フォーラムの返信が作成されました
-
作成者投稿
-
「趣味将棋といえど色々」
「見る将」という言葉がありますが、指す将棋に関しては強くても、
この前○○棋士と△△棋士が戦ってどうなったというような情報には疎い人もいますね。
ある掲示板ではほとんどがこのような情報で盛り上がる、
かと思えば24掲示板ではプロ棋士の話題はまあ出てきませんね。指将棋に興味がある人がプロ棋士の情報を知らなくても問題ないし、
見る将が駒の動かし方がわからなくても良いんです、それで楽しめているなら。
知っていればより楽しめるにせよ、だからといって知る必要もないのです。ただしひとつの掲示板として見た場合は人材が不足しているなと思います。
将棋をテーマとした題材が100くらいあったとして、ひとつの掲示板で常時扱われている題材は私の感覚としては5つくらい。
もっともテーマを出しても発展しなかったから現在に至っているわけで、
逆を言えば、一口に趣味が将棋といっても幅が広く、興味があるのはその一部分ということなんですけど。詰将棋の作品価値というか評価は私には良くわからないのが沢山あります。
手順を見ただけでわかる特徴的なものは大丈夫ですが、そうでないのはわからないですね。
それが詰将棋に特化したプロ棋士が高評価を下すわけで、そういうのは詰み手順をなぞるだけでは駄目ですね、
自力で解けるほどの棋力がないと作品価値はわからないように思います。詰将棋に置いての最終手、これは複数手存在してても問題はなく完全作ということになっている。
ただし将来のことはわからない、最終手も1つのみとなり不完全作扱いにされるかも知れない。
そのわからない将来のことは置いといて、その観点から現在を見つめてみる。その詰将棋作品が作られた当時は現在のような規定がなく、ゆえに完全作だったものが、
のちに新たに作られた規定により、その規定に触れ不完全作扱いになる。
これが現状だと思うのですが、これは最初に書いた将来新たな規定が出来、完全作として作られたものが不完全作扱いになるかもしれないと同じことが起きており、実際に不完全作扱いにしてるんですね。その作品が作られた当時、そのような規定がなかったとすれば、不完全作とされることに作者は納得出来ないでしょうね。
不完全ということは不備があるということですが、当時の規定では不備はなかったわけですから。それもシンプルで良いと思う。
あれがどうなのこれがどうなの説明しなければわからないようなものはその作り自体が良くないと思う。
こういうのは人の問題でシステムをいじっても無理。
例えば私が平手で羽生さんに一生勝てなくても羽生さんの方は負けたければ投了すれば良いだけだから簡単に出来る。
もっといえば勝とうとすれば簡単に出来るし負けようと思っても簡単に出来る、結果として好きな勝敗に持ってくことが出来る。
これをレーティング戦に置き換えるなら例えば1500点の棋力の人がいたとしたら、1000点でも500点でも300点でもどこにでも自由自在に持ってことが出来る、これに関してはどうしようもない。24名人戦の枠組みの決め方ならシンプルでもっと良い方法がある。
全ては結果すなわち順位なのだから順位だけで判断すれば良いのよ。
例えばだけど・・・・
40人枠だと1位から40位までが出る、そしたら20番を+10に21番を-10にし、そこから順位ひとつごとに±10が生じるようにする。
1位だった人は次回は+200の点数の枠組みに入るし-200はそれだけ下の枠組みに入る。
(ちなみに41人枠だったら21番目が±0になる)
実際は20位までは決勝リーグに行くからそちらの順位が反映されることになるけど。沢山指せる人の方が有利で少ない人は不利、棋力が高い人の方が有利で低い人の方が不利、
その他色んな有利不利があったとしてその全てが反映されたものが順位なのだからこれ以上公平なものはない。
だからその順位で次回の枠組みを決めていけばいいのよ。でも本当は・・・・・
そんなくだらんことをして24名人戦にのぞむ、本当に限られた極々小数の人達の為に24名人戦のしくみを変えるなんておろかなことで、
私が枠組みを決めることが出来る立場で、もしそういうようなことをしているといると判断したら、
とんでもない高い枠組みに問答無用で配置させて一件落着ですよ。
それが5級が順当なら初段の枠組みに、初段が順当なら四段の枠組みにって感じですかね。
(もし枠組みを決めるのに決まりがありそれに反している枠組みなら、例外的措置もあることの一文を入れれば良いから問題ないし)「詰将棋川柳」
たしかこんな感じなのがあった。
煙詰め 出来た時には 妻も消え
将棋ソフトと対局すると、反則ミスとか王手飛車をうっかりするとかがないのでその点に置いては味気なさを感じます。
詰将棋も同じで最近の作品ではミスを発見した時の喜びを味わうようなことは無理なのでしょうね。東大将棋6というソフトは15年くらい前に発売されたものですが詰将棋を作る機能が付いています。
どの駒を何%くらい使うのかとか、手数はそれくらいにするのかとか条件を設定するとあっというまに出来ます。
東大将棋のソフトで作られた詰将棋の本も出ています、750題くらい収録されており短い手数で私も解きましたがストレスなくいけましたしトレーニングには良かったです。
「ひと目の詰み筋初級編」ソフトに作らせてそのまま自作だとするのは心苦しいのでやらないとして、
ほんのちょっとだけ手を加えて自作のものだといっても問題はないのでしょうね。
あとは自身が心苦しいと思うか何も思わないかだけで。コンピューターソフトの発達によって完全作と思われてたものが不完全作だということが判明した作品は多くありますね。
不完全作品であると承知しながら発表されることはまずないですね、多くは検討の段階で発見されるのですが気がつかずに発表されてしまうものもあります。
明らかに完全作とわかる作品はともかく完全か不完全かわからないものを100%完全と言えるまで検討するのにはどれだけの苦労があったことか、数多く発表していれば全てが完全作というのは無理な話です。ソフトによって検討は楽になりましたし不完全作も現在はほとんど出ていないのではと推測します。
ただ、人による力しか用いることが出来なかった時代、人が時間をかけて一生懸命検討した末に大丈夫と判断されたものが、ソフトの力でたいして時間も汗もかかないで不完全作だというレッテルをはられるわけですから、それはきついですね。ちなみに稀に不詰と判断される作品がありますが、あれはどんな扱いになるんですかね。
余詰はないに越したことはないですが、仮に見つかったとしても不完全作という扱いになるだけですが、
詰まないのは流石に致命傷ですからね、詰将棋ではないという判断が下されるのが普通なんですかね。「猿も木から落ちる」
つい先ほどネット将棋で(フリー対局)400点ほど上の相手から挑戦され角のただ取りで41手で完勝。
羽生さんも簡単な詰みを見落としたことがあったしプロ棋士でも反則ミスを犯すことがある。
やってしまったことは仕方がなく次に生かすしかない。「あまりにもひどい」
リアル将棋は自宅で行わない限り出向くことになる。
大げさに言えばそうまでして行う対局。毎週行っているトーナメントの1回戦
序盤の角交換から単純な角の両成りに気付かず、成られた馬が金取りになっていることに気付かずただ取られ、
あまりにもひどかった。
何かペナルティをかさないといけない。kannjuさん
詰将棋も時代によって見られ方が異なっていますからね。
例えば煙詰、当初は39枚の盤上の駒が最終的に3枚の駒になるのを言ってたのですが、
次第にそれ以外のものも煙詰と呼ぶようになっていきました。
狭義で捉えるなら先のものだけ、広義で捉えるなら後のものもそうとなりますが、これらに正しい間違いというものはありません。
これと同じようにひとつのものに対し色んな捉えかたがあり、そこに正しいもなく間違いもなくただ色んな捉えかたがあるという事実だけが存在するということも多いように思います。
以前は詰将棋論争というのもあったようでコアな知識を持った人達が主張を戦わせたみたいですがそこに結論を見たというのはまだ聞いていません。
それはそもそもが単にいくつもの捉えかたが存在するというだけで、それを戦わせるようなものではなかったからでしょう。
詰将棋の世界は審判もいないわけで、色んな捉え方がでるのは当然のことなんですね。女性棋士さん
>基本的には、詰め将棋に関しては
いきなり余詰ですし、触れているのは詰将棋の中でもマニアックな世界ですよ。
ですからそういうのに興味がある人達が楽しめば良いのではないですかね、
私は普通の詰将棋を解くだけで十分なのですが。
そういえば先日女性棋士さんが出された問題は楽しめましたよ。>「作成した詰将棋に余詰が生じてはならない」というような言い
>方は良く聞くと思いますが、その場合に生じてはならない「余詰」
>とは、どういう内容なのかという部分に関して、共通の認識が必要
>となります。
> この部分、皆さん、大丈夫でしょうか?ルールというものは共通認識上にないと困りますね、勝手に個々に判断されたのでは困ります。
ルールは論議されるようなあやふやなものでは困ります。「余詰」について共通の認識が必要だとして、誰もが共通認識をもてるほどに明確なものなのかそうでないのかで結果は異なるでしょう。
共通認識を持つことになるのかそうでないかは中身を見てない段階では何ともいえないですし
自分ひとりで共通認識を持つのは無理です、他の人すべてと同じ認識であってはじめて共通認識ですから、この点に置いても何ともいえないところです。ちなみに詰将棋の世界には共通ルールを作れる人も団体も存在しません、共通認識化されたものをルールだとしている感じです。
「七五調」
勝った勝ったと下駄の音
良い手はみんな蚊に食われ
目から火が出る王手飛車
>この手順で行くなら
ということは実際はこれも違う手順だということなのでしょう。
こんな推測に推測を重ねるようなことをしてても仕方がないので、
今思っていることを書いて見物に回ります。①今回出た2手目△5五桂打の手順も12手目1一玉でこちらも詰まないように見える。
②少し前の投稿で9手目とする局面があり、▲2二金では▲2一金とすれば簡単に詰みと書いたが△5二香合があるならこれでは詰まない。
③2手目7七桂打の手順、△5二香合があるなら12手目△1二玉でも、以下▲6二竜△5二香合▲同竜△同竜が逆王手になるから詰まない(2手目△5五桂打だと逆王手にはならない)
誤:女流棋士さん
正:女性棋士さん
失礼しました。何の為に9手目とする局面をアップしたのか意味すらわからないけど、これは▲2二金打って王
手した局面でしょう。
これなら2一から金を打って竜で6二の金を取り1一に金を打てば簡単でしょう。今回書かれているのが出題者からの解答説明なら、詰むのか詰まないのかに先んじて言いたいこ
とが2つ。
①出題者はどちらを持ちたいかで尋ねているのだから、当然どちらを持ちたいかで答えるべきでしょう。
②これが詰手順の発表なんだからひどい。本題
女流棋士さんが詰み手順だと言ってると推測される手順
▲7二龍 △7七桂打 ▲同 馬 △同桂成 ▲2一銀成 △同 玉
▲3三桂 △1二玉 ▲2二金 △同 玉 ▲3四桂 △1二玉
▲6二龍 △同 龍 ▲2二金(15手目) △同 龍 ▲同桂成 △同 玉
▲3二飛 △1一玉 ▲3一飛成 △1二玉 ▲2一龍まで(23手目)私が▲3四桂に△1一玉としたらどう詰ますのかと尋ねたのは12手目の部分
結構楽しませてもらいまして私もこの辺りを考えましたが結局詰ますことは出来ませんでした。
ちなみに▲3四桂に△1一玉とするのが最善だと思うのですがその場合はどう詰ましに行けば良いのですかね。あと変わってるつながりでいうと香車が5つあるのは珍しい
最も有名な3手詰・・・・
私が出会った時は既に詰将棋が身近にありましたから特に感動することはなかったですが、別の意味で驚いたことがありました。
それは紹介している駒や配置が微妙に異なっていること。
結果として正しいのはどんな配置のものなのか未だに知りません。ちなみに紹介されてる例を少し挙げると
http://kazemidori.fool.jp/?page_id=2606http://www005.upp.so-net.ne.jp/tsumepara/contents/4appre/appre/appre01.htm
https://games.yahoo.co.jp/qa/detail?qid=13154451208
http://flac.aki.gs/blog/?p=2866
持ち駒が何パターンかある詰め物といえば、なんと何といっても谷川九段の著書でしょう。
新しいのでいえば確か「詰みの条件」とかいうタイトルの棋書が出たばかりです。19局ありますが近年ですと2017年に1局、2019年に1局(女流棋戦)
それ以前ですと2012年にさかのぼりますが、この頃に手入力していたかは覚えていません。
手入力していない部分に置いてはs789456123さんと同じデータかと推測します。
こちらの特徴としては2005年に少し集中しているのと、ひとり1回しか使用してないことですかね。私のは2016年以降で16局該当しましたが、
手入力しているのは全体の3分の1くらい、ただし後手の角頭歩戦法の公式戦棋譜が載っていたサイトがあり、その時に10局ほど入力したので、そのあたりを割り引いて推測すると30~40局くらいかなと思います。ちなみに伊藤五段は「メリットがわからない」というようなことを言ってますが、
メリットはダイレクトに向かい飛車に出来るので1手得、その代わり居飛車から急戦される可能性があり、その対応をしっかり準備しなくてはならない。
その両方を比較して「そうまでしてこの戦法をするメリットがわからない」と言ってるのだと思います。
実際は先手が戦いを挑んで来ることはほとんどないです。
理由は「相手が準備しているのにわざわざ飛び込んでいくことはない」です。
角頭歩戦法を使う方は当然準備をしますが、居飛車側はほとんど遭遇しないのであまり研究とかはしてないでしょうからね。伊藤五段の動画を見ましたが、主に後手番の角頭歩戦法について言ってるのだと思いますよ。
純粋な振り飛車党の伊藤五段に対して「角頭歩戦法わかんない」という書き込みがありそれにつぶやいたものですが、後手番の角頭歩戦法は2016年~2018年くらいにかけてブームになった戦法で、大雑把にいえばダイレクト向飛車を目指した戦法です。
対して先手番が用いる角頭歩戦法もありますが、名前は同じでも別の戦法と言ってよいほどに狙いが全く違います。
動画では先手番のものにも一言だけですが触れていて「先手番では指す気がしない」ということですね。詰将棋って妙手の存在が命といってよいくらい大事で
それがないと詰むだけの将棋になっちゃいますけどね。6二金を取って簡単かと思ったら1一に逃げられて・・・・
もう少し工夫しないとダメか。#18395の問題
面白くはなってるが何も変わらないようにみえる。
それだけにその上を行くあっと驚く展開を期待する。変わってるなと思う点
部分図問題の次の一手なのに作意手順に絡まない先手玉があること(通常玉はひとつ)
ちなみに部分図問題が必要駒が配置されているのに対し、全体図問題はすべての駒をうまく使い、いかにも実戦で現われそうな局面を演出するという特徴があります。先手玉は気にしなくて良いとのコメントがありますが部分図問題はそれが基本です、
だから最初から存在させないのが普通です。負け判定になったのは対戦相手が、自分が勝ちでsava-chanceさんが負けと判定したから。
何故相手がそんな判定が出来たのかといえば、sava-chanceさんの方が通信切断を起こし時間内に戻れなかったことで判定する権利を得たから。書いてあるのだけでいえばこうなるが、不自然なところはどこにもない。
しかし何故なのか意味がわからんということだが、どの部分に対して疑問があるのかを何もかいてないので、これだけではさっぱりわからん。
「脳内トレーニングの良し悪し」
自分でキーワードをあげておきながら「もしも」をつけることにいささかの可笑しさを感じるが、もしもタイトルのようなキーワードがあったら、自分的には真っ先に「脳内将棋盤」が浮かびそう。
将棋は駒を動かさず頭の中で考えるので、頭の中の将棋盤をよりクリアにすることは上達に伝わる。その上で、盤面を見ずに脳内だけで盤面をイメージして解く詰将棋訓練を時々行っているが、自分自身すっきりしない部分もある。
実戦で詰みのあるなしを読むとして、それは頭の中だけで読むわけですが、盤面を見ることは許されている。
ゆえに盤面を見つつ考えるわけで、盤面を見ないで考える必要性というのは全くない。
それをあえて盤面を見ないで考える。
これも脳内将棋盤をよりクリアにする為のトレーニングだがすっきりはしていない。それともうひとつ
棋譜並べはパソコンで再生されるものを見るより、自分で実際に駒を動かすトレーニング方法が推奨されている。
実際にその通りで、棋譜並べにしろ定跡手順を覚えるにしろ、頭の中だけでやるよりも身体に染み込んでくる。
そういう目線でみると脳の中だけで駒を動かして解決させるのはどうなの?と思う。
脳の中で解決させるのもトレーニングとしては良いだろうけど、実際に駒を動かし、より深く身体に染み込ませるのもトレーニングとしては有力で、脳内だけではそのような特権は得られない。
詰将棋も頭の中で詰ますトレーニングが推奨されているが、駒を動かしながら考えた方が身体の中には染み込みやすく忘れにくいようにも思う。頭の中だけで行ったものは入ってきてもすぐ出て行ってしまう。
そういうマイナス面はあまり重視されてないが、そこはしっかりと把握した上でトレーニングにとりいれないととは思う。他の人がいるので具体的な書き方は避けますが・・・・
自分的には、こういう問題の初手はこれしかないでノータイムで二つ、あとは浮かんだ候補手を一通り検証、
次はそれ以上のわなが仕掛けられているのかとか、あえて先手にも玉(詰将棋としてみるなら双玉)を配置した意図は何なのだろうとか、その辺りのレベルに入り込んで検証し終了。いま見ると後手の持ち駒がとても多く、この部分に置いては詰将棋そのもの、
そう考えると双玉の詰将棋が頭をよぎり、先手玉が不気味な存在感を放っています。ノーマル四間飛車は大変ですね、バランスは良いけど他の振り飛車と比較しても攻め味がなく受けからはじまりますから。
とりあえず急戦対策からと思って勉強し始めているのですが、おおよその形はわかるものの、これまで居飛車の立場で居飛車目線の本で勉強してきたので居飛車良しがしみついてしまっていてそこから脱却するのは大変そうです。そもそも振り飛車側は美濃囲いの固さがメリットでその固さを生かして結果的には互角なわけで、中盤くらいではリードされてないとそういう進行にはならないわけです。
ですからリードされているものを互角まで持っていく最終盤の力も必要なように思います。「振り飛車対居飛車急戦 振り飛車目線で私が思うこと」
①色んな急戦があるがやってこられたら困るので概要だけでも一通りは知っておかないとまずいだろうな。
②とはいえほとんどが持久戦志向で遭遇率はかなり低いだろうな。
③急戦への対応も調べていくと面白いな、でもやはり実戦ではなかなか表れないだろうな。
④調べると自然と急戦の指し方もわかってくるが、居飛車の立場になってやろうとすると最初から方針を変えなくてはいけないので、居飛車の立場になって使うということはほとんどないのだろうな。上の取り出した2行、その部分だけで考えると全く違ったものになってくる。
その前でふれている、四間飛車対急戦でそういうことが起こるというのがポイントで、
それを踏まえた上でということです。ここについては、これを書きたいが為に作られたのではないかと思われる4冊の棋書があります。
「四間飛車の急所」シリーズで、①は四間飛車対急戦の歴史で、何故そのようになったのかが幅広く書かれています。
②③は山田定跡、4五歩早仕掛けなど有力とされる戦法が詳しく書かれています。
そして④が今回の主役、それらを踏まえた上で、居飛車の急戦策を見てから振り飛車が態度を決める指し方が書かれています。
それが4一金型、
この金を極力動かさないで、居飛車の急戦策を見定めてから、5二金左とするのか3二金とするのかを決めようというものです。「将棋の長所だと思うところ」
細かく上げればキリがないがすぐ浮かぶのは・・・・
①ケガなど故障をしないこと
スポーツにはケガが付きもので、例えば相撲ですと体調が万全ということはほとんどない、
常にどこかしらには心配部分があって、そこと上手く相談しながら戦っていかなくてはならない。
そして最悪の場合はケガにより相撲を断念しなくてはならないということが起こったりもする。
将棋にはそういう心配をする部分がないのは大きいと思う。⓶好きな時に気軽に楽しめる
団体競技はそれなりに人が集まらないと本格的なことは出来ないが、将棋は相手さえいれば出来る
それも今はネット将棋も普及しており、いつでも相手に困らない。この辺りは長所としての大きな特徴だと思う。
「グー、チョキ、パー」
このどれを出せば一番勝つ確率が高いか?
脳科学やらなにやら厳密に言えば確率が高いのはあるでしょうが、そこは重要ではないのでどれも同じとしておきます。
しかし相手が出したのを見てから出せれば勝つ確率は上がります。
上るどころかジャンケンなら100%勝ち、ただし将棋ですので勝つ確率が上がるくらいでよいかと思います。このグー、チョキ、パーの関係を将棋に例えた時に引き合いに出されるのが、
角換わり棒銀、角換り腰掛け銀、角換り早繰り銀ですが、
後出しジャンケンですと四間飛車対急戦でもいつもと言って良いくらい出てきます。ノーマル四間飛車にし美濃囲いに組む、対して居飛車は5七銀左と急戦に構える。
ここで振り飛車には、5四歩、6四歩、1二香、4三銀の有力手があります。
そして居飛車は指された手を見て急戦の中のどの戦法で行くかを決めます。ここで角換わり将棋と大きく違うのは、先に手の内を見せるのはいつも振り飛車側だということ。
そうなると4つの有力手の内一番良いのはどれかということになりますが、それが決まっているくらいならこのような問題は起こりません。
となると発想を転換して、逆にこちらの態度を極力見せないで、居飛車の具体的な戦法を見定めてから対応する指し方はないものかとなるのですが・・・・この辺りは面白いところです。
ちなみにこの4拓のどれにするかは、自分の一番得意な形に居飛車の戦法を誘導するという考えで選ぶのが一般的です。
脳内詰将棋にトライする場合、通常は図面を見て脳内にイメージさせます。
それに比べ文字のみからイメージさせるのは少し難易度が上がるでしょうね。「煙詰の話」・・・
その昔アポロ13号が月面着陸に成功した頃、体操球技でムーンサルト(月面宙返り)が画期的な技で日本中が話題となりました。
今見るとかなりシンプルですが当時としては凄かったし、どんなにそこからアレンジしグレードアップさせても元祖の偉大さを超えることは中々出来ません。それが煙詰にしろ長手数にしろ今見ても凄いわけですから当時の衝撃度はどんなに凄いものだったのか。
脳内詰将棋でトライし、2分くらいでは詰んだと思う。
解く前段階で作図がイメージ出来るかも怪しいレベルですが、配置がコンパクトかつわかりやすくそこが大きかったです。
理屈でいえば、イメージさえ出来れば実際に盤面をみてるのとあまり変わりない、イメージ出来なければ難易度がどうのという以前に解くことは出来ない。詰将棋の難易度も、自分に取ってと、特定の対象者がいない前提では全く違ってきます。
自分に取ってですと、同じ問題でも簡単から難問までトライしての印象は幅広く出、
簡単とのことなのにトライしたら難しかったり、難しいとあってもトライしたら簡単だったということが起こります。
対して特定の対象者がいない前提ですと、簡単から難問までトライしての印象が幅広く出るのは同じですが、
トライする前に自分にとってどれくらいの難易度にあたる問題なのかはわかりやすいです。
なので読み手は、書き手が自分の解いた印象で難易度を言ってるのか、特定の対象者がいない前提で難易度を言ってるのかを把握した上で難易度の評価を読んだ方が良いでしょうね。「戦法書の特徴」
ある局面で有力そうな手が3つあったとする。
するとどういう順番に書かれているかというと、まずはダメな手で最後に一番有力な手が書かれている。
最初に最善の手順を紹介し、後に駄目な変化を綴るというのはまずありません。有力そうでも駄目な手が何故駄目なのかを知るのは有益ではありますが、
その手が駄目だとだけ知っておき、その手を避ければ、駄目な理由も駄目な変化も知らなくても別段困りません。
それを最初に書いてあるから一生懸命覚え、実際に覚えなければいけない最善の手順につく頃にはもうへとへとになっている。最初から順次覚えていかないとと馬鹿正直に取り組んではダメです、まずは概要を把握して一番大事なところから覚えていかないと。
「居飛車党から振り飛車党へ」
最近、気が付けばかなりの戦法本を買い込んでいる。
以前は長い間居飛車党で主に対振り飛車急戦の本を買っていました。
それも対四間飛車の本で色んな急戦がある中で私がやりたいのはその中のひとつ、
だから他の箇所はなくても問題ない。
それが次は同じ急戦でも違う変化が書かれているという理由で買う。
だから実際に必要な部分がどんどん減っていきます。でも今考えるとそれは幸せなことでした、なぜならそれだけ覚えることが少なくて済んだから。
それが振り飛車党になったら本の中身は覚えなくてはいけないことだらけ、当然全く追いつけない。
例えば10問解くのに30分かかる問題があったとして、また最初から解くと今度はすぐに解けます。
それは何故かといえばまだ答えを覚えているから。当然初めてトライする問題はそれなりに時間がかかるのでそんなに沢山は解けません。
ですので頑張って20題解いたとして5日間で100題解けるようになります。
そしたら6日目はまた最初からやる、するとある程度覚えているから前回の半分くらいの時間では解ける。
2.5日で解いたとしてまた最初から解くと前回解いてからあまり時間が経っていないので今度はもっと早く解ける。
3~4回も繰り返せば同じ時間で1日に100問くらいは解けます。
この状態になるまで10日から二週間としてこれを毎日続けるとどうなるか?
問題を見た瞬間に答えがわかるようになりますが、新しい問題がこのように解けるかというと全く話は別です。
だから対象問題が100問では少なすぎる、なので1000問くらいを対象にして行う。ちなみに私が5手もしくは7手をやった時は毎回200題ずつ載ってるのをやってました。
答えを知ってるから1問3秒くらいで解いていました。「その他」の中身は色々考えられるでしょうが・・・・・
「その他」というのは不特定多数の要素であり、不特定多数を前提に物事を考えるのは全く問題ありません。
一方、4拓限定で物事を考えるのも全く問題ありません。
ただし両方が同時にあるとわけがわからなくなってくる。「棋譜並べ上達法」
2月に発売予定の今までなかったタイプの本。
全ての手に対してコメントがついています。
それでいて13局収録はありえないだろうと思っていましたが、
見本の中身を見ると簡単ながら全ての手にコメントがついており、
これなら13局収録出来るかと納得。初級者から中級者が対象で妥当ですが、上級者にもそれなりに魅力があるようにも思います。
あえて念の為に書いておきますが「そんなレベルの問題」「100分の1くらいのレベルの問題」というのは、私はそう思うだけで、他の人がどのくらいのレベルの問題ととらえているかはわかりません。
二歩と王手放置の反則に関しては、両方出来る、両方出来ない、片方のみ出来る。
片方のみは二歩もしくは王手放置で、4拓しか選択肢はないはずです。
それが「その他」という選択肢もありますよということです。
「何ともいえない」「一年ずつ変えてみたらどうか」・・・・不特定ですから無数の選択肢があるということでしょう。
無数の選択肢があるのなら自由に思ったことを語ってもらえばよい訳で、4つの選択肢だけをピックアップさせるのは自由とは逆行します。
選択肢をあえて4つに絞る一方で、その他で果てしなく選択肢を広げている。
ここでも2つの異なる要素が共存していて、その点に置いてはどういうことなのか私にはわからないです。上だけをみれば、5つの中の1つを選べば良いんだなと思います。
その一方で下を読むと、「私は1なら、あるいは2ならこうなると思いますが、皆さんはどうなると思いますか?意見を聞かせて下さい」と言ってるようにも見えます。二歩や王手放置の反則が起こらない仕様だと最後まで実力で戦えるというのは私は違う意見で、
将棋はポカが勝敗に大きくかかわるゲームで、それを注意深くさけながら戦うゲームです。
ポカの最たるものが反則で、当然ながら注意深い人ほど反則は少なく、それも実力を見る大きな要素のひとつです。
なので反則が起きない仕様は、私は逆にその分実力が反映されにくくなると思っています。5つの中であえて選ぶなら4のそのまま
二歩の反則は起こる仕様の方が良いですが、何もせずに魔法のように切り替わることはありません。
当然誰かが労を出さねばならず、労を出す人が自らやりますといえばありがとうございますといい甘えますが、
こちらからお願いするほどのことでは全くない、現状のままでも支障は全く感じません、そんなレベルの問題ですから。
ネット将棋のマナーの悪さと比較したら100分の1くらいのレベルの問題かな。実戦と詰将棋
実戦に置いて詰手順が実際に現れることは多くても一度しかない。
しかし最終盤では水面下で詰む詰まないが絶えず現れては消えている。
その詰む詰まないを正確に判別出来る力は勝敗に大きくかかわるわけで、
そのトレーニングには詰将棋が有益である。アマチュアの場合持ち時間が少ないので次の一手を考えるにもおのずと制限時間を設けなくてはならない。
詰将棋も、30秒で読み切るくらいならベスト、長くても1分、そのくらいで解ける問題を数多く解くのが良いとされる。
24のレーティングで初段、R1550なら5手7手9手くらいで200題収録されている本を5冊くらい用意し、
毎日100~200題くらい解く。
解く問題数が多くて大変そうに見えるが毎日100題解いても10日間で一周する。
最初こそ大変でも一か月もやれば答えを覚えているのがかなりの割合になるのでそんなに難しくはない。
取り組む目的もまさにそこで、問題を見て考えるのではなく、問題をみたらすぐにこの形は〇〇と解き手順を頭の中に刷り込ませるのが狙いである。
よって詰将棋は手数の短い問題を数多く解くトレーニングが有効だと誰もが推薦わけで、そこには異論はないが、別の部分で少し違うのではと思う箇所がある。同じレベルの同じ問題を何度も繰り返し解くというのは、途中からは明らかに自分が現在持っている詰ます技術が、いつでも100%発揮できるように準備するためのトレーニングである。
要するにいつでも戦えるようにする為のウォーミングアップです。
実戦を考えた時に詰将棋への取り組み方がそれだけで良いとは私には思えません。
このトレーニングと並行して10分くらいかかっても良いから解けるくらいの難易度のものにも挑戦していく。
そうして順次レベルアップをしていくというのもとても大事で、片輪だけでなく両輪で取り組むべきだと思います。
しかしこちらの詰将棋の取り組み方を口にする人はほとんどいない。
私は絶えず身体を温めておくウォーミングアップの練習だけでは片手落ちだと思う。その昔女流のアマ名人も取ったことがある強豪(24だとR1700~1800くらいか)が
伝説の真剣師太田学さんに四枚落ちで相手をしてもらったが全く勝負にならなかったようなことを彼女自身が書いていました。
端に桂馬があると六枚落ちよりも二枚落ちに近いみたいでかなりの棋力を必要とするようです。
それも駒落ちに関してはプロよりも専門家、対して下手は知識も経験も圧倒的に少ないですからね。
そこまで踏まえて見ると、そうだろうなと思います。ちなみにネット対局ですと六枚落ちの手合いがつくことが少ないと思いますが、
下手もそれなりの将棋経験者だったりすることも多いので、棋力の幅は広く一概には言えないですけどね。六枚落ちは兵力にかなりの差がありますが、勝負となると簡単ではないと感じます。
というのも下手が24で初段近く力がありそうな手を指しているにもかかわらず勝敗の分かれは互角というのを何度か見てるからです。
勝負としては当然簡単には負けないという指し方もありますから、そういう序盤の戦い方が書いてあるものは上手にとって魅力でしょう。一方で指導将棋としてですと、どこまでマスターしたら四枚落ちに昇格かというのがあり、
ある程度マスターしたら昇格で、奥の手まで使って六枚落ちの卒業を先延ばしにしてもそこは返ってマイナスかと思います。駒落ちは棋力差のハンデを是正するものですが、六枚落ちのハンデとなると指導の要素が強いと思います。
それが通常だったら二枚落ち、四枚落ちの手合いの相手に対し、六枚落ちで研究手順をぶつけて、勝てば大きな喜びを得る。
この辺りは色んな考え方があると思いますが、棋力差がある中で勝負だというなら飛車香落ち、100歩譲っても二枚落ちまで、それ以上のハンデ差で上手が勝負にこだわるとなると、どうしても「そうなんですか」と思ってしまいます。強さという点に置いては上手の方が強いのはわかりきっている。
その上で下手はたとえハンデをもらったにしても上手に勝てれば嬉しい。
対して上手は六枚落ちのハンデがあるほどに強いのに、対局にまで勝負にこだわる理由があるのかと思います。私は六枚落ちの場合紛れの変化まで覚える必要はなく、兵力を端に集中させて突破する知識、そこから王様を追い込んでいく知識、それを覚えたら卒業で良いかなと思います。
それと今まで上手く行っていたのが紛れの手を指されて、六枚落ちの棋力ではどうして良いのかわからなくなる。
それまでこうすれば簡単に有利になれるよと教えられてたのが、一転将棋はそんなに甘いものではないと言われる。
言われた方はいったい何を信じて良いのやら。
紛れは、上手がそんなに簡単には有利にさせないよという手で、勝負としては面白いけど、
対応が利かない六枚落ちくらいの棋力にはきつい洗礼になりますからね。「年間対局数が多い人ほど不利」は実力よりも高い位置に配置されて不利ということですけど、
配置された枠や順位を見た時に、その損得がそんなに大切なのかと思って書いたのですけどね。
ちなみにあえて私が同じ目線で見るなら「年間対局数が多い人ほど有利」ですけどね。
理由は単純、多く対局している人ほど24名人戦でも多く戦いをこなす傾向にあるだろうなあと思うからです。
対局数は多くこなせればこなせるほど有利ですからね。リアル大会のことは私が言いたいことがより分かりやすくと思い持ち出したもので、なくても問題ないところです。
完全に7割勝ちたい人と3割勝ちたい人で意見が分かれるとのことで、
24名人戦での実力よりも高い位置に配置される、低い位置に配置されるも、
有利不利、損得という目線だけではなく、そこをどう思うかは意見がわかれるということに通づるのかなとは思いましたけどね。今回の24名人戦、好成績で通過とのことでおめでとうございます。
初段枠だけどまだまだ級の将棋だというのは全く関係ないです。
それを言ったらそれより成績が悪い人はみんなそうですからね。
順位は対局数が関係するからそこは見ないで、勝率で見たらその枠で自分がどの位置なのかがわかるのではないですかね。全ての要素を排除したら予選通過する確率は5割、それが通過する確率が多い人はシステムが得に働いており、
予選落ちの多い人は損に働いていると思ってよいんじゃないですかね。
その上で自分はどちらの方にいることが多いのかで判断すれば、自分にとってどんなシステムなのかがわかると思います。 -
作成者投稿