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「持ち時間5分 切れたら1手30秒 (80分を越えたら秒読み時間変更)」
私が将棋を本格的に始めた時には既にあり、
今でこそ年3~4回だが当時は毎月行われていた県内でも老舗の大会。
現在はA~C級に分かれB・C級は30分切れ負けだがA級は今回タイトルの持ち時間になった。この大会は色んな部分で細かく考えられている大会で、
特にA級は規定がよく変わるのだが、新しい試みだとはいえ、30年以上の経験を踏まえた上でのものである。
この対局の特徴として、対局開始が一斉というのがある。
ということは一番遅い対局が終わるまで次の対局には入らない。
これをA級に例えた時、仮に毎局一番遅いのが90分かかったとして、
4対局で6時間、開会式、食事、閉会式の合計を1時間と見て、10時~5時というところでしょう。一応このように見積もったとして・・・・・・
持ち時間5分 切れたら1手30秒と45分切れ負けでしたらどちらが好まれると思いますか?
好みには自分の得意な方という選択肢もありますが、多くの人は45分切れ負けを選択すると思います。現実として持ち時間5分 切れたら1手30秒の、持ち時間5分はあってもなくてもほとんど変わりません。
普通でしたら1手30秒以上持ち時間を使わない間に5分が切れますから。
ということは、時間が欲しい局面では既に30秒将棋になっているということです。対して45分切れ負けなら、10分使ったところで本格的な戦いに入ったとして残り35分。
10個の局面で2分ずつ考えたとして残り15分、
すぐ指せそうな局面で10分使ったとしてまだ5分残っています。普段25分あるいは30分切れ負けをやってる人からすれば45分切れ負けは、時間をかなり贅沢に使えます。
それに対して持ち時間5分 切れたら1手30秒は、大事なところでも30秒しか使えないのですからかなり大変だと思います。この設定だと、秒に追われて悪手が出て簡単に勝負が着く対局が多く出て、
勝負の着いたところは次の対局までゆっくりするということになりそうです。
そうではなくて・・・・・
どうせ90分の見積もりを取るなら45分ずつを最初から両者に与えたほうがと私は思うのですが。二枚落ちに置いての「二歩突きっ切り」と「銀多伝」、
どちらが勝ちやすいかというば「銀多伝」かなと思います。
また勝敗を抜きにしても、覚えやすい上に玉の安全度が高く、安心して指せるのが魅力かと思います。となると銀多伝の方が優秀となるのかも知れませんが、
二つを比べた場合、二歩突きっ切りには危険だからこそのメリットがあり、
銀多伝には優秀ゆえの欠点があるようにも思います。玉が安全でしたら守りの心配はしなくて良い。
攻めるのに細工がいらなければ細かいあやを勉強する必要もない。
それで勝ちやすいわけですから万々歳ですが、何とももったいないように思います。というのも二歩突きっ切りは手筋の宝庫、
下手の角筋を止めるテクニック、下手の手を遅らせ左銀を上手く玉側に繰り替えるテクニックなど、
こんなに上手がテクニックを見せてくれる戦型はないと言って良いかと思います。なるべく苦労しないで勝ちたいか、勝ち負けよりも将棋の細かなテクニックを会得したいかということでもあると思うけど。
挑戦に対する考え方は人それぞれにありますが、
中には、一般的に捉えて望ましくない挑戦をしていると見られても仕方がないという人もいるでしょう。ただし、それはそれとして、もしも自分がそんな人から挑戦を受けたならば、拒否するのが一番だと思います。
挑戦を受けるというのはそれらも含めて受けるということですから、
受けた後で文句をいう、感情的になるというのは理屈にあいません。ちょっと話は変わりますが挑戦に対して思うのは・・・・・
将棋は自分より弱い人とやってもそんなに面白くはありません。
レーティングが結構下の人が挑戦してきたとして、上の人があまり挑戦を受けないのは、
単にレーティングの掛け率の問題だけではありません。
純粋に、弱い人と指しても楽しくないからというのが大きいです。
そこを挑戦してる人はどう考えているのか?単に勝ったら沢山点数をもらえて、負けたとしてもほとんど点数は減らない、
という理由で挑戦している人が多いように思います。
そこそこ将棋になる自信がある、相手に飽きさせない自信があるでないと・・・・・
時間の無駄では挑戦を受けていただいた人に申し訳ないですから。女流棋士の長期休場は体調不良か出産が主だと思います。
もし仮に普通の仕事の事情で1年間休場するとするならば、翌年は問題ないのか?
毎年同じことをしているならば、毎年休場が必要ということになるかと思います。女流棋士の対局数は平均すれば年間10~20対局といったところでしょう。
月にすれば1~2回、対局だけでは食べていけませんから、
将棋を中心に副業も色々こなしていると思いますが、
対局日さえしっかり都合のつく副業なら問題ない回数の少なさだと思います。疲れを感じたり、嫌いになれればもう少し気楽にできるのかもしれないと思う時点で,
十分にバランス型なので、既にセーブはされていると思いますよ、
熱中型はそんなことすら思いませんから。スポーツにしろ物作りにしろ、趣味といえど熱中すればどれも疲れます。
熱中し、一生懸命やれば何だって疲れるのですから、将棋も疲れるのは仕方がないところです。> hiropyon44さん
私の主張は書いた通りです。
以後どうするかはhiropyon44さんが判断して、思った通りにやっていただけたらと思います。私も新着トピックでタイトルを目にしてしまうのは仕方がないにしても中は見ないようにします。
ですので会話はこれきりになるかと思います。掲示板を利用するにあたっては当然ながらマナーを守らなくてはなりません。
マナーが守られていない掲示板は見ていて気分が悪くなるし、それは利用者離れにつながります。正直一連の書き込みは常識もマナーも欠いたものだと思っています。
以下はその理由を書きますが、まずは色んな掲示板を見てもらって、
どのような使われ方をしているのかを見てもらい、
自分の使い方は問題ないのか、それとも掲示板にはそぐわない使い方をしているのかを
判断してもらいたいと思います。ひどいなと思う点は2点、内容は風さんと同じく、
2人だけてやることを前提に使っていることと、トピック(スレッド)の乱立です。掲示板の使われ方は大きく二つあります。
ひとつは、掲示板利用者が掲示板を作った人と会話をすることを目的とする。
もうひとつは、同じ趣味の人達が集まって、利用者全体に向って会話をする。同じ趣味の人が集まる掲示板で、最初から2人だけで会話するというのはありません。
ただし将棋倶楽部24に置いては対局の連絡を取り合うというのがあります。
これは2人だけですから掲示板の使い方とは魔逆ですが、
相手のメールアドレスがわからず連絡がとれない以上、掲示板にはそぐわないですが仕方のないことです。
ただし・・・・・
個々で何度も連絡を取り合うのなら対局後のチャットでメールアドレスを交換して、
以後メールでやりとりするというのが当然だと思いますし、
それをずっと掲示板を使って行っているのは、常識を外れているなと思います。掲示板の作られ方は大きく二つ、トピック(スレッド)のあるものとないものです。
掲示板を作った人とやりとりする場合はトピックがないのが普通です(必要ないから)
それに対して同じ趣味の人が集まる場合はトピックがあることが多いかも知れません。
将棋が趣味ですと当然将棋について話すわけですが、将棋の中でも興味のある部分がわかれます。
ですので「詰将棋」「プロ棋戦」「上達法」など話す内容をトピックとして立ち上げます。
そしてその関連の話はそのトピック内で行われていきます。
トピックの使い方はこんな感じです。この掲示板はトピック形式が採用されており「新着投稿トピック」が20件まで表示されます。
したがってよく投稿されるトピックが20まで見られるのですが、それを越えると表示されません。
多くの人はここを見ているので、ここから外れたものはほとんど見られることはなくなります。
その限られた数の中で見たり書いたりが行われているので、この20のテーマはとても重要になります。
それが現状は、同じテーマのトピックを乱立させているいるために、他をテーマとしたものがかなり減っています。ここは将棋倶楽部24で対局している人達が使う掲示板なので、掲示板を知らない人が書き込むから仕方がない部分があります。
しかし、しっかりテーマを決めてやればトピックが20個あれば十分やっていけるのですよ。
そうすれば新着欄から消えることもなく、同じテーマのトピックが見当たらないからとまた作ることもないのです。これまでには良いトピックが沢山ありましたが、トピック乱立の為にそれらば日の目をみることはほとんどありません。
ちなみに私が入っている『MIXI』の将棋の掲示板は会員数が約850人でトピックは約40です。
対して将棋倶楽部24のトピック数は約1700 (特に「24対局日誌」がひどくてトピックあたり2件にも満たない)
もうひとつの「24イベント掲示板」はトピック数26。先にも書きましたが、この掲示板は将棋倶楽部24で対局している人達が使う掲示板、
したがって掲示板のマナーを知らない書込みがあっても仕方がないことです。
しかし、常時掲示板を使うのであればマナーは必要ですし、
一応書き込みに対してのクレームがあったわけですので、他の掲示板を参考するなどして、
現在の使い方で問題がないのか、それとも改善が必要なのかを、考えていただけたらと思います。>掲示板の使い方について、マスターに聞いてみました。今までの使用法で問題ないそうです。
そうですか、問題ないと言いましたか。
>席主でもないのにうるさくないですか? そういう権利はあなたにないでしょう?
ひどいと思ったら注意なり、是正を促す権利は、掲示板利用者側にもあると思います。
「判定基準」
判定出来る権限を相手に与えてしまった時点で、
どう判定されても仕方がない部分はあると思います。確かに対象となっている局面はあとわずかで詰み、
よってすんなり行けば勝ちは間違いなかったと思います。ところで・・・・・
棋譜を見ますとその前日にも判定になっている将棋があります。
こちらは勝ちという判定を下してますが、
最終局面が王手をされていまして、
以下同玉から金を捨て馬で王手して金を並べていけば詰み
すなわち簡単な即詰みの局面です。
でもこちらは勝ちにしているわけですから、理不尽な判定ではないということですよね。局面を見ればどちらも簡単な詰みなので、
私なんかは片方が理不尽な判定ならばもう片方も理不尽な判定だと思ってしまうのですが、
何故理不尽な判定と正当な判定に分かれたのかがわからなかったですね。「へえ~~!!」
昨日から81DOJOで戦っている。
何年も前の事だがよく指していた。
それというのもあそこはポイント制で
ポイントが多くなるとそれだけ多くの機能が使える。
一番上に特待生のようなクラスがあって次が10000マイル以上。
私は10000マイルを越えた時点で中断し結構な機能を使った。
ただし獲得すればいつまでもその機能が使えるわけではなく、
1年間使えて、次の1年間の間にまたそれなりのポイントをためれば
継続して使えるような説明にみえたが、
空白があるにもかかわらずそれなりの恩恵を受けているように感じるので、
その辺りはよくわからない。久しぶりに行くと対局後に下のようなのが出てきた。
対局相手○○さんの対局マナーを評価して下さい。 [良い] / [悪い]
(これもある程度はポイントを取らないと判断を下せる立場にはなれないと思うが)
これによって相手からの対局を受信した時に、相手のマナー度がわかるようになっている。
((HTML版の場合はプレーヤーの情報内でも見ることが出来る)
ただしプラスマイナスの評価を知ることが出来るのは「ダイヤモンドクラス」の特待生のみ。
その下の「ゴールドクラス」ではプラスの評価しか知ることが出来ない。
(お客さんですのでマイナスの評価は知らせたくないのでしょう)
それでもある程度のマナー度がわかるようになっているのか、それともそれではわからないのか?いずれにしろ、これは良いなと思いました。
(こういうのがあると相手のマナー度が事前にわかると同時に、マナー違反をする人が減りますからね)
(中には通信状況が良くないだけという人もいるでしょうが、戦う方からするばそういう人はさけたいですからね)「受け率100%」
考えてみたら、前回対局申し込みを断ったのがいつだったのか
覚えていないほどに記憶がありません。
たぶんですが1年以上は前のことだと思います。
年間500~700局くらいで、その半分が受ける方ですかね。待つのは15分(1分)で、対局を申し込むのは同じ持ち時間か「待ち」の人。
対局を断られてる間に申込者が現れて受ける感じですかね。
(申し込む方は選びます)フリーの棋力はあてになりません、自称15級でも自信があるから挑戦してくるわけだし。
もっともレーティングの点数も上に1000点、下に1000点でも将棋になるととらえているので、
結局誰とやっても将棋は楽しめて、全く歯が立たない、楽勝過ぎてつまらないはほとんどないですから。
また持ち時間も理想は15分(1分)ですけど、長考もフィッシャールールも大丈夫です。誤 しかしながらこちらは4七歩型なので
正 しかしながらこちらは43歩型なので
「初手▲4六歩は楽しめたが・・・」
先ほどの対局、相手が指したのは初手▲4六歩。
少しこちらの方針を考えましたが結構面白そうな手で・・・・こちらは4筋に争点を作らせない方針に決めまして、
それでも相手は銀を繰り出し飛車を右四間に振り推測通りの展開。
しかしながらこちらは4七歩型なので戦いは起こらず、
逆に6筋7筋と銀を繰り出しふたつの拠点を制圧。結果としてこちらが大模様を張り、相手はコンパクトに金銀3枚を固めて、
こちらのうわずりをとがめるという戦いになりました。
そんなわけで普段味わえない珍しい将棋が楽しめたのですが・・・・最後に頭金で詰みの局面で、その金を王自ら取りに来ました。
神聖であるべき将棋を足で踏んづけてぶち壊して、投了すらせずに去って行きました。
まあ運が悪かったです。「居飛車急戦対ノーマル四間飛車3二銀型」
昔はただの四間飛車でよかったのが、
頭にノーマルとか角交換型とか書かないと区別がつかないようになりました。四間飛車に対し急戦を仕掛ける将棋はあまり見なくなりました。
居飛車にしてみれば、穴熊の方が勝ちやすく急戦は必要ないということなのでしょう。
となると四間飛車側もメインは持久戦で、急戦はあまり意識しておらず、
勉強も経験も必然と少なくなります。四間飛車は相手がどんな戦型で来ても、似たような動きでも大丈夫というメリットがありますが、
急戦を仕掛ける方はひとつの戦法を細かく覚えれば良いのに対し、
四間飛車側はどの急戦で仕掛けられても大丈夫なだけの知識が必要です。
そうなると当然ながら急戦を仕掛ける側の知識の方が深くなりやすいわけで、
それでも五分で戦えるのは、美濃囲いと舟囲いの差があるからでしょう。
ですから居飛車側は序盤でリードしないと駄目です、互角でさばかれては失敗です。
四間飛車は互角にさばければ成功、ですから急戦側はさばかせず押さえ込むのが理想です。四間飛車側がさばくといったら角交換、それを最初から狙っているのが3二銀型です。
理想というか定跡は居飛車の攻めをぎりぎりまでひきつけておいて角交換を決行します。
戦国時代劇で、馬に乗って突進してくる部隊を、
「まだ早い」「まだ早い」とぎりぎりまでひきつけておいて鉄砲でバーンとやるやつです。
ひきつけるのは怖いですが、ぎりぎりまでひきつけた時に最高の成果を得ることが出来ます。しかし実際に急戦を仕掛けてみると、怖いというか、指し方を知りませんと言ってるのか、
早めに角交換を仕掛けてくることが多いですね。
これでは指し方がわからないから力戦にしましょうと言ってるようなものです。この3二銀型の良いところは急戦に対して、ぎりぎりまでひきつけての角交換が狙えるところで、
それがこの形の醍醐味であり快感です。
それが居飛車急戦は怖い、だから早めに角交換してというただ怖さがあるだけでは四間飛車の楽しみは味わえません。最後に少し話がそれますが・・・・・
定跡通りの進行はチキンレースです。
この先相手はどんな秘策を用意しているのか怖いですね。
怖いですが自分も用意していればその時点までついて行きますかね。
そうでない場合は自分の方から道を変更することになります。
定跡の先にはお互いの研究があるわけですが・・・・・
クラスが上がれば上がるほどそのあたりがしっかりしてる。
だからそれについていけない人はB級戦法とかに走るのですが、
それでもB級戦法を身に付けようと思うだけましですかね。
定跡を知らない人との対決ですとチキンレースもおきません。「本当ですか?」
今日届いた実戦詰将棋の本、200題あるので、
少しずつということになると思いますが、解いて行くのが楽しみです。本が新品同様でしたので、パソコンに打ち込んでから解くことに。
そんな2問目、いくら考えてもわからず、そのままソフトに解かせると41手詰と出ました。
いくら何でも答えがこんなに長手数なのは不自然なので、どこかに錯覚のあった問題かと答えを見ました。
すると答えはソフトと同じ、ただし手順は途中までで、以下詰みとなっています。
200問あるわけですから、スペースの関係上、以下詰みも仕方がないところだと思います。
ただ・・・・・・
問題に取り組むにあたっては「こんな感じで進めればたぶん詰むだろう」ではまずいわけでしょ。
しっかり詰むところまで読み切らないと取り組む意味もないですからね。
それでしたら詰むまで41手もかかるとわかっていて問題として出すのは変でしょう。
しかも、以下詰みからまだ20手以上続くわけですし。
「普通」
昨年で退会した人口1万5千人くらいの地域密集型の将棋講座での話。
年に4回ほど、酒を飲みながらの将棋大会があるのだが・・・・・
ある時対戦相手の攻め、私の凌ぎという展開になり、相手が
「マムシの○○さんと言われた私の攻めを凌ぐとは・・・」と言った。確かにマムシと言われていたのかも知れないけど、社内でのことでしょ。
私が指しているところでは、このくらいの攻めは普通ですよ。
言葉にはしませんでしたがそのように思いました。前回の導入部分が駄目ということで次に考えたのが、
▲2三金△2一玉▲3三桂△同金▲同金△同角で、
これで金銀持って何かないかと思いましたが何もありませんでした。4手目までは何となく形で行けますが、5手目の▲2二銀は収束まで見切らないと指せない手ですね。
「見方」
「若い時はすぐに覚えても、年齢を重ねると何度やっても覚えられない」と書いたが、
どこを見ているかの問題だったりする。
これを若い人が同じような目線で見れば、
仕事も家庭もあり、忙しくて将棋に触れようにも思うようには時間が取れない。
それに比べ仕事をリタイアした年配者は、好きなだけ将棋の勉強が出来、
さぞや上達も早いでしょう、ということになる。何のことはない、良い部分もあれば悪い部分もあるわけで、
どこをポイントにして見ているかというだけのことである。損をしていることは頭を駆け巡るが、優遇されていることには中々気付かないという人は多いと思う。
普段将棋を指している人が風邪をひいて指せなかったとする。
その時に、普通に将棋を指せる状態が実は恵まれている状態だったことに気付く。「将棋は言い分けの通用しないゲーム」
将棋は身体の大きい小さい、腕力が強い弱いは関係ないし、
麻雀のようにシークレットではなく情報公開ゲームなので運の要素も少ない。
これらから見るに、将棋は公平なゲームだから負けても言い分けは通用しない。表面的にはこんなところだが、本当に公平かといえばそうではない部分もある。
一番顕著だと思うのがプレーヤー暦、
例えば片方は3年、もう片方は30年、これだけ差があれば30年の方が有利に決まっている。
しかし3年の方が負けたとして、相手は30年もやってるのだから負けても仕方がないとはならない。
子供は当然将棋歴は少ないわけだが盤上では五分と五分であり、将棋歴のハンデなんて誰も思わない。年齢を重ねるにつれ身体も衰えを感じる。
若い時はすぐに覚えても、年齢を重ねると何度やっても覚えられない。
若い人は脳の回転が速いので時間の短い将棋は有利だし、時間が切迫した時の時計を叩くスピードも違う。しかし・・・・・・・
こちらは将棋を始めてまだ3年だと言っても、
相手は若くて頭の回転が速いからと言っても、
「だからどうした!!」となる。こんなにハンデがあったとしても、それが言い分けとして通用しない世界、
それが将棋の世界である。11手必死ですか、大変そうですね。
導入部分だけ何となく浮かびました。
▲2三銀△2一玉▲4三桂
この桂馬は取れないので持駒を打って受けることになると思いますが・・・・
ここからが本格的な推理かなあ。ヘボ探偵は入りから間違ったりしますので、怖いところではありますが。
「▲5七銀左 △4五歩」・・・④
まとめです。
先手が▲5七銀左とした時の△4五歩は出現率が低かったので棋書に載ってなかったのもうなずける
しかし指された結果は互角なので以後を研究しておく必要がある。プロに置いて▲5七銀左とした局面の勝率は0.495 対して居飛車穴熊は0.577 これでは居飛車穴熊を目指すはず。
対してアマは0.514と0.523でほとんど変わりがない、急戦も穴熊もほとんど同じということか。居飛車穴熊にしろ振り飛車穴熊にしろアマの場合は思ったより勝率が良くなかった。何が原因なのか?
「▲5七銀左 △4五歩」・・・③
今度は穴熊を調べてみます。
調べ方は4隅に玉が1度でも入ったことがあるのが対象です。居飛車穴熊
プロ 5981局 3452勝 2529敗(勝率0.577)
アマ 27423局 14335勝 13088敗(勝率0.523)振り飛車穴熊
プロ 3750局 1787勝 1963敗(勝率0.477)
アマ 24634局 12298勝 12336敗(勝率0.499)居飛車穴熊はプロですとかなりの高勝率ですね(予想通り)
それに比べるとアマは思ったより高くないです。振り飛車穴熊はプロは少し苦しいですかね。
アマチュアはほとんど互角ですね。
プロとアマの比較から、居飛車穴熊は研究するほど勝率がよくなり、
振り飛車穴熊は研究するほど嫌な手が見えてくるということなんですかね。アマだと研究もそんなにしていないだろうし穴熊にしたら相当有利だと思ってましたが、
データは違いましたね。ちなみにプロとアマの先手勝率ですが
プロ 59036局 31048勝 27988敗 (勝率0.526)
アマ 240000局 120815勝 119185敗 (勝率0.504)「▲5七銀左 △4五歩」・・・②
まずはこの局面と△4五歩とした時の勝率と出現率です。
プロ棋戦からは59036局、アマでは将棋倶楽部24万手集より240000局がサンプルです。▲5七銀左の局面
プロ 287局 142勝 145敗 勝率0.495アマ 2467局 1266勝 1198敗 勝率0.514
△4五歩の局面
プロ 4局 2勝 2敗 勝率0.500
(出現率0.014)アマ 71局 34勝 37敗 勝率0.479
(出現率0.029) (先手)(後手)▲5七銀左の局面はプロだと若干勝率が悪く
アマですと少し勝率が良いですね。
問題は居飛車穴熊と比べてどうかですが、後で穴熊も調べてみます。そこから△4五歩と進んだ局面ですが棋書に載ってないだけあってメチャクチャ出現率が低いですね。
しかしプロでは五分、アマチュアに至っては負け越していますから、対策は必要でしょうね。
棋書に載っていないということは候補にない手なわけですが、何故候補にはないのですかね。
ちなみにここでの候補手は、「4三銀」「5四歩」「6四歩」「1二香」で、
1二香は一番最後に出てきた手ですが最後に出ただけあって一番優秀とされています。
これですと先手は鷺宮定跡を使うことが多いです。「▲5七銀左 △4五歩」・・・①
下は四間飛車に対して居飛車が急戦を目指したものでよく見かける局面です。
居飛車は相手の指し方によりここからいくつかの指し方に分かれていくのですが、
後手はここで△4五歩と角交換に来ました。
この手は棋書には載っていません、したがって自分で色々と調べてみました。
それをこれから何回かに分けて書いて行こうと思います。「将棋は難しい」
昨日のリアル対局でAクラスで指している人が「将棋は難しい」と言った。
「日によって見える時も見えないときもあるし」とも言ったが、
私はそれは思ったことはないが、
簡単な見落としもあるので将棋は難しいゲームだと思う。○○上に勝つこともあれば、△△下に負けることのある。(あとで詳しく)
例えば9勝1敗の比率で勝っている相手、勝率からすると圧倒的ですが体感ではどうか?
序盤中盤終盤、相手より勝っていることは確かでしょう。
しかし1敗に焦点を当てて考えてみると・・・・
1敗するということは終盤までもつれる将棋があるということ。
ただ終盤でも自分の方が強いわけだから結局は自分の方が勝つという確率は高い。
2回に1回勝つのでは互角なので、3回に2回は勝つ、あるいは4回に3回は勝つと見たい。
ということは10回のうち3~4回は終盤までもつれているということになる。
では10回戦って3~4回は終盤までもつれる実力差というのはいったいどれくらいの差なのか?
結果は9勝1敗でも、体感では数字ほどの差は感じないと思う。確か有名なプロ棋士だと思うが(自信がないから名前は伏せますが)
上は道場の2段(級)差、下は2段(級)差まで勝つあるいは負ける可能性があると言った。
すなわちそれ以上の棋力差になると、勝てないし負けないということになる。
では道場でいう2段(級)差というのは将棋倶楽部24のレーティングでいうとどれくらいの差なのか?R1600点を町道場の三段と仮定しましょう。
R800点でしたら町道場の初段で良いかと思います。
すると800点の差があるわけですが、これくらいの差でしたら、下が勝つ可能性があるということです。
もちろん下に負ける可能性もあるということで、やはり将棋は難しいし怖いゲームだど思います。ちなみに勝つ可能性というのは20回に1回くらいが限界のように思います。
これが50回に1回では流石にと思うし、30回に1回でも開きすぎかと思います。関係ないですが19対1の比率でR800点の人がずっとR1600点の人と戦い続ける、
あるいは逆にR1600点の人がR800点の人と戦い続けると・・・・・
大体350点差のところで点数のやりとりのバランスが取れるので、
R800点の人はR1250点まで上がり、R1600点の人はR1150点まで下がります。
(実際にはそんな極端な対局をする人はいませんが)
上とばかり戦う、あるいは下とばかり戦う人は、R差の分だけ影響を受けやすい点数として出てきます。
少し前に書きましたが、対戦相手のRにひっぱられてるだけというやつです。脱線しましたが、いずれにしても将棋は難しいです。
>kannjuさん
10秒ですか、流石ですね。
私は甘く見ていたためかなりかかりました。
1段目の駒がないために中段玉みたいに浮遊して見えたのが痛かったです。
下が行き止まりだということがわかったら何とか解けました。
もう少し映像が見えてくれば楽になると思うのですが、まだまだ大変です。「目隠し詰将棋」
頭の中に将棋盤がある脳内将棋盤は私の憧れです。
私の中にもあるにはあるが霧が濃くて中々使い物にならない状態。
それで半年くらい前からか、時々目隠し詰将棋にチャレンジしてます。手数が短く、駒もそれほど多くない問題を、頭の中にイメージさせてそれで解く。
最初の頃はイメージさせるだけでもかなりな作業で(特に角の利き)・・・・・・
この後にリアルの将棋を指したらめちゃくちゃ集中力が上がっていて、
思わぬ効果に喜んだものです。
それが今は当時より少しイメージさせるのが楽になりました。
その代わり集中力の方はすっかり元に戻ってしまいました。この目隠し詰将棋、頭にそこそこ映像が映っていれば、
実際に局面を見ているのとそんなに変わらない時間で解けると思うのですが、
霧がかかっているだけに解くのに一苦労です。
ですので問題に取り組むまでの心構えが大変ですが、
そこは何とかここまで時々チャレンジを続けている状態です。さて昨日の問題は盤面に駒数の少ない簡素な詰将棋で、しかも駒が密集しています。
そして、詰め手順が難しくない問題集の中の1問ということで楽観してチャレンジしました。
そうしたら頭の中がぼやけていて中々イメージ出来てないし解けない。
それでこれはまずいと思い気合を入れてイメージしたらほどなく解けました。
下に問題を載せて置きますので、興味のある人は目隠し詰将棋にチャレンジしてみて下さい。【玉 方】 1二玉 2三馬
【攻め方】 2二角 3三と
持駒 銀 銀 桂
「観戦記」
以前新聞に載っている棋譜を切り取っていたが再開した。
そしてアマプロ戦が載っている「週刊将棋30年史」を並べている。
これらには観戦記がつきものだが、将棋世界と合わせ比べてみると面白い。棋書にはまえがきがあるものだが内容は想像がつく。
同じ人が書いたにしても、序盤の本なら序盤が大事だといい、
終盤の本なら終盤が大事だという。
では序盤と終盤とどちらが大事かといえば、
本の内容に沿っているのが一番大事ということになる。観戦記を読み比べると何を大切にして書かれているかがよくわかる。
大切なのは読者である。新聞の将棋欄を読む人は将棋に詳しくない人がほとんどだと思う。
観戦記を読むと将棋の内容は本当に少ない(5分の1くらいか)週刊将棋を買うのはそこそこ将棋に興味のある電車で通勤するサラリーマンか。
観戦記の内容が劇画チックで、サイボーグやらおしんやら、
この対局に勝たないと家賃が払えないやらがバンバン出てくる。将棋世界の観戦記を一言で表わせば「まじめ」
対局内容も専門的なところまで入り込んでいて、
このスタイルは昔から全く変わっていない。
(将棋マガジンが廃刊されたのだから、もう少し難易度が低いのもあって良いと思うけど)ただ観戦記が書かれているわけではなく、読者層を意識して書かれているのが面白い。
先日の竜王戦の解説で、行方八段が15才から25才くらいまでの約10年、
ずっと考えていた詰将棋があったと言ってました。
それが詰むや詰まざるやの中の問題で、不詰の問題だったと。詰将棋パラダイスは回答締め切りまで1ヶ月ですが、正解者ゼロだったことが有名な詰将棋がいくつかあります。
その中には後で不詰の問題だったことがわかったのもあります。「キタ~~!!初手投了」
これで三度目かな六枚落ちでの申し込みは、
見覚えのあるハンドルネームなので間違いないでしょう。
最初は9筋を攻めた辺りで投了され、次はもっと前、
今回は相手からしても、気がつけば見覚えがあるハンドルネームということだったのか。
初手投了!!>kannjuさん
ハウツウ詰将棋は5集までありますが、それぞれにテーマが異なるという特徴があったと思います。
貴重というか人気があるのが第1集で、内容は詰め手筋の紹介だと思いました。桑原辰雄さんのは将棋世界の付録で、昔少しだけ解いていたような記憶があります。
付録だった為かわかりませんが、私には丁度良い難易度だった気がします。
少し探してみましたが残念ながら見つかりませんでした。プロ棋士が作ったような詰将棋の本で昔のものは、短手数から十数手くらいまであって、
最初は手数が短くサクサク行くのですが、どんどん手数が長くなり、途中で挫折するというのが常だったように思います。
それが近年は同手数のみで1冊作られるのが多く、解く方からすると常に求める手数で、かなり取り組みやすくなっていると思います。詰将棋を解くのも1問単位ではなく、一区切り付くような単位で解くと爽快感も増したりします。
ですのでそんな感じで取り組むのが理想ですかね。
ある程度の時間考えて詰まないのは後日改めてが良いですね。
時間をあけるというのはかなり効果的で、再チャレンジした時に前回悩んでいたのがうそのように、ひらめきが落ちてくることがありますからね。ハウツウ詰将棋のシリーズは昔何冊か持っていたと思うのですが、
詰将棋の本は実戦重視の数冊を残してすべてあげてしまいまして、
この第4集も確かその中にあったと思います。しかしながら半年くらい前に書店で見かけ、
良いなと思い欲しかったのですが、店頭に長年あったようで、
新書の割にはかなりくたびれていたので買うには至りませんでした。
その代りアマゾンで時々探していたのですが、
今回新書を送料無料で見つけたので早速注文し、先ほど届きました。実は買うにあたって「確か第4集だった」という自信はあったのですが、
万が一間違えていたらと内容を調べたのですが、内容が出てきません。
それでもたぶん大丈夫だろうと注文したのです。
しかし注文した後も心配になってまた調べていると・・・・
そうこうしているうちに「詰将棋天国―初級から芸術作品まで」がヒットしまして
もしかしたらこの本と間違えていたのかもと不安が余計に増してきました。そんなこんなで本が到着したわけですが、私が望んでいたもので安心しました。
して本の内容ですが、趣向作とか条件作といわれるもので芸術作品の詰将棋です。
ただ違うのは、このような作品は比較的手数が長いのが多いですが、
ここに収められているのは手数が短かく、簡単な問題が多いことです。
したがって趣向作が簡単に味わえるのです。例えばですが一色詰め(1種類の駒だけで詰め上がっている)の問題
【玉 方】 1一銀 1二玉
【攻め方】 1四歩 2三桂 2五銀 4五角
持駒 銀 銀
11手詰ですがただ進めていけば詰む簡単な問題です。
詰め上がりは当然1種類の駒ですが、それが立て1列に並んでとても綺麗です。プロレベルの将棋ですと、先手が有利になりやすくなっているのが多いかと思います。
そこからすんなり勝つというのは少ないでしょうが、途中までは先手有利になりやすいです。さて今回の竜王戦第二局ですが角換わりに進みまして、広瀬挑戦者が、
先手後手とも持って3局経験のある形になりました。
そこだけを見れば挑戦者有利ですが、羽生竜王もあえてそこに踏み込んだわけですから、
それなりの用意があったと思われます。それが44手目の△8六歩
前例の2局はここで△7六角としているのですが、
羽生竜王は一端飛車先の歩を交換し、その後で△7六角と打ちました。
ここまで前例があるわけですから当然この手は研究してきた手であり、
ということはその後もしっかりと研究しているはずです。そしてすぐに角が馬になりましたが、何と馬と金を交換してしまいました。
そして必然ですが桂馬も取られ、馬桂と金の交換ということになりました。
周りの予想では、これは流石にやり過ぎで、広瀬挑戦者が指しやすいという認識で1日目が終わったかと思います。
ところが意外と細い攻めが繋がってゆき、結果は羽生竜王が2連勝ということになりました。どこがいったい悪かったのか?これには広瀬挑戦者も納得が行かない様子ですが、
いずれにしてもずっと難しい将棋だったことは確かだと思います。私の感想を言っても仕方がないところですが、角(馬)桂と金の駒損の攻めですから、先手に何か良い手が潜んでいるように思います。
ただもしもこれで後手が何とかなるということになると、先手が手を変えなければならないので、そうなると事件ですよね。「一手指した方が良く見えると形勢判断」
形勢判断は、駒の損得、玉の囲い、駒の効率、手番で判断するが、
それ以降の指し方の方針を決める大切な要素である。タイトル戦ともなると両者トップクラスがほとんどであり、
解説者や検討陣よりも上に位置したりする。
その二人が必死に考えて戦っているわけですから、
解説者や検討陣が気付かない好手が出て、
解説者が、一手指した方が良く見えるとうなることもよくあります。
(昨日の竜王戦第二局の終盤もそうだった)
指した方は手番が相手に移るわけで、それでも良く見えるわけですので、相当なものです。ところでこの場合の形勢判断というのはどうなるのですかね。
よく見えるわけですから、そちらの方が指しやすい、極端にいえば有利ということです。
これが一手ずつ入れ替わるわけですから、形勢判断がその間ずっと間違い続けているということではないですかね。
有利だと判断されていたのが一手指されて不利と判断し、もう一手指したらやはり有利だったと判断されるわけですからね。「将棋早押しクイズ」
5秒以内に正解が浮かんだらA級
10秒以内に正解が浮かんだらB級
20秒以内に正解が浮かんだらC級秒は自分で数えて下さい。
問題
将棋の八大タイトルで「王」がつかないタイトルはいくつある?正解→クリック
「竜王戦第二局の3手目」
広瀬八段先手で▲2六歩△8四歩に3手目▲2五歩と突きました。
対して羽生竜王は▲8五歩。
こうなると以下お互いに金が上がって相掛かりというのが一般的な進行です。しかし広瀬八段は金を上がらず▲7六歩と突いて角換わりを選択。
それに対し羽生竜王が拒否するなら△3四歩で横歩取りの進行が予想されますが、
羽生竜王は△3二金と上がり以下角換わりとなりました。通常▲2六歩△8四歩の出足からの角換わりは3手目に▲7八金とするのが一般的です。
(▲7六歩も普通)
それに比べると本譜は▲2五歩としており、
角換わりになった場合、形を決めすぎ、やや損とされています。
しかしながら反面、相手に雁木にさせにくくする効果があり、
雁木をきらって3手目に▲2五歩と早めに形を決めたものと思われます。序盤、少し駆け引きがありましたかね。
「本当ですか!×2(目が点)」
昨日のC級1組の都成五段対青野九段戦を並べていました。
戦型は相掛かり、下の図は都成五段が飛車先を切った手に対し、
青野九段が△2三歩と打ったところです。ここで次の指し手は何と▲7四飛!!
驚愕の1手に「いくら何でもこの手はないだろうと」早速激指にかけてみました。
そうしたら互角と出て2度びっくり。
この局面は飛車銀交換でも互角なんですか!!「竜王戦第二局の封じ手」
本日の竜王戦第二局は羽生竜王が封じたのですが・・・・・
封じ手は対局中断中に不公平が起こらないように最終手を紙に書いて
書いた本人以外はわからないようにする作業ですが、
今日の封じ手は100%と言って良いほど決まり切った手で封じていました。これですと相手は封じ手の指し手がわかっていますから、
その手に対しての対応を一晩中考えることも出来、封じ手の意味はほとんどありません。
なのにそのような局面で封じたということは、
やはり何かしらのメリットがあるということだと思うのですが、
そのメリットとは何なのですかね。「頭がクラクラしてくる」
昨日試しに将棋倶楽部24と81道場の2面観戦に挑戦しました。
頭をフル回転させていかないとどんどん動いていく局面に対応出来ません。
切れ負け将棋で時間に追われ頭をフル回転させている状態に近く
その為の訓練には良いと思いましたが、1局ずつ観戦するのが精一杯の疲労度でした。
頭をフル回転させることよりも、この速さに頭がついて行くことの方が理想です。
回を重ねれば何とかなりそうかとは思いますが、さて・・・・私の県の西部は長年月例会としての大会が催されており、
階級がSABCDの5クラスに分かれています。
私も昔何度か参加したことがありますが、
たしか一定の成績を収めると昇級し、降級はないと思いました。
当時はA級がトップだったと思いますが、人数が多くなりすぎて
S級が追加されたのだと思います。通常の大会はABC、初心者もとなるとDクラスが追加されたりします。
仮にCクラスでエントリーしたとして、強くなるにしたがって成績もどんどん良くなります。
そしてそろそろBクラスにそしてAクラスにとなるのですが、
Aクラスとなると将棋倶楽部24のレーティングでいうと下がR1500くらいから、
上ですとR2400くらいですかね(大きな大会ですと上がもっと伸びますが)これくらいの幅があるとR2000くらいはいかないとA級は楽しめないですね。
それより下ですとただ参加しているだけになります。
これでは賞にも全く絡まないわけで、面白くないからと参加しない人も多くなります。
(かといってBクラスも常にトップクラスですと魅力がないですし)それでも中にはR2000くらいでも賞品狙いでいつもBクラスに出ている人もいて、
周りで陰口をたたかれながらも長年それを続けていたりもします。
大会主催者の方でも上位3位までは次の大会は上のクラスで戦うシステムにしているわけですが、
3位までに入った場合は(ほとんど入るのですが)次の大会は出ないですからね。
そしてその次の大会にまたBクラスで出ます。私が毎週通っている将棋講座もAクラスで戦っている人が何人も来ますが、
やはり体感ですとみなR2000くらいはありますね。願わくばAクラスもAとSに分けて、R2000くらいまでがA、それ以上がSだと良いのですが。
大山十五世名人の本を読んでいますが面白いことが沢山書いてあります。
例えば・・・・・
小学2年の頃、まだ木見先生の内弟子になる前に、
近くに二段の先生がいて、週に3回くらい通っていた。
普通の師匠ならよく来たといって早速指導が始まるが、
縁台でタバコをふかしていて中々来なかったりする。
早く来て指導してくれれば早く終われて友達と遊べるのに。そんなことが何度もあって、ある日理由をたずねたら・・
将棋は二人で指すものだ、相手が考えている時にイライラしたら負ける。
待つ訓練だといわれて、子供心にもなるほどと思ったそうです。将棋の上達法は山ほどありますからね。
木見門下は段級の肩書きが厳しかったとのことです。
普通の師匠は一日も早く弟子に初段とか二段の肩書きをつけて
アマチュアを指導させ月謝を取れるように計らうのですが、
木見一門は逆で昇段をできるだけ抑え、
肩書きよりも実力をつけることを優先したそうです。これが後で考えればとても良かったようで・・・・
同じ初段同士でも強い初段は7割勝ち、弱い初段は3割しか勝てない。
木見門下の段位は実力の後にあったので、常に強い初段、強い二段だった。
同じ段位の人と戦えばどんどん勝っていくからそれがまた自信になり強くなっていく。
逆にかわいそうなのがというくだりもありますがこちらはカットしましょう。「助からないと思っても助かっている」
大山十五世名人が好んで使われた言葉で、
この言葉を思い浮かべてはもうひと頑張りと
劣勢の将棋を指し継いでいる人も多いかと思います。倉島レーヨン社長からいただいた陶板に書かれていた言葉ということで、
産みの親が社長で、育ての親が大山十五世名人なんですかね。私も王手に気付かず王様を取られたことは何度かありますし、
王手だとはわかっていたのに、考えているうちに王手をかけてその駒を外せることに気付き、
王手をかけて先に自分の王を取られたこともあります。以前見た将棋ですが、片方が王手をかけた状態で相手に王手をかけられ、あわてて王が逃げたのがありました。
王手をうっかりすることはあっても、王手していることをうっかりするというのはほとんどない現象だと思います。
こうなると笑い話レベルの将棋です。将棋の反則は即負けですが、反則と気付かずに対局が続いている時点では当然ながらまだ負けではありません。
その対局中に反則に気付き指摘された場合はその時点で反則した方の負け。
しかしどちらかが投了して対局が終了したのちは、後で反則行為がわかっても判定はくつがえりません。将棋は反則行為が行われても、それを指摘しなければ対局は続きます。
歩が横に動こうが香車が斜めに動こうが、相手の王を取ろうが、こちらが反則を指摘せずに次の手を指して、
相手がまた次の手をさせば限りなく対局は続きます。もっともこんなことはないですが。スポーツにはルールがあり、ルール違反をすると反則ということになります。
しかしそれは反則をしようとして行ったわけではありません。
将棋でいうと、うっかりの二歩やうっかりの王手放置と同じで自分の意図とは異なるものです。
それに対して故意の反則というのはプレーヤーとしては問題外の行為です。
スポーツで故意に反則をやっている人がいてそれが発覚したら間違いなく除名でしょうね。
それくらい故意の反則はひどい行為で、例えばリアルの将棋道場でも、
そういう行為をしていたならばすぐ出入り禁止になると思います。王手をされてるのを知った上で他の手を指す。
もっとひどいのになると王手している駒を王自ら取ってきたりしますからね。
これらは対局が終わる瞬間まで気付かないのが残念ですが、そういうことをする人のは将棋だとは思っていませんけどね。
ただちにブラックボックス行きです。「苦しかった将棋」
今まで指した将棋の中でどれが一番苦しかった将棋かといえば、
即座に答えられる将棋がある。
それはインターネットが流行りだして何年か後だから、
たぶん15年くらい前に指した将棋だと思う。世の中はインタネット時代で、友達にメール将棋を持ちかけた。
即座にOKとなり、そこから毎日1~2手が指されることになる。
戦型は当時リアルでも一番多く指していた、友達の四間飛車対私の5七銀左戦法。私が先手で定跡通り進んだが、仕掛けの辺りで素晴らしい構想が浮かんだ。
これはメール将棋ほどに時間がなければ浮かばないもので、
普段では味わえない意義のあるものを私に与えてくれた。
しかしそこには定跡とは手を変えたが為に生まれた私の気付かない手があり、
そこから苦戦をしいられることになる。
結果そこから盛り返すこともなく完敗で、約3ヶ月におよぶ対局の幕は下りた。プロの名人戦といえど対局は2日間で終わる。
それがいくら考えても良い手が浮かばない状態を2ヶ月以上体験した。
普段の対局は苦しみも短時間で済むが、あれは苦しかった。「言葉の重み」
昨日大山康晴十五世名人「勝負のこころ」を買ってきました。
トップ棋士の努力、苦悩がどれほどのものかはわかりませんが、結果を残した人の言葉は重いですね。
そういえば渡辺棋王が、中学生でプロ棋士になった人と24才でプロ棋士になった人では、
周りから求められるものが全く違うと、その重圧を話していました。
これも本人がいうのと、そのような重圧を感じたことがない人がいうのでは全く重みが違います。将棋本の推薦者を見れば羽生さんや藤井七段の文字があり、それだけで売れ行きが違ってくる。
結果を残した人の講演は、お金を出しても聞きに行ったりする。
一般庶民の言葉は残らなくても偉人の言葉は残る。
それだけの結果を残しているわけで、その影にはそれと引き換えるだけの努力があったわけで
そんな人達の言葉は重いですね。「下から上はわからない」
将棋道場で初段の人は棋譜を見て。
自分と同じか下だったら大体の実力を判別出来る。
しかしこれが県アマ強豪クラス、全国アマ強豪クラス、
プロ棋士クラス、タイトルフォルダークラスの判別は出来ない。
上から下はわかっても、下から上はわからない。先日ワイドショーで藤井七段の新人王戦優勝に触れていた。
その際手作りのボードの将棋盤が3つあり、
小林健二九段が駒を動かしていた時に、
ひとつの盤で持駒に金がないのに気付いて他の盤から金を持ってきた。
それに見た司会者は
「プロ棋士は凄いですね、金がないことにすぐ気付いてしまうのですから」と言った。
しかしその局面で金がなければ攻めが続かないわけだから、
道場初段者だってすぐわかる。将棋がわからない人達の興味が勝負飯に行くのは顕著な例で、
そこから上のことはわからないし話せない。
だからその人の話を聞いていれば自然にその人のレベルがわかるとしたものです。もっとも、ここにも下から上はわからないという現象が起こりまして、
そこより上にいる人には話している人のレベルがわかりますが、
下からですと、道場初段クラスの人が話しているのか
プロ棋士クラスの人が話しているのかはわかりません。持ち駒に金がないことにすぐ気付くプロ棋士に
「そうだそうだやっぱりプロ棋士は凄い」と感心する人。
「それくらいなら将棋道場初段レベルでもすぐ気付くよ」とゲラゲラ笑いながら見ている人。
いずれにしても人は身の丈レベルの話しか出来ないし、下からでは上はわからない。と書いたが・・・・・・
「何だこの持論は」と上の方からゲラゲラ笑いながら読んでる人がいるのでしょう。
私も数年後にもし読む機会があったら「青い、青い」とゲラゲラ笑いながら読んでいたいものです。「詰将棋の読み方」
詰将棋を何と読むかと問われたら皆さん「つめしょうぎ」と読むかと思います。
しかし詰将棋という存在を知らない人だとしたら何と読むか?
多くの人は「つみしょうぎ」と読むでしょうね。ですから一般向けには間違えないように「詰め将棋」と書くこともあったようです。
しかし将棋愛好家ならば「詰め将棋」と書くことはありません。
この辺りは「指す」と「打つ」、「定跡」と「定石」の違いも
将棋愛好家ならば知っていて当然レベルだと思いますが、
こちらは平気で間違えて使っている人も結構いますね。
それが「もっと定石を勉強しないと駄目ですよ」みたいに、
アドバイスしている文章も多かったりしますので笑えます。
(あくまでネット上でのアドバイス文章に置いてですが)「解決編」
”明石六郎”は”あかし、ろくろう”ではなかったというのがこの事件の発端である。
このペンネームが”あか、しろ、くろ”であることが暴露され、それをネタに青木みどり(青黄緑)が生まれた。
青木みどりさんの正体は有名な詰将棋作家の鳥越九郎さん、こちらも何とも味わいのあるペンネームである。
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