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これだけあれば即詰みがありそう
馬を渡さない詰めろも馬を取ったら詰みという指し方でも勝てそう
馬をあげてもまだ自玉は大丈夫そうだから、馬を切ってから詰めろをかけても勝っていそう形勢はほぼ互角で、色んな指し方がある局面だと思います。
ただ△2二金は受けの手なので、先手はやってみたい手がいくつかあります。
すぐに目につくのは▲1三歩△同香▲2五桂
無理やり銀を狙うなら▲2四歩△同歩▲1五香として2三歩を狙うのもありそうです。
△2二金は受けに自信がないと指せない手ではあるでしょうね。
「正直者が馬鹿を見る」
ずる賢い者はうまく立ち回って得をするが、正直な者は秩序や規則を守るために、
かえって損をすることが多いということ。世の中の矛盾を表わしたことわざですね。
ここには二人の存在が登場しますが、正直な者には非がないことが前提ですね。
詰将棋に置いて詰みまでの手数は難易度の指針にはなりますが、
長手数でも簡単なものもあれば短手数でも難しいのがあるので
一概には言えません。
私は手数よりもどの辺りの難易度を意識して作られたものか
そちらの方が、難易度を示す指針としては確かかなと思ったりします。
ですので詰パラと聞けば敬遠思考にはいりますし、
中段玉が好きな作家のも嫌だし、人間心理の裏を突くような作家のも嫌です。ちなみに看寿賞を受賞した有名な3手詰、挑戦してみたい人はどうぞ
ところで・・・・・
3手詰でも、いかにも自分で作りましたというのは別にして、
ほぼ基本的な詰み筋で出来てるのがあったりするけど、
ああいうのって著作権とかどうなのかなあ。
あるパズルでは著作権を認める判決が出たわけだけど、
詰将棋は詰将棋自体の著作権も定かではないし、
これまで問題になってないし、問題になったらなった時のことでスルーしてるのかなあ。「将棋のルール 将棋のマナー」
将棋にはルールもあればマナーもあるわけですが、
24で指していると悪いのが当たり前みたいに次から次へと遭遇するね。
(フリー対局という理由も大きそうだけど)これだけ当たり前のように遭遇すると笑うしかないんだけど、
本当はごく限られた一部の人なんでしょうね。
日常的に遭遇するとこれが当たり前だと思いがちですが、
実際は、そういうことをする人が集まりやすい場所ということなんですね。将棋への接し方は人それぞれですが、「私はこういう接し方をしてます」と表現してるんですね。
「名人戦第0局」
イベントを催すにあたってインパクトのある言葉が欲しかったのでしょう。
無理やり意味付けをすれば出来るけど、こういうのは理屈ではなく、あくまでインパクトなのでしょうね。
「形勢判断」
次の1手問題を解く前に形勢判断をする、
それは正解を発見する為以上に、
実戦で行う為のトレーニングという意味合いが強い。形勢判断は現状判断と言い換えても良いかと思う。
そう考えると掲示板に書き込むのも現状を判断してということになる。それでいうと今はトピック単位でやろうとしても上手くいかない時期、
だからここに気まぐれに書いたり、誰かの書いたものに単発で反応したり。
テーマに沿うのは、それがしっかりテーマ通り進む環境に戻ってから。
現状判断からすると今はそれが良さそう。あくまで自分に取っての現状判断ですが。
momozukin2さん
伝えたいことは伝えました。
証明ね、
子供同士の会話だとすぐ出てきそうだけど。momozukin2さん
上の二つの書き込みはトピックタイトルに沿ったものですか?
沿ったものでしたら沿っていることが読み手にわかるように、
沿ってないものでしたら、適すると思われるトピックに書き込んでください。トピックタイトルが付くことで読み手は読む内容を選択しやすくなりますが、
内容がトピックタイトルと異なるものでしたら、トピックタイトルはない方が良いです。話の流れで脱線することはあります。
ただ読み手から「このトピックではいったい何を話しているんだ」と思われるのは
トピックを立てた者からすると辛いものがあります。武市流筋違い角四間飛車は一時期良く使っていました。
実戦譜とネット検索で調べるくらいでしたが、昨年棋書が出て大変助かりました。相手方にも色んな指し方があるのは仕方がないですが、
何事もなく駒組みまで出来たとして、77の銀が、ただそこにいるだけになりやすいのがいつも気にかかります。
この銀が上手く活用出来ればよいのですが、ここが難しいと感じます。女性棋士さん
大人の余裕はないということですね。
この局面の評価値のことですが・・・・・
1手も指されていない最初の局面、評価値でいえば互角ですけどこの時点で勝率97%
32回戦って31:1それが「おそらく97%はおろか、65%にもならないくらいの局面」
ということは、歩の交換すらしてない局面なのに勝率が2:1になったってこと?
最初の局面からだと31:1だけどこの局面からだと20:10
評価値はどちらもほぼ互角だと思いますが、相手の勝率が一挙に10倍も上がってる。女性棋士さん
文中最後の方に「両極端な手合い」と「分かり合えたら良いのですが」という言葉が出てきます。
両極端な手合いでいうならば、相手がR400台で、
女性棋士さんは24名人戦で二段枠で指しており、この両極端な手合いの中で起きたことが、
何といっても大きいと思います。そして「分かり合えたら良いのですが」という気持ちの部分ですね。
この、やさしさを思わせる言葉もメチャクチャ大きいと思います。それでいて何故女性棋士さんの方から手を変えることが出来なかったのかなあと思います。
そこは、ネット将棋に置いては百戦錬磨の余裕というか、大人の余裕を見せてほしかったです。>正直週に1時間もてればいいほうなんじゃないか?
仕事は仕方がないにしても、趣味の時間は減らした方が良いと思いますよ。
これだけ自由時間が少ない生活をしていたのでは、あっという間に参ってしまいます。手元にあったら良いなと思う棋書でもう戻ってこないだろうと思うのが「将棋大観」と「将棋に強くなる本」
貸す以上は帰ってこない場合も織り込み済みで、それはそれで仕方がないと思って貸すわけだが。その中で「将棋に強くなる本」を昨日古書店で見つけたので買ってきました。
初版から40年くらい経ってますが、その間ずっと増刷を繰り返してきたのでは思われるほどの有名な棋書です。読みどころ満載ですが最初の最初だけを並べると・・・・
あなたはどんな指し方をしているか
一局にどれくらい時間をかけているか
局後はお互いに”読み”を検討する
対局態度は棋力に影響する
対局過多はマイナス
長考にも限度がある
上級者と指すことが上達の早道確認の意味でも時々は取り出して読みたい棋書です。
山田修司さんはたぶん近代将棋の詰将棋番付で名前を見て「夢の華」を買ったと思います。
※詰将棋番付は近代将棋の入選を得点順にしたもので山田修司さんは張出横綱だと思った。作品の中では10番の「鳩」が好きでこれを見た時は驚きました。
詰将棋には妙手が含まれていることが暗黙の条件ですが、
それにも勝るものがあるならば妙手の是非にはこだわらないという考えと、
妙手が含まれていてこその詰将棋という考え方があります。「鳩」を作るにあたっては、謎解きの要素を盛り込もうなどという意識は全くなく、
それを求める人がいるとも思わなかったというコメントがあります。
山田修司さんの作品にはこのような考え方もベースにありますので、
謎解きという面では他の作家よりも弱めかも知れません。100番の「夢の華」はどんなスーパーコンピューターでも解けません。
最初は「今後作る作品」を100番としたのかなと思いましたが「未完」とあるんで違いますね。
しっかりした構想があり作っている最中だがまだ完成していないと推測した方が良さそうです。「NHK杯テレビ将棋トーナメント」
豊島二冠対羽生九段戦
予想通りの角換り腰掛け銀、予想通りの4八金2九飛型
同型から羽生さんが4二玉を31、42と繰り返して後手らしい手待ちになるのですが、
何故?と将棋の難しさ、奥深さを感じさせる手がその前にありました。それは▲9六歩に対し端歩を受けなかった手。
対して豊島二冠は▲9五歩と詰め、その2手の間に後手ながら△6五桂と先着した。
ここまではわかります。しかしその直後に4二玉を△31玉△4二玉の手待ちですからね。
端を手抜いて桂馬を跳ね、玉の移動で手待ち、これを一連のイメージとしてやっていたのは間違いないですが、
最後に手待ちするという選択ならば、9筋の端歩は受けておいて、均衡を保ったままの手待ちが普通です。
それをあえて端の位を取らせてからの手待ちですからプロ棋士の考えることは複雑です。解説の斉藤王座は羽生九段が少しのリードを保ちながら終始好調に攻めているようなことをいってましたが、
終盤に2枚桂の局面を見て、ずっと互角だったのかも知れないというような訂正をしていました。それに対して当事者の羽生九段は、角で飛車を攻める構想が悪く、危険な手だったと感想戦で言ってました。
代わりに豊島二冠が示した△4三金がバランス的に良い手で、
豊島二冠の方も玉を▲6八玉として、これだったらこれからの将棋だったと羽生九段もうなずいていました。>この部分は、私のコメント関係かな?
全く違います。
ayumi81さんは3分で指すようね将棋も指しませんし、
アドバイスを求めるようなコメントもしていないかと思います。たぶん5年くらいは前のことだと思います。
その時に感じたことです。上の6分もかからない対局の棋譜を見て、
以前こんな棋譜がアップされていたのを思い出しました。それはその棋譜を見て、どこが良くどこが悪かったのかを判断してほしい、
そして悪かった手に対してはどう指すのが良かったのかを教えてほしい、というようなものでした。たけどその人は持ち時間を3分も使わずに終局しているわけで、
それを一生懸命時間をかけて検討しても仕方がないし、
1秒とか2秒で指しているような局面を、
ここはこうだからこう指すのが正解と言ったとしても、
その人へのアドバイスにはならないと思うのですよね。でもいつもしっかり検討してくれる人がいて書いてくれるのですが・・・・・
ただそれってアドバイスではないのですよね。
棋譜があるとそれを検討するのが好きだというだけのことですから、
アドバイス対象者の棋力とかは関係ないのですよね。アドバイスってまずは対象者に寄り添うことが大切で、
対象者を置いてけぼりにした検証はただの自己満足ですからね。私なんかは1手に6分以上使うこともしばしばで、
それに比べると6分で終局する将棋は軽いジョギングくらいにしか見えません。
目についた手を取りあえずパッパッと指してみる、対局前の準備運動といったところですか。
そういうので重要なのは、今日は早見えしているか、早見えしてないかのチェックですね。
それさえチェック出来れば、指し手に関しては気にする必要も振り返る必要もないと思います。少し追加で書きますが・・・・
私がこのトピックで書いてきた出来る出来ないは
あくまで私自身が思い浮かべたものです。
ということはあくまで私自身の見解ということなのですが、
世間一般で使われている段級(私は将棋道場)をイメージしての見解です。それが実際に合っていると、世間一般での段級のことを知ってる、
そして出来る出来ないについてもわかってるとなるし、
大きく外れていると、世間一般での段級とはかなり違うのではないですかとなります。
もっともほとんどが「そう思う」というレベルであり、検証するとなると大変そうですが。
(その前に、検証までをする必要はないだろうというのもありますが)3つの基本が書いてあるほうですが・・・・
初段は自分の実力が客観的にわかるレベルまで達し、
二枚落ちでは勝てないということもわかる、ということなんですかね。
結果、二枚落ちでは勝てないことを悟るわけですが、
だからといって素直に勝てないというようでは駄目で
初段だと名乗るからには、勝ち越せると言えるようでなければいけないということですか。勝ち越せると思うから勝ち越せるというのは出来ますが、
勝てないことを悟ったのに、勝ち越せると言えるようになるのはメチャクチャ大変そうです。このトピックでやってる肩書きって、自分が自分自身をどれくらいの棋力だと名乗るのかではなくて、
世間一般で呼ばれている初段なら初段の棋力というのはどれくらいの実力ないか?で、
自分が自分自身を三段だと言おうが5級だと言おうが、世間一般が初段だと判断すれば、
その人は世間一般では初段の棋力ということにはなるのですけどね。☆女性棋士さんがが初段をどういう基準で判断しているのかと、
世間一般がどういう基準で判断してるのかでは違い
世間一般でを知りたい時は、世間一般ではどういう基準で判断してるのかが重要になるでしょうね。
そこを踏まえた上で自分の考えも入れてですと結果として似たものになりやすいですが、
そこを踏まえないと、世間一般の認識とはだいぶズレている結果になってしまうこともありますね。二段枠で勝ち越しているのは素晴らしいですが、
二段枠といっても最高Rでしょ。
今のRをみれば平均すれば1400~1500といったところでしょう。これだとBクラスで20人いたとして6~10位くらいかなあ。
女性棋士さんが言ったのは
明らかな必勝法に近い作業があり、それを使えば二枚落ちで勝ち越せるってこと?じゅあそれを使わないと初段では勝ち越すのは中々難しいってこと?
となると初段でその指し方が出来る人がどれだけいるかってことですよね。
8割くらいいれば総題局数の成績でも勝ち越しくらいになるけど、
2割くらいだと総対局数では全然勝ち越せていない結果になりますよね。私はそのような指し方はさっぱりわかりませんが、
知識を入れなければ使いようがないわけで、使えないと勝ち越せないわけだけど、
初段レベルだとそんなに知っている人ばかりで、結果、初段は二枚落ちで勝ち越せるということになるの?将棋の対局はほとんど天候に左右されず幸せです。
そういえばサッカーやマラソンも少しくらいの悪天候でしたらやってまずね。と、無理やり将棋という言葉を入れたたころで、
以前書いたマラソンの4時間切りを目指す番組「サブ4!!」の話2月のマラソン大会を目指してここまで日々練習してきたわけですが、悪天候の為なんとマラソン大会が中止、
これをやり切れば人生が変わるくらいの気持ちでここまでやってきたのにこれでは終われないでしょうけど、
番組制作サイトも想定外でしょうし、3月で打ち切りだったのか4月から続編が予定されていたのかでも違ってくるでしょうし。いずれにしてもこのままでは終われないでしょう。
「盤上に死を描く」 2019年2月6日発売
詰将棋作家でもある作家・井上 ねこさんのミステリー小説
第17回『このミステリーがすごい! 』大賞・優秀賞受賞作
第一部「作図」
第二部「解図」
第三部「検討」「あれば良いなと思う機能」
ふたつほど・・・・
まずは何といっても戦型表示機能ですね。
81道場にはありますが、観戦したい対局を探す時にとても便利です。もうひとつは二歩や動けない場所に駒が行ける機能、
実際の反則と同じことが起こる機能ですが、この手の反則が起こらないのは不満です。こういうのは言い出したらきりがなく、会員数が多いだけに、あっという間に沢山集まりそうです。
ルールに沿っていないについては自分としては二つの意味があります。
ひとつは
千日手ルールを守らないで指そうと思う以上、
相手が千日手勧告をしないとか手を変えないと言っても仕方がないです。もうひとつは
ルールに沿って戦っていない以上、この対局は通常の対局とは別物です。お互いが千日手というルールに反してやってるわけですから
そこに千日手のルールを持ち込んでも仕方がないです。>自動千日手判定を導入すればいいだけでしょ。
そうですか、
簡単でしたらずっと前に導入していたと思います。
有志が集まって「費用は私達が持ちますから是非導入を」といえば、たぶんお金が集まり次第やっていただけるでしょうけどね。
導入すればいいだけといっても、その為の費用も時間もいるでしょうから。将棋自体は4回同一局面で千日手成立ですが、
ソフト側が手を変えれば勝ちを掴み取れると確信したというのは、
千日手引き分けというルールがなくこのまま戦い続けることが条件で、
実際はルールがあるのに、ないことにする、あるいは守らないで戦うということなのでしょう。千日手ルールを守らないで指そうと思う以上、
相手が千日手勧告をしないとか手を変えないと言っても仕方がないです。
そこは千日手というルールはないものだと思って戦わないと。
(千日手ルールはないものとして決着を着けに行ってるわけですから)ルールに沿って戦っていない以上、この対局は通常の対局とは別物です。
「最善手(最善手順)」実戦
上に書いたのはあくまで最善手(最善手順)の定義ってどういうものなのだろう?ということでしたが、
実戦に置いての最善手とは?となると、単なる定義とはまた違ってくると思います。あくまで私はですが、実戦に置いての最善手はと問われれば、
「勝つ可能性が一番高い手」と答えると思います。勝ちの局面であれば負けるリスクが一番低い指し方、
(言い方が違うだけで中身は同じですが)
不利な局面なら、逆転して勝つ可能性が一番高い指し方、
このような指し方が最善手なのかなと思います。詰ましに行くのは一直戦で勝つ可能性もありますが、
駒を渡したが為に負けるはずのない将棋を負けるということも起こり得ます。
それだけに危険な手という側面も持っています。ゆえに詰ましに行く場合は詰みを読み切るというのが大切になってきますが、
私はこれが中々の曲者だと思っています。
人間ですから当然ミスすることもあります。
ミスするのが人間だと考えると、読み切るといっても、
実際は本人が読み切ったと思っているだけに過ぎません。そうなると読み切ったと思っている局面の難易度が重要になってくるでしょうね。
それが簡単だと思う局面なら大体大丈夫でしょうが、
結構難しかったが詰みを発見し何度も確認したなんていうのには結構読み抜けがあったりします。
ですのでそういう局面は詰みを読み切ったと思ったにしても、
念には念を入れて、より安全勝ちの手を選んだ方が賢明だったりします。何をしても勝ちだと思える局面だとして、勝つことが重要になればなるほど、
より安全な勝ち方を選択するようになると思います。
それは実戦に置いては安全勝ちこそが最善だという証のように思います。「最善手(最善手順)」実戦ではなく言葉の定義として考えた場合
ある局面があったとして、その局面に即詰みが生じている、そして必至もかかるとした時に、
即詰みとなる手順が最善手順となるのか?、必至をかける手順が最善手順となるのか?、
それともケースバイケースで局面によって違ってくるのか?最初に書けば、これに関しては正解が存在と思われ、そういう意味では超難問だと思います。
この問題を解こうとした時に、ここしかないというほどの重要ポイントは、
ここでいう最善とは何を示していているのかです。最善の対象となるであろうものは二つ
ひとつは即詰みに討ち取る手順です。
即詰みが生じている局面では即詰みに討ち取る手順が最善の手順だという考え方です。もうひとつは手数
例えば15手で即詰みとなる局面があったとして、
必至をかけたらどんなに相手が粘っても5手以上は粘れない局面であったとしたら
15手かかるよりも5手の方が最善だろうという考え方です。この二つをポイントとすると、どんな場合でも即詰み手順が最善なのか、
手数がわからない以上それはケースバイケースなのかです。あとは大穴の第3の候補手
「何を最善とするかは既に協議の結果決められているんです」というもの。室田伊緒女流二段詰将棋の気に入った点・・・・
初手に持駒の銀を打ち王手し、2手目にはもう気前良くその銀を捨てる、まずはこれでしょう。
意表を突くと同時に何とも軽快なリズム感を感じます。
そしてこの2手で「この詰将棋はこんな感じの詰め将棋なんですよ」と言ってる。「ああそうなんだ、そういう詰将棋なんだ」と思った時に、
3手目でまた銀で王手し、4手目でこれまた王手した銀を捨てる。
解き手がいだいた想像を全く裏切らない、「やはり自分の勘は正しかったのだ」と思わせてくれる。それから一段目の駒が全く動いていないこと、これも良い。
動かないことで2枚の銀の働きが格段に輝いて見えます。普通はこれらの駒も参加させますが、それだと複雑さも増し難易度も上がりますが、
複雑さが増し難易度が上がっただけの、よく見かける詰将棋になってしまうように思います。そういう詰将棋に持っていきたくなる気持ちをあえて抑えて不動駒にさせた、
そこに発想の豊かさと遊び心を感じます。あとは2枚の銀が消えて清涼感が出たところも、解いた後の爽快感に一役かっていると思います。
昨日は日本将棋連盟サイトの「まいにち詰将棋」に挑戦していました。
ただしプロ棋士の作品は難易度が高めなので、
自力で解いたのは少なく、1分くらい考えて、わからなければ答えを見るスタイルで、
どちらかといえば、詰みまでの手順パターンを把握する取り組みでした。その中で、これまたすぐ答えを見た問題なのですが、
「この問題は良いなあ」と思ったのがありました。
そして作者を見たら室田伊緒女流二段でして、
そういえば詰将棋を作るのが好きだったことを聞いたような気がしてきました。私はすぐ答えを見てしまいましたが、この問題ならもう少し考えて見たかったです。
ですので自力で解ければ申し分なく、仮に答えを見るにしても、
そこそこ考えてから見たら心に沸いて来るものも違うと思います。いままでサムネイルのデザインに将棋盤を使ってましたが、
他の人のと似てしまったので、区別が付き易い様に、
デザインを変えました。「駒の並べ方と扇子」
駒の並べ方には大橋流と伊藤流があり、
大橋流で並べる人と対戦することは稀にあります。
ただ私はバラバラです。
理由は・・・・・・
はずかしくて出来ないというのが一番です。
強いと思われそうなのがはずかしいのですが、
対局前に強いと思われるのは損だと思う気持ちも少しあります。はずかしいといえば扇子も同じです、
十数本持っていますが対局場に持っていくことはありません。
(飾ってさえなくしまったまま)それでも持っていく場所がちょっとだけあるんです、
それは大盤解説をする会場。
当然そこには将棋愛好家が沢山集まります。
そこで扇子を開いて扇いだりしてるのですが、
そこでははずかしくないのです。
何故なのでしょう、自分でもわかりません。それと似ていますが夏のコンサートは持っていくこともあります。
こちらはかさばらず実用的です。「王将か玉将か」
王将は格上だったり年配者だったりが持ち、玉将は逆です。
それを知らない人は別として、いくら何でも知っているだろうという人でも、
中には気にしていないように見受けられる人もいます。
勿体無いですね、その境地に行けるのが将棋の良いところなのに。私の場合・・・・・
相手が格上ですと当然最初に玉将を持ちますし、
既に相手が持たれていたら、失礼して交換させていただきます。逆に相手が格下でしたら相手がどちらかの駒を持つまで待ちます、
そして残りの駒を持って指します。相手が同じくらいだったらどうか?
これには2パターンあり、最初に玉将を取るか残りの駒を取るかです。いずれにしても自ら王将を持つことはありませんが、
例外で格上相手に王将を持つことも稀にあります。
それは高校生くらいで自分より少し強くなった相手の場合。
高校生は大体で最初に玉将を取るので、
その意をくんで、失礼ながら王将を持たせていただいたりします。通常はそんな感じで終わりますが、自分よりかなり弱い小学生が
王将を持った場合は、対局終了後に、格上王将、格下玉将を教えることもあります。「100通りの方法」
順調に上達している時は気にも留めないが、
止まると上達について考え出したりする。
ああやった方が良いのでは、こうやった方が良いのでは、
右に行った方が良いのでは、左に行った方が良いのでは。結果からいえばたぶんどれもが正解で、
どれもが同じ目的地に続いている道なのでしょう。
目的地に行く方法は100通りもあるというだけで。「将棋ゲーム」
テレビである俳優が正月に将棋をやっていた。
相手は将棋ソフトで・・・・・・
それをキャスターが「将棋ゲームをしていた」と紹介した。確かにソフトと戦っていたのだから、将棋ゲームをやってたといえばそうなんだけど。
野球もテニスもゲームですが、野球ゲーム、テニスゲームと言われると、
イメージがかなり違ってきます。将棋を趣味まで行かない人が将棋ソフトと戦うと将棋ゲームをしていることになるのだでしょうが、
将棋を趣味としている人が将棋ソフトと戦っていたら、
それは将棋ゲームをしてるんじゃなくて、やはり将棋をしてるでしょう。将棋は確かにゲームですが、将棋ゲームと言われてしまうと「え~~~!!」という気持ちが沸いてきます。
#16201 「ラッキーな組み合わせ」より
1回戦に負け2回戦で当たったのがこれまた強敵で、
戦型は相手の先手中飛車に対し、私は一直線穴熊を選択しました。
そして相手は穴熊を選択し、こちらは松尾流穴熊で相穴熊の戦いとなり、
そこから相手は袖飛車にし、飛角銀で攻めてきました。それを見ていた対戦相手と仲の良いこれまた強豪が
「この形はどちらが良いんだね、当然研究してあるんでしょ」と言いました。
(対局中は声をかけないのが普通ですが、相手と仲がよく、私ともよく話したりしているので自然と言葉が出てしまったのでしょう)それに対しては両者無言で指していましたが・・・・・
想定できる局面といえど優劣が事前にわかるとは限らず、私は囲い合って互角であり、これからの将棋というイメージでした。本局は先手が袖飛車から積極的に来ましたが、金銀二枚のみの穴熊で、
カウンターで角交換をヒットさせ、4枚で囲っているこちらが有利になりました(結果は負け)確かに事前研究はしますが、そこで優劣がついているような局面は実際にはほとんど出てきません。
よくわからないから登場するわけで、事前研究は必要ではありますが、実際にはわからない局面だらけということが多いです。「3タイプの将棋解説」
プロ棋士が将棋の解説をすることがありますが、
3タイプ浮かびましたので、少し特徴を書いてみます。よく見るのがタイトル戦やNHK杯での大盤解説
同時進行なのが魅力ですが、タイトル戦などですと、
対局者の方が棋力が上なので、予想手が当たらないことも多いです。
聞いている人は解説者の判断に影響されつつ進行を見守るのですが、
後になってみるとその判断は間違っていたということもしばしばです。次に囲碁将棋チャンネルで放送されているタイトル戦やその他の棋譜解説。
こちらは既に対局が終わったもので、解説には両対局者の感想や
解説者が独自に調べた内容が織り込まれています。
対局との同時進行という熱気は得られませんが、解説の内容はかなり信用できます。最後は自戦解説、これは大盤でするのも稀にありますがほとんどが自戦記です。
指し手に関しても載っていますが、どういう意気込みでその対局を迎えたのか、
どんなことを思ってその手を指したのか、対局者自身の心情が綴られているのが魅力です。詰将棋って何?といったら私の場合真っ先にパズルという言葉が浮かびます。
したがって詰将棋を解くというのはそのパズルを解くということなのですが・・・・ただその目的はというと、そのパズルを解くと快感が得られるからというような人は少なく、
その喜びを得るというよりも、あくまで将棋が上達する為の一手段であり練習法ということで接している人の方が多いかと思います。詰将棋を解くことそのものに喜びを感じる人にとっては詰将棋は絶対ですが、
上達の為の一手段と捉えている人にとっては、それが必至問題でも次の一手の問題でもそんなには変わらないように思います。そのような人からすると、より実戦に近いものというのは魅力があるものだと思いますが、
昨年の終盤に入って二つ、詰ます関係の新しいタイプの問題集が立て続けに出てきました。「棋譜並べ上達法の棋書(囲碁だが)」
上達法というと、同じことを繰り返すというのが良く見受けられ、定番でもあり効果的かと思います。
野球でしたらバットの素振りを毎日100回などですが、将棋でしたらどんな練習法がそれにあたるでしょうか?
動作だけでいえば駒の空打ち100回などはぴったりですが、上達には無縁そうです。同じことを繰り返すでも、バッティング練習やノックを受ける練習はボールがそのつど異なりますのでバットの素振りとは少し異なってきます。
これくらいですと将棋にも応用できそうなのが出てきて・・・・
例えば10秒以内で解けそうなレベルの詰将棋をどんどん解いて行く、
答えが間違っていても、10秒内に解けなかったとしても次の問題に進む。こんな練習法が浮かびますが、シンプルな動作をひたすら繰り返すという基本的な練習法は
将棋の世界ではあまり取り入れられていないように思います。さてさて昨日書店で囲碁のですが、棋譜並べ上達法という棋書を見つけました。
中身はといいますと・・・・・
進むのは1ページで5手以内だったかな、そしてその全ての手に対して解説が加えられているのが何といっても特徴です。棋譜並べにしても1回より2回、2回より3回と繰り返し並べた方が理解度が増すのは確実で、
同じことを繰り返す練習法としては使えるメニューだと思います。将棋上達法に関しては沢山の文章を読んできましたが、同じ棋譜を何度も並べ返しなさい、というのは見ませんでした。
それはメインではなく脇役としての練習法だからでしょう。棋譜並べは実戦、詰将棋と並んで三大練習法ですが、
プロの棋譜を1度並べてどれくらいの効果があるのか、どれくらい理解できるのかと考えれば、
繰り返し並べて理解力を増すというのは、大きな成果になりやすい勉強法のように思います。詰将棋の団体というと大日本詰将棋連盟が浮かびますが、
昭和37年結成ということですのでルールの整備ではかなり尽力したのでしょうね。以前詰将棋のことで調べたいことがあってネットサーフィンをした時に、
細かい部分に置いて解釈の違いがあって、それぞれの持論が書かれているのをよく読みました。
大日本詰将棋連盟は詰将棋界では大きな団体ですがそれでもアマチュア団体ですからね、
そこが○○だという解釈をしたとしても、それで団体以外が人の納得して受け入れるかといえば、中々そういうわけにはいかないのでしょう。
もっとも本当に細かい部分での解釈の違いであり、よくここまで整備されたなあとおもいますけど。#16184の棋譜を最初だけ頭の中で動かしたが、ここまでだけで十分驚いた。
▲7六歩 △3四歩 ▲6六歩 △6四歩 ▲6八銀 △6五歩
▲7七銀 △6六歩 ▲同 銀 △6二銀 ▲7七銀 △6三銀・・・・・・・・・・・・6手目に後手が早くも△6五歩と開戦に出て10手目△6二銀で形勢判断をして見ると・・・
お互いの角道が開いており、持駒は両者1歩ずつ、違うのは銀の位置のみで、
先手は4段目、後手は2段目で、わずか10手しか進んでないのに早くも先手の2手得。
これは先手が特別工夫したわけではなく、後手が進んで2手分をプレゼントしたわけで先手としては棚からぼた餅。そしたら何と先手はその銀を1手かけて▲7七銀と引いた。
対して後手は△6三銀と上りこれで双方の銀は共に3段目、この2手の交換で先手の2手得はあっという間に消えた。ここは当然▲6八飛で、こう指していれば、この時点で既に先手有利だったと思います。
ただしこれくらいのRですと、勝敗には影響がないレベルでしょうけど。
「コツコツ・・・・」
将棋連盟のホームページがリニューアルしてから毎日新しい詰め将棋が出題されている「まいにち詰将棋」
7手詰以上のみをコツコツパソコンに取り込んでいたらもう少しで300題くらいにまでなった。ただ・・・・・
作者名のない7手詰は難易度が低目に設定されているが、それ以外のプロ棋士が出題したものは難易度が高め。
ということで取り込んではいるものの解く気になるのは週1度あれば良い方か。追記ですが・・・・
この棋書は特別で、PDFのデータになったものを期間限定で半額くらいで買ったんですよね。
書店でしたら中身をチェックして買うのでこのような失敗はなかったのですが。
(何店か探せば置いてある店があったかも。事前に調べておくんだったかなあ)私が現在勉強している戦法の棋書ですが・・・・
四章に分かれており、3つのテーマ図と実戦解説からなっています。
その第二章・・・・
10手少し進んだ局面がテーマ図(基本図)ですが既にほとんど登場しないような局面、
ここから延々50手先までの進行と解説が書かれ、その間、20手後くらいに二つの進行パターンに分かれるだけ。
テーマ図自体が少ない局面ですから定跡も何もなく1局ずつ全く違う将棋になりそうなのに、
そのひとつを50手先まで解説し続けて、それを結論とするってどういうこと?知りたいのはテーマ図からの進行予想を広く浅くで、これでは実戦譜を解説しているのと何も変わりありません。
棋書は読み手の棋力によって難易度が全く異なって映るかと思いますが、
私にとっては難しすぎて、また2つと分岐が少なく、
その分50手先までも進めた後に結論を出すという方法は、
プロ棋士レベルからするとかなり有効な方法なんですかね。アマチュアは書いてもらわないとわからなかったりしますが、
書かれているのはアマチュアにもわかるようにということで、
プロレベルですと説明の必要がない部分は多いでしょうからね。
必要ない部分はカットしてその分、狭く深くなのですかね。この戦法の本はこれで5冊目かな。
より詳しく知りたいということで買いましたが、ひとつの戦法といえどそのつど局面が違います。
この本は砂浜で石を6個拾った感じかなあ。
無数の石が転がっている中で6個の石を一生懸命調べても・・・・・石の種類を大雑把に分類して、その特徴を紹介するような棋書の方が良かったなあ。
鳥と書いてあっても鳥とは限らず、花と書いてあっても花とは限らず・・・・
その場合はどうすれば良いかといえば、たぶんそういうのは読まないのが一番なのでしょう。
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