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▲6三馬に△7二銀ですと、▲7一飛で必至です。△6三銀には▲8一金、△7一同玉なら▲6二金以下、△8一金なら▲7二馬△同金▲8一金までの詰みとなりますから後手に受けはありません。
▲7一飛のところは▲7一金でも同様に必至ですが△9三歩の時に▲7二飛成の一手で済む分、▲7一飛が勝るでしょう。
▲7一飛のところで▲6二飛とやると△7一金と粘られて失敗です。
この問題はこんな風に多くの変化を読ませる良問だったと思いますね。デフォルト設定はできませんが、上部の「反転」ボタンをクリックする都度、上段と下段の表示を入れ替えることができます。応援したい方を下段にするも良し、先手を下段にするも良し、自由自在です。
平凡に▲6三角成で、後手には何があるんだろう。以下、△7二金▲6二飛△8一銀▲7一金で必至です。△8一銀のところ△7一銀なら▲6六桂で必至となります。という訳で後手に受けが無いので先手玉を詰ますしかなさそうなんだけど、これが分からない。△2七銀も△4七桂成も▲同玉で続かない。△4七金も▲2七玉で続かない。
平凡な▲6三角成で先手が勝ちでは「次の1手」問題としては成立していないように思えます。
・・・と思わせるのが罠で、私が何か後手の妙手を見落としているのかなあ。>futara3 さんへ
うまくいってよかったです。他の閲覧者さんの参考になるQ&Aとなるでしょうから、私も満足です。その意味では、こういう題材の投げかけや結果報告も大事なことです。futara3 さんの上達を祈願します。
そういう場合は、メモ帳をワンクッション経由させて貼り付ければ良いです。
3.と4.の間に、以下の作業を経由させてください。
3.1 メモ帳(エディタ、ワープロソフトでも可)に貼り付ける。
3.2 最後の”判定勝ち”を”投了”に変更する。
3.3 CTRL+A,CTRL+C で棋譜をクリップボードにコピーする。激指は持ってませんが、Kifu for Windowsへの取り込みは成功しました。
1.「東京棋譜」のページを開いて、該当の棋譜を探します。
2.該当の棋譜を閲覧します。
3.左上の「棋譜」「開く」
3.CTRL+A,CTRL+C で棋譜をクリップボードにコピーする。
4.読み込むソフトウェア(Kifu for Windows、激指など)を開いて、CTRL+Vで貼り付ける。ざっと、こういう手順で取り込めると思います。お試しあれ。
勝率だけをうんぬんしても仕方ありません。具体的に敗因を分析しなければ。
「無理が通れば道理引っ込む」という諺がある。将棋にも当てはまると思う。
格下に負ける時は、相手の無理を通してしまって、気づかないうちに自分が不利になっていることが多いように思う。
相手の無理を咎めるのも棋力のうち。これがzzzaaaさんに当てはまるかどうか分かりませんが、そんな風に具体的に敗戦譜を分析して、自分の欠点・弱点を発見する努力が必要だと思います。
格下といっても誰にも得意戦法、得意な型があります。対局中は相手が格下だという意識は捨てたほうが良いようにも思う。>オーストラリアコアラ さんへ
石田流の棋書を紹介したいところだけど、少々ためらう気持ちがあります。
というのは後手の対策は四手目から8通りに分かれて、定跡化されているのはほんの一部に過ぎないからです。
▲7六歩△3四歩▲7五歩まではいい。ここから4手目は、△4二王、△8四歩、△6二銀、△5四歩、△3五歩、△4四歩、△1四歩、△8八角成が良く指されている手で採用数が偏っていない。柿木将棋盤 77404 久保利明 vs 渡辺明竜王 2013-04-18 第84期棋聖戦決勝トーナメント準決勝
柿木将棋盤 75013 久保利明 vs 郷田真隆 2012-03-17 棋王戦
柿木将棋盤 76550 久保利明 vs 谷川浩司 2013-01-07 棋聖戦
柿木将棋盤 68081 久保利明 vs 羽生善治 2010-02-10 王将戦
柿木将棋盤 74688 久保利明 vs 佐藤康光 2012-01-26 王将戦
柿木将棋盤 43351 久保利明 vs 羽生善治 2007-09-06 王座戦
柿木将棋盤 75965 久保利明 vs 丸山忠久 2012-09-20 順位戦
柿木将棋盤 74304 久保利明 vs 船江恒平 2011-10-14 王位戦石田流の第一人者である久保九段の棋譜を、8つ紹介しましょう。先手はどれも久保九段ですが、後手は羽生さんが2回出てきていることを除けば全部ばらばらです。
つまり石田流を採用するには、8通りの4手目をすべて研究する必要があるが、後手の方はどれかひとつだけで良いという非対称性があるのです。冒頭に述べた通り、石田流が定跡化されているのはほんの一部で、ほとんどが未開の荒野です。
石田流の棋書は久保九段の他に鈴木八段、戸辺六段も編まれていますが、私の知る限り8通りの4手目に全て触れた棋書は存在しない。結局、石田流は石田党の実戦譜を研究するしかないのかなあという感じです。ただ、表に出なかった水面下の変化は実戦譜研究だけでは分からない。後手にこう指されたら、先手を持ってどう指していたのだろうか。途中までは石田流が気持よく攻めていたようだが、最後は負けてしまった。じゃ敗因はなんだろう。残念ながら私の棋力では分からないことが多い。
柿木将棋盤 75905 久保利明 vs 佐藤康光 2012-07-13 銀河戦
例えば、この棋譜はどう思われますか?37手目の▲6四角で攻めが決まったかのように見えるのですが。私なら後手を持つ気がしない。ところが勝ったのは後手の佐藤九段。
今回は残念ながら棋書を紹介は見合わせますが、石田流はそういう世界でもあると知って欲しかったのです。
▲7六歩△3四歩▲7五歩の甲斐さんの石田流指向に対して4手目から△8八角成▲同銀△5四歩が石田流外しの有力な手法です。
4手目の△8八角成だけなら40年前の升田式石田流対策の頃から有りましたが、その頃は6手目は△2二銀でした。
6手目△5四歩は比較的最近発見された手で、これが旨い手です。
1.▲5五角を防いでいる。
2.△4五角に対しての▲7六角を無効にしている。
3.△5三銀~△6四銀の進出で▲7五歩を取りに行く含みがある。
▲5三角が気になりますが、△6二角と合わせて何でもない。▲7五歩が邪魔して先手は打ち込んだ角を左方面に成り帰ることができないからです。
後手にそのように指されると先手はもう石田流にできないのです。実戦の中継では、詳しい解説はされませんでしたが、それで甲斐さんは向かい飛車にしたのです。△8八角成▲同銀△5四歩の手法は、必ずしも実戦例が多くなく定跡化されているともいえなく、本局のような乱戦になりますが、里見さんは得意とされているようです。
第2局は里見さんの先手なので、戦型はどうなるか。里見さんが振り飛車なら相振り飛車でしょうし、居飛車なら甲斐さんはゴキゲン中飛車にするでしょう。注目です。
うわあ、うまい詰みがあったものですね。詰みがあるとすれば△7七金だろうとは思いましたが、▲8九玉の後の△7八金に気付かず詰ませられませんでした。私の実戦だったら△7七金から王手を続けただろうけど、その局面になっても△7八金に気付かずに負けてたと思います。1分将棋では厳しい。
面白い題材の提供、ありがとうございました。
>美しい言葉に惑わされるな さんへ
その環境では、まともに動かないと思います。WindowsXPはもう古すぎます。来年4月でサポート終了が予告されています。
またメモリ1GBも少なすぎる。ネット対局には少なくともインターネットブラウザ、通信ソフト、アンチウイルスソフト、Java、JavaAppletなどをメモリに常駐させる必要があるので、1GBではかなり厳しいのです。
どのソフトウェアもバージョンアップの都度、肥大化の傾向がありますから、古いマシンではだんだん動かなくなってきます。
メモリが足りないとコンピュータは、オーバーヘッドタイムにばかり資源を消費して、本来のアプリケーションに力を発揮することができないのです。分かりやすく例えると、消防隊員が消防車であっちだこっちだと移動するばかりで、誰も肝心の消火作業をやってないといった状況が起るのです。
新機種への乗換をオススメします。
対局前の挨拶は、作法以前の問題だと思っています。
お互い限られた時間のひとときを、これから共有しようというのに挨拶のひとつも無いのは人として考えられない。
私は相手から対局前の挨拶が無い場合は、相手の環境に障害が発生したと判断して自分の手番でも着手しないで待ちます。
そうして待っている間に、相手も気づいて挨拶してくれることがほとんどですが、そのまま時間切れで私の負けになったこともあります。でもレートなんか惜しくない。人生で一番価値があるのは時間です。
失ったレートはすぐ取り返せるけど、失った時間は取り戻せないからです。
別に相手に怒っている訳でもない。無礼な人と空間を共有したくないだけです。無駄な時間を使いたくないだけです。
挨拶をするも良し、しないも良し、どちらを選ぶかは相手の自由です。
しかし私にも相手を選ぶ自由があるのです。挨拶しない権利は確かに誰にもあるけど、そういう人は私と対局できない。
ただそれだけの話なんですね。相手の接続が切れた場合は、「相手から切断されました」といったメッセージの筈です。
「貴方の接続が切れました!」と表示されたからには、あくまでmetakrbyさんの問題なのです。24では手番の対局者のPCから一定時間に応答が無いと自動的に、ログオフ処理をするようです。
・通信回線がノイズを拾って、エラーを引き起こした。
・通信系ハードが熱暴走した。
・通信ソフトがハングった。
以上の3つが応答ができなくなる代表的な原因だと思いますが、個々の接続環境によっては、様々な原因でエラーが発生します。
いずれにせよ本人自信の努力で問題を解決する必要があると思われます。第2局は今まさに佳境の100手目。先手を持って自信ないなあ。▲7六桂がいまいち急所を外しているようで、後手の高美濃が手つかず。さあどうなりますか。
24では、公式にアンケート結果をもとに利用者状況が公開されております。
曜日や時間帯で利用者の傾向は変わってくるのでしょうが、これ以上の詮索は野暮というものでしょう。
アンケートからは分かりませんが、海外在住の外国人や日本人も少数ながら参加されているようです。そういうことも頭の片隅に置いておいた方が良いのかもしれません。美濃囲いの利点は、coffeecupさんが言われるように短手数で囲えることなんですが、それだけでもない。
私が思うに最大の特徴は、美濃囲いの金銀が彼我の角筋に無いことです。
美濃囲いは角を転換しようとした場合に邪魔にならないし、相手の角で金銀を剥がされることもない訳です。
この特性は、高美濃・銀冠・木村美濃に組み替えても維持されます。
・短手数で組みやすい。
・角の邪魔にならないし、相手の角筋に金銀が無い。
・発展性がある。
こういう特徴が揃っている囲いは他に無いし、それだけに初心者でも取り組みやすい囲いだといえます。ただし振り飛車は組み上がってからの戦い方が難しいので、その点を考慮すると初心者向きとも言いがたいとも考えています。
「ユーザー名がすでに使用されています」となった場合は、再度入場を試みると成功すると思います。私が何度も使っている手ですけどね。なお、接続が切れた理由は、個人の接続環境が千差万別なので、ここでは論じられません。
各将棋ファンのブログ等で大金星、金字塔といった絶賛の声が上がっています。
遅ればせながら棋譜を並べてみましたが、なるほど大絶賛されるのも当然です。
▲4四銀に△2五角辺りが深浦九段の失着だったんですかねえ。
それにしても甲斐さんの終盤力は素晴らしい。今年は女流棋界にニュースが多い年のような気がします。
甲斐女流王位vs深浦九段衝撃を受けた戦法は、自分の棋力の発展段階によって変わってきます。
初心の頃は、世の中に振り飛車戦法があるということだけでも衝撃でした。私が初心の頃は、棋書の存在も知らずに▲4八銀▲3八金▲6八銀▲7八金として居飛車中住まいにして戦っていました。
相手も似たようなものだったんです。
その後、初段が近づいた頃でしたか。『米長の将棋』で、角頭歩戦法を見た時も衝撃でしたね。「弱点の角頭の歩を自分で突く人がいるのか」
最近では将棋世界11月号の付録の痛快!”7七飛”戦法が衝撃的です。世の中には斬新な発想をする人がいるものだとつくづく思う今日このごろ。将棋所+GPSfishを使ってます。
主に24での対局の棋譜解析に役立てています。勝った将棋でも途中は不利になっていますし、負けた将棋でも途中は有利になっているものです。「(自分がor相手が)どこでやらかしてしまったか」
自分が気づかないことを指摘してくれる将棋ソフトは有難いものです。『戦法を絞る』について、なおも考察してみる。
『戦法を絞る』は、相手の戦法を絞ることでもある。先日『将棋は相手のいるゲーム』と書いた。
例えば、後手を持って▲7六歩には△8四歩と決めるとする。
これだけで▲7五歩(石田流)、▲7七桂(鬼殺し)、▲8六歩(角頭歩戦法)、▲2二角成(筋違い角戦法他)をシャットアウトできるのだ。
逆に言えば、2手目△3四歩とするなら、後手を持って、前述の変化を覚悟しなければならない。
「鬼殺しや角頭歩戦法なんぞ怖くない」というなら、それはそれで良い。
ここでは『戦法を絞る』は自分の戦法を絞るだけでなく相手の戦法を絞ることでもあるのだと強調したいだけだ。
2手目△8四歩には、対振り飛車用に飯島流引き角戦法という強力な武器も備えられている。
3手目▲2六歩には、△3四歩(横歩取り)か△3二金or△8五歩(角換わり)かどちらかを用意すれば良い。
3手目▲6八銀には相矢倉に応じても良いし、陽動振り飛車作戦でも良い。
陽動振り飛車実戦例
迎撃方針なら相矢倉に応じれば良いし、主導方針なら陽動振り飛車作戦が有力だ。
こうした序盤研究には、将棋の棋譜でーたべーすのフリー手検索v2が大変有用なのだ。>矢倉に決めている時は初手▲7六歩と突きますし、振り飛車と決めてる時も突きます。
そういう認識でも間違いとまでは言いませんが、自分が矢倉と決めても、実際は相手が追従してくれないと矢倉にはできません。
2013/10/24 at 17:41の投稿では、文量の都合で『将棋は相手のいるゲーム』だと強調しました。
『戦法を絞る』といっても、相手に容易に拒否されてしまう戦法がほとんどです。矢倉はその代表といえるでしょう。
相矢倉は相手も矢倉党の場合だけ成立する戦法で、相手にどうにでも拒否されてしまう。それだけに『戦法を絞る』のは難しいのだということなのです。>7六歩と突いた時点で、居飛車にしようか振り飛車にしようかまだ方針を決めてないということは少ないように思います。
これはそうとはいえない。居飛車党でも振り飛車党でもない、第三の対抗形党がいます。
大山名人がそうでした。▲7六歩△3四歩▲6六歩とした後でも、後手が振り飛車指向と見るや居飛車で戦っていました。
「相手が居飛車なら自分は振り飛車にするし、相手が振り飛車なら自分は居飛車にする。」
これが対抗形党の基本的理念です。>居飛車党も△3四歩と突いて、横歩取りや一手損角換りを目指すのは王道としてあります。
そうかも知れませんが、▲2六歩には△8四歩と応じる居飛車党が多いと認識していました。
前回言葉足らずで誤解されたかも知れませんが、居飛車党なら△8四歩の一手とまでは書いていないので、ご理解ください。
詳しい変化は知りませんが、▲2六歩△3四歩▲2五歩△3三角▲7六歩と進む変化で、居飛車党は後手を持ってどうなんだろうと思っています。少なくとも横歩取りや一手損角換りにはなりません。
名人戦第4局で羽生さんが指した手ですから、もちろん「あり」なんでしょうけどね。こうした変化を検討しても『戦法を絞る』のは実際は大変難しいことだと訴えたかったのです。
ここでオープニング講座を開く訳にもいきませんが。名簿を検索してみると、面白いことが分かります。勝率だけでは顕彰とも不正とも判断できないと分かる筈です。
現実的な応答時間を考慮すると1,000件~10,000件程度の会員がヒットするように、よく使われるアルファベット2文字で
検索してみると良いでしょう。
検索結果を勝率でSORTすることもできるのですが、ざっと見ても正規分布にはなっていない。
勝率0も勝率1も、勝率9割以上も勝率1割未満も決して少なくありません。
レートの初期登録値も対局相手選定も対局者に自由に任されている現状を鑑みると、勝率は対局者のポリシーを反映しているのだろうと推察できるだけです。
つくづく思うのは、会員それぞれに様々な事情があり、多様な考え方があるのだということだけです。今さら思うのは、挑戦するにしても挑戦を受けるにしても、もう少し詳しい情報が提供されてもいいのかなあということ。
現状では相手のH.N.とレートしか分からない。対局数や勝率が分かっても良いのではないでしょうか。
これだけ会員が多いと、いちいち対局者選定ポリシーを聞く訳にもいかないので、自己登録して挑戦時に表示されるような機能があっても面白いかも知れません。
例えば、mekuriya 「どなたの挑戦でも歓迎します。」とか「レート±50外の方の挑戦はお断りするかも知れません。」とか。
10~20程度の文例から選択する方式だと、システム的にも負担じゃないと思うのですが。
話が余談に過ぎたかも知れませんが、24はそもそも多様なポリシーの会員の存在を前提としているのではないかと言いたかったのです。『戦法を絞る』のは、お金と時間の限定されたアマチュアには良いアイデアといえる。
それはプロも同様であって、振り飛車党の棋士は横歩取りの定跡などは研究していない。
さて『戦法を絞る』とは、どういう意味だろうか。一般には得意戦法を持つことと理解する人が多いだろう。しかし実際はそうでもない。『将棋は相手のいるゲーム』だという原則を忘れてはならぬ。戦法を絞りたいと考えているのは相手も同様だし、相手だって自分の得意戦法を指したいと考えているのだ。
まず考えることは、相手の得意戦法にどう対処すべきかということなのだ。
ここで相反する2つの方針がある。
1.あえて相手の得意戦法に乗り、相手に力を発揮させて、迎え撃つ。(迎撃方針)
2.相手の得意戦法を外して、自分の得意戦法に誘導し、自分の力を発揮する。(主導方針)どちらが正解ともいえぬ。短期的な勝敗に限れば2.が有利かもしれないが、長期的には1.が有利かも知れない。ここでは、どちらの方針を選ぶかによって『戦法を絞る』の意味も変わってくると指摘しておきたいのだ。
ここで初手▲7六歩と初手▲2六歩の大きな違いを考察しておこう。
初手▲7六歩は、居飛車とも振り飛車とも方針を決めず、手広く後手の出方を伺った手だ。後手の出方を見てから、方針を決めようというのだ。ただし、この手は後手の奇襲戦法を覚悟しなければならない。2手目△7四歩戦法、2手目△3二飛戦法、 2手目△2四歩戦法のどれも有力だ。つまり初手▲7六歩は2手目を限定させることができないのだ。
対して初手▲2六歩は2手目を△8四歩か△3四歩に限定できるのが大きな違いだ。それ以外の△7四歩、△3二飛、△2四歩などでは▲2五歩で簡単に先手が有利になってしまう。
つまり初手▲2六歩には「自分は居飛車と形を決めるが相手にも形を決めさせる」意味があるのだ。
後手が居飛車党なら△8四歩と応じるだろうし振り飛車党なら△3四歩と応じるしかない。どちらかというと初手▲7六歩は 迎撃方針的で、初手▲2六歩は 主導方針的な手なのだ。
初手▲2六歩に2手目△8四歩なら、先手は3手目▲2五歩で相掛かりに誘導することができる。また3手目▲7六歩で角換わりか横歩取りに誘導することもできる。4手目が△3四歩なら後手は横歩取りに誘導できるし、△8五歩か△3二金なら角換わりに誘導できる。
いずれにせよ、『戦法を絞る』には、こうしたオープニングの知識が不可欠だといえる。自分が 迎撃方針か 主導方針を決めるなら、相手もどちらかと決めるだろう。『棋は対話なり』 という。
初手▲7六歩だからといって最後まで迎撃方針とは限らない。2手目△3四歩という後手の迎撃方針を見てから、3手目▲7五歩と俄然「石田流」の方針を明示し、主導方針に転じることも可能だ。
このようにオープニングを研究する所から『戦法を絞る』ことになるのだ。管理者ではありませんが、そうした漠然とした話では誰もサポートできないです。
『迷子になりました。助けて・・・』というだけでは・・・できるだけ詳しい情報を教えて下さい。
1.ハードウェアの機種
2.OSの種類とバージョン
3.通信環境
4.HDの空き容量
5.ブラウザの種類とバージョン
6.ダウンロードしようとしたソフトの名前とバージョンとトライした回数
7.PC使用歴
8.エラー表示をしたソフトの名前と具体的なメッセージ内容どれだけ詳しく情報を開示したところで、それで個人が特定される可能性はありません。
24のユーザは20万人以上いるのですから。つまり「連続王手の千日手」が成立し、本来反則負けとなるところを、そのまま対局を継続してしまい逆に勝ってしまったということですね。
開始日時:2013/10/20 0:49:35の対局ですな。
これは同一局面が5回にもなっていますから確かに反則負けだったに違いありません。
ただし、これは24の仕様の不備とも解釈できる問題ですし、対局者の紳士的態度に100%任されている問題ともいえます。
難しい問題です。
「連続王手の千日手」は1000局に1局も成立しない、極めてレアなケースですし、機械による自動判定も、人間による手動判定も難しい場合があります。
特に早指しだと、微妙なケースの判断は困難です。
「投了優先の規定」といっても、「された側」は納得がいかないのも自然だと思います。
どういう仕様があるべき姿なのか、ここでは論じませんが、ただちに利用禁止措置を取られるとは考えにくいというのが私見です。
などと私が論じたところで、結局は席主さんがどう判断し、どう裁定するかの問題かと思いますが。やはりユーザースペルを間違ったのだと思います。以下の手順で棋譜検索できました。
1.対局者Caduceus さんの棋譜検索をする。
2.該当する対局を開いて、棋譜を開き、対局相手のユーザーIDをコピーする。
3.対局者欄にペーストして、棋譜検索をする。対局相手の方は独自のポリシーのある方のようですね。まあ、あまり深く考えることもないと思いますけど。
石田流の対棒金の指し方は久保九段の実戦譜が参考になります。
参考棋譜久保流対棒金作戦の骨子は、私の理解するところは以下の通りです。
1.▲8八角▲7九銀のまま駒組を進めて、▲6五歩の決戦策を含みにする。
▲9七角を急ぐと飛車を引いた時に、△9五歩の仕掛けを与えてしまうのと▲6五歩決戦が不可能になる。
そして▲8八角に紐をつける意味で▲7九銀のまま保留する。
2.居飛車に棒金の可能性がある時点では▲7七桂を急がず、飛車の退路を確保する。
3.左金は棒金を迎撃する為に▲6七金~▲7六金の進出を含みにして高美濃構築を急がない。詳しくは久保九段の著作を参考にしてください。
いやあ、石田流本組が理想型と言われたのは江戸時代の話です。
石田流本組には、3つの優れた点があります。
1.飛車角銀桂の連携により強力な攻撃態勢を作れる。
2.居飛車の飛車先交換を飛車で守れるので、角の動きが自由である。
3.桂頭を飛車が守り、飛車のコビンを桂が守る補完関係を作れる。
昔の話とはいえ、理想型と呼ばれるだけの理由はあります。
ただし、以下の欠点もある。
1.飛車角が敵陣に近すぎるので当りがきつい。
2.桂が邪魔で飛車の退路がない。
3.駒組完成に手数がかかる。
そこで居飛車側が石田流の欠点を衝くべく棒金作戦を開発した訳です。
そうして今度は石田流党の党首というべき久保九段が優れた棒金対策を開発したといった流れがあります。
結論として現代は、居飛車側が無為無策に石田流本組を許してくれないので、単純な石田流本組一直線のような
駒組はできないのです。
なんにせよ、現代は居飛車と振り飛車は日進月歩の進歩でせめぎ合いをしている時代で、
そうした、これまでの経緯を察していただきたい。 -
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