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「終盤の鬼」
終盤をテーマにした次の一手集で、5級~5段までと書かれていますが、難易度はかなり高いです。
難易度の高い理由は複合にあるのですが、それを二つのわかりやすい局面に分けて説明しているのが特徴です。
それが出題の時点で「ひとくちメモ」という形で載ってるので、
「こうやって分けて考えれば良いんだ」と思うようになるし、実際にそれをヒントに答えを考えることが出来ます。
「終盤の鬼」(森信雄著)「勝ちにいく!詰将棋ドリル」
1~5手詰めの初心者、初級者用の詰将棋ドリル
似たような形が沢山出てきて、一箇所違うだけで王手する場所が違います。
詰将棋の最後の一滴のエキスだけが詰め込まれている感じで、算数の九九を最初から唱えていくのと同じで、
すべての詰手順を網羅してある気がします。
有段者にも日頃の簡単なウォーミングには最適です。
412問あります。
「勝ちにいく!詰将棋ドリル」(森信雄著)「故意の反則」
「故意の自爆王」ということで先日も載ってましたが、今日もトップページに、
「故意に続けてる方は会員停止対象になります」と載ってます。私は24で10000局以上指してると思いますが、たぶん5~10局くらいしかそのようにされたことはないと思います。
王手されてることを承知で王手をかけてくる、又は攻めてくる、それは将棋じゃないです。
そういう反則であり、相手に対して失礼なことを意図的に行ってるわけですから、最上級の罰則、会員停止は当然です。罰則としては当然として、「意図的に行っているのが、それくらい将棋としてはあり得ない最上級の反則行為なんだ」というのが重要ですね。
そんなのは言われるまでもなく、行ってる人はそれがわかった上での行為だとは思うのですが。もうひとつ故意の反則で「相手の手番なのに投了する」というのがあります。
例えば飛車取りに気付かず、指した直後に気付いてそのまま投了ボタンを押すとかね。
これもひどくて王手を無視して指すのと同じレベルの、最悪の反則行為です。両方とも「相手に失礼」「将棋に失礼」「将棋を指す資格なし」と言われても、一言も弁解出来ない反則行為です。
今回はこれ以上下はないというほどの、次元の低いレベルでの話でしたが。
>佐村河内さん
「万人が理解できるような丁寧な書き方をする必要はない気もします」というのが今回の書かれた結論ということになるかと思うのですが・・・・
私が『壁』で言いたかったことは、
”確かにあなたはそうかもしれないけど、他の人はまた別なんです”の部分。
誰もが一律に同じじゃないんだというところで、これが私の主張部分です。それに対しての佐村河内さんの意見が「万人が・・・・」による書き方の問題だったら、そこには接点がないです。
「ひとりひとり違う」と言ってるのと、「500とか1000は自分の経験から数字を出しているだけにすぎない」と言ってるだけで、
書き方に関しては何も言ってはいないと思うので。>佐村河内さん
「私は1000までスラスラいったのですが、そこで壁に当たりました」というような体験談は参考になるのですけどね。
それが、だからといって「誰でも1000までスラスラ行く」という言い方になると、それはかなり違う。
それで将棋倶楽部24で経験のある人は「それは人それぞれなんじゃないの」ってことになるけど、
レーティングとかを知らない人は「そうなんだ誰でも1000まではスラスラ行けるんだ」と信じちゃう。
(知らないと「そんなことあるわけない」というのも、信じてしまうことはかなりある)病気の方だと「私の家族はこうなりました」というのが体験談、
「どの家族もこうなるんです」というのは自己中心的。>prozacさん
この5年間で将棋倶楽部24のRのインフレ・デフレがどうなったかといえば、ほとんど変わっていないと思うので、
それは「結果がすべて」と評価しますけど。
Rが落ちる要素は色々あるので、何が原因かはわかりませんが、何かが落ちていることは確かでしょう。prozacさんの将棋のことを私は知りませんから、将棋倶楽部24のRがどうなっているかくらいしか、私は判断材料が浮かばないです。
それに対してprozacさんは、それはこういう理由だとか、自分のことなのですから判断材料は沢山あるはずです。
それらを判断材料として評価したら良いのではないですかね。
何も変わってないけどRだけが落ちたということはないですから。「壁」
誰かが、「誰でもR500くらいまでは行く」という。
他の人が「誰でもR1000くらいまでは行く」という。
また他の人が「誰でもR2000くらいまでは行く」という。
またまた他の人が「誰でもR2500くらいまでは行く」という。しかしその裏には「でもそこから先は大変だよ」という言葉が隠されている。
ではいったいどのくらいのRまで行って、どこから先が大変なんだ。
何のことはない、皆が自己中心的で、自分が壁だと思った場所を言ってるに過ぎない。
確かにあなたはそうかもしてないけど、他の人はまた別なんです。
確かにあなたはそうかもしてないけどというのは、色んなところで感じる。
「結果がすべて」
ギターの話で恐縮だが今年はギター講座に4人の入会がありました。
思い起こせば10年前、周りはほとんど初めてギターを持つという超初心者ばかりでしたが、
その中に上手な人が2人いました。
そして10年後どうなったかというと・・・・・・
超初心者達は腕はまだまだですがそれなりに上達したのですが、その2人は未だに全く変わりません。
いわゆる進歩がないというやつです。将棋が上達する為にはそれなりの努力が必要です。
ではその努力のほどはどこで計るかというと、上達度です。
1年前に比べ、2年前に比べ、5年前に比べどれくらい上達したのか?
将棋倶楽部24でいえば、レーティングがどれだけあがったのかいくらこれだけ勉強してますといっても、結果が伴わなければ勉強が足りないということになります。
いくら強くたって伸び率0でしたら、弱い人がレーティングを200点挙げたとしたら、
その人の方が素晴らしく、また頑張った、勉強したということになるわけです。これは他人がそのように評価するということではありません。
自分がその二つを見比べてどう評価するのかということです。例えば私が毎日将棋の勉強を2時間してたとします、もう片方の人が30分だったとします。
一年後自分が伸び率0で、もうひとりの人が200点あげたら、
自分は何も力をつけなかった、もうひとりの人は200点分上達したとなるわけで、
2時間勉強した自分に対しては、「もっと考えた方が良いんじゃないの、勉強が足りない」となるわけです。それはRが2500くらいまで行けば伸び率も落ちるでしょうが、
そこまでは500であろうが1000であろうが2000であろうが皆同じです。
Rが上がった人の方が頑張った、勉強したとなるわけです。ここまで一応他人と比べるという形を取っていますが、問題は自分自身です。
1年前と比べてRがどれだけ上がったのか、2年前とは、5年前とは・・・・・私の場合はそれが10年前とは、20年前とはという恐ろしく長い期間での比較で、
それはすなわち「ほとんど上達していない」ことを意味するわけで、
ギターの2人と同じです。周りは確かに自分よりまだ弱いかも知れない、でも上達している。
しかし自分はどうか?その答えはレーティングの点数が教えてくれてるわけです。
結果が全てです。
>megane-zaruさん
自分のオリジナル戦法が出来たら、より楽しくなると思います。
意欲さえあればきっと出来るんじゃないですかね。『盾と矛』
例えば、四間飛車戦法という本があり四間飛車破りという本があったとして・・・・
共通しているのは、どちらも片側から見ていること、
そして先手番で書かれているケースが非常に多く、有利な結論になることが多いこと。それが当たり前とされているけど
どちらの側からでもなく、中立の立場で書かれているのが良いのだけれど。>koukouheiheiさん
「寄せの手筋200」は金子タカシさんの本で、他に「凌ぎの手筋200」と「美濃崩し200」があります。
私はその前身の「寄せの手筋168」「凌ぎの手筋186」「美濃崩し180」を持っていますが、どれも良い本ですよ。
ちなみに専門誌『将棋ジャーナル』の付録だったものが1冊の本としてまとめられたもので、付録もみんな持っていました。
ところが本を買ったことで付録の方はみんな処分してしまいました。
持ち運びに便利で、今思えばもったいないことをしました。「越されるもあせることなく一歩ずつ」
とにかく一歩ずつの積み重ねが大切です。「残念も敗局こそが我が師なり」
負けた将棋は本当に良い勉強材料になります。>一目散右玉は、一目散棒銀にスピードで負けるが、棒銀側が玉に手をかけて右玉が間に合うなら、棒銀には右玉が有効。
>一般にアマチュアは、「棒銀は右玉の天敵」の方の展開になる事が多いが、プロは「棒銀には右玉が有効」の方の展開になることが多い。
どこのレベルの将棋の話を書いているのか?という気がします。
一目散右玉って、相手を全く見ないで一目散に右玉に囲うレベルの将棋でしょ。
これに沿って捉えると、「一般に、棒銀は右玉の天敵」は、アマチュアレベルの話なんでしょ。サンプルとしてあげてるのが最高峰の戦いだったら、プロレベルの解釈の元に書くのが普通です。
それが何で一目散右玉というような次元の低いことを元に「棒銀は右玉の天敵」だと書くのかがわかりません。
プロの将棋なんだから「棒銀には右玉が有効」と書くのが普通だし、
仮にアマチュアレベルのことで書くのなら、当然アマチュアレベルのことだと注釈をつけないと、
プロの棋譜をサンプルにしているのですから、読んだ人は間違えて覚えるだけです。それから『一般にアマチュアは、「棒銀は右玉の天敵」の方の展開になる事が多いが』そのものも、
私はそんなことはないと思っています。
棒銀側は相手が腰掛け銀模様だと、攻めてこられる心配がないので、攻めは後回しにして囲いに手をかけたがるものです。
(相居飛車戦ではそれが常識ですから)
そうなると右玉が有効となり、このあたりはプロと同じです。
ほとんど囲わないで攻めていくのは、腰掛け銀模様の相手には少ないと思います。>一般に、棒銀は右玉の天敵、穴熊は右玉の天敵と云われることも多いのですが
26手目の解説でも触れていますが、棒銀には右玉が有効というのが、私は世間一般のイメージだと捉えていました。
本譜でも先手の棒銀を見て後手は右玉を選択しています。
そして先手は後手の右玉を見て棒銀をあきらめ、銀を4筋に組み替えています。角換わり棒銀戦法はとても優秀でしたが、いつの間にか消えました、
その大きな要因のひとつが右玉の出現だったのではと思います。それが後手の一手損角換わりで、先手が通常より1手早く攻められることで復活しました。
一手損角換わりは良く知りませんが、本譜を見ると、1手遅れていても棒銀には右玉が有効なんだろうなという気がしました。「棋力は積んだ努力に比例する」
「対局は意気込み七分に素が三分」
「あわてるな すぐ指す前に四隅見て」
「詰将棋一日5問トライして」
「劣勢もひねれば何か浮かぶもの」
「勝敗は常に一手の違いなり」
『将棋上達の為の川柳』
そんなのがありまして、読んでると結構面白くて、勉強させられたりもします。
書いてあることは普通のことなんですけどね、その普通が・・・・・・
例えば「二歩」がお題の川柳がありまして、
「歩を打つときは、二歩かどうか確認してから打ちなさい」というような内容のことが書いてあるんです。
でもこれって誰でも確認してから打ってますよね。
だけどこれまで二歩を打ったことがない人というのは少ないと思うのです。
その時に、しっかり確認してから打ったのかというと、そうではないんですね、その時は確認していないのです。大体の場合は確認するけど、時々は確認を忘れるときがあるのです。
それでも運良く二歩でない場合もあるのですが、即終了というのも中には出てしまいます。それでこの川柳の言いたいところは、
大体では駄目です、歩を打つときは、常に二歩ではないかの確認をするレベルまで持っていきなさい、という教えなんです。
それを川柳にして覚えれば、忘れにくいのではないかということなのです。というわけで、そのままその川柳をここで使うのも抵抗があるので、同じ意味のを作って・・・
「二歩怖い 歩を打つときは 注意して」
歩を打つときはこの川柳を思い出して、二歩を撲滅させていきましょう。
何のために棋譜並べをするかの目的は、人によって違うでしょうね、
目的が違えば並べる方法も違う、並べようとする棋譜も違う。koukouheiheiさんは何故自分のよく指す戦型の棋譜を並べようと思ったのか?
そこにkoukouheiheiさんなりの「何のために棋譜並べをやるのか?」の答えがあります。また「どうも大局観というものが鍛えられるらしい」という知識を得たならば、
いったい大局観とはどんなものなのかというのを調べ、その大局観にも心を配って並べたらよいと思います。そして実際に棋譜並べをすれば、そこでわかってくることも沢山あると思います。
掲示板で質問すれば話題を提供することになるし、読んだ人の参考にもなりますけど・・・・
これくらいの質問、ネットで検索すればすぐ多くの情報が得られます。
そのあたりを省略して質問するくせがつくのと、わからなかったら自分で調べるくせが付くのでは、将棋上達に置いては大差です。
将棋に限らずあらゆる上達に置いて大差なんですけど。羽生6冠が、7冠制覇をかけ谷川王将と戦った阪神淡路大震災のあった年、
谷川王将に破れ、7冠制覇はなりませんでした。
しかしその年、全てのタイトルを防衛、翌年再び挑戦者となり、7冠制覇を達成しました。その確立ですが・・・・・
2の6乗が64 王将の挑戦者になる確率7分の1 王将を取る確立2分の1
64×7×2=896
これだけで確立は896分の1です。
itomakotoさんの棋譜ですが・・・・・
21手目2九飛車と引いてまして、ここで右玉の可能性がかなり高くなっています。
それに対して本譜は銀がとんどん前にいって8筋を攻めていますが、私はまず矢倉に組んでみたいです。
これは自然な手なので相手も右玉を目指すでしょうが、そうすると3七桂、4七銀は守備駒なので、
その駒で攻めてくることは出来ません。
そして3筋4筋に駒を集中させ、あわよくば飛車も4筋に回して、相手の銀、桂の囲いを直接つぶしに行ってみたいです。こういう構想を描けるのも早く飛車を引いたからで、
右玉とわかれば、何も玉から遠い飛車先から攻める必要はないですからね、
幸い飛車先も1つしか突いてないし、右銀も中央に使えますから。
この段階で右玉だと教えてくれて、その通り来てくれれば、自信がある局面になりそうです。この漫画1話だけですが、どういう過程を経て見たのかわかりませんが、見た記憶があります。
漫画は、今回のとは先後が逆で飛車先が突いてあるんですね。
△6七角に▲7七桂ですか
狙いがないと指せない手で、狙いもあり戦法という感じはします。
しかし実際の手としては、こう指してくれればありがたい気がします。
漫画では銀を上がり5五に角を打たれ「あっ!」ということになってますが、
この辺りは序盤では常識なので、これを食らうのは、それなりのレベルの人達かと思います。▲7七桂なら△2二銀~△3三銀という感じで、まずは心配をなくす手を指してみたいです。
それで十分という気がするのですが、どうなのでしょうね。この流れだと△7四角成に▲6五角△同角▲同歩△6七角と進むのですかね、
それとも、それは良くないから△7四角成とされたところで一段落なのですかね、
いずれにしても▲3八飛で形勢判断は中途半端という感じがします。先手だけが歩を進めていますが、これが突いてある方が良いのか、突いていない方が良いのか。
先手の歩だけが前に進んでますが、途中の段階は何度か後手が角を手持ちにしているので、
手持ちの状態で囲い合いになると、先手は神経を使いそうな気がします。例えば、4五角成、3六角、同馬、同歩で、ここも歩が前に進んだわけですが、
この段階だと、後手が居飛車でくれば角を持たれているので、先手は美濃囲いくらいですが、
3六歩と突いてしまっているので、結構気持ちが悪いです。
また後手が三間飛車にすると3五の地点が争点になりやすく、
こちらも先手は囲い方に悩むように思います。仮に△7四角成まで進んだとして、先手は7七、6七、4七、3七と4箇所空間が空いています。
これをdaigorou348さんは先手の駒ばかり働いており、その点に置いては有利と見ているようですが、
私はスペースが空いた為に、陣形のまとめかたに苦労する、神経を使う将棋とみます。
(後手が角を手放していても、やはり神経は使いそう)それから飛車が7八に行き、今度は3八に行きで、居飛車にするのか振り飛車にするのかも、
後手に振り回されて、それすらも決められない将棋にさせられているのも気になります。
それと馬を消し続ける手を指し続けていますが、結局は馬を作られるという展開も、
イマイチという感じがします。誤:後手からの7五桂が怖くて
正:後手からの7六桂が怖くて
『わな』
本格的にレーティング戦に復帰して25局ほど、
いきなり5連敗とRを落としたが、その後は何とが五分の成績を残している。
それにしてもギリギリを拾った将棋の何と多いことか、運も味方しての五分である。今回の将棋もこれまた厳しい将棋で、急戦向飛車、どちらかというとメリケン向飛車に近い感じで一方的に攻めてきた。
それを相手の一瞬のミスで上手く駒得に持ち込み有利に。
しかし攻めあぐねているこちらに対し、ギリギリの駒なのだが相手の攻めが利きそうで、こちらはそれを受ける展開に。
そんな中、手を抜くチャンスがあったのですがそれに気付かず次第に防戦一方に。
そしてしまいには支えきれず、玉の早逃げという状態になってしまいました。
ここでは完全に逆転されています。
ですが、そこからこちらも、そして相手も意表の手を繰り出して、6転7転という将棋になりました。そこで向かえたのが下図で、最終手は△8五金と桂馬を取られたところです。

ここで▲6五飛の両取りが目に映りますが、後手からの7五桂が怖くて打てませんでした。
そこで実際は、受けるだけの手なのできっと悪手だろうと思いつつ▲7七香と受けました。ただし、この時に私が描いていた理想的な局面がありまして・・・・・
香車を打ったことで今度は▲6五飛があります。
そこで後手は、それを避けつつ攻撃力を一挙にあげる△5六馬が一番自然のように見えます。
しかし、私が理想として描いていたのがその局面でした。実際に後手は△5六馬としまして、
それに対し、▲5四馬とし、以下光速で詰ましました。ちょっとわなを感じさせる一局でした。
76歩34歩66角はごく普通に指すと、同角同歩67角となると思いますが、
こう進んだ時はどんな手を用意していますが?最初に、角換り将棋の場合、28、27、25と行くのが棒銀で、28、37といくのが早繰り銀なのですが、
そこから46銀と出るのは早繰り銀として、26銀と出るのは棒銀という扱いもしているようです。
角換りの将棋に関しては早繰り銀という名前があるので、そこは明確に分かれているのかと思っていましたが、
どうやら私の認識不足だったようです、すみません。棒銀に対しては右玉が有効な戦法なのですが、ここまで早く来られ次に△9五歩とされると、
右玉は間に合わないような印象は受けます。
なのでその場合は右玉にこだわらない方が良いのかも知れません。ただし、棒銀に対して腰掛け銀模様で組んだ場合、腰掛け銀模様の方から早く攻める手がありません。
ですので、棒銀側はそれをみこして、玉をもう少し囲ってから攻めを決行するというのがよくあるパターンです。
それで、囲いに手をかけてくれれば、腰掛け銀模様側も右玉に手を作りやすくなります。中には、少しだけ囲いに手をかけて攻めてくるという場合もあります。
それを視野にいれた駒組みということで、ひとつだけですが有名な棋譜がありますので紹介します。
飛車をすばやく4二に持っていく差し方で、この指し方は知っておいて損はないと思います。
飛車を4筋に持っていくことで、銀の動きをけん制するのは、先に紹介されている対策と同じですが、
こちらは飛車をすばやく4二に持ってこれるというのが特徴です。>itomakotoさん
mekuriyaさんの紹介したのは先手角換わり棒銀の棋譜です。
そしてitomakotoさんが棒銀として紹介しているのは、角換わり棒銀ではありません。
3七の地点から銀が出ているので、早繰り銀の変形だと捉えた方が良いと思います。mekuriyaさんは棒銀に対し、飛車を4筋に回ることで銀をバックさせるという対策の棋譜を紹介しました。
(細かくいえば、右玉にしようとする前の状態での対策ではなく、右玉にしてからの対策ですが・・・右玉に囲う時間があった時の対策ということです)
これは確かに対策でしたが、itomakotoさんの求めるものではありませんでした。
そういう意味だけで捉えれば、参考になるものではなく、それは無駄な行為、時間の浪費でした。では何故そんなことになったのかといえば、itomakotoさんが求めるものをしっかり書いていないからです。
「たとえば銀交換したあとや角銀交換したあとなどの対策です」とありますが、
それを知りたいのなら、そのように書かいていただかなければ誰もわかりません。
質問者の為と思い書き込んだのが的外れだとして、無駄に時間を使わされたのは回答者の方です。質問者の問いに私がイメージしたのは下図のような局面でした。
下図は右玉も視野に入れた駒組みですが、それに対し、後手が棒銀の速攻で来るという、よく出てきそうな局面です。
右玉にしようとする前に棒銀で来たわけで、質問者の書いたことと一致しています。しかし質問者が例として出された棋譜を見ると、21手目には▲2九飛と右玉の第一歩の手を指しています。
右玉にしようとする前に銀が出て来られるどころか、この時点で銀はまだ眠ったままです。
そして27手目▲4八玉で右玉が完成、後手の銀が本格的に攻めを見せたのは28手目の△8四銀からです。このサンプル棋譜を参考にさせていただくなら、「右玉にしようとする前」ではなくて、「右玉にした後」と書いてもらわないと困ります。
「右玉にしようとする前」ではなくて「右玉にした後」だし、
知りたい部分も「銀交換したあとや角銀交換したあとなどの対策」だというし、
私は、最初に質問として書いていたことと、質問者が実際に知りたかったことが、
全く違っていたなという印象を受けました。▲7六歩 △8四歩 ▲2六歩 △8五歩 ▲7七角 △3四歩
▲8八銀 △3二金 ▲2五歩 △7七角成 ▲同 銀 △2二銀
▲7八金 △3三銀 ▲4八銀 △7二銀 ▲4六歩 △8三銀
▲3六歩 △8四銀 ▲9六歩 △9四歩
「誰にも見えていない未来がみえた」
四間飛車戦法の本が四間飛車側から、四間飛車破りの本が居飛車側から書かれているように、
ボビーフィーシャーの生涯も、テレビの作り手側からの角度で描かれており、それが米ソ冷戦なわけですが、
2001年米国で起こった同時多発テロ関連でのボビーフィーシャーの発言を聞くと、
本当にボビーフィーシャーのチェス人生は米ソ冷戦の渦に巻き込まれた中にあったのだなと感じました。私も詰みが見えたら対戦相手に言ってみたいなあ。
「君に見えていない未来がみえた」と。>megane-zaruさん
▲46歩~▲48飛~▲45歩は角と金が守っているので、
▲45歩△同歩▲同銀と行っても△4四歩で銀が▲5六銀とバックするしかなく、それ以上の攻めはありません。
ですので▲36歩~▲37桂を入れてからでないと攻めにはならないでしょうね。仮にそれで攻めたとして、後手に銀と桂馬を渡し、後手がその駒で5七銀、6七桂としたら先手の玉は詰みです。
もちろんそうはなりませんが、みんな前線に行き、取り残された王様はすぐ詰まされそうな形をしています。
ですので、攻めの形が出来たからすぐ攻めれるかというと、どうなのでしょうね。
また、囲うといってもどう囲ってよいのか、これも難しいです。後手は既に囲いが出来ており、後手の手番ですので△8四銀とすれば、△7二飛のあとすぐ△7五歩と仕掛けられます。
対して先手は、これから攻め形を作るとして▲46歩▲48飛▲36歩▲37桂の4手かかり、
囲いにはまだ一手もかけていない状態です。ですので後手から攻めて来ると思いますが、王様の形が悪すぎて、先手はなかり苦労する気がします。
>kurukuruさん
基本図から色んな指し手があると思います。
色んな手があり、変化も多岐にわたり、手将棋のようなイメージを強く持ちます。>hassi–さん
私の書いたのをしっかり読んでいただければわかりますが、
△8六歩からの手順は悪手として紹介しています。
(△4五角、△5四角、7六角、2二角が主な候補手として載っており、それぞれの対策が書かれています)それからもちろん角を交換しない手もあります、しかしそれでは新鬼殺し戦法にはなりません。
ちなみに角交換せずに△6二銀と来る手に対しても、その時は石田流急戦という指し方で22ページにわたり載っています。
また▲6六歩からの持久戦という本格的な指し方も18ページにわたり載っています。
(米長先生いわく、△6二銀に対しても用意はしてある戦法ですよ、ということだと思います)>佐村河内さん
今回問題として出したのは「新鬼殺し戦法・米長邦雄著ですが、
△8七角は後手の推測されるいくつかの手の対策の前に、悪手として紹介されています。
それでも説明には7ページを裂いており、重要部分であると同時に、それなりに考えられる変化は書いてあると思ってよいと思います。
しかしながら私が「激指」で調べてみますと、色んな手が候補手として出てきまして、
今回の局面が思った以上に手が広いことを示していました。そんなことを踏まえながらの▲7四歩に対しての△5四角成ですが・・・・
△7四同歩で駄目ならば、△5四角成でどうなのかと思うのは自然でしょう。
この辺りの局面は「手が広い」「お互いに隙があり怖く、しかも一手の価値が非常に高い」
なのでかなりしっかり読まないとしっかりした形勢判断は出来ず、私には無理なので、
「激指」をお供にしての形勢判断です。「激指六段+++」の評価値によりますと、▲7四歩△同歩▲5五角の局面は、先手の+227となっています。
対して▲7四歩△5四角成の評価値は、先手の+591と出ました。
具体的なその後の進行ですが・・・・
△7三歩成▲同桂馬△7四歩△4二玉▲7三歩成となっています。
ではもし△7四歩に△8六飛車と走るとどうなるのかを調べてみますと先手+772と出ました、
やはり桂馬を取られれしまっては駄目なようです。△8六歩はちょっとどの局面でのことかわからないのですが、仮にそれが8六飛車ということですと・・・
評価値は先手の+390と出ました。
以下の指し手は▲5五角△4四歩▲同角△3二角成▲7三歩成△同桂馬▲7四歩が一例ですが、
手が広すぎで説明しきれない局面になっています。結局激指の評価値が一番高かったのが、▲7四歩△同歩▲5五角の局面の先手+227だったわけですが、
次が△2二銀ではなくて△1二香を示していました。
以下先手は▲1一角成として馬を作りますが、ここで何と驚愕の△2二飛車。
飛車で馬を封じ込めに行きました。
コンピューターならではの手だと思います。結果を見ての総論ですが、△7四同歩、△5四角成、△8六飛車、いずれを自然な手ではありますが、
結果としては後手が少し苦しい、そんな感じがしました。「新鬼殺し戦法」の5手
▲7四歩△同歩▲5五角△2二銀▲7二歩
これが本筋として載っていました、▲7二歩の一発で後手はしびれました。△7四同歩で△7八角成は▲同銀で先手有利
△7四同歩で△6二銀は▲8五桂△7四歩▲5五角で結局△7四歩と取ることになる。
>megane-zaruさん
後手側からすると、まず5、6筋を取らせてそれでどうか?、もし駄目なら対策を考えるで良いと思います。
それで先手はすばやく5、6筋を取って銀で歩を確保、後手はまず玉を囲うという仮想手順を考えてみました。
↓がその手順と最終図です。▲7六歩 △8四歩 ▲5六歩 △3四歩 ▲5五歩 △6二銀
▲4八銀 △4二玉 ▲5七銀 △3二玉 ▲5六銀 △4四歩
▲6八銀 △8五歩 ▲7七角 △5二金右 ▲6六歩 △4三金
▲6七銀上 △7四歩 ▲6五歩 △7三銀 ▲6六銀
先手はすばやく5、6筋を確保しました。
対して後手の構えですが・・・・
居飛車にして飛車先を突くようなら、後手はここから矢倉に組みます。
振り飛車にするようでしたら、後手は左美濃や居飛車穴熊を目指します。後手は居飛車に対しても振り飛車に対しても、△8四銀、7二飛車のような構えから攻めます。
この仮想図ですと、後手がいつでも戦えるのに対し、先手は囲いがまだ出来ていないのが気になります。
かといって囲いに手を回せば、6筋の位が取れない可能性が出てきます。
さてどうするか?「新鬼殺し戦法」
ちょっと見ようかなと思いパラパラとめくったら、いきなり興味深い局面がでてきましたので・・・・・
初手より
▲7六歩△8四歩▲7五歩△8五歩▲7七角△3四歩▲7八飛△7七角成▲同桂これが新鬼殺し戦法の基本図で、ここで後手からは色んな手があるわけですが・・・・・

基本図より後手は△8六歩▲同歩に△8七角と打ってきました。
この手を本では悪手としていますが、先手はどう指したら良いでしょうか?
五手表示です。
かなりの難問ですが、こう進んでみると納得です。

続「鳩」
久しぶりにまた並べてみましたが改めて凄さを実感しました。
これ69手詰めなのですが、王様が一周するのに32手かかるのですよ。
王手と両方で64手、最初が王手だからそれで65手で・・・・・・
王様が端を進む以外の手って同銀が2回あるだけ、あとはひたすら前進するのです。「鳩」(山田修司)
詰将棋は、詰力向上を目的として作られたものと、芸術性を視野に作られたものの、
大きく二種類に分けられると思います。
そのうちの芸術性を視野に入れたもの(趣向詰作品)ですが、並べてみると信じられないような作品がいっぱいです。
にもかかわらず、私はほとんど並べていません。
並べたいのは山々ですが、詰手順を考えないで並べるというのが駄目なんですね。そんな数少ない中なので、他とは比べられないのですが、タイトルの「鳩」という作品には驚きました。
王様が盤面の端をずっと進んで行きまして、四隅を廻り一周して鳩みたいにまた元の位置に戻ってくるのですね。
これには驚きました。詰将棋は、その中に良い手が含まれていないと、詰将棋としての価値がないのですが、
山田修司さんの作品はそういう手がないことも多いらしくて、評価しにくかったみたいですが、
内容が素晴らしく、良い手が含まれていないとという、これまでの常識を超え、
詰将棋の枠を広げた功績も大きいように思います。鑑賞したいけど出来ないと言ってると、いつまで経っても鑑賞できないので、
ここは思い切って色んな作品を並べてみようかな。
とりあえずは『夢の華』からでも。>daigorou348さん
後手番2手目6二玉・・・うまく入玉すれば勝ちになると思うとありますが、
勝ちをイメージする最初に浮かぶのが入玉という戦法ですか。袖飛車にしてきたら大乱戦にし、その意図として終盤逆転を狙ってとありますが、
不利にならないと逆転は出来ないので、それだと不利になってしまうわけですが。>megane-zaruさん
発想は自由なので、その発想の元にどんどん実戦で試してみたら良いと思いますよ。
その積み重ねで、自分の指し手をどんどん限定させていくことが大切で、そうなると戦法になっていきます。その発想ですが、まず5五歩5六銀型を作って中央の位を確保しました。
これは5筋位取りというもので、5筋位取り戦法というのもあるくらいで、有名な形のひとつです。
ですので、それだけでは新しくもなんともない、
そこでもう一枚の銀も中央に持っていく。
問題はこの銀を中央のどこにもって行こうとしているのかですね。▲68銀のあと▲5七銀はするとして、5六銀、5七銀はとても良い形ですが、
これでは5七銀が中央制圧の役目を果たしていないですからね。
5筋を制圧しただけでは満足できず、もっと大きく制圧するということで左の銀も中央に持っていくわけですから、
5七銀にいたのではその役目を果たせません。
なので銀をすばやくもっと前に繰り出すことで中央ににらみをきかすのか、
4、6筋のどちらかの位もとって、その下に銀を持っていくのかを決めなくてはいけません。
そこさえ決まればあとは玉を囲うだけなので、戦法の80%以上は決まったことになるかと思います。その辺りまで読み手に伝えられれば、その進行手順はそんなに問題ではないのですが、
一例としてあげた手順で違和感を覚えたところが何箇所かありましたので、書いておきます。
△74歩は早すぎます。
これがゴキゲン中飛車ですと「超速」と呼ばれる74歩があり、銀すばやく7三、6四と出るのですが、
既に▲48銀としているのでゴキゲン中飛車ではないということがわかります。
なのでここは普通に囲いを優先させるところです。
△52金左は5二金右のことだと思います、右か左かは常に対局者から見て、右か左かということです。
ここで金をあげるとすかさず▲4五銀と出られて歩を取られてしまいます。
その歩を守るには△3三玉しかありませんが、▲5四歩と突かれ角で王手されると生きたここちがしません。▲7八金も違和感がある手で、中央を制圧するなら当然6八銀、5七銀を先に急ぐべきです。
▲7八金を今指す必要は全くありません。
△7三銀も攻めの手ですので違和感があります、玉がまだ不安定ですので当然△3二玉とするところです。そんなとこですかね。
実戦は
▲9四銀△8ニ玉▲8三銀成△同銀▲同金△同玉▲7四角△8ニ玉
▲8三銀△9三玉▲9四銀不成△8ニ玉▲8三銀成△8一玉▲6三角成で詰ませました。とりあえず可能性の多そうな手をつないでいって、詰みが見えたのは▲9四銀不成とした時でした。
『今日の対局』
後手に△6八角成と金を取られた局面です。

実はこの局面、長手数ながら後手玉に詰みがありました。
しかし1分将棋で読みきれるはずもなく、幸い先手玉は詰めろがかからないので、
ここは温泉気分で、ほとんど考えもせず▲6二銀と詰めろかけました。
(たぶん▲6三歩成が平凡だけどわかりやすかった)対して後手は△9三玉と早逃げ、
そこでこちらもこの一手だろうと思い気楽に▲8六桂馬と逃げ道封鎖。
ところが後手にノータイムで△4九飛車と打たれてビックリ!!。
これ後手玉が詰めろになってないの?さあ大変ということで一生懸命読むけど、詰みが全然見えてこない。

>hassi–さん
▲7六歩、△3四歩、▲6六歩、△6四歩、▲6八飛の出たしですと・・・
△6二飛、▲7八銀、△7二銀が定跡として良い気がします。
もちろん△6二銀も定跡ですけど、こちらだと本当にオーソドックスな右四間に進みそうですし、
また全く逆の△6二銀の瞬間いきなり先手から▲6五歩と突くのも定跡になっていて、
いきなり大乱戦に持ち込まれる可能性もあります。いきなり仕掛けるつもりが、いきなり仕掛けられたのでは何をしているのかわからないわけで、
そういう意味では△6二飛が無難です。>ペンギンさん
これは席主に尋ねないと・・・・・(他の人は推測でしか答えられない)
それで推測ですが(笑)
無料公開棋譜はプロの対局棋譜をさしているのではと思っています。
発行元(主催者)のサイトには無料公開棋譜が沢山アップされていますよね。では24のアマチュア対局の棋譜はというと、これも両対局者に迷惑がかかるから駄目。
こちらは特に書いてはいないけど当然。とにかく棋譜の無断再現、公開は関係者に迷惑がかかるから駄目、そのように捉えています。
ここからは番外ですが・・・・・
ではプロの棋譜の場合、了承を得れば問題無いだろうと、主催者の了承を得たらどうなんでしょうね、
それでもプラス両対局者の了解も得ないと駄目なんですかね。
両対局者の了承だけでは駄目だと思います、必ず主催者の了承は必要かと。
それを表す良い例が・・・・・先日7面指しで指導対局を受けたのですが、その際負けた男の子が「もう1回指したい」とごねまして、
プロ棋士の先生は「私はいいけど主催者は駄目だというと思うよ、聞いてきて」といい、
主催者の「駄目」の一言で次の人に代わりました。
やはり主催者が一番強く、当事者ですら自分の自由に出来ないことが結構あったりします。>hassi–さん
現在よりも強くなる方法は沢山あると思います、
沢山あるけれども、hassi–さんに適してのはその中のどれなのかを探し出すということになるかと思います。
とはいえレート2200としかわかっていないので、誰にでも当てはまる方法ということで考えると・・・今よりももっと将棋に精進すれば、もっと強くなれるんじゃないですかね。
具体的には今よりも2割将棋の勉強時間を増やす。
詰将棋などを解く場合は今より難易度の高いものに取り組む。
戦法なら今よりもより深く研究する。
対局なら自分より1ランク2ランク上の人との対局をより多く取り入れる。他にも色々あると思いますが、サッと考えてこんなのが浮かびました。
参考までに。>km2001さん
失礼しました、見つからないはずです、詰みだと思っていたのが詰みではありませんでした。
私が勘違いしたのは61手目で▲6七馬に変え▲3三角とすれば△同銀▲同馬で3手詰みだとばかり思っていました。
しかしそれは2二にいるのが銀でなく金でしたので、△同玉と取られて詰みませんでした。
本当に申し訳ありませんでしたm(_ _)m詰みの狙い筋はほとんど同じなのですが、58手目▲2二金に変えて▲1三角と打てば詰みでした。
△4二玉と逃げるしかありませんが、▲2四角成。
元の31に戻れば▲2二金、かといって△3三銀はただ取られるだけです。大体で上手く指せていたけど?もちらほら。
3手詰めを逃しているので、探してみたらいいよ。>佐村河内さん
そうです、
富沢幹雄八段が好んで使ったことから、富沢キックといわれてて、
インパクトが強い手なので、キックとついたんじゃないですかね。
別名でぽんぽん桂ともいいます。
(桂馬がぽんぽん跳ねる)「それってどう考えても変だろう!!」
かなり昔の話だが、今でも一番仲の良い将棋友達との一戦のこと。
将棋は私が入玉を目指し、友達がそれを阻止するという展開でした。
それが延々と続きましたが、結果私の玉の入玉が決定しました。それで、さてこれから攻めるぞと思った時に友達が何と言ったかというと・・・・
「まだやるんですか?」
それってどう考えても変ですよねぇ。
入玉を果たした私が「負けました」といって対局が終わるわけないじゃないですか、
終わるのでしたら友達が「負けました」っていうしかないですよねぇ。
それが嫌だったら一生懸命入玉を目指して指すしかないですよねぇ。自分だけ好き勝手に攻めて、今度は受けるしかない展開になったら、まだやるのかって、
それはないですよねぇ。結局その将棋は、友達が「疲れた」といって、投了して終わりましたけど。
「その瞬間」
私の通っていた将棋道場は、席主が道楽で始めたようなもので、
オープンしたての頃は、行くとラーメンを作ってくれて、
最初は客寄せの役目を果たすからといわれて席料は取らなくて、かえって行きづらかったです。
それでいて営業時間は24時間、年中無休ですからメチャクチャです。
それが人も増えましてラーメンもなくなりましたが、それでも席料は1日500円でそれも箱に入れるだけでした。
そんな道場なので手合いはつきません、自分達で相手を探して好きに対局したり、
席主が暇そうな二人を見つけると、対局をうながすわけですが・・・・・小学4年生で、最初は町道場の2級くらいだと思いますがどんどん力を付けていって、
子供で強い子がいると有名になりました。
そんな時その子と戦う機会がありまして、
終局後「おまえ定跡知らないなあ」と私が言ったのを覚えています。
勝ち負けはどうでも良かったのですが、定跡を勉強していないのが凄く気になったのです。それからまた1年くらい経った頃、もう小学6年生になっていたと思うのですが、戦う機会がありました。
その頃はもう良い勝負というイメージを持っていましたので、通常でない変化の手に出ました。
相手の四間飛車に対し急戦を仕掛けたのですが、富沢キックという歩の頭に桂馬が飛ぶ、
当時はそんなに有名ではない手を出したのです。
そして終局後「富沢キックにはこう指して、こう指して」と私の知らない変化も教えてもらいました。
相手は対処を知らないどころか、私より詳しく知っていたのです。「あっ、抜かされたな」と思った瞬間でした。
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