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私が既に書いた内容は、詰将棋の事をある程度知って人を対象と
してアンケートを取ったならば、概ね90%以上の人が同意してくれ
るだろうと思っている事のみを記載しています。
(今後記載する予定の内容は別)
もし、私がこれ迄に書いた内容と全く異なるルールを策定したい
場合には、別のトピックを立ち上げて、そちらで書く方が良いだろ
うと思っています。
そういうトピックは面白そうなので、私も参加したいなと思って
います。
>現在の認識は○○だがそれはわかりにくいから・・・
単に「いかがなものか」とだけ書かれても、論議を継続しようが
ないのないので、そのような書き方は避けて欲しいですね。
そうではなく、こう変更した方が良いという具体的な変更案を提
示してあれば、論議の発端になり有意義なものになると考えます。
#18585
> 論議はまだ・・・mikiayuさんの発言もあったので、論議は、「既に始まっている」
と認識しています。
「論議」で良いですよ。
私は詰将棋の各種ルールについて今後も説明していく予定ですが、
既に書いてある通り、異論があれば各自の考えを披露していただく
のは自由です。
又、mikiayuさんからは、「変化二手超駒余り」に関して、「ど
う思うか」という問いも出ているので、それに対するコメントも継
続して募集中です。
又、これも既に書いていますが、(各種ルールにあまり関係しな
い)詰将棋一般に関する論議は、なるべく他のトピックでお願いし
ます。
「ルールは不要」等の論議は、このトピックには、そぐわない内
容なので、なるべく他のトピックでお願いしたいと思っています。
昨日眺めた2か所の詰将棋のルールの内、実際に将棋を指した事
のある人ならば誰でも比較的簡単に理解できそうな部分以外の部分
を、抜粋して記載しておきます。
詰パラ(詰将棋の基本ルール)【一部抜粋】
6)玉方は最も長く手数がかかるように逃げなければなりません。
7)無駄合いはしないようにします。
日本将棋連盟(詰将棋のルール)【一部抜粋】
4.玉方は最善を尽くし、最も長く手数がかかるように逃げる。
5.玉方は無駄な合駒をしない。
次回からは、上記の内容に関して述べていきたいと思います。
先ずは、次の詰将棋を思い浮かべて(又は並べて)、考えてみて
ください。
玉方:2一玉、
攻方;3三銀、、3九飛
持ち駒:(無し)
・・・・(次回へ続く)・・・
今日、ふと気が付いたのですが、もしかして、mikiayuさんは、
スマホアプリ用の詰将棋を作ろうとしている(又は既に作ったり、
送ったりしている)のじゃないですか?
今回は、既存のサイトで、実際にどのようなルールが書かれてい
るのかを、見ておきたいと思います。
先ずは、以前私がこの掲示板で何手詰かを問う詰将棋を出題した
際に、ルールはここを参照して欲しいとリンクで示した事があるペ
ージです。
詰パラ(詰将棋の基本ルール)
http://www005.upp.so-net.ne.jp/tsumepara/contents/2rule/rules.htm
簡潔に記載されていて、分かり易い内容だと思います。
次は、プロ棋士が作成した詰将棋を解く事もできる日本将棋連盟
のサイト内のページ。(下の方にルールが書かれています)
日本将棋連盟(詰将棋のルール)
https://www.shogi.or.jp/tsume_shogi/
これも、簡潔に分かりやすくという事に配慮されている感じです。
内容的に少し異なってはいますが、「解く際のルール」としては、
この程度の簡潔さで記載するのが良いだろうと思っています。
「余詰」に関しては、概ね理解していただけたと思うので、(一
部保留という事にして)この辺で、「作成する際のルール」として
極めて重要な内容を2つ書いておきます。
・「余詰」があってはならない。
・詰め上がり時に駒が余ってはならない。
ネット上の様々な記載を読めば、後者は、かなり誤解が多い内容
だと感じています。
これは、「解く際のルール」ではなく、「作成する際のルール」
である事をはっきりさせる事が大切だろうと思っています。
詰将棋は「駒が余らないように作られている」ので、”結果的に”
駒が余らないのが正解となる、というような感じで理解されるのが、
よいだろうと思っています。
mikiayuさん、
#18570で書いた「原則としたい内容を表現してみてください。」
という部分は、私の勘違いである事に気がt付いたたので、無視してい
ただいて結構です。
”原則”は、私が既に記載した内容そのものだと理解しました。
若干疲れているので、今日は、このトピックをお休みにして、明
日以降に続きを書こうかなと思っていたところでした。
mikiayuさんも参加していただいたので、少し様子を眺めていよう
かなと思っています。
#18562
>変化二手超駒余り変化全般については、もう少ししてから扱う予定でしたが、
この段階で他の方の意見を聞いておくことにしますか。
#18561
> 一手詰の場合は例外です。
原則としたい内容を表現してみてください。
> 「2つある」何が「2つある」のでしょう?
又、どなたへのコメントですか?
よく見たら、最終手(7手目)は、上記の内容ではないですね。
正しくは5(又は3)のようです。
ごめんなさい。
#18499の数列ですが、1手目から7手目迄の、可能な王手の数と
王手を逃れる手の数を示しています。
それぞれの数値が高ければ高い程難しいと言えそうなので、この
数値を利用して、詰将棋の(だいたいの)難しさを数値で表せない
かなと考えているところでした。
kannjuさん、
(1)承諾していただき、ありがとうございます。
(2)理解していただけたようで、安心しました。
昨日は、私の見間違いに端を発して、面倒をおかけしました。
上の図は、お詫びの意味で、当該作品を画像表示させていただ
いたものです。
kannjuさんに自作詰将棋の発表をお願いしたのは私なので、是
非多くの人に鑑賞していただきたいと思っています。
又、感想等は、私も期待しております。
昨日の混乱と間違った発言の原因としては、「3三銀」をうっか
り「3四」に置いた図を作ってしまった事でした。
kannjuさんには、2つ程お願いがあります。
(1) この図を別のトピックでも表示させて使用する事の承諾
(2) (「3三銀」ではなく)「3四銀」と置いた事を前提と
して、香を外した場合(持ち駒にも勿論しない)の局面が、
(「詰将棋」ではなく#18533記載の)「詰む将棋」とな
っているか否かという事の検討をして欲しいという事
以上、2つを宜しくお願いします。
ダメなら、その旨、記載願います。
kannjuさんの作品
昨日出題した上図の詰将棋は、考えていただけたでしょうか?
先ず、正解である作意手順を書いておきます。
▲3三龍、△5四玉、▲6六桂、△6四玉、▲5五角、△同玉、
▲5三龍、△4五玉、▲5四龍、△3五玉、▲1七角、△同飛、▲3六金まで
この詰将棋には、詰将棋のルールがらみでかなり興味深い部分があ
るのですが、気が付いた人はいるでしょうか?
私は、とても面白いなと思った部分がありました。
それは、もしこれが実戦なら、3手目に正解の「6六桂」ではな
く「5三龍」と指し、龍で玉を追っていけば、角の周りを回転させ
る事が出来るといる事です。
指し手としては、
▲3三龍、△5四玉、▲5三龍、△4五玉、▲5五龍、△3四玉、
▲3五龍、△4三玉、で、一回転して元に戻ります。
指し将棋の実戦の場合、(「千日手」の規定があり)無限に回転
させるのは無理ですが、(現行の規定では)同一局面が3回迄なら
大丈夫です。
詰将棋の場合は、この部分に関しては、指し将棋より厳しくなっ
ていて、(一般的な解釈として)同一局面が1回でも生じるとダメ
という事になっています。
したがって、
▲3三龍、△5四玉、▲5三龍、△4五玉、▲5五龍、△3四玉、
▲3五龍、△4三玉、 ▲3三龍、△5四玉、▲6六桂、△6四玉、
▲5五角、△同玉、▲5三龍、△4五玉、▲5四龍、△3五玉、
▲1七角、△同飛、▲3六金
というような、同一局面に戻る部分がある詰め方は認めれないと
いう事になります。
この事を、「迂回手順の禁止」と表現する場合もあります。
この禁止規定がある為、詰将棋を作成する側からみれば、王手の
連続で同一局面に戻る指し方があっても「余詰」とは見做されない
ので、その点は気にしないで作成する事ができるようになっている
とも言えます。
正しい図で、再度、眺めてみました。
なかなか良い問題だと思います。
失礼しました。
「33銀」ですね。
見間違っていました。
「11香がないと詰む将棋になつてしまいます」という
部分は、意味が良く分かりません。
具体的な指し手の記載をお願いします。
(「11香」がある場合の)今回の問題は、3手目
33角で詰みますよ。香余りです。
又、解答の6手目は、「同玉」となっていますが、
そこは「33玉」と逃げられ、詰まなくなってしまいます。
kannjuさん、記載ミスをしていませんか。
「11香」は、本当は無いのでは?
余詰関連で、理解しておく必要のある次の内容に移ります。
次の図は、或る詰将棋の途中の局面です。
次回(明日以降)に説明する予定の内容に関係するので、この局
面からの詰手順を次回迄に考えておいてください。
touma1さん、了解していただき、ありがとうございます。
kannjuさん、これから並べて解いてみようと思います。
とても楽しみです。
touma1さん、見てますか?
ちょっとお願いがあります。
昨年11月16日にtouma1さんがこのトピックに出題された#17836
の作品(の一部)を別のトピック(詰将棋の各種ルールに関して)
で使用させていただけないでしょうか。
今後説明する予定の内容に関する局面として、とても分かり易
くピッタシなので、上記作品の途中の局面を開始部分とする内容
を是非提示したいなと思っている訳です。
お返事お待ちしております。
#18452
>私も時々は詰将棋を作っていて 3手と後5手が多く・・・このBBSで出題された過去の詰将棋問題への解答等をみれば、(こ
のBBSへ良くコメントされている人の内では)詰将棋を解く力として
は、kannjuさんが一番だろうと勝手に思っているので、是非、kannju
さんが作った詰将棋作品を拝見したいなと思っています。
3手・5手の一般的なものは、類似作が多いのはあたり前で、仮に
同じ問題があったとしても、偶然に同じものを思い付いたのだろうと
考えるのが普通じゃないですかね。
あっても問題無いとされるもの。(その三)
・ 近くから打っても遠方から打っても詰む場合
香・飛・角については、玉の近くから打っても遠方から打って
も詰む場合があります
次の詰将棋を思い浮かべて(又は並べて)みてください。
玉方:2一玉、1一香、1三歩、3一香
攻方;3三銀
持ち駒:香
初手▲2ニ香とすると、△1ニ玉と逃げられて詰みませんが、
初手▲2三香とすると、△1ニ玉、▲2ニ銀成(又は▲2ニ香成)
で詰みます。
初手▲2三香だけではなく、▲2四香でも▲2五香でも▲2六香
でも▲2七香でも▲2八香でも▲2九香でも詰むのは容易に分かる
と思います。
この例の様な場合、▲2三香から▲2九香までの7つの指し方は、
全部まとめて一つの指し方と見做す事になるので、本来は別の指し
方ですが、「余詰」とは判断されません。
この事を、「打ち場所の非限定」と言ったりします。
尚、”ルール”ではありませんが、このような場合の詰め手順を
書く場合の”マナー”としては、最も近くの▲2三香を書くのが普
通です。
#18462の作品は7手詰なので、次の様な数列を考えてみました。
これは、何を表しているか分かりますか?
3,1,3,1,2,2,1(又は2)
6つめの数値は、「8」と書くべきかもしれませんし、厳密には
「35」と書いた方が良いのかもしれません。
あっても問題無いとされるもの。(そのニ)
・ 「成」でも「不成」でも良い場合「成」と「不成」は、別の指し手なので、本来ならば、「余詰」
と見做されてもしかたないのですが、「成」でも「不成」でもその
後同じ進行で詰む場合には、問題ないとされています。
この事を「成・不成の非限定」と言ったりします。
勿論、「成」「不成」も1つの指し手に限定されている方が良いの
は当然なので、詰将棋作成者がこういう作品は作らないと決めて、そ
のように行動するのは自由です。(他の内容に関しても同様)
詰将棋を解く側からすると、「成」でも「不成」でも詰む場合には
その辺は気にしないで解いて構わないという事になります。
最終手に関しては、実は、#18488に記載した内容以外に論議し
ておく必要が有る内容が存在します。
誰かからの「突っ込み」があれば、そちらに向かおうかなと思っ
ていたのですが、現時点では書かれていないので、とりあえず、こ
のまま次の内容に進む事にします。
いつでも構わないので、何か気付いた事があれば、コメント願い
ます。
尚、論理的に完全な表現を目指すと、極めて分かり難い表現にな
る場合があるので、概ね、多くの人にだいたい理解してもらえそう
な言い方で進めたいと思います。
疑問点等ががあれば、その都度、質問していただいて結構です。
訂正(#18488の3行目)
正:「収拾」
誤:「収集」訂正(#18476の12行目~)
正:「迂回手順」
誤:「迂回手銃」
この辺で、「余詰」関係に戻って良いでしょうかね?
皆さんのお話について、突っ込みを入れたい部分は多々有るので
すが、話が拡散し過ぎると、収集がつかなくなりそうなので・・・
詰将棋全般に関する話題は、他にも、相応しいトピックがあるので
できるだけ、そちらで(又は新規にトピックを作成して)、お願いし
たいと思っています。このトピックでは、ルールに関して現在妥当だと多くの人に思わ
れている内容について論議していきたいと思っています。
勿論、多数の意見にそのまま従う必要はなく、それぞれの人の
(現在の)考えを披露していただいて結構です。
「余詰」は、攻め方の指し手(1手目、3手目、5手目、・・・)
に関する概念で、作者が示した解答である”作意手順”とは異なって
はいるが詰みの有る指し手の一部です。
「一部」と書いたのは、あっても仕方ないと多くの人が了解して
いる内容があるからです。
どういう内容があるが、一つずつ確認していきたいと思います。
異論があれば、できるだけ、その都度、コメント願います。
あっても問題無いとされるもの。(その一)
・ 作意手順における最終手とは異なるが一手で詰む指し手
>最初の問題でも
私が出題した問題と女性棋士さんが出題した問題は、別の局面で、
どちらが勝ちかという意味においても、結論が異なっています。
2つの問題で、どちらが勝ちかという結論部分だけ書くと、
私の問題の局面は、(初手▲7ニ龍以下即詰みがあるので)先手が勝ち
女性棋士さんの問題の局面は、(即詰みが無く)後手が勝ち
となります。
私が出題した問題の基本詰手順を再掲します。▲7ニ龍、△9九龍、▲6一龍、△同馬、▲1二歩、△同玉、
▲2四桂、△同歩、▲2三金、△1一玉、▲2一銀成、△同玉、
▲3ニと、△1一玉、▲2ニ金
女性棋士さんの問題が出題され、初手▲7ニ龍に対し、2手目
△7七桂打が示されているので、私が出題した問題も2手目に
△7七桂打とすると、即詰みが無いのでは?と思った人がいるかも
しれないので、念の為書いておきますが、そう指された場合は、
「7七」の方は無視して基本詰手順の3手目と同様に▲6一龍と進
む事ができます。
したがって、2手目が△7七桂打であっても、以下、全く同様と
なり、先手が勝ちとなります。
(2手目△7七桂打の場合の詰手順)
▲7ニ龍、△7七桂打、▲6一龍、△同馬、▲1二歩、△同玉、
▲2四桂、△同歩、▲2三金、△1一玉、▲2一銀成、△同玉、
▲3ニと、△1一玉、▲2ニ金
この部分、もしかしたら、女性棋士さんは、今でも勘違いしてい
るのではないかと思っているのですが、どうでしょう?
#28475
>かなり変な次の一手問題私が出題した最初の問題は「次の一手問題」ですが、
女性棋士さんが出題したのは、「どちらを持ちたい?」
なので、「かなり変などちらを持ちたい?問題」ですよ。
そこは、正しく書いてもらわないと・・・
ここで終了という事ならば、最後に、出題者の責任と
して、「〇〇を持ちたい」と明確に書いておいてくださ
いな。
訂正(6行目)
正:このトピック
誤:こもトピック
(3つめの作品に関して)
「C君はB君の解き方も発見しないと4手目を決められない」と
いう事が妥当かどうかという様な点が論議になりそうです。
その辺りは、新しく開始した「詰将棋の各種ルールに関して」の
トピックでも(一般的な問題として)後日取り上げられると思うの
で、このトピックでのやりとりは、ここら辺で終了させたいと思い
ます。
mikiayuさんの4つ目の作品、いいですね。
こういうパズル的な雰囲気の詰将棋はとても好みです。
これ迄の4作品の中では、最も高評価を付けさせていただきます。
> 攻め方に駒が余る手順がある応手を選んでいるので
今回の問題で、C君の解答を不正解とする人の理由としては、それ
だろうと思いますよ。
それを答えてもらえたので、次に進めますが、進んで良いですか?
又、私が#18451で書いた「作意手順以外の詰め方でも正解となる
場合がある」という意味の内容に関しては、了解したという事で良い
ですか?
詰将棋の(各種)ルールに関しては、多岐にわたるので、別のトピ
ックを立ててじっくり論議したいなと思っているところです。
その際には、是非、参加してください。
>玉方の手順も合っていないと不正解
「作意手順と完全に合っていないと不正解」という意味かなと思
うのですが、それは、違いますよ。
例えば、最終手や最終1手前(玉側の最後)の指し手は、作者が
示した作意手順と違っていても、(正しく詰んでいれば)正解です。
又、mikiayuさんの最初の作品(#18132)の10手目は、作意が
「1ニ玉」ですが、「2ニ玉」として答えを書いた場合も、正解です。
この部分の勘違いがあると、今回の問題について云々しても無意味
なので、まず、上記部分について、コメント願います。
#18442
> 作者不知の古作物 初手52馬の作品
そうです。
「最も有名な3手詰問題」は、2018年12月に書かれたkannjuさん
の下記発言から関連内容の対話が始まった部分で語られている、有名
な詰将棋問題(一部変形多数有)の事です。
「このトピックでも」と書いてしまったのですが、それは間違い
で、実際は「将棋の本についていろいろ語ろう」のトピックでした
ので、訂正させていただきます。
https://bbs24.shogidojo.net/forums/topic/4050/page/6/#post-15572
#18443
> 紹介している駒や配置が微妙に異なっていること
この問題を見た人が、主要部を利用して、後は自分でアレンジし
て出題しているからじゃないですかね。
本質的には、全部同じ内容の詰将棋だと思っているので、アレン
ジされているもの全部を含めて、「最も有名」だと思っています。
2人という事ですね。
2016年以降の比率は、
先手番角頭歩:後手番角頭歩 = 2:16
と理解しておきます。
2013年夏以前は
先手番角頭歩:後手番角頭歩 = 11:2
だったので、上記数値が正しい事を前提として、この結果を眺め
れば、データが公式戦全部ではない事や収録されているデータの偏
りの可能性を考慮しても、(プロ同士の対局においては)完全に逆
転したと言えそうです。
> 2016年以降で16局
結構ありますね。
「先手番角頭歩戦法」の数は、分かりますか?
C君は、「僕は、mikiayu先生が示した解答と同じ7手で、駒も余
っていないので、正解だと思うのだけど」と言いそうですが、どう
でしょう?
別のトピックでも紹介したイトシンTVの2月8日夜のライブ放送
収録動画ですが、詰将棋関係で、とても面白い部分が2ヶ所あった
ので、こちらでもお知らせしておきます。
(1) 2:10:16~ 約9分
(2) 2:46:50~ 約13分
(1)は、このトピックでも話題になった、「最も有名な3手詰問題」
の関係です
(2)は、持ち駒の異なる4種類の中から、詰まないものを探すとい
う、珍しい形式の詰将棋問題です。
見ていない方は、是非と、お勧めしておきます。
以下のリンクは、直接、当該内容部分に繋がるはずです。
イトシンTV(詰将棋関係のとても面白い部分)
(1) 2:10:16~
https://youtu.be/iB8sBdTytFU?t=7816
(2) 2:46:50~
https://youtu.be/iB8sBdTytFU?t=10010
なるほど。
後手番なのに、何故、「角頭歩戦法」をしようとしているのか、
不思議な気がしていましたが、一つの疑問が払拭されました。。
そういう本が出版されているのなら、「後手番角頭歩戦法」も
かなり知られていそうですね。
(むしろ「後手番」の方が有名なのか?)
既述のデータベースで後手番4手目で角頭の歩を突いたものが有
るかどうか調べてみると、僅かですが、有りますね。
1982年に高橋道雄九段(現)が、2010年に増田裕司六段(現)が、
それぞれ1局ずつ後手番で指しています。
先手番3手目で角頭の歩を突いたものは、プロ同士で対局したも
ののみで、11局有りました。
私が検索しているデータベースは、7年前の夏迄の棋譜しか収録
されていないので、上記数値から、過去においては、「角頭歩戦法」
とは、(プロ間に於いては)ほぼ先手の戦法と言えるだろうと思い
ますが、最近は違っているかもという感じですね。
最近のデータを知りたいところです。
B君に関しては、了解しました。
C君に関しては、どうですか?
今回、特に聞いてみたかったのは、C君が出した解答の扱いです。
この部分に関しては、人によって判断が分かれる可能性が高いと
思われます。
訂正
正:伊藤真吾五段
誤:伊藤慎吾五段失礼しました。
少し横道へ入りますが、#18162で触れた角頭歩戦法に関して補
足しておきます。
同戦法に関連して最も有名なのは、1975年1月に行われた王将
戦7番勝負の第1局で戦われた中原-米長戦でしょう。
先手を持った米長挑戦者(当時八段)が▲7六歩、後手の中原王
将が△3四歩と指した後、米長八段が▲8六歩と突き、「この戦法
の流れになるかも」という状況が生まれました。しかし、中原王将
は、その流れになる事を拒否し、▲4四歩と角道を閉じています。
この対局がとても有名なので、プロ間ではもっと先まで進んだ
(本来の)角頭歩戦法は指されていないのだろうと思っていました
が、#18077で触れたデータベースで詳しく調べてみると、意外な
事に、かなり有り、少し驚いた次第です。
どこまで進めば「角頭歩戦法」と言えるのかは、かなり難しい話
ですが、仮に4手目で角道を止められなかった場合を「角頭歩戦法
による戦い」と称するとすれば、既に10局以上戦われている事にな
ります。
現役の著名な棋士としては、谷川九段、藤井九段、橋本八段、窪
田七段、等が先手を持って3手目▲8六歩を指しています。
そうすると、これは、”奇襲戦法”と呼んではいけない戦法なのか
もしれません。
今回、データベースで上記内容を調べ始めたのは、伊藤慎吾五段
が配信しているYouTube番組(イトシンTV)内の下記ライブ配信
録画(1:05:17近辺)で「角頭歩戦法」という言葉が出てきた為だ
ったのですが、1:25:55近辺では、「(角頭歩戦法は)”奇襲”とい
う感じでもない」というような意味の話を披露されていました。
イトシンTV
https://www.youtube.com/watch?v=iB8sBdTytFU
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