのコメントがありました。私は収束の30手前くらいから見たのですが、どれもがひねった手に見えるほど自然の手が少ない進行でした。
指されてみると「なるほど」で一手指した方がよく見える感じでした。s789456123さん
棋譜のアップありがとうございました。
すみませんが当方で勘違いがありまして、調べていた局面が違いました。
飛車を切らない変化なので当然△4八飛、▲5九玉、△2八飛成だとばかり思っていました。
そうしたらそれは女性棋士さんの手ということで手順を紹介していたのですね。実戦で1手詰を逃したとしてもそれで勝負が決まるとは限りませんが、1手詰を逃したこと自体は大悪手です。
そしてこの成銀を清算する変化も、まだ優勢とはいえ黙って銀を取っておけば、
激指11の評価値通り大差を超える絶対的な局面でしたので大悪手だと思います。当然、最善と思われる進行から、その先人間とソフトが戦ったらどうなるかを試すものだとばかり思っており、そこもまったくの盲点でした。
私には思いもつかない手順、あるいは発想で、全然考えることが違うのだなと勉強になりました。
いずれにしても私の確認ミスで申し訳ありませんでした。
s789456123さん
>76手目「5八成銀」の場合の厳密な判断は、かなり難しいと思っています。
私は、ソフト対戦では先手が勝ったり負けたりしてるので、
厳密にこの局面を判断しようとすると、それはどう判断してよいものなのか、判断するのがが難しいというふうに読んだのですが。これが後手の大優勢の局面なら、厳密に判断するまでもないわけですから。
今のソフトは時間設定が短くてもメチャクチャ強いので、
調べることに置いては1手30秒くらいの設定でも問題ないと思います。この局面での私の興味は、先手が勝ったか負けたかではなく
激指11が一手も指さずに投了した絶体絶命と思われる局面を、
先手ソフトはどんな手を使って凌いだのか、そこですね。
これは同じ時間設定にしたら再現してくれるのかなと思うので、
出来たら最初の10手20手あたりの手順を知りたいところです。また次の設定では後手勝ちとの事ですが、
結果として後手が勝ったが、最初の局面は先手に凌がれたのか、それともあっさり勝ってしまったのか、
これによっても大差の局面だったのか、僅差の局面だったのかがわかると思います。
ですのでこちらも最初の10手20手あたりの手順がわかれば判断出来ると思うのですが。ちなみに局面は評価値でわかるわけで、その評価値が大逆転を示していたならば、
それは後手大優勢の局面だったということになるのですけどね。「将棋の欠陥」
高校1年の時、化学の先生が「平行線というのはどこまで行っても交わらない線のことではない、地球は丸いからそんな線はない、はるか遠い先で交わる線のことなんだ」といった。
真実はどうでも良いが、言われたことだけは今も覚えている。将来将棋というゲームが解明され、双方共に最善手を指した場合、先手勝ち、後手勝ち、千日手等の引き分けになるという結論が出るかもしれない。
現在はコンピューターさえとても無理な状態だが、答えが決まっているゲームというのは欠陥なのだろうか?
(例えば野球とかテニスというゲームには最善手そのものがないからそういう心配はいらない)それは平行線のように遠い将来交わるにしても、人間同士が戦う上ではほとんど支障がないから欠陥ではないよと思う人もいれば、
現在は解明にはほど遠いが、将来3つの結論のどれかになるとするならば、それは欠陥だと思う人もいるのでしょう。プロ棋士5人対コンピューター5組の団体戦、大将の阿久津八段がソフトの欠陥を突いて短手数で勝利したことがあった。
その時はのちに改善して何事も起こらなかったわけだが・・・・・・・もしコンピューターソフト自身が、あの時と同じように短手数の段階で将棋の欠陥を見つけて
それがもしも覆すことが出来ないほどの致命的な欠陥だったとしたら・・・・
人間でも短手数なら網羅出来そうな気がするし、そうなったら現在のルールの将棋は終わってしまう。コンピューターソフトのめまぐるしい上達を考えれば、近い将来そんなことが起こらないとも限らない。
ある日突然のTHE ENDは珍しいことではないから。「終盤の法則(詰めろ)」
自玉に詰みがなく、敵玉に詰めろをかけた局面。
この局面は詰めろさえずっと続けていけば、
①持駒を与えたことにより自玉に詰みが生じてしまう
②詰めろのがれの詰めろをかけられてしまう
というような状態さえ相手に与えなければ、
相手がどんなに強いソフトであってもプロ棋士であっても、
防戦一方の状態から抜け出せず、反撃のターンがまわらないという法則があります。必至は受けさえない状態で、そうなるに越したことはありませんが、
実戦では、詰めろの局面を続けて行きその結果勝ちになることが多いです。「同じアマ初段でも・・・・・」
同じアマ初段という肩書きでも世界で通用する肩書きと
一部でしか通用しない肩書きがあります。
世界で通用する肩書きは将棋連盟に認定していただいた肩書きで、
一部でしか通用しない肩書きは、道場などその中でのみ認められた肩書き。将棋連盟からお墨付きをいただいた認定はどこでも使えるのでこれ以上ないのですが、
次の一手問題などで取得したケースが多く、ペーパー初段などと呼ばれ実力との差が出やすいのが難点。
その点道場のものは実際の対局成績で得るので実力が反映されていやすく、
ペーパー初段が力の差がありすきてわからないのに対し、道場の初段だといえば日本全国大体で棋力が想像つくのが利点です。
ただし繰り返しますが、あくまで特定の道場が認定したというだけの段位です。このように唯一世界に通じる将棋連盟の肩書きというものがあって、
それはとても良いことなのですが、棋力に関しては幅が広すぎてわからないというのが難点なのです。道場のは実力に対して与えるもので、将棋連盟のは「よくこの問題が解けるまで頑張りましたね」という意味合いが強いかな。
>以前11級に早指しで勝率89%だったはず(400局程度の対局数)なので、
>9~10級にも82%程度の勝率を出すと思います。
>名人戦は15分なので、30秒将棋で11級に89%ですので
>勝率9割超えても(30勝3敗程度)おかしくないかと思います。当然それくらいの成績にはなるでしょうねえ。
仮に8級の人に80%勝てるとして、そんな人が8級リーグで戦っていたら不満を持つでしょうねえ。
通常のレーティング戦でもそんなに実力が違うのに、8級ということで同じ掛け率でやらされるのは嫌でしょう。名簿からですと総対局数は1000局ほどで、11級相手に400局程度で、11級相手だけの勝率がわかるわけでしょ。
でも総対局数からも考えられない対局数だし、11級だけを抜き出して勝率を計算するのも大変だろうし。
そう考えると11級相手ならそれ専用のがあれば計算は楽だろうなあと思うし、
そういうのがいくつかあって○○段級相手には勝率○○%というような対局の仕方をしているのではと想像します。
そういう特殊な戦い方をしているから8級に80%の確率で勝てるのにR801という全く実力とかけ離れた数値が出てるのもうなずけます。ちなみに11級をR500点として、勝率約9割だから3±29の時点で均衡が保てます。
それが320点差だとするとR820点くらいで均衡が保てることになります。
もっとも今回のハンドルネームでは勝率6割であり、勝率9割ではないので全く違いますけどね。
あくまで11級のみと戦ったときもR800くらいになるだろうということです。
ちなみに初段をR1600点として、その相手と4勝6敗ペースで戦えばRは全く違う数字になりますけど。kannjuさん
詰将棋を解く側から見ると、指将棋に有益だからとの思いで取り組む人と、
作品自体を解くことに喜びを得る人がいるのでしょうね。そして作る方からすると、自由に自分の思いのままに作るケースと、
指将棋に有益だからとの思いから取り組んでいる人を対象とするケースがあるかと思います。そして出版社、掲載する新聞社の意向なども絡んでくるのだと思います。
指将棋をターゲットにしてですと、以前は3手から15手くらいまで幅広くカバーする本がほとんどだったと思いますが、
現在は同じ手数とか、分かれてても2手違うだけのような、ポイントを絞った本が多いですね。「持ち時間の壁」
25分切れ負けあるいは30分切れ負けで強い人と戦うと、
必ずといって良いほど持ち時間の壁に当てられてしまう。これが逆に自分より弱い相手だと飛ばせて消費時間も少なくて済むのだが、
相手が強いと頑張って指しても均衡は中々崩れない。
そして頑張った分こちらの時間がなくなり、
相手はこちらの持ち時間中に読んでいるので、ほとんど時間を使わない。
見ればこちらが30分使おうとしているのに、相手は5分しか消費していないということもある。このパターンを崩すにはとにかくこちらが有利になるしかない。
相手は不利になってはじめて自分の時間で考えるようになる。これが強者と戦う時の時間の壁だが、中にはあっという間に負ける人もいる。
私が普段行ってる将棋講座に何人かいるが、通常5分、長くても10分で対局が終了している。
実力が低いから中々勝てないのは仕方がないが、
不利でも何も考えずスイスイ指すわけだから、これではどうしようもない。76手目△2八飛成だった場合の形勢判断は・・・・
風さんは、この両者の場合でしたら万にひとつも逆転はないだろうと推測し、
s789456123さんは、人間対強豪ソフトならどうなるかと思った。
ちなみに人間対強豪ソフトですと人間の棋力が大きくかかわってきます。激指11(六段+++)に形勢判断をさせたらこの局面-99969と出ました。
とりあえずそこから指して見ようと思ったのですが、初手でいきなり投了されてしまいました。
仕方がないので、激指11が最善とする候補手に対し自分の候補手を打ち込むという形で進めました。
▲6八金上 △4八歩成 ▲6九玉 △5八と ▲7九玉 △6八と
▲8八玉 △7六金 ▲6八角 △8七金 ▲7九玉 △7八銀(詰み)この局面は3手詰めの詰めろになっているので▲6八金上と逃げ道を開けるのが一番持ちそう。
対して△4八歩成も自然な手で、逃げる玉に対し普通に追いかけ△7六金と待ち駒をして、
以下適当な受けもなく即詰み。
少なくともアマ六段クラスではどうしようもない局面だということでしょう。女性棋士さんが貼った棋譜で数字のみを参考に少し・・・・
相手の方はR1608 女性棋士さんはR801
初段ブロックですが相手の方はR通り、
しかし女性棋士さんの方はR通りで行けば8級ブロック、
それが初段ブロックに回されているわけですが、
名簿の成績数値から推測出来る対戦内容、そして今回の成績結果からみれば、
8級ブロックではなくて初段ブロックに配置された理由が見えてきます。対局は相手の方が72手目で1分将棋に入っています。
対して女性棋士さんはまだ4分しか使っていません。
女性棋士さんはまだ沢山時間が残っているわけですから、相手の方は早く指しても何の得もありません。
相手の方は毎回55秒くらいまで時間を使うべきで、それが秒読みの場合の常套テクニックです。
困った局面が何箇所かあったらしく時間をギリギリまで使ってるところもありますが、
当然の1手でも時間をギリギリまで使うというのは是非身に付けて置きたいところだと思います。対して女性棋士さんの使用時間は相手の方の3分の1
途中で一箇所3分ほど考えてますが、それ以外ですと平均1手7秒ペース、
これで勝ってしまうのですから大したもので、こんな人が8級ブロックに配置されていたら・・・ソフトが出ていたのでソフト絡みでひとつ。
ここでどう指せば良かったかな、ここは詰みがあったのかなとソフトで検証する。
それは実戦でそれなりに時間を使った時に有効であり、
持ち時間が沢山あるのに実戦ではほとんど時間を使わずに指していて、
後になって一生懸命検証してもほとんど効果はないように思います。
またこの場合大切なのは、何が最善手だったのか?ではありません。
大事なことは重要な局面では時間を使って考える、それが最善手です。
そう捉えれば、ソフトを使っての反省をしないというのは理にかなっています。四段
将棋に自分の世界が出来、少々の事ではあわてなくなる。三段
このまま有名な戦法を続けていけばよいのか、B級戦法で相手の知らない戦法を使った方が良いのか悩みだす。
(相手もそれなりに戦法について詳しくなるので、知ってるだけでは中々上手く行かなくなる)>入門レベル(始めて一か月程度迄)
>初段を目指しているレベル始めて一ヶ月程度を超えた級位者を「初段を目指しているレベル」としていますが、
それですと入門レベルすぎから1級まで幅があるわけで、あまりにも幅が広くて棋力がさっぱりわからないです。
ここに書かれている入門レベルを超えたくらいで、初段を目指すレベルはないんじゃないですか。
そういう気持ちは、かなり将棋が好きになってからでないと芽生えてこないと思いますよ。
それだったら「級位者」で良いのではないですか。
級位者だけでは有段者ではないんだなくらいしかわかりませんが。一般の人から見れば級は凄い実力ですよ、
級が失礼ならば、級というレベルがあること自体失礼ということになります。
有段者からみれば級位者は弱いですが、一般の人から見れば級位者といえど凄い実力です。級は単なる実力です、それを有段者が見下すようであるならば、それは見下している人の問題でしょう。
普通の有段者はそんな目ではみないと思いますよ。色々書きましたが、トピックを立てた時の志とは違いますので、私はここで区切りをつけてまた本題のテーマに戻ります。
s789456123さん
将棋に限らず、実力の階段をを上って行くことに置いては、ほとんどの人が喜びを感じていると思いますよ。
将棋ならば道場で○○級と認定されて、対戦を繰り返す中で級位が上がっていけば嬉しいし、次への励みにもなると思います。
実力が上ることに置いての喜びには大人も子供もないと思います。
(ネット将棋にはレーティングシステムが付き物ですが、対局者が点数が上がることに喜びを感じてるからで、級位者レベルの人も点数が上がれば喜びます)この場合の。大部分の大人というのは、将棋道場に通っている大人ということで良いかと思いますが、
子供はどんどん棋力が上がっていく反面、大人はほとんど棋力が変わりません。
その中で級が上がるというのは、例え1年で1級ずつ2年で1級ずつの歩みにしても上がっていくのは嬉しいものだと思います。道場の常連者の多くは大人で、級位者も多いと思いますが(手合いを付けるような大きな将棋道場)
何のために勝つと級が上がるようなシステムがあるのといえば、
それは級が上がるとお客さんが喜ぶからでしょう。段級位の良いところには、少し頑張れば届きそうなところに次の段級位が存在するというのもあるでしょうね。
それが階段状にあることで目的が達成されやすく、喜びも得られやすいように思います。将棋連盟で定められている級は10級からですが、
羽生さんが八王子将棋クラブに行った時は、
上がれる喜びをいうことで15級に認定されたのは有名な話です。「驚いた!!そうかと思った」
昨日いつも通り毎週ある将棋講座の大会に行ったら
くじ引きで8番となり、それは入り口の一番近い席だった。
そこで椅子に座ってくつろいでいると、入り口から続々と人が入ってきたわけだが、その中のひとりに驚いた。その人はドアを開けると一礼して部屋に入ってきた。
確かにスポーツ選手は一礼して入り一礼して出てゆく、
それはその場所が神聖な場所であるという思いのほかに、その場所に上がれることへの感謝の意味も含まれているのだろう。一礼して入ってきた人はそんな思いで将棋と接していたのだろう。
良いものを見たし気付かされた、そして気付いたことによって少しだけ将棋の深い場所に行けた気がする。
2級
B級戦法、奇襲戦法なども視野に入り使う人が出てくる。
3級以下だと戦法を使うにしても有名で多くの人が使っているもので、
それ以外にまでは中々目が届かない。3級
普通は有り得ないような突拍子な手も候補手として浮かんでくる。
下の図ですと▲6五金は相手の歩ですぐ取られてしまうので普通は有り得ない手だが、
この場合はこの一手というほどの好手。実戦でこういう手は5級以下ではほとんど浮かばない。
「初段になれるかな」会議 2018年12月28日発売
今までにないタイプの、初段を目指す人には朗報の本です。
どうやら初段を目指してる二人が高野六段に知りたいことを尋ねるというスタイルで出来ているようです。
(居酒屋で8ヶ月間の打ち合わせを経て出来たらしい)その中から目についたのをふたつほど・・・・・
攻めは飛角銀桂と言いますが、桂馬を攻め駒として使えるのは既に有段者で、
この格言は級位者には向かないとのことです。それから級位者のうちは戦法はひとつで良いそうです。
級位者には級位者なりの戦い方というのがあるのですね。soh-sohさん
なるほどね。
でしたら親を経由して親の方からメールしてもらえるので、メールで送ることに関しては何の問題もないですね。24→親→本人で繋がっているのでしたら、
本人→親→24でつながっていないと不自然ですものね。
親を経由して連絡を受け取るという状況なのに、親を経由してメールするのは嫌だということもないでしょうし。四段
興味があって少し訓練すれば目隠し将棋が出来る。
三段以下では訓練してもかなり大変。地方の支部主催の将棋大会
A級 三段以上
B級 初段~三段
C級 初段以下久しぶりにトピックを立てました(段級位を知る)
上達したいなと思う時に目標を立てるというのは常套手段であり効果的です。
将棋でしたら、5級を目指す、初段を目指す、三段を目指すなど何でも良いです。
ただしその時に、目標としている人達はいったいどんなことが出来ているのか?
それがわかった上で目標にしているのと、よくわからず漠然としているのでは全く違います。自分が出来てないことで、目標としている人達が出来ていることがあれば、それが出来るようになればよい。
ではそれが出来るようになるにはどのようなトレーニングを積めばよいのか?
というふうに目標としている棋力の中身がわかることで、具体的なトレーニング内容が見えてきます。そんな意味合いが8割で作りました。
5級
いきなり途中の局面を見て、何となく現在の状況がわかる10級
駒の動かし方を知っているこういうのがあったのですね、すっかりわすれていました。
(それでも読んだらソフト対決のことを書いた記憶はなんとなくよみがえりました)そういえば当時アマチュアの大会だったと思いますが「入玉宣言法」を使って、
宣言した方が負けたことがあったんですよね。
理由は、はっきりルール内容を把握していなかったことだったと思いましたが、
具体的なことは触れてなかったのか、私が忘れてしまっただけのことなのか。したがって具体的な部分は推測なのですが・・・・・・
このルールは点数計算がうっかりしやすいのですよね。
通常の点数計算は、玉を除いた自分の駒すべてなのですが、
入玉宣言法ですと対象が敵陣3段目までに入っている駒と持駒だけなんですよね。
たぶんここで自分の駒をすべて数えて勝ちだと思って宣言したら、数える駒の対象が違ってて、
点数が足りなくて成立せず、逆に負けになってしまったのではないかと推測するのですが。自分が勝った時は、相手はもっと早く投了していることが多いだろうし、投了ボタンだって押してるだろうし。
そういう経験を積めば、自分が投了する場面も自然と早くなるだろうし、投了ボタンだって改めて探して見る気になるでしょう。
よって投了出来ないからという理由は、ゼロとはいわないけどかなり少ないだろうなと思います。反面、負けがみな時間切れ負けなのは何故なんだろう?という疑問は残ります。
投了するのが嫌だったら勝手に切断して去れば良いわけですからね。
「時間切れまで放置するのは相手に迷惑がかかる」にしろ、「単なる身勝手」にしろ、
その方が自分にとっても自由時間が増えるはずです。
そういうのも対局を重ねていけば何がベストなのかはわかって来るはずなのに、
何故自分の時間までロスするような効率の悪い時間切れ負けを選択しているのかが謎です。
例えば3分過ぎになってからこっそり指して、相手がその場にいなければ時間切れ勝ちが狙えるというような、
卑劣な考えゆえもあるけど、このケースの詰みの局面ですとどんな手を指しても指した時点で反則負けですからね。
それも考えられないし。ちなみに4分待たされてとあるけど、棋譜を見ると相手の消費時間が約8分30秒だから、
秒読みも混ぜて切れるまで約7分30秒かな。ちなみに・・・・
将棋の大会だったり、リアルの対局だったら相入玉でも頑張るかもしれないけど、
ネット将棋だったら形勢にかかわらず投了する気がします。
そこまで勝負にこだわる執念というかモチベーションは、ネット将棋では持てない気がする。先に「自分の勝ちを主張する」と書いたけど、改めて考えてみたら、そこまで指し続ける自信がなくなってきた。
相入玉もほとんど経験がないくらいなので、自分が勝ちなのに相手が投了しないという経験はありません。
ですので「勝手にしろ!!」というのは、そういう態度で接するだろうという推測です。
(自分の勝ちだという主張はします、それで受け入れられなかったら「勝手にしろ!!」ということです)ただし推測ではありますが、それで負けになりレーティング戦で点数が減ったとしてもそれを受け入れます。
「勝手にしろ!!」というのは「あなたのお好きにどうぞ」という意味合いも含んでますから。その対局によっての勝ちにはこだわりませんし、点数にもこだわりません(当初の主張以上のこだわりはしない)
別にこだわらなければ自然な対応かと思います。点数にこだわったり相手に不満があったりしたら席主にメールすれば良いと思いますが、
私はそうまでしてとは思いませんので、相手に対応を任せて、自分としては終わりにします。最後になりましたが対局そのものは・・・・・
中段→話し合い→合意か物別れかはわかりませんが何らかの決着がそこで着いて終わり>明文化されているルールには全員従うようにしないとそもそもゲーム自体が成り立たないのでは?
皆がそこまでルールを詳しく知った上で対局をしているわけではないという現状があります。
そうなると、対局中に自分の知らないルールを相手が主張したらどうしたら良いのか?という問題が出てきます。
知らないルールですと、相手の主張が正しい主張なのか、間違った主張なのかの判断が出来ません。ですので、ルール違反を承知で行っている確信犯は論外ですが、
相手がルールを知らないと、いくら自分の主張が正しいと言っても、
半信半疑で受け入れてもらえないというのが出てくるというのは、ある程度は想定しておいた方が良いかなと思います。例えば持将棋関係のルールでは「入玉宣言法」というのがあるのですが、どれくらいの人がこのルールを知っているか?
私が「入玉宣言法」というルールがあるから従うように促したとしても、
従うどころか、そんなルールは聞いたことがないという人の方が多い気さえします。ゲームやスポーツには色んなルールがありますが、大まかなルールしか知らないでやってるケースも沢山あるでしょう。
(審判が詳しく知っていれば良いわけですが)
でも審判がいないことも多いわけで、現実はそんな曖昧な状態でやってることも多いと思います。
ですので「そこまでしっかりやらないとゲーム自体が成り立たない」というよりも、
「プロ同士のように、お金が懸かった中で戦ってるわけではないので、そこまできっちりやらなくても良いのでは」という雰囲気で、
アマチュアのゲームというのは行われているように思います。
(そこまできっちり厳密なものとして求めると、アマチュアゲームそのものがなりたたなくなる現状にある)ネット将棋のマナーの悪さでいえば・・・・・・
将棋倶楽部24でいえば、出来た頃はリアル将棋の延長上にあり、
感想戦も普通に行われてましたし、ネット将棋ならではのマナーの悪さは、
存在していませんでした。
(考えてみればまだ会員も少なかった)それがいつの頃からかリアル将棋では考えられないようなマナーの悪さというので出てきて。
最初はそんな非常識なことをする人は稀だと思っていたし、
将棋というゲームで人と人とが接すれば、マナーというものは自然に身に付くものだと思っていた。
しかし、良いことをまねるのも人間なら悪いことをまねるのも人間で、
「他の人もやってるじゃないか」「悪質行為もみんなでやれば怖くない」でどんどん増え続け、
現在に至ってるように思います。対策としては、自己防衛として、無差別に相手と対局するのではなく、
事前に相手を調べておき、自分が大丈夫だと判断した人としか対局しないという方法があります。ちなみに私は、「ネット将棋にはマナーの悪い人もいるが、それを承知でネット将棋をする」
よってそういう人と当たった場合は「運が悪かったな」で済ますようにしています。上に書きましたが棋譜をみたら、私が文章から想像したのと状況が全く違っていました。
相手が、ほとんど詰みという状態なのに、そこで投了ボタンを押さずにそのまま放置していたということですね。
(「時間切れにされた」とあったので、投稿者の方が時間切れになったのだとばかり思ってました、
切れ負け将棋では時間切れで負けた方が「切らされた」とよくいいますから)この場合は、相手のマナーは悪い、しかしながら相手の持ち時間がある間はいくら使ってもルール上は問題ないので、この行為への対処は難しいでしょうね。
(対局中はクレームを言いにくい)ただしそのような行為を頻繁にしている場合は棋譜に残るので、
相手の棋譜を見て悪質マナーの常習者だと思えば、席主に連絡すればよいかと思います。
(敗勢の終了場面と時間切れの表示がセットで表れる)これは2つに分けて考えれば簡単に答えが見つかると思います。
ひとつは詰みが明白という状態で相手に4分間待たすという行為。
これはマナーとしては悪いかなと思いますが、
自分の持ち時間内ですので、その間ならいくら考えてもルール的には問題ありません。
(もちろん持ち時間が切れた時点で負けが決定)もうひとつは
では何故もう片方の持ち時間が切れてそちらが負けたのか?
これは相手がのちに指したにもかかわらず、指さなかったからでしょう。
これを相手に切らされたというのはメチャクチャな言い分です。この場合は、確かに相手はマナーが悪かったが、
しっかり相手の時間が切れるのを確認せず、放置したのはこちらのミス、
ルール上は問題ないですから負けは明白です。ちなみに相手もマナーが悪いけど、対局中なのに対局を放棄して対局終了までそこにいないというのもマナーは悪いと思います。
NHK杯の行方VS豊島戦は横歩取りになり、かなり驚きました。
横歩取りは後手番が誘導し、先手番が誘いに乗って横歩を取れば横歩取りの戦型になります。
その時に、先手番は歩得が魅力であり、後手番は先手の飛車が横歩を取り、
また2筋に戻るまで3手かかるので、その間に手得を活かし、後手番ながら先攻出来るのが魅力です。ところが最近は▲3四の飛車を動かさず▲3六歩から桂馬や銀を使って速攻をめざす
青野流や勇気流があって、そう指されては後手番にメリットがなく、
成績も芳しくないということでかなり減ってきていましたから。今回はそれを承知で豊島さんが選択し、行方さんが青野流で対抗したわけで、
豊島さんがどの辺りまで研究していたのかが興味深いところです。ところで横歩取りは先に書いたようなメリットデメリットがあり、
△3三角戦法に置いては、長年それが当たり前のように指されていました。
それが▲3四に飛車を置いたまま指せないかというのは誰でも考え付きそうなものですが、
定跡、あるいは常識というものはこわいもので、
知らず知らずのうちに、飛車は▲3六飛から▲2六飛として使うもの、
というふうにすりこまれてしまっていたのですね。思い起こせば振り飛車には角交換が、振り飛車から角交換に変わり、戦法が劇的に変化しました。
そしてこの横歩取りも▲3四飛車据え置き型の横歩取りを攻略しない限り、横歩取りに未来はありません。
このように優秀な戦法が出てくると、相手はその戦法を避けますから、戦法そのものが消えます。
したがって今年1年は横歩取りが消えるか生き残るかの大事な1年になりそうです。 -
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